浪漫のカケラもありゃしねえっ!
DiaryINDEX|past|will
『ペイン』
エンジンの響きを全身に感じ、コーナーからコーナーへ。 セッティングでどうにもならなかった、頑固なアンダーステア。 小さく舌打ちしながら、ステアリングを修正する。 ここでコンマ数秒無駄にすることになる。 P1の文字は、はるかに遠い。 だが、チャンスはまだあるはずだ。 俺自身の限界は、もっと先に在るはずだ。
アクセルを踏み込む。 うなりをあげ、加速していくマシン。 出し抜けにグリップを失い、マシンのテールがすべりだす。 コントロールを失い、止めようのないスピン。 なすすべもなく、それが終わる時を待つ。 スローモーションのように、周囲を流れる時間が引き延ばされる。 いくつも見てきた悪夢が、脳裏をかすめる。 グラベルで跳ね上がるマシンの感触。 タイヤに巻き上げられた砂利が、鋭い音を立ててバイザーにぶつかる。 近づくタイヤバリア。 衝撃に備えて、歯を食いしばる。 全身を打ちつける衝突のショック。 砂煙の中で、それは終わる。
痛いだろう?と君は聞く。 俺は、答える。 ああ、ちょっとばかり。 打ちつけた膝。首と背中と、それからプライドが。
君は、聞くかもしれない。 危険を承知で、それでも走るのか? 勝てないマシンじゃあ、つまらないだろう?
なぜ走る? よしてくれよ。そんな疑問がわいたら、辞め時ってもんだぜ。
君は知っているか? 時速300キロの世界を。 チェッカーフラッグを受け、リザルトを得る。 仲間達が喜ぶ顔を目にして、長く苦しい仕事が報われる瞬間の感慨を。
飢えてるんだ。この世界の誰もが。 勝つことに、一歩でも近づきたいと。 つかみ取れると信じているんだ。
ああ、痛むさ。気が狂いそうなくらい。 傷のことじゃないぜ。俺のハートがな。 勝利に飢えて、荒れ狂ってる。 叫んでる声が聞こえないか? 誰にも負けやしない。俺にはその力があるんだ、と。
おい、疑ってるのかい? ヘイ! ちゃんと見てろよ。 次のレースをな!
--
小説にしようと思ってた断片をちょっとかえて、架空OPにしてみました。 はい、こんな口調だから、もちろんイメージしてたのはあの人です。(笑) いつもと感じがちがうかなあ。あまり浪漫突っ走ってないけど、架空のナレーションだからこんなのもアリ、ということで。(^^;) しかし、ネタを使いまわしたら、やっぱり新たに書き直さないとあかんか。 あうう、自分で自分を追いつめてしまったようなっ。(自爆)
2002年10月23日(水) |
バーニーのデジタルTVを見た夢/ミュージシャン来日公演発表 |
土砂降りの風雨に濡れたもので、上から下まで着替えてぬくぬくしてたら、いつの間にか睡魔。夜中にネット徘徊して、また眠気に襲われお布団へ。 昨夜はちゃんとした時間に寝ようと予定してたのに、見事に失敗。コマギレ睡眠になっちゃいました。 あんまり毎日テレホ時間帯向きの生活してると、体内時計がくるって、また自立神経失調気味になっちゃうんだよねえ。 夕食後にカフェイン強そうな香味焙煎コーヒー飲んで、なぜ眠くなるかなあ。たま〜にあるんですよ、コーヒー飲んだ直後に眠くなることが。(まるっきり逆効果やん!)カフェインの効果って謎や〜。
しかし、夢ってのは見始めると連鎖的に見るようになるのか、ホンの1〜2時間のうたた寝にも見ちゃうんですな。 今回は、バーニーのデジタルTVが日本上陸している夢。はああ、ホントに夢じゃ、夢じゃ、夢でごさりまする〜。 舞台は、鈴鹿観戦へ出発にあわただしい、ネットのお知り合いのみなさんのおうち。今回の出演は、関東の人達。あちこちで観戦記を読んでたせいかしら? 大勢で誰かの家にいったん集合し、F1番組(フリー走行か特別番組?)放映直後に出発予定の様子。横にF1に無関係なチカンがあらわれて「あわただしいからって、ちゃんと鍵かけないと〜(^^;)」と思ったり、なんか落ちつかない雰囲気だったんですが。集合場所の家のダイニングキッチンに置かれているTV画面。その美しさには、そんなのも忘れちゃうほど見入ってしまう。赤いフェラーリ(もちろんミハエル車!)、これがもう夢のように美しい。(夢なんだが(^^;))まるでミハエル専門チャンネル状態で、たっぷりじっくりと撮してくれるのです。もちろんみんな画面に見とれて動けない。 しかし、その映像が終わらないうちにタイムリミット。私達は、数人ずつワゴン車に乗り込んで出発するんですわ。んでも、携帯用TV(カーナビ?)でまだ名残惜しげにその番組を見てたりする。移動中だから受信状況が悪くなり、「うーん、惜しい!」「お願い、キレイに映って〜!」と、にぎやかな車内でした。 みんなあせってます。なぜなら、バーニーのデジタルTV=6チャンネル放映に普通のビデオデッキが対応しないうえ、ほぼ1日中放映があるから。夢のような放映状態だけど、観戦に出かける立場としてはイタい。で、大勢で手分けして録画することになってたらしい。鈴鹿先発班、自宅待機班、それぞれ携帯電話で「オンボードは○○さんだよね?」「録画できた?」「そっちはどう?」と大騒ぎをしながら、車は鈴鹿に向かうのでした。
というわけで、きれいなミハエルの走りをしみじみ見ることの出来た夢でした。バイザー越しにかすかに見えるミハエルの表情。とろけるようにまったりとした赤、鮮やかなマシンの色。色つきの夢でよかったよ〜。 そういやあ、デジタル放送対応ビデオデッキってまだ開発中だっけ?? 以前友達の土産にもらった、独ケーブル番組表本のプレミア1の放映の広告ページでは、(1)メイン、(2)注目バトル、(3)ピット、(4)オンボード、5)1〜4を4分割で見る画面、(6)タイミングモニター、の6チャンネルでの放映でした。(2〜4のチャンネルでも、1のメイン画面は小さく分割表示される) フリー、予選、決勝映像、ハイライトシーンは、当日・翌日・次のGP直前などそれぞれ3回以上は再放映されるんで、欧州のデジタルTV視聴者はたぶんデッキが対応してなくても大丈夫なんでしょうな。 その番組表では、サッカーはだいたい3〜4チャンネル放映の表示がありました。今年のW杯でトルシエ監督チャンネルとかがあったのも、そういうデジタルTV向きの素材のひとつだったんでしょう。 BSデジタルは、こういうタイプの多チャンネル放映が可能になるらしいです。でも対応したデッキがないと、切り替えてるうちに別チャンネルでいいシーンを見逃すことがあるかもしんにゃいなあ〜。 BSやCSがこれからどうなるかわからないけど、視聴者増やすのに人気スポーツの放映権を各局が取り合いの予感。F1やモータースポーツはどうなるかなあ。同ジャンルは専門チャンネルにまとめてくれる方が、見る方は便利だけどさ。
-- ユーン、来季はCARTに行くかもってニュースで、CARTチームもアジアにスポンサーほしいのかなー、と思ってしまった私だ。(^^;) どうせなら、もちょっとイキのいい人達に来てほしいぞ。(をい) まあともかく、バーニーがCARTに興味を抱いてCARTのプーク代表と会談したのはホンマらしい。むうう、CARTにどんな道が開けるか、気になる、気になる〜。
-- イングウェイ、ハマーフォール&ノクターナル・ライツなど、来日決定したらしいっすね。見たい気もするけれど、会場小さいからぎゅうぎゅうになったりして?
