浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2003年10月22日(水) |
スズカ後にもイベントあれこれ/「キル・ビル」見たいなー |
トヨタのモータースポーツサイトに行ったら、トヨタイベントのビデオコーナーがありました。海外CFのページもあり。....つっても、ウチの回線には重いから、そのうちネットカフェにいかないと見られないんだけどさ〜。(^^;)←日記や掲示板をそういう時のための備忘録&ブックマークがわりにしているのだった。 11/23 “TOYOTA MOTORSPORTS FESTIVAL2003”が鈴鹿サーキットで開催。入場料いるようだけど、ダ・マッタ君やトラちゃん達と楽しいひとときを過ごす機会です。 一方、ホンダのモータスポーツサイトを見に行ったら、ホンダのメルマガへリンクしてありました。車種だとかカテゴリー別にアレコレ用意したあるですな。琢磨君メルマガもアリ。琢磨君ののサンプルを見たら、興味深かったですが。 それから、11/3 11/9 カストロールの琢磨君出演イベントがあるそうです。アッチコッチとなかなかに忙しいスケジュールやなあ〜。10年も住んでたわりに、イマイチ関東の地理関係がわかってない私ですが。(^^;) 東京モーターショウのシンポジウムに琢磨君が出演というニュースも見たんですが、申込金必要で、こういうのって業界の人用なんやろかと思ったりもするです。 モーターショウといえば、F1マシンなどレース用マシンの展示もある可能性が高いんですな。去年も一昨年もベントレーのルマン仕様マシンが来てたそうだし。 ベントレーのルマン参戦は今年が最後。(アメリカでのプチルマンもそうなるだろう。)あの美しい曲線のボリュームを持ったマシンは、勝利者の栄光をブリティッシュレーシンググリーンに輝かせて今年もやって来るんだろうか。 (Maxi隊長、こういうイベントはいかがー?(^^;))
BARKSなど、最近では映画予告編とか音楽プロモビデオなど試聴できるサイトが増加してますな。これもADSL普及と歩調を合わせてるんだろね。 こちらでは懐かしのプロモビデオもたくさん見られそうなんだけど、ウチのMacちゃんでは歯が立たないのサー。なんせウチのコの開発コードネームはTNT。爆弾出る出る。(嘘)
ところで、今日「キル・ビル」の映画予告編見てて思ったんだけどさ。あの黄色い衣装ってまず「死亡遊戯」連想したけど、森雪っぽくもない? いや有紀蛍でもなんでもいいけど。(といってわかるのは、わしらの世代くらいか?(^^;)) 旧ルパンの不二子ちゃんとかさー、懐かしい曲線の立ち姿の美女キャラ達を思い出しちゃったのよ。なぜアニメ美女ばかり浮かぶかなー。(^^;) 予告編見る限りでは、すげえバカ映画っぽい。もう、ゼッタイにゼ〜ッタイに見るもんねー! 「キル・ビル」、きっとソニー千葉もノリにノッてくれてるに違いねえ。(笑) バカを極める野郎どもほど、かっこいい生き物が、この世にありますかいね?
【追加(^^;)】 板の方でMaxi隊長からすかさずご指摘受けちゃいましたっ。(^^;) 「デスペラート」はタランティーノ監督作品じゃなかったっすね。タラちゃんは出てただけでした〜。(自爆) ああ、勘違い。うろ覚えで書いちゃいけまへんねー。さっそく修正しますだ。アリガトねー。(^^)>隊長 というわけで、さらしたアホをただ消して隠すのはこっぱずかしい。笑ってやって下さい。!;-P
タラ監督ではありませんでしたが、「デスペラート」も大好きです。嘘話イントロダクションからマリアッチ助っ人達の暴れっぷりまで、アクション映画のパロディ極めちまうバカ。こういうおバカな映画、大好きなんす〜。
タラちゃんの「パルプ・フィクション」(トラボルタやウォーケン出てたの、コレだったよね?(^^;)←記憶があまりアテにならない)、すでに強烈なキャラができあがってる役者さん使ってオチョクルような勢いでの悪ノリっぷりが印象残ってますだ。 んだから、時代劇の大スター「千葉真一」であると同時に、世界の映画人目指して海外進出したものの変な訛りの英語で妙なキャラに見えちゃったりしてた「ソニー千葉」いう俳優さんが、タラちゃんアレンジなキャラにどう出来上がってくるか、そいつも楽しみなんざんすよ。
『楯突く関係』(『他人の関係』ウィリアムズコンビ編) (♪パッパッパラッパ、パラッパパパ、パッパッパラッパ) (♪パッパッパラッパ、パラッパパパ、パッパッパラッパ) ♪コース上で、いっつで〜も〜、バトルのふたりー、 ♪無線は無視し〜、そして、ヘッドは激怒〜 ♪くすぶるような不和や〜批判のニュース〜 ♪イチから数え〜上げればー ♪そうよ、ラ〜イバルの〜、顔で〜、お互いに〜 ♪バトル〜、燃えるの〜! (♪パッパッパラッパ、パラッパパパ、パッパッパラッパ)
