2003年05月26日(月) |
しばらく情勢が悪いので休業します・・・? |
今日は不作です。せいぜいこのくらいしか。 いい加減イラク戦争終わったし、あとは北朝鮮がらみしか時事ネタがない現在、しばらく情勢が悪いので休業・・・かな?
◆ 核兵器切り札ならば虫に草にまず問うてみよ地球の破滅 (福島市 澤正宏 近藤芳美選)
※北朝鮮は切り札に核開発を持ち出していますが、一方で人民は虫や草を食って飢えをしのぎ、北朝鮮の破滅が近づいています。
◆ パレードと呼ぶ華やぎ反戦の列をミニの少女のライムが匂う (三島市 浅野和子 近藤芳美選)
※「反戦パレードをしている崇高なわたくし」に完全に酔っていますね。傍から見ればカルト教徒プロ市民の行列にすぎないのですが。
◆ 横須賀に母艦不在の凪ぎの間を海の面破りボラ跳躍す (君津市 内川英夫 馬場あき子選)
※5月26日平壌放送: <丶`∀´> <「日本反動らが、ボラが跳ねればハゼも跳ねるという言葉どおり、他人の行動に便乗して無我夢中で狂奔している。はっきりと警告しておくが、米国の笛や太鼓に合わせて踊り振る舞うなら、日本を恨む我が人民が無慈悲に粉砕するだろう。ウェーッ、ハッハッハ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日は電波作品が少ないので、【臨時企画】『しんぶん赤旗』歌壇を読んでみようをUPしました。併せて御覧下さい。
2003年05月19日(月) |
選挙結果にはぐうの音も出ない朝日 |
まずは、在日の選挙権ネタ。
◆ 投票をすませ来たかと我に問うあまりにも在日を知らぬ日本人 (大阪府 金忠亀 島田修二選)
【選者の評】立場を変えて問う日本人論。差別無く生活していると在日の人を思う鈍感さ。耳の痛いところだが、相互に言い分があろう。
※先月の統一地方選では社民・共産が惨敗、石原慎太郎圧勝で、選挙結果そのものにはもはやぐうの音も出なくなった朝日。そういえば石原圧勝を非難する歌は出てこないね。仕方なく選挙を在日差別ネタとからめてケチをつけている模様。 しかし・・・。「相互に言い分があろう」だって。少しは分かってるみたいだね、この選者。そのとおり、日本国籍の無い在日に選挙権ないのは当たり前で、差別でも何でもなし。9割もの賛成で有事法案が成立するような情勢になった今、さすがに在日の戯言を一方的に擁護してばかりはいられなくなったのか。
◆ 加害者を「歴史」となして重ね来し罪負わさるる弱きもの達 (東京都 宮澤香子 近藤芳美選)
※いつものセリフだが・・・「何について」詠ったんだ? 主語を述べてみろ主語を! 日本人だとはっきり言うと「じゃあ日本人拉致の北朝鮮と在日朝鮮人は?」と突っ込まれるから言わないんだろーが。 ひょっとして「どの国も民衆はつねに被害者」と言って北朝鮮を擁護するつもりか? その手は使えないよ。だって朝日は「相対化を許さない」と言って日本の過去のみをほじくり返して非難し、「すべての日本人に問いただす」とか言って一般大衆にまで贖罪意識を植え付けてたんだから。
◆ 憎しみに迷うわたしをおもむろに追い抜いてゆくありがとう過去 (所沢市 一木ひで子 島田修二選)
【選者の評】立場を変えて問う日本人論。憎しみに包まれる感情がほどけてゆく時間の力。
※これ、そういう意味の歌じゃないと思うんだけど。この人の過去の作品みると、つくる会教科書が嫌いで石原慎太郎が嫌いなんだから。この歌は、
(北朝鮮への)憎しみに迷うわたしをおもむろに追い抜いてゆくありがとう(日本の)過去
《訳》いままで私がマンセーしてきた北朝鮮は日本人拉致をしたので、さすがにそれは擁護できないから憎まないといけないのかしら。あら、だけど、日本の過去の植民地支配を思えば・・・そうよ、拉致なんて大したこと無いわよね!
・・・と読むべきだと思うのだが如何?
◆ 司祭らの護憲の列の裂かれつつ五月三日浜松まつり (浜北市 太田忠夫 近藤芳美選)
※「浜松まつり」とは凧揚げが行われるこんなお祭りだそうで。みんながせっかくお祭りを楽しんでいる最中に、こやつらプロ市民が護憲デモで横切っていく光景・・・せっかくの祭りが興ざめなんだよヴォケが!
◆ 連綿と五十七年続いているこの地の戦争この地に在る基地 (那覇市 永吉京子 馬場あき子選)
※今の沖縄は基地があってはじめて成り立っているんだが。お前らのようなサヨが跋扈しているために、労働運動を恐れた本土の製造業は1社も進出しなかったんだが。
◆ 日本に劣化ウラン弾あるという信じられずに記事読み返す (新潟県 細野ヤエ 馬場あき子選) ※クラスター爆弾捏造報道を論破されると、今度は話題をすりかえて劣化ウラン弾を持ち出す朝日。
◆ 戦争の支持者挙りて復興を論ずるは可笑し臆面もなく (宮崎市 長友昭雄 馬場あき子選)
※その「支持者」の中には、朝日がさんざん反戦の旗手と持ち上げていた仏も独も入っているんだが。馬場あき子先生、開戦前にこんな歌↓を選んでいたことについてはどう説明するつもりですか?
