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march forward.
りりかの独り言。

2004年12月31日(金) 2004年の年越し

子供たちは、今日から実家にお泊まり。

毎年従兄弟の子供や親戚の子供たちが大晦日実家に集まるので、うちの子供たちも久しぶりに行きたいと言い出し。

朝、あいつと一緒に実家まで送ったんだけど。

お昼位から凄い雪・・・。

実家から帰る頃(午後2時くらい)には、銀世界で。




凄い驚いた。

このまま降り続けたら、ミレナリオはどうやって行く?なんて心配も空しく、結局ミレナリオ自体中止とラジオのニュース。

おとなしく私の家で年越しをすることに。

年越し蕎麦の材料とお酒とおつまみを買い込んで、スーパーから出たら雪から雨に変わってた。


雪道を運転するのは怖いけど(しかも運転するのは私じゃないけど)、やっぱり雪って凄く綺麗。

助手席から、ぼんやり外を見てると、東京じゃないところにいるみたいで。

運転中のあいつに何度も。

「凄い綺麗、見て見て!」

とか言っちゃった。




でも、ホントに綺麗だったんだもん。




夕方、早い時間から飲んで。

レコード大賞見て、紅白見て、K-1見て、お笑い番組を見て。

自分の家でゆっくり年越しなんて、本当に久しぶりだった。

来年は、子供たちも一緒に、あいつの地元の方でしているのかなぁ。とか、ぼんやり考えた。







不安は、あるに決まってる。

戻れなくなる事。

我慢しなきゃいけない事。

我慢させなきゃいけない事。

ここに書ききれない位、色々な事。


それでも。


見えない未来に、少しだけでも希望と期待があるから。

私は、進むんだろうと思う。

進まずにはいられないんだろう、と思う。



どんな1年に、なるんだろう。



不安が9割 期待が1割



2004年12月30日(木) 合わせてるつもり

今日から5日まで休みのあいつ。

私は、明日から2日まで休み。

あいつは、夕方からうちに来た。

私が帰宅したのとほぼ同時。




私は飲食店勤務だし。

正月だからと言ってそんなに連休は出来ない。

3連休出来ただけでも、本当によかったと思える。

けど。

あいつは、そう思えないらしい。

本当なら、5日までずっと一緒にいたかったと言う。

でも、それは無理な話だ。

31日から2日まで休みを取っただけでも、かなり合わせてるつもり。

人がいない場所をピンポイントで働いて欲しいって、言われているのを断ったんだから。(その代わり、3日から凄いハードスケジュールだけども)



そんなこんなで、夕飯の買い物に二人で行った時、かなり険悪なムードでした。

連休の初っ端からこんなんで、2日まで持つのか?とか心配になっちゃうよ。



2004年12月25日(土) まだまだ先・・・でもないのかな?

「りりかに、夜中いきなりキスされて。バカ!ここはりりかの実家だろ?やめろよ!とか押しのけても、唇を舐めて来てさぁ。だめだってーとかやってたら、れーたん(実家の愛犬)だった」