『ハラハラよね』(『花嫁』マクラーレンコンビ編)
♪アイ〜スマンー、銀車〜に乗って〜、突撃〜いーくーのー ♪あーのーヒトのー打倒を〜むーねーにー、鈴鹿ーのーみーちーへー ♪タイットルッ賭〜けー燃ぉえーたー、バトルむくわーぁーれーるー? ♪勝ーつーしかないー、なにがーあぁってもー、こころーにちかーうーのー
♪小さ〜な〜点差に〜つ〜めて〜、タイト〜ル勝負〜に〜 ♪フル〜サトの〜ミカが託した〜、次代〜のフラ〜イング〜フィ〜ン ♪ナンバーワン賭け〜燃ぉえーたー、デビをしたがーえてー ♪なに〜もかも〜雨の〜波乱で〜、混迷〜深〜いの〜
『カナダ復活なのに』(『カナダからの手紙』ビルニューブ編) ♪ヴィルヌーブ・フロム・カナダー、もしもあなたも〜復活したらー ♪どんなに嬉しいGPでしょう〜、2004年復活〜カナーダー ♪活気づくBARをーながめているとー、涙がほほに〜こぼれて〜きます ♪あなたの走り〜想い出して〜、琢磨の勇姿〜見つめています〜 ♪息が止まるような復活を〜、どうぞ来季に〜とげてください〜 ♪ヴィルヌーブ・フローム・カナダ〜 あなたの居ない〜スズカ旅です〜
♪ヴィルヌーブ・フローム・カナダ〜、BARの奮起を〜たしかめたくて〜 ♪ワガママばかり〜言いました〜 ヴィルヌーブ・フローム・カナダ〜 ♪流れる噂が真実ならば〜、離れていても間もなく会えると〜 ♪あなたの笑顔を〜想い出して〜、ちまたのニュース〜見つめていま〜す〜 ♪息が止まるような毒舌を〜、どうぞ来季も〜言っ〜てください〜 ♪ヴィルヌーブ・フローム・カナダ〜、あなたの居ない〜シート、哀です〜
♪息が止まるようなオーバーテイク〜、どうぞ来季も〜見せてください〜 ♪ヴィルヌーブ・フローム・カナダ〜 あなたの居ない〜スズカ、哀です〜
2003年10月16日(木) |
凍るかと思ったよ/ドイツ人って生き物はせつない/ケニー続報/祈り |
正味5時間の仕事に、往復の通勤にかけた時間が6時間って、なにか間違ってる。 帰りの4時間のうち2時間は、乗り継ぎ列車待ち×2箇所。10月のダイヤ変更を恨むぞーっ!(怒) ちゅうか、もっと近いとこの人にこの仕事まわしたらええやん。(-_-;)>派遣会社さん おかげで、この季節に蚊のぶんぶん飛ぶ田舎の駅で寒風に吹きさらされました。駅の椅子ではやんちゃそうなガキがタバコふかしてて気分悪いしよー。 あれで雨とか降ってたらオレは確実に風邪っぴきよ。まだ同じところ行く仕事残ってるがなー。派遣社員はカラダが資本の浮き草家業よ。倒れたらどうしてくれる。←以前倒れたがな。 カラダが冷えきって、まだ温まらないぜ。くそお。
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F速のハインツのインタビューにボロボロ泣かされてしまった。 「ニックは僕より速い」「ニックにはもっとチャンスが与えられるべきだ」....って。アンタ、自分のシートがどうなるかわからない時だってのに、スキあらばチャンスのために血眼になり他人様のことなんざ知ったこっちゃねえと押しのけあう魑魅魍魎なF1の世界で、なに言ってるだよー! ああ、これがハインツなんだ。ハインツを愛しいと思わせるけれど、タフでなくちゃ生き延びられないストーブリーグを予感させる、そんなナイーブさなんだ。 森脇さんが残念さ半分でいつも厳しく言っちゃう親心わかるよ。 だから、ワシは泣くんだよ。泣かせてくれよ。ニックへのハインツのいたわりが、胸にしみてイタイよ。
予選システムは、来季、またも変更される。 土曜日に行われることとなった2回の予選セッション。1回目の間に再給油は認められる。2回目の予選と決勝の間に、再給油・セットアップ変更は認められない。 ニュースサイトによっては、1回目と2回目の間もセットアップ変更ナシという記述があるが、F1オフィシャルサイトのニュースを見る限りではその記述を見つけられなかったのだが??(といっても、ウチのMacが長いファイルを読むのに苦労してフリーズしてしまうから、しっかり確認できてないけどねー(^^;))
ミハエルとフェラーリは強くなりすぎた。あらゆる記録を書き替え、レギュレーションの変更をさせるほどに。 あなたと仲間が強くなったことが、あなたの喜びを奪う。スケジュールから削られてしまった時間。世界最速を目指す、予選の濃密な時間。決勝前のセッティングを慎重に煮詰める時間。 苦闘して疲れはてたミハエル。しかし、「引退」という言葉は否定し続けている。チームメイトに完璧に打ち負かされたら....彼はそう言った。 あの人は最後の最後まであがいて、あがきまわってひとすじのチャンスにかじりつく人。チームとの一体感を作り上げ、セッティングを煮詰め、そこに喜びを感じている人。だからこそ、あれこれと出てくる引退の噂にも冷静でいられる。 最後の瞬間まで、彼は挑み続けるだろうさ。