>惜しみなく仏外相に拍手せしわが蟷螂(とうろう)の斧のかなしさ(2003.3.9) (東京都 志摩華子 馬場あき子選)
◆ 藤房の蜜を争い死ぬ虻よ人も石油を争いて死ぬ (三重県 田島もり 馬場あき子選)
◆ 制圧の見出しの大き夕まぐれ西田幾多郎の古書をめくれり (厚木市 櫻田稔 島田修二選)
教師の歌。
◆ 師の恩という言葉すら死語と化し教師の疲れ果てている日々 (和歌山県 竹内善則 佐佐木幸綱選)
※そんなの、あんたら日教組の戦後教育の成果でしょ。誰も同情しやしないよ。
2003年05月12日(月) |
朝日歌壇よ、お前が曽我ひとみさんに言及できる御身分かよっ! |
今日のトンデモ作品は、何と言ってもこれ↓
◆ これ以上何をがんばればいいのですか曽我ひとみさんの言葉重たし (上尾市 鈴木道明 佐佐木幸綱選)
※・・・この歌を打ち込んでいて本当に憤りのあまり指先が震えてきました。お 前 が 言 う な お 前 が !!! いつぞやの早朝に曽我さんの自宅に押しかけて北に残る夫と娘へのインタビュー記事届けに行ったのは朝日の手下の週刊金曜日(編集主幹黒川、編集長岡田、編集委員筑紫・本多はいずれも朝日OB)ではなかったでしょうか。曽我さんに北へ戻って家族と話し合えというと投書を載せつづけたのは朝日の「肥」欄ではなかったでしょうか。そういう内容のコラムを書いたのは早野ではなかったでしょうか。
・・・そして今回また、朝日は曽我ひとみさんの心を引き裂くようなことをしました。 http://www.teny.co.jp/news/index.html 2003年5月14日(水) 家族の記事掲載で曽我さんが抗議
拉致被害者の曽我ひとみさんのもとに、北朝鮮の家族から手紙が届いたニュースを13日にお伝えしたが、朝日新聞社がこの手紙に書かれていた北朝鮮の住所を無断で掲載した。曽我さんは14日、朝日新聞社に対し文書で抗議した。 問題の記事は朝日新聞の13日付の夕刊とインターネット版に掲載された。先月、曽我さんのもとに北朝鮮の家族から手紙が届けられたことを伝える記事の中で、差出人である家族の住所を曽我さん本人の了解を得ずに無断で掲載した。 これに対し曽我さんは、「記事を見て多くの手紙が送られることは避けられない。今後、その住所に私からの手紙が届かなくなったり、それ以外の不利益が生じた場合、どのような責任を取るのでしょうか」などと書いた抗議文を朝日新聞社あてに提出し、謝罪を求めている。 曽我さんの抗議文によると、朝日新聞の記者は13日、真野町の支援室で室長のファイルを見て差出人の住所を確認したという。NNNの取材に対し朝日新聞本社の広報部は、「曽我さんの了承を得ずに住所などを詳しく記述したことは、配慮が足りなかった」とコメントしている。 |
自分でさんざん曽我さんに嫌がらせしておきながら、いったい曽我さんに何を頑張れというのでしょうか。 なお朝日および選者に対する苦情は、佐佐木が主催する結社「心の花」の掲示板(http://www.kokoronohana.com/board.htm)へ直接どうぞ。
それ以外はイラクネタですね。もうイラクは飽きたんですが、今だに続きます。
◆ 雨降るなダンボールに残す名を消すなバグダッドの墓地に眠る人らに (横浜市 綿引まさ 近藤芳美選)
【選者の評】バクダッドの墓地に連日死者の遺体が運ばれ、段ボールの切れ端がその墓碑として立てられるという。伝えられて来る遠い報道。
※作者は小学校教員にして日教組の活動家の模様。
◆ 入部勧誘のテント賑わう大学に学生の参加なきデモを終う (岡山市 小林道夫 近藤芳美選)
※学生でもないのに大学でデモやってる小林道夫って、いったいどういう身分だ? googleしてみても同姓同名が多すぎてよく分からんが、どうやらマルクス系の大学教員らしい。
◆ 菜の花が誤爆映像に映りおりイラクにも春は来ているらしい (横須賀市 梅田悦子 馬場あき子選)
※ミサイル1発だけなら誤射かもしれないと主張する朝日が、何でイラクの誤爆をそんなに気にするんでしょうか。
◆ 知らぬ間にクラスター爆弾持つというこの国に住む身を震わせて (神奈川県 宮島郁子 馬場あき子選)
※googleの結果、作者は神奈川県高等学校教職員組合の活動家であることが判明しました。
◆ 語り継ぐべきことのみかくも嵩(かさ)みゆく世紀は未だ明けしばかりに (山形市 黒沼智 島田修二選)
※サンゴ捏造事件、南京大虐殺捏造報道、中田引退捏造報道などなど、朝日新聞には語り継ぐべきことのみかくも嵩みゆきます。
◆ 正義いま恐怖となれば遠き日の月光仮面のせいぎよ恋し (さいたま市 斎藤智明 馬場あき子選)
※イラク国民にとっては、フセインの圧政を打ち破ったアメリカこそ、正義の味方の月光仮面では?