Yngwie Malmsteen(問い合わせ:ウドー音楽事務所) 12/3 クラブチッタ川崎 12/4 岩手教育会館 12/5 新潟フェイズ 12/7 渋谷AX 12/8 赤坂ブリッツ 12/10 広島クラブクアトロ 12/12 福岡DRUM LOGOS 12/13 大阪IMPホール 12/14 名古屋クラブクアトロ
BON JOVI(問い合わせ:ウドー音楽事務所) 1/8 札幌ドーム 1/11 大阪ドーム 1/12 大阪ドーム 1/14 福岡ドーム 1/16 東京ドーム 1/17 東京ドーム 1/21 名古屋ドーム
HAMMERFALL with NOCTURNAL RITES 3/12 大阪クラブクアトロ 3/14 名古屋ボトムライン 3/15 東京クラブクアトロ 3/16 東京クラブクアトロ
2002年10月22日(火) |
ラウダにエスコートされる夢 |
熱いココアが恋しい季節になりました。買い物をしたお店の半額セールワゴンに森永純ココアを見つけ、ちょっと濃いめにいれて飲んでます。ぬくぬくほかほか。 これを飲みきったら、バンホーテンココア売ってるお店を探しに行こう。
夢話も面白いと言っていただけたので、脳内放送局の送ります昨夜の夢放送を、謹んでご報告いたします。 夢の発端は、大きなショッピングセンターで働いているところから。本日限りタイムサービスの食品を昼休みに買おうかなと思っている。鼻血だしちゃった新人社員やら転職の悩み事を相談する若い主婦のパートさん達の世話に追われてしまう。身の上話をしあったり、世話好きおばさんの役回りのオレだ。(^^;) あたふたと忙しくしてるうちに、パーティにかり出されることとなった。そんなとこ着ていくモノがないよ〜!とあせっていると、どっさり格安ドレスを出される。(支給じゃないんだ!)しかたなく有り金はたいて買い求める。だってあの人が来るんだから、オレがもてなさなきゃならんのだ。 あわてて着替える。わずかに緑がかった薄いグレイのレザーと深い赤紫の絹とを組み合わせたロングドレス。(夕べの超高値バービーちゃんか、仮装大会のスカーレット・オハラかってなもんだ)両脇に金鎖と革ひもの飾りがついている。 それをきれいに整えている間もなくジタバタしている最中に、あの人がやってくる。ニキ・ラウダだ。正装をして、洗練された上品な物腰。(もちろん彼は、いつでもあの帽子をかぶっている) 「よくお似合いですよ。お嬢さん」白髪に、真っ白なまつげ。握手しながら囁いて、エスコートしてくれる。さすが元エフワンドライバー、キザなセリフをへろっとまあ、そつがないじぇっ、と思うオレ様だ。 女性はみんな、ベルサイユ宮殿の舞踏会?ってなドレスの花を咲かせている。男性達は落ちつかず、バタバタと急なこのイベントのために駆け回っているようだ。会場になってる高級ホテルの者達は、その混乱を黙殺して、慇懃な態度で控えている。 舞台は、いつの間にかパーティなんだか芸能人秋の新番組対抗クイズ特番なんだか、よくわからないイベントになってくる。クイズは退屈らしく、まわりはダレた雰囲気。芸能人がマスタードかぶってひっくり返っていたり、別の会場からおなかマル出しで乱入してくる。カーテンの向こうでは、首相や議員が隠し芸に物憂いジャズピアノを弾いている。 しかし、ラウダに目を向けると、そんな混乱が目に入らないかのように上品に微笑んでいる。彼は苦笑しながら首を振ると、私を連れて席を立つ。 「踊りませんか?」軽く目で合図をして、鷹揚に微笑む。静かに響くジャズピアノ。私達は、軽く1曲踊ったらしい。やがて彼は、「またお会いしましょう」と言って、去る。ラウダの周囲だけは雰囲気が違い、その洗練された態度を敬うホテルマン達が恭しく見送る。 さて、私はドレスがあまりにベルサイユ!なので、美しいピンクの絹地を使ってアレンジし直すつもりになる。ホテルにある高級服飾店の縫子さん達に仮縫いを手伝ってもらって、スリットの入ったマーメイドラインに作りなおすのだ。 ここで一回、夜半に目が覚めた。だいたい夢を見たときは、寝汗がひどかったり喉が渇いてたりする。それでレム睡眠の途中に目覚めるのかもしれない。 再び眠ると、今度は超高速回線のインターネットお試しコーナーにいる夢だ。羨望のあまり興奮する。ネット上に蠍団のページが表示されている。画像が美しい。 画面の中の愛らしいクラウス・マイネの画像が、ウィンクする。静止画像から少しもぎくしゃくしないビデオ画像に移行する。メンバー全員が列車の展望車の中で、画面に向かって挨拶をする。どうやら生中継のようだ。クラウスの紹介の後、マティアス・ヤプスが「今ボク達は次の公演地に向かっている途中で....」と説明をはじめる。茶目っ気と自信とがないまぜになった彼の口調に、私はニヤリとする。 やがてライブ中継のプログラムがわかり、画面はウリ・ロートのバンドのライブとなる。スカイギターではなく、ストラトキャスターの音色だ。名前を思い出せないが、見覚えのあるミュージシャンが参加している。蠍団のライブは、休憩を入れて、まだ数時間の後になるのだ。曲数は少ないけど、見逃せないと思う。 目を覚まして、夢の中でウリのライブステージにいたのは、ウリの弟のジーノ・ロートだったと気づく。クラウスの声がしていた。ライブの曲は、蠍時代の曲だ。無意識の方が、つじつま合わせをする記憶力もハッキリしてるじゃないか、と感じる。
2002年10月21日(月) |
替え歌習作/脳内放送局/ネットで見かけたグッズ |
『派手な○○、玉にキズ』(『ハクション大魔王エンディング』F1ドライバー編)
♪色が黒くて〜、豪快で〜 ♪攻めの激しさ、かっこよく〜 ♪予選ポールはいいけれど〜 ♪派手なリタイヤ〜玉にキズ〜! ♪チーム〜メイトと〜ガッチャンコ〜? ♪引くを知らない〜モントーヤー ♪シュワーン〜、シュビデュバー ♪ウィリアムズの秘蔵っ子〜!
♪プレイボーイの〜、イーロオトコ〜 ♪モナコ上手でかっこよく〜 ♪抜け目ないのはいいけれど〜 ♪派〜手〜な毒舌〜玉にキズ〜! ♪日本〜来たらば〜、ロッポンギ〜〜 ♪チャリで走るよ、アーバイン〜 ♪シュワーン〜、シュビデュバー ♪ひとり娘はマカオっ娘〜
♪足が長くて〜、長身で〜 ♪後ろ姿がかっこよく〜 ♪レース速いはいいけれど〜 ♪派〜手な輪郭、玉にキズ〜! ♪誰が〜チームの〜ナンバーワ〜ン〜? ♪ツメが甘いか、クルサード〜? ♪シュワーン〜、シュビデュバー ♪次の彼女もモデルっ娘?