ワシの経験は乏しいかもしれんけど、たいがいのドイツ人って、ひとりで「オレはすごい!」と勝ち誇れるメンタリティ持ってないと思うんだな。 独立独歩の個人主義な他国の人らに比べりゃあ、ひとりゴーイングマイウェイ出来ないように感じるときがある。 自信家のヤツなんてめったにいないし、誰とでも簡単には打ち解けられないくせに、自分を理解してくれないって悩みも持ってたりして。(笑) 親密な集団の中で初めて本来の自分を出すことが出来、誰かに頼りにされることに自分の価値を見出してるヤツって多かったんだ。 彼らは、自分を評価するのに、誰かの目という鏡を必要とする。その誰かは、ほんとうの自分をわかってくれてると信頼し、評価されたい相手の目。その中に自分を見る。(だからラルフは、ミハエル以外アウトオブ眼中なんだ(笑)) ワシはミハエルを見てると、そんなことを思い出すんだ。 集団の中の帰属意識。チームの中の大事な一部分であること。 自分自身という存在が、リザルトを持ち帰るために有効なパッケージを形成する限り、チームの中で価値を喪失したと感じない限り、この人は走り続けるんじゃないか。 自分を取り囲むチームの人々の目の中に、その失望が映るときまで。 もちろんあの人のことだから、チームのために懸命になり続けるさ。それがその日を遠のかせるのは間違いないと思うんだよ。
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ケニー・ブラック続報。右大腿骨、両足首の手術成功。脊椎骨の骨折も発見されたが、これも固定手術成功。足の麻痺はなく、おそらく完全に回復できるだろうとの見通し。 彼の事故の詳細を告げるニュースを目にするたび、傷の重さにショックを受けたが、徐々に回復を報じるニュースも入ってきた。←お見舞いメッセージの宛先もこのニュースに。
ケニーを初めて見たのは、インディ500の放映で彼が優勝する姿だった。翌年彼はCARTにやってきて、果敢な走りを見せてくれた。 思い切りのいい走り、バンド活動で仲間達と楽しんでいた姿、印象に残るドライバーだった。F1最終戦スズカでの心臓の痛いレースと、その当日のアメリカンレースでの好きなドライバーのひとりに起こった悲劇。負傷の詳細を知るたび、99年のショックが脳裏をよぎる。それでも、あの時とは違い、なにもかもが崩壊したわけではない。ケニーが完治するだろうという報道に救われる。
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メイク・ア・ウィッシュ....。鈴鹿での琢磨君参戦に、この子のニュースを忘れることができなかった。彼はアメリカで闘病中。
母のことを思い出す。私の妹は、心臓の隔壁に穴が開いた状態で生まれた。今の医学なら新生児のうちに手術でき、成功率も高い。が、三十数年前のことだ。地元の病院じゃあ、とても無理な手術だった。手術にかかる費用は、当時の金額で二百万と言われた。 彼女は手術に耐えられる年齢になる前に逝った。彼女が育っていたら、どんな夢を抱いただろう。どんな人生を歩んだだろう。時折そう思うのさ。
2003年10月13日(月) |
ケニーの事故続報/スズカにはツワモノどもの夢のあと |
ケニー・ブラックの怪我はかなり重傷だったようで、心配でたまりません。 彼のマシンは宙を飛びフェンスに大穴をあけて大破。(怖っ) 今までオーバルレースのクラッシュを何度も見たことありますが、フェンスを壊すほど高い位置まで飛んだクラッシュは見たことありませんでした。 オーバル用であるIRLのマシンは、コンクリートウォールにぶつかることを考慮して強度が定められてます。よく起こるコンクリートウォールに斜めに突っ込んでいくクラッシュでは、マシンはウォールをこすりながら速度をおとして衝撃を吸収するクッションになります。 しかし、他カテゴリーでもそうですが、タイヤが宙に浮きマシンが空中に飛んでしまうと、衝突までの速度を落とすことはできず、想定されていない方向からの衝撃を吸収する事もむずかしい。 右大腿骨、両足首、胸骨、腰の骨折。意識もあり命に別状はないようですが、骨折箇所の多さに、事故の衝撃がすさまじいモノであったことを感じます。....足首ちゃんと治るまでドライビング出来へんだろうし、リハビリに時間かかるかもしれないなあ。 あんなに果敢で元気のいい走りをする人が。。。。。早く治ってくれることを祈っております。
