2003年04月02日(水)
彼女は今日家を出る。
逐次メールが入る。
荷物がなくなった空っぽの部屋で彼女はきっと心細い思いをしているに違いない。自分が家を出るときもそうだったから。 と、思っていたら案の定、泣き顔文字入りのメールが届く。
側にいたら心配はいらないと抱きしめたあげられるのに、、、もどかしい。
けど、彼女ならきっと一人で乗り切ってくれると信じている。いや、物理的には一人だけど、心はいつも一緒だと彼女も思ってくれているはず。
これから新幹線に乗るというメールが届く。
新幹線の中からも何通かメールが届く。 彼女はもうずっと泣きっぱなしのようだ。
特急に乗り換えてからは故郷の景色に元気付けられ、これからの話で弾む。 子供の学校の手続きのことや仕事の事。
それと何より、ただいつもの帰省旅行だと思っているご両親にどう話そうかと。
もうじき家(実家)に着きます、というメールを最後に今夜はもうメールが来ない。
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