私から夜中にいきなりキスするなんて、有り得ません。

でも、その話を聞いて、早朝から爆笑してしまいました。




母に。

「あんたたち、結婚はどうするの?」

と、聞かれた。

「まだまだ先の話だよ」

って、返したけど。

「先の話、とか言ってられないでしょう?」



来年3月から一緒に暮らす・・・って話は。

私の仕事の都合、子供の学校関係の事で、来年の夏休み中、と言うことになって。

少しずつ先延ばしになっているから。

あいつからは散々。

「何やかやと理由をつけて、逃げられている気がする」

とか言われた。

別に、逃げているわけじゃないんだけど。

ホッとしている私がいるのも、確か。

でも、これは内緒。



結婚は、一緒に暮らして落ち着いてから。

と、決めている。

まだまだ先になるなーって、思ってた。

そうでも、ないかもなぁ。




あいつと同じ年の従兄弟が結婚して。

「次はお前だね」

って、周りから言われるようになったみたい。

あいつも25歳。

でも、私の中では、まだ25歳。

だけど、気付いたら、もう25歳になってた。

付き合いだした頃は、22歳だったんだもん。


まだまだ25歳、なんて思っていて。

まだまだ先でもいいよね、なんて思っていても。

あっという間に、時間が過ぎて行っちゃうんだろうなぁ。

今年だって、気付いたらあと5日だし。



でも、とりあえず。

今年は、子供達と一緒に暮らす事が出来て。

半年経って、今は落ち着いた。

そうやって、一つずつ片付けて行けば、いいかな。

あれもこれもじゃ、抱え切れなくなっちゃうもんね。



昔々の、私みたいに。

抱え切れずに、大事な物を、落としてしまうことに、なっちゃうから。

抱え易いように、ちゃんと準備して行こう。



2004年12月24日(金) イブ

昨日から風邪を引いている次女とライラを病院に連れて行ってから。

私の実家でクリスマスパーティー。

みんなでわいわい騒いでいるときに、あいつが登場。


「明日、仕事だったんじゃないの?」

母も子供も妹も私も驚く。

今日は来ないって思っていたから。

だから、みんなどうでもいいかっこうしているし・・・。

「はい、仕事なんで明日の朝早くここを出ます。大丈夫っすよー」

とか言っちゃって。


年末で、凄く忙しくて、睡眠不足だったりするくせに。

こんな無理しちゃって。



あいつから子供達と私の弟には手袋をプレゼント。

妹の赤ちゃんにはポンチョ。

みんな喜んでくれて、あいつはホント嬉しそうで。

喜んでもらえてるって事が、最高の幸せなんだろうなぁ。



飲み物が切れて、買いに行こうとしたら、一緒に行くーって言われる。

2人でコンビニまで歩いている途中、あいつからプレゼントを渡される。

「ポケットに無理矢理入れていたから、箱が歪んじゃったけど」

中身は、お財布。

すごく、嬉しかった。

仕事で忙しい時間の中を割いて、買いに行ってくれたんだなぁって。

どんなのがいいかなぁって選んでくれたんだなぁって。


それにしても、高そう・・・。


「りりかも三十路だからね、質の良いお財布を持った方がいいからね(笑)」

「失礼だよ!(笑)」


しかし・・・。

後で気付いたけど。

お財布の中に、昔々チェキで撮った二人の写真が入っていて。

包装する際店員さんに「これも入れてください」って言ったのかと思うと・・・。

物凄く恥ずかしいんだけども。



私からは、あいつのリクエストでライター。

しかも、しっかりどんなのかも決まっていて、雑誌を見せられて、それを買ったから、あいつも中身を知っていたんだけども。

わざとらしく(?)喜んでくれた。

ペアのライターだから、小さい方を私にくれて。

あいつは「ずっと大事にする」って何度も言ってたから。

私も「ずっと大事にする」って何度も言ってみた。



でも、ホントにね。

わざわざこうしてイブに来てくれた事もプレゼントも。

すごく、すごく、嬉しいんだよ。

次は、大晦日だね。

ミレナリオに、行こうね。



2004年12月18日(土) 忘年会

仲よしの子たちと忘年会。

あいつが知っている人たちばかりだから、あいつも呼んで。

結構、飲んだし騒いだし楽しかったけど。



どうして、いつもこうなるんだろ?



私に話しかけて来た(らしい)あいつの事を私が無視した(らしい)事から、あいつは不機嫌に。

「聞こえなかったもん」

「聞こえてただろ?」

「マジで、知らないってば」

「やっぱり、りりかはみんなで飲むと、俺より皆なんだよな。昔っからそう」

「そう言うんじゃないくて、気付かなかったの」

ああー、面倒・・・。

あんな大勢(総勢20名ほど)の中で、聞こえない事があっても当たり前だってば。



あいつは怒ってどっかに行っちゃって。

何だかなーと思いつつ、あいつに電話しても出ない。

まぁ、どっか友達の家にでも行っちゃったんだろう、と、私も帰る事に。



帰宅して、自分の部屋に入ったら・・・。

私のベッドで寝ているあいつ・・・。


「どうやって入ったのよ?」

「○○(次女)に電話したら起きてて、おいでって言われたんだもん」

「・・・。私の寝る場所は?」

「知らない」


結局、ベッドの下に布団を敷いて、寝る事に。

うとうとしていたら、あいつが。

「さっき、りりかが聞いてくれなかった事なんだけど」

「聞こえなかった事、ね」

「もう、そんなのどっちでもいいんだけど」

「何?」

「来月、スキーに子供たち連れて行かない?」

「スキー?私寒いの苦手だよー」

「大丈夫だよ、暖まるよ」

「ううーん・・・」

「子供たちは行きたいって、言ってたよ」

「そりゃ、そうだろうけど・・・」

「決まりね」




その後。

「やっぱり、俺ってすごい独占欲強いよね」

なんて言って来て。

今更!?とか思いつつも「まぁ・・・そうだね」って返す。

「だってさぁ。なんか自分だけの物にしておきたいんだもん」

私たち、3年も一緒にいるのにね。



あいつがベッドから手を出して来て。

その手を握り返す。

「寝ている間に手が離れませんようにって、今おまじない掛けたから」

子供みたいな事言うなぁって、おかしいけど。

けど、嬉しい。



私たち、3年も一緒にいるのにね。



2004年12月11日(土) 3年目

昨日仕事している時に、書類に日付を書いていて思い出した。


あー。

お台場から3年かぁ。

この日記も、3年かぁ。



でも、思い出したのはその一瞬だけで。

また、さっきまですっかり忘れてた。

きっと、あいつも忘れてる(笑)