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F1はオフシーズンになってしまいましたが、ニュースはいろいろと流れていますにゃあ。 今季IRLのチャンプとなったスコット・ディクソンにマクがテストの声かけてたとか、ルカ社長がロッシに声かけたとか、他カテゴリーへもみんな目を向けてはるんですなあ。 フィジコがETCCモンツァ戦にAlfa Romeoでレースしにいくそうで、サナルディとフィジコというゲストさんが出てくるんだから、イタリアのファンは嬉しかろう。
フェラーリのクルー、今年もお祝いに頭剃ってますよ。日本では罰ゲームなのに、文化の違いって大きい。(笑) 毎年恒例のスズカ宴会はこんなすごい状況になっていたそうで、まさかこんなに早々と大騒ぎの様子が見られるとは思いませんでしたが。 TVや冷蔵庫や家具までひっくり返し、フォークリフト乗り回して遊び.....ああ、期待以上の大暴れ〜。(泣笑) 独RTLのサイトにも写真が載っておりました。(ドイツ語だから、よくワカランけど)キミと「ウィ・アー・ザ・チャンピオン」歌って、ルーベンスやタイセン博士やニックがバックコーラスしてたとか。 スズカのお片づけの人達は、さぞたいへんでしたろう。酔っぱらいには武器(フォークリフト)および危険物(投げられる大きさのTV)を持たせてはいけません。(^^;) どうやら今年は二日酔いナシで帰国されたそうで、このトーチュウの記事に「コリーナいなくても、暴れっぷりはかわんないと思うが....」「早めに回収されて、叱りつけられたかもしれんけど....」「朝までほっといたらさぞや惨憺たる有り様に....」などとつぶやいたのは私だけではあるまい。(笑)
それにしても、ミハエルがトヨタのシャツ身につけてるなんてレアですにゃー。こんなん世界に配信されちゃって、ルカ社長が嘆くかもしれんぞ。(笑) どうしてこうなったのか、想像してみたんですが、 1)酔っぱらって騒いで濡れたので、他人の服をムリヤリぶんどった。 2)サッカーユニフォーム交換のように、友好親善のためにもらった。 3)「ウチのチームウェア着ない?」とミハエルをフェラーリから強奪することを夢見てみたい誰かのプレゼント さて、どれか当たってるでしょうか。(笑) ....というわけで、昨日までウチのMacちゃんのデスクトップにはシリアスで真剣な表情のミハエルが9人行進してましたが、今日からはトヨタのシャツを羽織っった酔っぱらいミハエルが並んで笑ってます。 キレイな胸板、愛らしい笑顔が24も並ぶと壮観なのだ〜。(笑)
2003年10月12日(日) |
汗まみれの帰宅/F1日本GP決勝 |
仕事帰り、....ふだんの列車で帰るのをあきらめると、午前様の夜行しか帰り着く手段はなくなる。それに乗って帰宅することを決め、友達の仕事先まで徒歩で約1時間。雨がくるという天気予報。暑くムシムシして、上着まで汗にまみれる夕暮れ。 暗い夜道を歩きながら雲のかかる月を眺め、この同じ月を今頃スズカの空に見てしているだろう人達に思いを馳せた。この空の下、あなたは今なにを思って、月を見つめているのか。 明日も仕事だという友人。地上波GP放映時間までドライブつきあわせるというワガママぶりを発動し、しっかりとGPをこの目に焼きつけてからから帰宅の道へ。またもや徒歩1時間あまりの道のり。タイムはぎりぎり、余裕は残されていない。それでも、ラストシーンまでしっかりと見つめたいと願ってしまう、この心をなんとにしよう。帰宅して早くニュースを見つめたい、プレカンを全文読みたいという、この思いをなんとしよう。 夜行を乗り逃がすと、夜明けまで列車はない。少しでもでもタイムを縮めなければ。ペースを早めるうちに、汗はダラダラと流れ続ける。急ぐあまりの脇腹の痛み。視界が効かぬ夜道、高低差や段差のある悪路に、足は痛み、息は上がる。あろうことか、激しくさし込む腹部の痛みに、ペースを乱される。 痛みの鎮まりを願いながら、ふたたび歩み始める。急がなければならない。残された時間は、あまりに短い。ステーションの階段を駆け上がる時間がなければ、夜明けまでの遠い道のりに、戸惑い泣くことになるのだ。 汗に濡れ風になぶられて、肌にはりつく髪。ねばりつく衣服。次々と、遅いくる痛み。歩みを止めるな。1秒でも削るんだ。今夜の眠りのために、さわやかな明日の目覚めのために。温かなお風呂と、炊飯器の中のご飯が、おまえを待っている。