『いつもかわらぬ表情?』(『いなかっぺ大将』ライコネン編)
♪ひとつ、人より速い子で〜 ♪ふたつ、フィンランド後にして〜 ♪は〜な〜のエフワンで〜腕試し〜 ♪みっつ、未来の大物だぁい! ♪キミちゃん、若手の人気者〜 ♪は〜しる〜は〜天下の〜、マ〜クラーレン〜
♪よっつ、予選もミスなくて〜 ♪いつつ、いつでも無表情〜 ♪前車〜ぬけ〜ぬ〜け〜、得意技〜 ♪むっつ、むしゃくしゃするときは〜 ♪キミちゃん、時には悔しそう〜 ♪ケ〜ンカ〜は〜し〜ない〜な〜、クールや〜ネン〜
♪ななつ、涙は見せないで〜 ♪やっつ、やっぱり無表情〜 ♪しゃ〜べり〜なさい〜よ〜、インタビューゥ〜 ♪ここのつ、強ばるその表情〜 ♪キミちゃん、笑えば、可愛いぜ〜 ♪わ〜かく〜て〜、不〜敵〜な〜、ラ〜イコ〜ネン〜
『真っ赤なフラッグ』(『宇宙戦艦ヤマトエンディング』F1編)
♪あそこ〜で振〜られた〜、真っ赤な〜フラッグ〜 ♪必要〜だったと〜、思っている〜か〜? ♪念の〜ため〜でーも〜、い〜い〜じゃないか〜 ♪みんな〜無事なら〜、そーれ〜でい〜い〜 ♪カーボン〜ファイバーの、部品〜散り〜 ♪タイ〜ヤに〜、カケラが刺さる〜のさ〜 ♪ララララーララー、ララララーララー ♪ラーラーラー、真っ赤なフラッグ〜!
♪走って帰るから〜、真っ赤な〜フラッグ〜 ♪Tカー準備し〜、迎え〜ておく〜れ〜 ♪ピット〜はる〜ばる〜、コースの彼方〜 ♪息を〜弾ます〜、メット〜のな〜か〜 ♪たた〜かう〜ドライバーの胸には〜 ♪リスタートは〜、いつでもあわただしい〜 ♪ララララーララー、ララララーララー ♪ラーラーラー、真っ赤なフラッグ〜!
-- ここ数日、頭の中をいろんな曲がまわり出して、まいった、まいった。こうなると通勤・勤務中でも止まらなくなってしまう。ウォークマンで何か聞けばいいんだが、そうもいかないからな。こういうときは、替え歌考えるっきゃない。 「♪契約条項むすんだからにゃ〜、チームが私のご主人様よ〜(『ハクション大魔王』)」なんて考えてみたけど、あとが続かない。いい語呂合わせはないものか。 しかし、『ハクション大魔王』のアクビちゃんの歌をいったいどれだけの人が歌えるだろう。ますます懐かしアニメに走っちゃう傾向の自分だよ。100曲の大台に載る前にレパートリー尽きたらどうしようと不安である。(だから、流行りの新曲覚えろって) そににしても、脳裏にまわる曲でも替え歌にしづらいのが多いからまいっちゃう。 スティクス『Mr.ロボット』がエンドレスで「♪ドモアリガト、ドモ、ドモ!」と30分もまわり続けりゃあ、笑いをこらえるのがたいへんだべさ。 「♪ビローンビロビロビ〜ロ〜ドヒャドヒャバキュン!オレたちゃ幽霊、ドドドド、ドボチョン一家!ウヒヒノウヒヒノウヒヒノヒ!」なんて突然まわり出すもんで、いっしょにハミングしてる自分。ハッと我に返り、頭大丈夫かと疑ってみたりする。脳内放送局に、いったい誰がリクエストしたのやら〜? (って、自分以外にリクエストしてるヤツがいたらこわいよ) 『ドボチョン一家』って海外アニメやったけど、大人になってからアレは『アダムスファミリー』なのか?と思ったんだけど。 思い出しはじめると、野沢那智ちゃんや富田耕生さんの声まで聴こえてくるようだ。那っちゃんのイッちゃってるコミカルな声、懐かしいなあ。私的声優大好き歴は、那っちゃんや広川太一郎ちゃん、スナフキン役の西本裕之さんから始まったのよ〜。
ネット巡回してるうちに、なんの気なしに見てしまったガンダムグッズには、しばし大笑い。「笑ってやれ。笑ってやれ、グハバ!(byハルル姉さん)」と懐かしの『イデオン』のセリフ口走ってる自分のオタク度って、どうよ。まあ、正直言って『アナハイム社』ツナギの醸し出すマニア狙いな香りには、ハートをズッキリやられちまいました。うーん、ちょっと欲しい心くすぐられたらしい。黒いツナギの背にキース・リチャーズの絵を描いて堂々と課題制作してた学生時代なら、買ってたよな。いやー、出会うのが20年ほど遅かったねえ。(やっぱり着たいんかい!) コレクター物のバービーにゃあ恐れイリヤの鬼子母神。7万5千円、思わず自分の日給何日分か換算しちまってかわいた笑いがもれるってもんさ。昔アエロフロート7万9千円の格安チケットでドイツ行ったっけな。(遠い目) ハイジのガーデニングプランター、ジブリキャラのヌイグルミやグッズいろいろ見てると、可愛いくていいなあ。近所にこういうお店があったら、毎日通って衝動買いしちまいそうだよ。だって乙女だもん。(をい) でもやっぱり私の一番好きなジブリキャラは、猫バスとラピユタのロボット兵なのさ。ロボット兵達はちょいとヌイグルミには向かないなあ。 ロボット兵達は、新ルパン最終話に出てきたラムダちゃんに似てるから、極私的には【ラムダの兄弟達】と呼んでいる。原作『ナウシカ』の巨神兵も、いじらしくって可愛くてさあ。(ほら、またコイツ人でないモノに惚れてるよっ(笑)) プログラムされた反応であろうが、あの宮崎ロボット達のいじらしさは、まっこと【無償の愛】だもんよ。これを浪漫といわずして、乙女よ、いかに語るべき。
2002年10月19日(土) |
F1ニュースあれこれ/愛しの"Irv The Swerve" |
ケニー・ブラック達が、今年もチャリティでバンド演奏。彼ら、演奏は上手くなったろうか?? 11月1日、カリフォルニア州オンタリオ・コンベンションセンターで催される“ランウェイ・マッドネス・ビバ・ラスベガス”に出演の予定。ヴァン・ヘイレンのマイケル・アンソニー、元BOCのリック・ダウニー(前にこちらでニュースを紹介したお人ですな)、ブルースギター奏者ジーン・ディア(この人のことはちょっと知らない(^^;))が共演。パット・オブライアンとプリースト・オブ・ラブも登場の予定。
F1視聴率、マラソンに食われたらしい。 どうやらシカゴマラソンに食われたせいか、地上波放送の視聴率の大きな上昇はなかったようですね。CS部門では、どうだったんだろう。 世界的スポーツの中継が一番盛り上がるのは日本人効果だし、琢磨君初ポイントでもってドドン!と行ってほしかったんだけど。 3年前の記事では、バーニーはデジタル映像の権利を買わないかとフジに持ちかけたけれども、F1の放送は赤字だったため、高すぎて買うことを断ったらしい。むうう、いつまでも赤字では、デジタル映像は遠い夢なんだよなあ。 日本GPの時期に番組宣伝とかあれこれ盛り上がってもすぐシーズン終わるから、次はいつ放送やレースがあるのかわからなかったというのは、97〜98年にF1初心者だった私だ。(^^;) オフシーズンにもスポーツ番組の特集やトーク番組とかのゲスト出演とか、あれこれ盛り上げてくれるといいんだけどねえ。