◆ イラク戦終わってみれば墓碑銘とアメリカ帰れのデモ残るのみ (塩尻市 百瀬享 馬場あき子選)
※多くのイラク民衆がアメリカを歓迎したのは、日本国民みんなTV映像でしっかり確認しましたが?
◆ 僕の腕返して働きたいんだと少年は哭(な)く空爆のあとに (東京都 菊地亨子 馬場あき子選)
◆ イラク戦ただ傍観の立場とる己れさびしみ菜園を打つ (アメリカ 吉富憲治 島田修二選)
◆ 雲の浮くプールに舞える乙女らも自爆する若者もいま春 (三重県 生駒さが 近藤芳美選)
2003年05月05日(月) |
「死ぬほどの後悔」しているのはアンタラでしょ。 |
とっくに「戦後」に移行している今なお、イラク戦争ネタでウジウジと負け惜しみを言いつづける人々。
◆ 戦争を知らぬ我らがテレビ見て戦争しか知らぬ子らを見ている (埼玉県 根岸優子 佐佐木幸綱選)
※アメリカのおかげで戦争は早期に終って、フセイン政権は崩壊しましたので、イラクの子らにもようやく平和が訪れました。よかったですね。
◆ 月満たず子を生ましめし母たちの夜を轟きぬイラク空爆 (フランス 美帆シボ 近藤芳美選)
【選者の評】アメリカ軍の空爆を予想し、その始まる前に、イラクの女らはそれぞれに、人工的な方法で自らの出産を早めたという。戦争は結局は少数の権力者らによる愚かな野望である他はない。
※フセインという愚かな権力者が24年にもわたる圧政を敷き、クウェートを侵略し、大量破壊兵器を所有した結果がこの戦争だったのですが。「侵略されたら戦わずに降伏する」(「サンデープロジェクト」における水島広子の発言)のがサヨの鉄則なんでしょうから、空爆される前にフセインがとっとと降伏すればよかったのではないでしょうか。なお、ブッシュはサヨどもの期待&予想に反して、戦争を極力短期間に犠牲者を少なくして終らせた名指導者だったと思われますが。
◆ 泣き叫ぶイラクの子らへの攻撃にどこかできっと加担している (横須賀市 梅田悦子 近藤芳美選)
※イラク攻撃に反対した人々は、フセイン政権延命とクルド人虐殺にどこかできっと加担したのです。北朝鮮を擁護しつづけた進歩的文化人たちは、横田めぐみさん拉致や北朝鮮国民の飢餓にどこかできっと加担したのです。
◆ 二十四年の君臨むなしフセインの夢の廃墟にひなげし紅し (川崎市 松並善光 馬場あき子選)
※フセイン一人の夢のために、この24年間にイラク国民10万人が犠牲になったのですが。フセイン政権崩壊がそんなに悔しかったので?
◆ 死ぬほどの後悔することあらざるや攻撃命令下しし人に (春日井市 伊東紀美子 島田修二選)
※この歌がいつの時点で作られたものか知りませんが、少なくとも戦争が短期間で終結した現在、アメリカは後悔どころか祝杯をあげていますが。今後悔しているのはフセイン政権の中枢にいた人々と、戦争の泥沼化を予想したアカヒ新聞と、仏独の掌で反戦運動に踊らされた人々ではないでしょうか。
◆ イラク戦争の過程の中に反感と同意もち読む「暗黒日記」 (茅ケ崎市 相澤孝七 島田修二選)
※「暗黒日記」(清沢洌著)とはこういうものだそうで。安易に第二次大戦と今回のイラク戦争とを結び付けられてもね。時代が全く違うのですよ。
イラクネタ以外ではこんな歌が。
◆ 夕焼色の頬して無心に原爆詩唱えいしよ今反戦の父 (兵庫県 青田綾子 近藤芳美選)
【選者の評】作者はかつての女教師。教えるまま、原爆詩集を無心に唱えていた教え子のひとりは反戦の父と今ではいわれるようになる。
※日教組先生が自らの洗脳教育の成果を高らかに詠い上げた作品です。
◆ 「水面下」とうも疎まし戦前より公然ともう言われおりたり (静岡市 篠原三郎 島田修二選)
※何を「言われおりたり」なのか? 主語も目的語もない意味不明な歌ですね。はっきり「これ」と言い切ると突っ込まれるからあえて言わないのでしょう。こんなところも朝日式。
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