↑というわけで、ワシの状態を架空GP風に描くとこんなことになるんだなー、と思いながらたどった昨夜の家路なのだった。(笑) へい、夜行には発車5分前に間に合いました。地元の駅に着いたら、いきなり雨降って、また大汗かいたけどさ。トラブルに巻き込まれながらタイムを削るって、ホンマしんどいっす。(^^;) お腹はねー、帰宅してお風呂にはいるまで持ちこたえたけど、東京発新幹線コダマ号だったのよ。←ときどきノンビリと停車しながらひたすらクダル。まだお腹イタイっす。コダマ号から地元ローカル線くらいには治まりましたが、冷えるとヤバイので外出不能状態。はははははは。(泣笑) おかげさんで、せっかく起きていたのに、IRLもCARTもレースチェックできんかったですわい。
IRLの日本語インターネットラジオ実験も、今朝にあって初めて知ったわよ。(号泣) まあ、来季を楽しみにしてみましょう。ってもいっても、どなたさんが実況解説するかによりますわな。 悔しいんで朝っぱらからニュースサイト巡回しちゃったわよ。 そして、ジル、最後のレースを勝利で飾る。ケニー・ブラックがクラッシュでヘリ搬送されたって。....意識はあるそうなんですが。 ジルのQ&Aがあったよ〜、ビオロンさん。 こういう引退の仕方、こういう幕の引き方もあるんだ。それはファンにとって、喜びと寂しさがともに襲いくるような体験なのかもしれないけれど。思い出は、永遠に輝くんだ。 CARTの方では、トレイシーが頑張ってくれてます。いつまでもトレイシーらしい豪快クンでいてちょうだいよー。セバスチャンも元気に育ってるようです。これからもイキのいいドライバーが参戦し続けてくれるといいんだけど。
さて、CART/インディの卒業生、ジャックは今どこにいるのか不明というニュースなどもあり、ルノーやジャガーに行くんじゃないかなど、噂はあいかわらず。ところで、ジャック説得に最後までつとめたエンジニアのジョック・クリア。ジャックのセッティングはクセがあって、彼でしかつとまらないという話もありますが、どうするのでしょうねえ。ジャックの行き先に引き抜かれていくことになるんだろうか?? もひとりのCART/インディの卒業生、モントーヤもスズカ前にゲームしてたらしい。 よく新人ドライバーがゲームでサーキットを覚えるなんて話がありますが、ゲーム下手はミハエルだけなんだろうか?けんさわさんちのサーキット便りでもルーベンスにゲーム負けてたと書いてあったですじょ。(笑)
F1日本GP決勝。こんなにハラハラさせる最終戦、ひさしぶりでしたなあ。 マラネロのティフォシも心臓バクバクだったに違いない。 社長はやはりタイトルが決まりそうな一戦には留守番が恒例になってるようで。決勝ジンクス、いつかクリアできるんでしょうか?(笑)
スズカに行かれたみなさまも、今日はもうおうちに帰っていらっっしゃっているでしょうか。 雨降りや疲れで風邪などひかれませんでしたかしら。(私、雨ごいしちゃった。ゴメンね(^^;)) ジャックのかわりに琢磨君いきなりの参戦からはじまって、予選・レースと、あまりの事態に絶叫しはったお人も多かったのではないかしら。(^^;) はい、私も何度も「あんぎゃー!」だの「しょえー!」だの「うぎゃぎゃぎゃぎゃー!」だの叫ばせていただきました。 モンちゃんやキミちゃんとの直接対決できなかったし。応援優先順位でどうやら「ウチの子」認定されてるドイツ人達にとっちゃー、踏んだり蹴ったりのレースでしたもの。 それにしても、まかり間違えばタイトルの命運をかえちゃったかもしれない琢磨君、踏んでたのに気がつかなかったって。ミハエルがその答えにどんな顔したのか、見てみたかったような。(^^;) 地上波じゃアクシデント映像が映ってなかったんだけど、知らないうちに踏まれていたのか....。兄ちゃん、赤いマシンがミラーに映るとみんないつオーバーテイク仕掛けられるか緊張すると思ってそうだからー。きっと琢磨君は「追い越し注意」リストに分類されたことでございましょう。
ミハエルがサンドイッチにされて、兄弟でえらいことになってしまったし。これだけは避けてくれー、と願っていたのに、悪い予感があたっちまったですよ。これって、あの霧雨?のせい? 雨ごいが逆方向に転んじゃいましたか? あんなに1ポイントのために苦しみ、あれほど消耗してるミハエルを見たのは、いったいいつ以来だったのか。 あの人は、いつでも自分の手で、タイトルを決めてきたんだった。成功するにしろ失敗するにしろ、いつもあの人は自分の手の中に運命を握ってた。それが今年は違ってた。はるか以前のレースの、まるで裏返しのように。 幸運を手にするためには、それがかいま見えたときにすぐチャンスを襲える位置に、自分を置かなければならない。幸運を自らのモノにするには、その位置に身を置くための多大な汗が必要なんだ。 ミハエル、キミ、モントーヤ、ラルフ....彼らの戦いぶりに、運がおよばず苦しんだ数戦に、それを思う今シーズン後半戦でありました。