ミナルディ、来季はフォード・エンジンに? 海外ニュースサイトでは関連ニュースを見ていないので、正式発表はこれからか。 ワークスのジャガー、02年型の改良バージョンというジョーダン、ミナルディの位置づけはどうだろう。シーズン中の改良バージョン投入はないだろうか? アロウズは、今季エンジン代金の支払いにまだ苦しんでるようだ。万年資金不足で心配なミナルディが、生き残ってくれるならいいけどさ。 マーク・ウェーバーの契約との関連が、気になる。彼をジャガーのテストに貸し出したのは、エンジン契約のプランのためとも推測される。これで彼のジャガー移籍の噂が出てるんだもんな。 いつもはシートが最後に開幕ギリギリで決まるスベリドメ、ってな印象のあるミナルディとアロウズ。アロウズは借金クリアできるかどうかわからへん状態やし、ミナルディはウェーバー&フェルスタッペンのコンビが理想だと言ってる。スベリドメがなくて本命のチームとの契約を逃したら、ドライバー達、来季はどないするの〜?(^^;)
オフシーズンにあれこれ盛り上がるといえば、なんといっても契約関連ニュース。(笑) 今季のストーブリーグの台風の目は、どうやらエディちゃんですよ。トホホ〜。
ジョーダン、アーバインとの噂を否定。 エディ・ジョーダンは、琢磨には日本の企業がもっと力を入れるべき、と発言。というても、ベンソン&ヘッジスが望んだ英人ドライバーのヒル、ドイッチェポストのフレンツェンと、スポンサーが何を望もうが切るときは切るF1界のタヌキオヤジなジョーダンだよ。アーバイン移籍説はベンソン&ヘッジスが望んでるという話だが、ジョーダンをとりまく噂は、ドライバーの契約はスポンサーの動向次第って匂わせて、駆け引きしてる感じやで。(^^;) エディちゃんはフェラーリ時代から、ジョーダンの古い馴染みとお喋りに行っちゃあ、移籍の噂が出ていた。アイリッシュ同士、その噂を本命の交渉相手に対して有利に進める当て馬にしてた感触がある。 フォードあたりがこのドライバーを、と名指ししてくる可能性はあるだろうか。コスワースとのエンジン契約については、ブルーオーバルをつけるかわりにフォードがスポンサーとして代金を払う説がホントとしたら、ずいぶんアクロバット的な技やけど実質的には無償になるのか? 有償エンジン契約になるかもしれなかったホンダとの契約では、同じように(琢磨君の契約もネタにして)駆け引きはしてたかもしれない。BARへの一本化案が出てたわ、ジャックCART復帰説は出るわ、ホンダ側もタヌキオヤジに対抗しただろうけど。
デ・ラ・ロサ、エディ残留を希望しない、と発言。 母国のラジオだから、口が滑ったかのう。まあ、エディに言われっぱなしのまま黙ってるヤツは少ないんだが。(琢磨君、言われ損になってへんか(^^;)) 数多くテストをしたデ・ラ・ロサとはマシン開発の意見が食い違ってたことを、エディは何度か口にしてる。エディとしちゃ『経験』面に自信がある。彼がマシン開発にフラストレーションためてたのは、今季のインタビューのあちこちに見える。夏場のアロンソら他チームドライバーのテスト走行の後にも「これでオレの言ったとうりだったとわかっただろ。ペドロの意見は違うかもしれないが」って言ってた。レース中のオーダーの有無は不明だが、デ・ラ・ロサ用の予選エンジンぶんどって怒らせたことはあった。ポイント圏内に届くのがむずかしい状態じゃ、亀裂も深まるわ。どこのチームにもドライバー同士の確執はあろうけれど、日頃から天然毒舌なエディだ。それを間近で聞かされりゃ、さぞ痛かろう。 ルーベンスもジョーダン時代、エディに反感持ってたそうだ。後になって、あれがエディの性格で、悪意はなかった、と思い直したらしい。(^^;) エディはフェラーリを経験して、トップチームを知っている。そして、ミハエルにおよばなかった、という刻印を押されてしまった。F1ドライバーの誰しもが持っている自分の価値を証明したいという欲求は、この時代にさらに強くなったと想像できるだろう。 「たぶんエディには、誰かが同じ方向を向いてることが必要なんだ」これは、99年にエディを昔から知る人が言ってたことだ。おそらく緩衝役が誘導しないと、エディひとりではチームの雰囲気を味方につけて牽引できない面はあるかもしれない。 フェラーリ移籍最初の年、担当だったエンジニアのルカいわく「最初は、ジョン・バーナードみたいに傲慢なヤツだと思ってた」(ジョン・バーナードって、印象悪かったんやろな(^^;))....この誤解は翌年フェラーリに来たロスに相談するまで解消されず、エディはそう思われてたと聞いて驚きあわてたという。 まったく、相手かまわず反発を買うのは、デビュー当時から大の得意なエディだよお。(笑) そういう弱点はある人とわかってて、だからこそよけいに可愛いのさ。毒舌でへらへらした遊び人にみえたって、反発買いながらだって、レースの時は真剣にしぶとく食い下がる。なんせ、"Irv The Swerve"だからね。ヒネリが効いてるのが魅力のひとつなのさ。
2002年10月16日(水) |
いつもながら奇天烈な夢 |
いつもへんな夢ばっかり見るんですが、鈴鹿直後の興奮の余韻か、その晩にも奇天烈な夢見ましたよ。ミハエルまでご登場ですがな。(^^;) 目覚めたときは、夢の場面がどんな順序だか混乱。えらく印象的で忘れたくないような場面もあるもんで 記憶をたよりに再構成。
夢の舞台は、19世紀末か20世紀初頭の雰囲気。薄暗い街灯の下を歩く人々は上品な紳士淑女といういでたちだが、人混みの雑踏の中で戦前風なラヂオ放送の音(目覚めてから、2.26事件の時のラヂオ放送を連想。『兵ニ告グ、勅令ガ発セラレタノデアル。.....スミヤカニ原隊ニ復帰セヨ』ってアレだ)とか街頭演説、人々も騒然としている。 袴姿の壮士風の演説者の声は、聴衆の怒号にさえぎられてよく聴こえない。どうやらある小説の描写に対する無理解/迫害/検閲に反論してるようだ。人波の隙間に見える演説者の姿は、筒井康隆氏に似ている。 まわりにいる者達の呟きが聴こえる。「あんな話になんの価値が」「実在の人々を当てこすって」「彼らが知ったら」「我が国としても、これは」「あの叫び声のような下品な響き(人々が口にしていたそれは、濁音が入って日本語的な響きではなかった。『虚構船団』のクォールにも似ていた語感だったが)の呼び名で」「怪物」「まるで荒唐無稽な」....。