今は安定期。

だから、すっかり忘れちゃう事も出来る。

ふわふわ気持ちがたくさん揺れていた頃は、忘れたくても忘れられない。

ちゃんと、そう言う事を覚えておかなきゃ、だめになっちゃうと思ってしまう。

変なの。




先週は彼が来てくれたけど。

今週は、明日お仕事のため来れず。

でも、明日半日で仕事が終わるって言うから。

「どうする?中間地点で会う?」

って言ったら。

「クリスマスプレゼントを買いに出かけたいから、無理」

ってあっさり拒否られた。

「私に!?」

「ううん、子供たちに」

「・・・そぅですか」

私は、子供達と妹の所に遊びに行こうかな。




そいえば。


ライラが天袋から必死な思いをして出して来た。

引越しの時に、ある事を発見したらしい。

なんだか、ごそごそやってるなーと見に行ったら。

机の上に椅子を置いて、その上に乗っかって天袋に入ろうとしていたから「何出すの?ママが出すよ」って言ったのに「だめ。こっちこないで」って。

部屋を真っ暗にして、マジで何してるのかと思ったら呼ばれて。






ライラが生まれる前、一番上のお姉ちゃんがまだ2歳とかその位の時期に、お友達からクリスマスプレゼントとして頂いたもの。

あること自体、忘れちゃってた。

この箱、何だろう?とは思っていたけど。

ライラが生まれてからは、出してなかったかもなぁ。


「サンタさんがこのあかりを目印に来るんだって。だから、出しておかなきゃ迷っちゃうから。うち引っ越しちゃったしさ。去年と違うじゃん?」




サンタさん用のプレゼント、用意しなきゃな。

クリスマスパーティーのケーキも予約しなきゃ。


そう言う風に悩めるって事も、凄く楽しいもんなんだな。




バカみたいだけど、やっと、私はそう言う事を知った。




たくさん子供たちを傷つけてしまったけど。

傷つけてしまった上で、ようやく気付いた事だけど。

今は、気付けてよかったって、思う。



2004年12月05日(日) 暖かい日曜

昨日から泊まりに来ていた彼と。

子供たちを連れて、公園へ行って来た。




昨日の夜中は、風と雨が凄かったね。

今日は、嘘みたいに暖かいね。


そんな会話をしながら、彼の運転で、大きな公園へ。

本当に、暖かい。

次女なんか、半袖Tシャツに薄い長袖シャツを羽織ってるだけだし。

寒がりな私は、長袖Tシャツの上に長袖のパーカーなんだけども。

それだって、この時期にパーカーだけで済むなんて言うのは、私にとって凄い事なわけで。



昨日の夜は、日付が今日に変わった夜中までみんなで起きていたらしいから(私は早く寝ちゃったんだけど)、私も含めみんな朝寝坊だったため、朝ご飯と昼ご飯がごっちゃの食事を公園で食べた。

手作りお弁当!なんて事は出来なかったんだけど。

それでも充分、美味しかったし、楽しかった。



サッカーしたり、鬼ごっこしたりで、子供達と彼は汗をかいて。

夕方、家に帰って順番こにシャワーを浴びる。

また彼の運転で、5人揃ってスーパーに行き。

夕飯のおかずを買いに来ただけなのに、なぜかお菓子とか果物とかプリンとかエクレアとかが、かごの中・・・。


みんなで行く買い物は楽しいね。

みんなで食べる夕飯は美味しいね。


ライラが、そう言った。




彼は、明日も朝早くから仕事なのに、うちを出たのは夜10時。

家についたのは12時ちょっと前だった。

「今日は、ご馳走さま。ありがとう、楽しかったよ」

電話で、夜中の1時近くまで、会話をする。


昨日も今日も、子供たちがべったりで。

2人きりの会話ってあまりなかったもんね。


そんなような事を、私が言ったら。

「妬かない、妬かない(笑)」

って、嬉しそうに言われて。




お互いに、年末で忙しくて。

それでも私は週に一度、日曜だけは休み。

彼は日曜も休日出勤になる事も多く。

二人が揃っての休みは、本当に貴重。




「休みって聞くと、りりかたちと会えるってことしか浮かばない俺って、寂しいよねー(笑)」

「そうね。友達と会ったりは?」

「友達と会うなんて、休みじゃなくても、会おうと思えば出来るんだからいいの。一日たっぷりある日は、絶対にりりかたちと一緒にいたい」

「そか。ありがとう」

「お礼言われる所じゃないしね」

「でも、嬉しい」



気温も。

気持ちも。

温かくなった日曜、でした。


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