地上波では、シャコーッとスクーターで突っ走ってきた勢いでこけちゃうかと思いましたが。(笑) 菅沼さん達に抱きついて、次は可愛い声で、「ハミィー♪」。ハミーの方がミハエルに飛びついたのには大笑いました。ハミー、飛びついてへばりつくには跳躍力がちょい足りなかったっすね。トッドは勢いつけて飛びつく練習してるんだろーか。(笑) こんなところとかこんなところもちらっと映ってましたね。この勢いで酒盛りに突入してそうですな。 幸せな微笑み。柔らかな、笑顔。 いいんです。どのような勝ち取り方であろうと、彼が幸福を感じているのなら。仲間達とひとつの喜びをともにする満足を、存分に味わっているなら。
いつの頃から、F1ドライバーがF1パイロットと呼ばれていたのかはわかりません。 以前アポロ13号のミッションに関する本を読んでいたときに、アポロと、テレメトリーでつながれたNASAの管制室を、船の上甲板と下甲板に例えている表現がありました。 操舵手のいる上甲板。水深やノットを計り、星を計り、帆を広げ、船を保守し、目的に導いていくのに欠かせない、下甲板の多くの人々。 多くの人々の働く、巨大な船。ミッションを遂行するために、未知の速度の中に、危険の潜む場所を探りながら、舵を切っていくパイロット。 ひとつの大きな船。 岩礁がその船腹を傷つけるかもしれない。嵐は幾度も襲いくるかもしれない。風の強さにたえられず、帆を破ってしまうこともあるかもしれない。航海の剣呑さに、乗り組む者たちは疲れ切って去ることがあるかもしれない。 それでも、彼らは目指すのだ。荒海を越えて、素晴らしい約束の地に、至ることを。 いくつも張られた帆を使い、逆風を間切って進んでいくんだ。 素晴らしい航海を。また来季も。
わたしゃ予選順位を報じたニュースを見て、喉がつまりました。(仕事帰りにむさぼり食ったアンパンがもっさりしてて喉のあたりに違和感がねー) 胸がしめつけられるような、この不安。(って今日身につけてるボディスーツが太ってきつくなってしめつけてるのにも気がついてるがよー) ....まあ、冗談はさておき、雨は幸運を運びもすりゃあ苦戦を強いることもあるわな。 ともかく、雨で順位が入り乱れちゃいましたから、決勝では気迫の抜きっぷりを見せて下さる人もたくさんあれよと祈るです。ねえ、ラルフ。頼むよ、おい。 ミハエル兄さん、中団に埋もれるスタートだー。早々にガッチャンコしちゃうのだけはかんべんしてくれよ。(^^;) キミちゃんと直接対決バトル繰り広げてくれるのが、一番見たいですよ。 タイトル争ってきたキミちゃんとミハエル、モンちゃんやラルフ、アロンソ、トゥルーリまじえて、堂々とタイトルを戦いとってほしいけど。みんなで対決するにはグリッド離れすぎてるから、もうちょびっとばかり通り雨が必要だなー。ゴメンよ、スズカ組のみなさん。わたしゃ雨ごいするだよ。(笑) 素晴らしいバトルを切望。明日も仕事やけど、スズカに魂とばして祈りますわさ。
GP開催の週末になってから、毎日驚かされるニュースが続いております。 一昨日は眠くて爆睡したんで、昨日の朝にニュース見てひっくり返ったよ。琢磨参戦の噂を、ホントにしちゃったんですかい。>ジャック 脳裏にポロックとかペンスキーやフォーサイスも浮かんだけどさ。CARTの株価下がってたいへんなときだから、ほしがられてるのには違いないだろうが。 ちなみに『その日』は、今年やたらに「ミハエル引退?」なんつー噂でるわ、ハインツやらニックやらジャックやら来期どうなるかっつー不穏なニュースに触発されて書いたんですが。 「サヨナラもなく」いうのは、エディがシートを失ったときにアダム・クーパーが書いた記事の一節なのさ。 架空OPの方とは関係ないけど、「サヨナラもアリガトウもなく去った」っつーと、どのバンドだったかメンバーが脱退したときに残ったメンバーの言ったセリフ。 ニュースを目にしたとき「サヨナラもアリガトウも」言う気力を失わせる体験だったのか、ジャック。。。。と思ってしまったのだ。 求められない、切望されない。そいつは自分の仕事にプライドを持ってきた人には、つらいことだろう。 来期体制発表直後のジャックの反応、BARに、ホンダに、否応なく「これが君らの求めたことだろーが!」と突きつけるんやなーと感じてしまったのよ。 この事件で、ジャックや琢磨の印象が悪くなっちゃうかなあ。イメージというよけいなモノ背負わされそうで可哀想にもなるけど、これもF1、魑魅魍魎の世界なんだよな。 少々の悪評背負っても、それにへたるようなヤワな神経してちゃ、平凡に忘れ去られるくらいなら、サバイバルできはしない。 魑魅魍魎の世界では、悪評もまた誉め言葉のひとつなのだ。 それは、人を驚かせ、人の印象に忘れがたく食い込み、有利な位置を勝ち取るというひとつの目標のためには他人なんぞけちらしてしまえることを証明しているんだから。