その呟きに触発され、その物語の映像が街と重なる。瀟洒な建物の上に重なった崖から人が追い落とされる。熱帯の部族風の人々が、戦争をして殺しあっている姿だ。 夢の中で、虚構が現実を浸食しだす。昔の列強植民地風の軍服を着た治安官(憲兵?)が、不道徳な行為をしたと、その部族の老人を演説が行われていた広場に逮捕連行してくる。周囲は熱い地方の植民地にありそうな建物で、灯明かりが揺れながら彼の顔をヌラヌラと光らせている。よく見れば、その顔は人類ではない。体毛がなく緑色がかった皮膚。目は2つだが、その位置がゆっくりと顔の中で移動していく。 「私は絶望しかけているのだ。人々に理解してもらえないのでわないかと」低くしわがれているがよく通る声で、老人はこちらを見つめて?話す。私は彼が、優れた演技者であり『物語』『虚構』への理解について語っているのだと感じる。やはりこれも筒井さんかと思う。 「さあ、行きなさい。可愛い娘もいる。快楽を得られるか、食べられてしまうか、どちらになるかはわからないが」老人が手をあげて示した先は、『虚構』の物語世界なのだと感じる。 そちらには、顔の部分だけが裂けてアギトを開いた怪物/娼婦がいる。いくつもに別れて開いたそれの顔は、大きな花のよう。目の前で、人の頭に食らいつく。それの向こうに、そこだけは昼の光に照らされた都会のスラム(ギャング映画にでてくる昔のアメリカ風)が、白いトンネルのごとく見えている。 手を縛られた老人は、治安官に連行されて退場する。怪物の目の前を通って、スラムに向かう。怪物がこちらを傷つけないことを、私は知っている。 スラムに入ると、そこは寒い季節の街。建物の間で、帽子とマフラーをした子供達が集まっている。工場がつぶれて生活が窮乏しているうえに、トラブルが起こっているという。 ひとりの子供の後ろに、なにかがとり憑いてる。怒りの形相で太い眉にギラギラと見開いた目。戯画化された絵のようだ。古事記の世界の神々の姿でミズラを結った子供。まっすぐ見つめると、それは視野のすみに姿を移動する。目を合わせないように、カラダを斜に構えて話しかける。 「あなたがそれをさせているのか?」そう問うと、かすかにうなづく少年神。 子供の受けたトラウマを治療しなくてわ。専門書が必要だ。そう思った瞬間、大きな図書館/書店に移動している。ここでは、アッという間になんでも揃うのだ。 係員に聞くと、すぐそれらの本を置いた棚を用意するという。それを置くのに予定された場所には、天井まで米袋がいっぱい積まれた棚がある。係員はそれを本の棚にかえ、米のかわりに大量の本を持ってきて、折り畳み式のテーブルの上に広げる。ほとんどがガン・パロの同人誌だ。B6やA6サイズ、表紙は最も安い紙のタイプ、32ページくらいの薄さか。おきまりのポーズをしてるおかげで、かろうじてアムロやフラウ・ボウとわかるような絵が多い。中にはゆうきまさみ風な絵やたがみよしひさ風の超個性派もあるが、装丁が安っぽく、あまり魅力がわかない。売れ残りの在庫一掃処分という感じだ。まわりにいた小さい子が、これはただでくれるんでしょ?と係員にねだっている。 「こんなの売れませんよねえ?」うんざり気味に軽蔑を感じさせる係員の声。多少弁護したくなり、「いや、こんなんでも行くところにいけば」「まかり間違って誰か買うかも」などと口走ってしまう。表は道路の高架沿いの道で、空気が濁ってけぶった天気。遠くを走る自動車の騒音らしき物が聴こえる。 一方、つぶれたという工場から、なにかの部品を加工して持っていく人物がいる。 「これで借りは返した」と、それを渡して言うのはハインツ。受け取ったのはミハエルだ。(唐突なご登場だ!(笑)『借り』という言葉から、あのスラムの子供達は彼らかと連想) ミハエルが赤いレーシングスーツ姿というのはわかるが、ハインツは黄色いジョーダン時代の姿。同じ部屋に同席しているラルフ(もちろん兄にもれなくついてくる(笑))は、最初こそBMWウィリアムズの白いレーシングスーツ姿だったものの、ウィンフィールドウィリアムズの赤、ジョーダンの黄色と、見るたびに姿がかわって幼くなるかのようだ。(^^;) さて、部品を受け取ったミハエルは、ハインツやラルフとともに暗い戸外へと出ていく。部品は発信器で、それを作動させて脱出の目印とするらしい。なんだかスパイかパルチザンのよう。身を低くし、ときおり匍匐前進までして分け入っていく木立の周囲には、他にも行動をともにする人々が大勢いる気配。みな、いつのまにか肩からライフルを下げている。 木立の影ではなく少し開けた場所にうずくまっているミハエル達。かすかにヘリコプターのローター音がする。音の遠さ。ヘリはまだ雲の中のようだ。暗視装置を使っているのか、明かりは見えない。 「危ない!」「撃たれるぞ!」と制止する声を無視して、ミハエルは身を起こし、立ち上がって空を睨む。強い風が吹いている。風に巻き上げられたホコリでもあたったか、はじかれたように顔を背ける。かたく閉じられた左目。少し痛みにゆがんだ顔。 背後の木立をめぐるあちこちにうずくまり息をころしている人々の姿。毛布かぶったショートヘアの人影を見て、羅さんがあそこにいる(会ったことないんだけど(^^;))、ここは鈴鹿のそばやろか?と思う。 だんだん大きくなるヘリの音。彼らを迎える脱出用のヘリか、それとも敵なのか。かすかに砲弾の音も聴こえている。 やがて目を開き、また空を見上げるミハエル。左目からひとすじ涙が流れ落ちる。吹きつける風。 ミハエルの真剣に見つめるまなざし。かすかな光の中に見える、片方だけ涙で濡れたまつげと頬。大きな瞳のクローズアップ。 【完】
彼の目から涙があふれた場面は、衝撃的だった。彼は銃を持ちたくないんだ、と思った。私も持たせたくない、と思った。たぶん、このショックで目が覚めた。(^^;) ミリタリー物やスパイ物は好きやし、ドライバー達で遊んじゃうのも好きやけど、両方ミックスされた夢ははじめて。可愛いお人に泣かれちゃあ、こっちもたじろぎますわい。 しかし、ここしばらく読んだものとか、み〜んなゴッタ煮になってるな。筒井康隆氏のエッセイやら、ティモシー・ザーンの超戦士コブラシリーズやら、2.26事件の本やら。むう、米(食費?)と同人誌とっかえるってか〜....。コミケ行ってた頃、思い出したりして。(^^;) あ、そーだ。『ガンダム者 〜ガンダムを作った男達〜』ってのを見かけたんで、羅さんや土方さんやりぶらさん達、ガンダム好きな人達に言っとこうと思ってたの忘れてたんだ。きっと気になってたんだな。それにしても、羅さん、毛布だけでは凍るよ。来年は気をつけてね〜!