フェラーリ社公認デジタルカメラ、大人気で抽選に。 ファンの間で話題になっとりましたが、えらい勢いで予約入っちゃったんですね。日本では限定1000台だったから、抽選となったそうです。当たるといいですなあ。>予約なさったみなさま
『その日』
その日は、いつかやってくる。 予期することもできず、あまりにも唐突に。
まだ走れる。歯車がかみ合わなかっただけ。 彼は、まだ競争力を失ってはいない。 彼は、もっと力を発揮できるはずだ。
そう思っている最中に、真昼の雷雲のように襲いかかる。 サヨナラをいう間も、ありがとうをいう間もなく、 愛しいドライバー達は、去っていくかもしれない。
巨大な金の動くマーケットは、無情な世界。 リザルトをチームにもらたしても、 彼らはベスト・オブ・ベストは誰かと探し続ける。 経験をもってチームに批判を与えれば、 従順で新たなヒーローの登場を求める声があがる。
ある者は、まだ実績が、速さが足りないと。 ある者は、もう若くはないからと。 あるいは、シートを得るにはあまりに高価すぎると。 噂はさらなる噂を呼び、不安は胸に渦巻く。
若さはミスを呼び、F1サーカスはその習熟を待ちはしない。 成長と成熟の頂。経験がミスをカバーすることができる頃には、 さらに若く安いドライバー達とのシート争いが待っている。 かつて彼らも、そうやってシートを、チャンスを得てきたのだ。
私たちにできるのは、ただ祈ること。 ただ見守っていくこと。 彼らが彼ら自身の価値を証明し、 その手にするにふさわしい場所を掴み取っていくことを。
ああ、時は流れる。 刻みゆくタイム。 どの1周回も、かつてたどった周回と同じではあり得ない。 彼らのたどるであろう、幾万、幾十万の周回のどれひとつとして。
同じ時代に生まれ、出会えた喜び。 その成長を見つめ、その不運に嘆き、 その成熟を祈り、もぎ取ったリザルトに歓喜した。 見つめ、見守り、慈しみ続けた。 大切な思い出をくれた人。 愛しい、愛しい人。
この目に焼きつけておくんだ。 同じ時を歩み、苦しみや喜びをともにした人の。 その走り、その姿、その生き様。 けっして後悔などせぬように。 記憶の中に焼きつけて、いつでもこの手に抱きしめておけるように。
幾千の旗が打ち振られ、歓声がサーキットを包む。 その歓声にこたえるように、エンジンが高まる。 轟音が、目の前を駆け去っていく。 愛しいドライバー達の走りが、その血を熱くする。
その日。 いつかはやってくる、その日。 愛しい、愛しい人。
サヨナラは言わない。 また、いつか。 きっと、どこかで。 出会える日が来ると、信じていたいから。
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『雨』
低くたれ込める雲。 風は冷たく、路面の温度は上がらない。
タイヤのグリップはどうか。 セッティングのバランスは、どうするか。 ピット戦略は、どうするのか。 雨になるか、それとも晴れ間が続くのか。 データを睨みながら、下された決定。 ダイスはすでに投げられた。
雲が空を横切り、駆け去っていく。 かわりつつある天候。 人々の思惑を、あざ笑うかのように。
バイザーを、雨粒が濡らす。 雨は激しくなるのか。 濡れているのは、コースの一部なのか。 コントロールできる範囲内なのか。 決断を下さねばならない時間は、あまりに短い。 リスクは大きい。失敗は許されない。
ピットに映し出される画面には、コース全体の濡れ具合はわからない。 ドライバーの刻むタイムをたよりに、その変化をとらえているのだ。 彼らは、その目で雨を、路面の状態を見極め、 その全身でマシンの挙動の乱れを感じ、修正していく。 無線で状況を知らせ、ピットが混乱しないことを祈る。 ライバルとの差に、互いのマシンの状況を知る。
濡れた路面は混乱を生み、 乾きかけたレコードラインがさらなる迷いを呼び起こす。 多くのミスと混乱。 起こってしまったミスを補い、この状況を自らのチャンスにかえねばならない。 タイム差は、アドバンテージは、どうか。
テストコースに大量の水を撒き、開発してきたタイヤ。 どれほどの雨量で、どれほど挙動がかわるのか。 どれほど路面が乾けば、タイヤが限界に達するのか。 どの段階でタイヤを替えるべきなのか。 膨大な時間をかけたテストは、すべてこの一瞬のためなのだ。
コントロールできるぎりぎりまで、あなたはアクセルを踏み込む。 マシンが唸りをあげる。 幾年ものつらい戦い。勝機は常に雨の中にあった。 チャンスを逃すな。勝利の女神は、瞬く間に通り過ぎるのだから。
水煙を上げ、ライバル達を追い、バンクを駆け上がっていく。 追い、追い上げ、追いつめて行く。 1ポイントでも多く、タイトルのためにもぎ取らねばならない。