夢は、目覚めているときに吸収し日々の生活のうちに忘れてしまう記憶をつづり合わせて、奇妙な世界を織りなしていく。脳は、五感から入った大量のデータを一時記憶で保存し、睡眠中にそれを整理して長期保存する記憶にしていくという。容量の限られた脳内にデータを効率的に保存し活用するために、パターン分類で認識させたりキーワードで連鎖的にデータを呼び起こしたりもするようだ。睡眠中の脳は、記憶を整理分類する課程で関連データを呼び起こすのだろうか。日中のストレスをなだめ、潜在意識の中からメッセージを送っているんだろうか。
2002年10月14日(月) |
架空OP習作/ひとりごと更新/鈴鹿 |
『Suzuka』
東の果ての国、はるかなスズカへ。 最後のテストを終え、最後のチェックをすませ。 作り上げた宝を、空港に運ぶ。 遠い旅に荷造りをするクルー達。 その腕には、傷が残っている。 限られた時間に、乗せかえなければならないエンジン。 冷めるのを待っていられず、熱い部品に焼かれた痕が残っている。 2週間ごとの厳しいロードが、もうじき終わる。 家族へのささやかな土産を、このシーズンの喜びとともに持ち帰れることを願う。
これがほんとうに最後となるのだろうか。 まだ決まらぬ未来に、ドライバーの心は波立つ。 思い出の中に混じる苦さは、後悔か。まだ燃え続ける野心なのか。 取り戻せぬ昨日。いまださだかなる明日。 シーズンは、もうじき終わりを告げる。 ライバルに食い下がり、チャンスを手につかむ機会も。
はるかなるスズカ。 夢を見ることをやめず、夢に手を伸ばすことを恐れず。 その夢が流す涙、悔しさに身もだえする痛みにも怖じず。 選ばれた20人、世界の高みに身を置くことを許された若者達が降り立つ。 彼らを支える幾百の腕が、マシンを最高の状態に整える。
東の果ての国、はるかなスズカ。 かつてここに手探りで作り上げたマシンを走らせた者達が見守る。 東洋のかたすみから無謀と言われた挑戦に挑んだ先人達が見守る。 彼らは知っている。 夢は、それを抱く者があきらめたときにのみ、消え去るのだ。
スズカ。 シーズンは、終わりを告げる。 けれど、この地に息づく夢は、終わらない。
--
ええと、ひさしぶりに浪漫モードいれてみましたが、もうちょっと手を加えたくて悩んでます。そんなこんなで、書きかけばっかりになってるがな。ええい、ここに習作として書いちゃう。感情が盛り上がると書きたくなるんだけど、なかなか満足できまへんわ。 それから、琢磨君の予選順位やリザルト、過去の日本人ドライバー達と比べてどうかと気になったので、『ひとりごと』に『日本人ドライバーの歩んだ道』を更新。
どっちも、わんわん泣いてこんな写真を見つけて大笑いしながら書いてるんやから、やっぱり私の地はお笑いやろか。→パツキン赤丸で日の丸カラーのジョーダンのクルー。(^^;)
いやー、SuzukaでHONDAでBSで、.....ナショナリズム盛り上がる要素あるから、ファン以外の人もすごい盛り上がったかも。 日本人だからってひいきして応援しない(日本人だから、よけいきつい見方しちゃう)ヒコクミンを自称してる私ですが、昨日はしばらく泣いちゃいましたわ。ずっと彼を応援していた人達、どんなにかこの時を待っていたろうと思いながら。 うーん、それに頭に浮かんだのは、鈴鹿で走ることを目標にしてた知人達のこと。私にとってのSuzukaって、身近な人達がレースをしに行く場所、ショウを見る会場というより体験する場所、という印象があったかも。 ライセンスとってレースがしたいって、片道8時間の道のりを通ってた先輩達。レインタイヤが高くってとぼやいてた、レースで骨折リハビリ中のおニィさん。サーキットに子供の頃から通ってる連中にはかなわない、資金があったら、もっと早くからはじめていたら、サーキットに通う時間がもっとあったら、....そんなセリフをよく聞いた。 憧れてるレーサーの走る場所で、自分も走ることが出来る。こけて痣を作ろうと骨をいっちゃおうと、またバイクに乗りたいと願う。(そいえば、鈴鹿での撮影テクやポイントを話し出して止まらなくなったロック系の友人をふくめて、そんな話をした知人はみんなバイク乗り/複雑骨折経験者だったな。(^^;)) そんな人達がたくさんいるすそ野があって、その頂点が8耐だとかMotoGPという世界につながってる。それがSuzukaという場所にあるんだ。 2輪と4輪という違いはあるけど、琢磨君のように世界に乗り出すのは、知人達の知っているレース仲間であったかもしれないし、彼らの子供達でもありえたかもしれない。そんな風に感じると、涙とまらなくなったんですよ。
マクニッシュにペンスキーからIRLテストのオファー。トヨタつながりでしょうか? 元F1ドライバー達とか、IRLテストを試した人はけっこう多そう。 ジル・ド・フェランは、先週IRLのテストをしたようですね。 CARTの方では、マイアミにリカルド・ゾンタが来てたといいますが。 いったい、来季はどんな顔ぶれになるんでしょうか。
F1-live.comのネットライブのコメントまで熱かったよ。 今頃鈴鹿にいる人達は、どんな思いを抱いてその姿を見つめていることだろう。 ....涙。ただ涙だけがあふれる。 あふれよ、涙。鈴鹿の夕日に、こみ上げる思いたくして。
2002年10月12日(土) |
日本GP予選/モテギでのイベント |
マクニッシュ、大きなケガにならなくてよかった。ラストランやから、決勝ちゃんと出走できるといいですにゃ。こんな大きなクラッシュ起こると、サーキットにいた人達も動揺したでしょうね。赤旗が1時間以上って、最近ありましたっけ。わたしゃネットライブ見てたんですが、早めにマクニッシュの状態がコメントされたんで、ホッとしましたよ。
それにしても恐ろしいのは、ブリジストン100戦目を、自身50回目のPPでむかえた兄さんだよ。 他のドライバー達が路面をキレイにしたセッション半ばにやっと現れて、1回目からサクッと驚愕のタイム。ゾクッとくるような登場の仕方はあいかわらず。しかも、2回目3回目とだめ押しでタイム縮めていく、この恐さ。ミカのようにミハエルと熾烈に競り合うライバルがいたらなお美味しい展開になろうに。頑張ってくれよ〜(^^;)>ウィリアムズ&マクラーレン
フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズと、仲良く並んだ後ろに、琢磨君が来ましたねえ。うん、最終戦でプレッシャーあったろうによく踏ん張ったよ。これを上手く決勝につなげれればなあ。 琢磨がタイムアップすると、フィジコがすかさずそれを塗り替える、っていう繰り返し。やっぱりフィジコという人は、おそろしく速いチームメイトだ。たいへんな1年だったとは思うんだ。 F1界ながめてみれば、チームメイトとの対戦成績は、以後何年もそのドライバーの評価についてまわっちゃう。それでプレッシャーに悩んだり、苦労してる人は多いよね。新人は習熟の時間もなく、すばやく吸収して結果をださなきゃなんない。若手にせまられれば、ベテランはその経験の重要性を見せつけようとする。お互いをこき下ろし、自分を高く買わせる発言もでてくる。でも、みんなそうやって食らいついて、今につなげてきたんだもんな。 運をつかむためには、チャンスが来たときにいつでもそれに手を伸ばせるよう、その足元を支えるものが必要だ。自分の才能を伸ばす努力、知識や経験を吸収すること、そればかりじゃなくて自分自身を高く売りつけることも、レースの世界には必要になってくる。F1界にまだ未知数の自分を買わせデビューさせるのは、高いハードルだ。それを越えたら「有力なスポンサーつき」「才能のわりに格安」「一発の速さがある」「未来の大物」なんてレッテルが貼られていく。それらを利用して、これからも買わせ続けなきゃいけない。 今のところ、琢磨君にくっついてしまったのは「ホンダの後押し」というレッテルだろう。最初はそれでかまわないし、それをしたたかに利用すればいい。ミハエルやハインツ達が「メルセデスの秘蔵っ子」だったように、それを忘れさせるほど活躍すればいいことだ。 なんでも利用して食い下がってお行きよ、いい子でいてもF1界の魑魅魍魎に呑まれちゃいかんぜ。そう念じながら、決勝を待つとしますか。
ツインリンクモテギでは、10/27に琢磨君がゲストのトークショウなどが予定されてるそうな。 またツインリンクモテギIndy Japan 300 mile公開テストが、11/7〜11/9にあるそうな。 IRLチャンプのサム・ホーニッシュJrと女性ドライバー、サラ・フィッシャーによるインディカーのテストが予定されてるそうです。いろいろいわれてるインディカーだけど、実際パワーや走りがどんな感じなんだろう。 このニュースは、インディの日本語オフィシャルページからのもの。来季へ向けての準備は、もう始まりつつありますなあ。
今頃知ったんですが、中野の信ちゃん、16戦マイアミで両手に1度〜2度の火傷をおったそうで、17戦サーファーズパラダイス出場がどうなるか、まだ不確かなようです。順調に回復してるらしいんやけど、心配ですにゃあ。 ドライバーが燃料かぶっちゃうことはしばしばあるにょね。チャンプカーの燃料メタノールの火は水かければすぐ消えるんだけど、燃料よくこぼれるんだよ〜。マシンやドライバーに火がついて大騒ぎって、けっこうある。(メタノールの火は見えないから、どのくらい燃えてるのかわからない)安全対策、もちょっとなんとかしてほしいじょ。(^^;)
2002年10月11日(金) |
F1ニュースあれこれ |
初日のフリー走行、モンちゃんやジャックはかなり大きいクラッシュしたようですなあ。首とか痛めてへんか? 大丈夫か〜?(^^;) で、そのジャックとモントーヤ、CART/IRLを語る。 マイアミ戦に遊びに来てた元チャンプ達のインタビュー。IRLは面白くないというドライバーは多いんですが、2人ともCARTびいき力説してはりますにゃ。 ポロック氏は、ジャックのCART復帰がありえるようなニュアンスの発言やCARTに自チーム立ち上げか?なんてニュースも見ました。F1チームの運営ほどはしんどくないと思うけどさ。ジャックのドライバー人生にとっては、何が一番いいのか。ああいう性格の人やから、思うがままに生きてほしいですがよお。
兄さん、すごむとこわすぎ。ただでさえ真剣な顔すると、怖いんやから。(^^;) 金曜フリー走行の分、ご機嫌のいい顔の写真みつからへなんだわ。調子いまひとつだったのか? この瞳に私は溺れてしまう。(笑) GPの時って、瞳を大きく見開いて、すんげーシリアスな顔してる。時には自分の中を見つめているような、くすんだ青の瞳。溺れます。ほんま、ええ男や。 @nif見に行ったら、マクのテストドライバーの噂があるようで。フェラーリのテストドライバーって噂もあったな。(しんどいからヤダ、って言ってたけど(笑))あー、早くシート決まってくれんと、心臓に悪いで。(-_-;) formula1.comを見に行ったら、ドライバー達のおめでたニュースが載ってました。 モントーヤ、マクニッシュは、シーズン終了後に挙式の予定。ソバカスの可愛いモンちゃんのフィアンセは見たことあるじょ。デ・ラ・ロサ、ユーンは、はじめてのお子さん誕生間近。フィジコは2人目のお子さんが生まれるそうな。 サロの髪が青くなりました。アニメキャラのコスプレのようだと思ってしまった、この青髪。ははは。 琢磨君のメカニックは全員パツキンになったとか? 気合い入れて初ポイント目指すってとこでしょうか。 来季どうなるかわからない人も多いけど、悔いのないよう、いい走りを見せて下さいな。
首を傾げる姿が可愛いミハエル。(「可愛い」に異議申し立ては却下!(笑)) ブリジストンの記者会見の様子ですが、ジャン・トッド、ルビーニョ、琢磨君などと並んだ写真を見かけたら、顔の大きさが違うので遠近感が妙でございましたよん♪
ロス・ブラウン、腰痛で来日せず。やっぱりあの飛びつき抱っこミハエルの勢いで、腰やっちまったんでしょうか。(フラビオも腰やったというウワサがありますが(笑)) 腹の上のえらい高い位置に飛びついてたよなあ。あの勢いだとトッドのような小柄な人は、つぶれるか吹っ飛んでしまうことは確実。無邪気なその姿がえらく可愛かったから、当分飛びつき自粛だとチョイ残念。 衛星通信使って指揮するそうで、アメリカGPのピットみたいなモニター群を用意しはるんでしょうか。あの豪華な映像がずらっと? それちょっと見たいわ〜。(^^;) 現場の指揮は、またミハエル組のエンジニアのルカ・バルディセッリが代行。この人そろそろ他の部門に移動したいと希望してるのを、ミハエルや首脳陣がとどめてるというニュースがありました。インタビューを読んだら、エディの前はベルガーのエンジニアをしてたそうで、たしかに現場歴長いわ〜。ミハエル組のトップなんやから、さぞかしミハエル様に忙しく働かされてることやろう。移動の多いGPのロードだけでなく、テストやシュミレーションやデータ分析あるやろから、休む間ない。何年も続けてりゃ疲れるわな。 ロスの代行ってちょびっと昇進?と思ったりして。(ボーナスに『テクニカルディレクター代行手当』とかね(笑))いつかはロリーやロス達の後継者を考えにゃならん日が来るんだ。強くなるほど他チームからの引き抜き攻勢が多くなるから、有望な人は手放せんのでしょう。育てたスタッフの層が薄いと、つまづいてしまった時に目もあてられないよなあ。
モズレーおじさま、シーズン中のチーム間でのドライバー交換案を口にしはったそうな。グッズの種類がやたら増えて、ファンは破産しますで。(笑) そうなれば『ドライバーズ』チャンピオンシップの側面は強調されるけど、速さや開発力のあるドライバー(格安ならなおよし!)を探してくるのはチーム首脳の眼力と醍醐味やんか。スポンサーにとっても美味しくない。 ウェイト・ハンデ制案は、3強首脳にゃもちろん拒否されてますにゃ。ハンデのおかげで勝ってもチームや自動車メーカーは『技術の勝利』を誇れへんし、開発が進んでポイントをとればハンデになるって、F1という競技の概念がなんか違ってきませんかえ。 苦し紛れな案を出すほどF1界の大物達が悩んでるのか、それともその大胆な案を引っ込めるかわりに別の案を受け入れるようにプレッシャー与える煙幕なのか??