雨の中に輝く、赤いマシン。 年若い挑戦者達よ。 そう、これこそが、幾多の闘いで、 雲を呼び、雨のただなかに勝機を掴んできた男の姿。 変化し続ける路面を感じとり、 何度となく、逆転の好期を見出してきた男。 水煙の中、水滴と泥ににじむバイザーに、 紅のマシンは、ひときわその色を輝かせる。
レインマイスター。 赤い皇帝。 その伝説は、まだ終わりを告げはしない。
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エディのいないスズカ、エディのいないロッポンギを思って、寂寥の感に打ちふるえる今日このごろ。(泣) 移籍、引退という言葉が心にしみる季節です。おかげで今回の架空OPは、トーンが暗くなっちゃったねー。(^^;) いや、ホンマ、後悔などしないように、思いっきり観戦を楽しみに行って下さいましよ。>スズカ行きのみなさま
2003年10月01日(水) |
鈴鹿直前イベント/最近見つけたサイトいろいろ |
ラルフも8日に新宿タカシマヤでトークショウ。 ご兄弟と同じ空気が吸える来週水曜日。東京都民に戻りたくなってきました。はは、はははははは。 しかし、ウィリアムズF1チームクロノグラフリミテッドエディション....って、いったいいくらするんだろう。ラルフの思い出がオマケについてくるんだからなー。(笑)
10月5日(日)には、お台場MEGA WEBにてトヨタのドライバー達がトークショウ。こちらも毎年恒例のような感じになってきました。 ホンダの方はまだ直前イベントの発表がないようだけど、たぶんまたやるよね?? ちなみに鈴鹿でのイベントはこちら。 10月は、F1ファン達の楽しいお祭りがいっぱいだ。年に一度の逢瀬。 みなさん、楽しんで行ってらっしゃいませ。
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あちこち回ってるうちに、ずっと探していたメイプルソープのサイトも見つけました。 ル=グィンのオフィシャルサイトも発見。いつの間に出来ていたんでしょう。 TOPのコレ、多島海だよねー?? それほどに『ゲド戦記』に力を入れてはるということでしょうか。まだ『ゲド戦記』5巻も外伝も読んでねえよー。 ぐわあああ。オンライン小説が置いてあった。.....さらっと読めるような語学力があったらなあ。
空山基さんのサイトのハニーちゃんフィギュアに胸きゅんです。うん、でもやっぱり、空山さんの描いたシスター・ジル様バージョンがあればなあ、と思う私は悪役好きなのだった。 これも空山基さんのサイト。あー、この骨格の美しさと筋肉の緊張感。このとんでもなく美しくて官能的な曲線。こんなに美しいアンドロイドを絵に出来たら、わたしゃその場で雷に打たれたってかまわない。そう思ってしまう。 空山さんも20年代生まれ。少女マンガの歴史をかえた作家たちも20年代生まれが多いんですよね。花の二十○年組とかさあ。(女性作家さんはあまり生年を書かれませんけれど) ワシらが、どうしようもなく憧れた人達も年をとっていくんですなあ。 そいえば、永井豪ちゃんが昭和20年生まれというのに、愕然としてしまった。....ちゅうことは、1945年だよな。 そうだよなー。ワシが小学生の時には、豪ちゃんはすでに『ハレンチ学園』や『マジンガーZ』で一世を風靡し、『デビルマン』を連載してたんだった。 連載中の『マジンガーZ』『デビルマン』『手天童子』『バイオレンスジャック』の絵をはじめて目にしたときの情景は、今も覚えてる。嵐のようなエネルギーに満ちた、衝撃的な画面だった。 絵描きは、絵柄が変化し続けていくのが宿命。若い作家がだんだんとノリはじめ、勢いのある大胆なコマ割りやとろけるような流麗な線になっていくのを見る喜び。疲れて線が荒れていき、無惨な荒廃っぷりを目にしてしまう悲しみ。それらを乗り越えて、現役であり続けてくれることが、今はなによりの喜びです。 手塚治虫先生の『火の鳥』、ついに現代には行き着けなかったなあ、と思うとせつなくなってしまったり。(ところで『ガラスの仮面』ってまだ続いているんでしょうか?)
このごろ毎日のように行っているのが、海外ボツ!ニュース。 コレ、笑えるネタが多くて、ほんと大好きなのよねー。下ネタ多いのがまたツボですわよ。(笑) 最近こちらの「ボツ写真」コーナーで、とってもなごむ心持ちにしていただいたのが、鳥羽水族館のカニとカニの抜け殻。なんとも言えずホノボノとしたこの表情がいい! ここからお友達にメール出来るから、どーぞみんなでなごんで下さいませ。(^^)
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