2002年10月08日(火) |
引き返す勇気/CARTタイトル決定/アメリカGP雑感/フェラーリ記録更新中 |
右京さんのエベレスト登頂、頂上を目前にして断念、ということになったようです。天候がかなり崩れたらしいしねえ。ここまで来て残念やったろうけど、挑戦するのも勇気なら状況を冷静に判断して引き返すのも勇気。登山や冒険についての話を思うと、そう感じます。 私が入れ込みはじめた頃には、もうF1から去ってはったのね。どういう走りをするドライバーで、どんな思いを抱いて走ってはったのかは、よく知りません。彼の走りというと、ルマンくらいしか見ていないんですわ。(だもんだから、私自身はファンともいえへんし、応援メッセージつい遠慮しちゃってカキコできないうちにこのニュースになっちゃった。(^^;)) F1やルマンでは、周囲の状況に不利な面が多かった。インタビューを読むと、そういう壁の存在を強く感じてはったように思う。 その彼が今は、1対1で山に向かいあってはる。自分自身の力で勝ち取っていくことの出来る手応えを、求めてはるんやろうか。
CARTでは、クリスチアーノ・ダ・マッタがタイトル獲得。 彼については、トヨタF1の来季ドライバーのウワサが高いっすね。虎ちゃんの言ってた『トヨタのプラグラム』で、同時期にF1テスト走行してたんだよな。 もしこのプログラムからF1参戦が決定するなら、『F1ドライバーにステップアップする可能性』がトヨタが参戦する他カテゴリーのドライバー達の前に開ける。F1や欧州のレースしか眼中にないドライバー達を、来季から参戦するIRLの方に引っ張っていける。ってなメリットが出てくるか。 ドライバー変更の決定がどの程度トヨタ本社の意向かわからへんけど、新興チームを成長させるには、3強チームのノウハウがほしい。サロはフェラーリを体験してるけど、それはミハエル休養中の短い期間だった。パニスは、マクラーレンのテストドライバーとして評価が高かった。経験の長いパニスがマシン開発に貢献できるから、もうひとりは『速さ』『将来性』で新人を選んでもいい状況ではある。 ダ・マッタとタイトルを争ったブルーノ・ジュンケイラは、元ウィリアムズのテストドライバー。モントーヤと入れ替わりで、ターゲット・チップ・ガナッシに移籍した。 そのモントーヤも、ザナルディと入れ替わりにウィリアムズからチップ・ガナッシに行ったんだもんな。ひさびさにF1マシンに乗るザナルディの相棒が経験のないドライバーでは困るから、ラルフと契約したんだそうな。テストドライバーであったモントーヤは、そのおかげでCARTに修行に出された印象だ。まさかあんなにセンセーショナルな活躍を見せるとは、チップ・ガナッシもウィリアムズも考えてなかったろうけれど。有望で元気のいい新人をたくさんキープしときたいウィリアムズにとっては、願ってもない状況だったろう。 モントーヤに続いてダ・マッタがF1に来るなら、CARTがF1へのステップアップへの道という印象が強くなるかも。 ジャック、ザナルディ、モントーヤ、ジル・ド・フェラン、CARTのチャンピオン達が次々と他カテゴリーに移ってしまうことは、CARTファンにとっては残念なことだろうし、これも動員数などに影響を与えたかもしれない。 応援してたドライバー達が、F1に来るとうれしいけどさ。CARTはこれからどうなってしまうんだろうって不安が消えないのさ。
そろそろ鈴鹿への出発準備をはじめてる人が多いかな。今年は天気もよさそうで、温度は平年より高めだとか。じっくり生の迫力を堪能して、楽しく応援してきて下さい。 このごろ上位の競り合いやバトルがなかなかないから、今シーズンの締めくくりにうっとりするような素晴らしいバトルを見たいものですにゃあ。 今頃アメリカGPの印象ってのは遅いかもしれへんけど、書きそびれてたのが気になってたので。(^^;) あの時「あっ、ミハエル、バトル欠乏症で頭壊れた〜? どうしよう、へんなふうに壊れちゃったよー」と口走ってしまった私。2位なのに表彰台前後はご機嫌ヨロシ(というか躁状態?)で笑ってるし、記者会見の発言は(そん時の表情はわからんけど)人食ってるし、よりにもよって場所はバトル好きなアメリカやがな。ルビーニョの選手権2位を祝うのにこう来やがるか、なんという皮肉な!と笑ってしまったのですよ。 前にルビーニョの後ろでファステストたたき出して(「シルバーストーンのお返し」言うて)たっしょ。『勝てる』余力のあることを、共倒れ防止のオーダーだけがそれを阻んでると、見せつけて遊んでた。インディアナポリスでも、最終コーナーまですべての局面で勝っていたことが明らかやから、ケラケラ笑ってたか? 競って勝ちをさらっていくの好きな人やから、オーダーで『勝利』の意味が曖昧になった分、別の方向にボウボウ燃えてるんちゃうか? オーダーについての批判、オーダーを出し続けてるのに変わっていく周囲の評価、そんなものを笑って遊んでるんちゃうか? ライバルとちゃんとバトルさせてやんないと、兄さんもっと壊れちゃう? ....なーんて思ったわけさ。(^^;) 『ミハエルがフィニッシュラインを勘違い』説、『譲ってもらえるとルビーニョが勘違い』説など、どっちもあり得るしドジだったのかもしれないとも思う。もし仮にドジッてたとしても、フェラーリのようにチームの意向を優先するチームでこれやっちまって、ヤバイのはどっちかいうたら、ルーベンスやないかと。 ルーベンス自身まわりのフォローが必要な性格なんやろうけど、スクーデリア・フェラーリを惚れ込ませちゃった勝負の鬼ミハエル様が相手なんやから、言動に気ぃつけんと後がこわいでぇ。(^^;)>ルビーニョ まあ、狙ってたんであろうとドジであろうと、私自身が余裕ぶっこいて大笑いしてられるのは、自分自身が勝ち負けにこだわってないからだよな。(ショックを受けた人は多いと思うけれど)ミハエル兄さんは、最後の数十センチのぞいて勝っていたからね。 現在のフェラーリの哲学を考えれば、1位と2位にどんな違いがあるねん!と感じてるわけ。
前にも書いたけど、連続入賞や連続ポディウム記録は、ミハエル、フェラーリともに2位以下を引き離して記録更新中。 アメリカGP終了の時点で、ミハエル連続入賞21回、連続ポディウム18回。鈴鹿で3位以内なら、2002年シーズン全表彰台というとんでもない記録になるですだ。 フェラーリ連続完走記録が69回。今年のマシンは冷却系よさそうだし、レース後半にマシンをいたわってペースダウンする余裕があるから、アクシデントがない限りWリタイヤはなさそうな。70戦連続完走いけちゃうか? フェラーリの連続入賞&ポディウム記録は52回。....これに追いつくのだけで3シーズン以上かかるんやから、この記録破るチームはいつ出てくるんでしょ?って感じやね。 フェラーリ1−2は、アメリカGPが今年8回目。すべてF2002投入後なんやから、恐ろしいマシンですわなあ。 10年〜20年後に振り返れば、「伝説の〜」なんて書かれちゃう時代かもしれない。つーか、ライバルさん達が壊れすぎてくれて、ガックリなレース多かったんやが。(T▽T) こんだけ表彰台を占有していたら、他チームの出る幕がない。今年、フェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレンの3強チーム以外で表彰台に上がったのは、なんとエディちゃんだけってんだから、そりゃあ大猫にエディ残留なんてウワサが出るってモンツァ。(笑)
バーニーやモズレーがタイムズ誌等で、レギュレーション変更プランを口にしたようです。視聴率や観客動員数、コスト増で危機にあるチームの増加をなんとかしたいらしい。 予選を金・土の2日の合計にするとか、ウェイト・ハンデ制とか、ポイント制変更とか。「ゴメンねー、兄さん強すぎて(^^;)」と苦笑いしてしまう。えーと、予選が2日になると、雨で大波乱へるんちゃう。ウェイトでハンデって、それもなんだかショウのためって感じ?(笑) 単なるプランにすぎないやろし、全チームの合意が得られるかどうかは....反対するチームはきっとおるわね。(^^;)
2002年10月04日(金) |
片山右京エベレストに挑戦中/元F1ドライバー達のニュース/F1−USA?
|
鈴鹿GP開催前に登頂できるだろうか?>右京さん ジェット気流....すさまじそうや〜。山は魔物だから、石橋を叩いて慎重過ぎるくらいでかまわない。ケガなく帰ってきてくれればいいや。 で、応援メッセージを送りたい人はこちらに書き込むとよろしいそうです。→エベレスト登山応援メッセージ掲示板 エベレスト登頂が終わったら、こんなプランもあるらしい。→右京と楽しむJALホノルルマラソンツアー 右京さん、ホンマ元気やわ〜。まだ体力的にも精神的にも若いんだもんね。 雪山の雪焼けの消えないうちにハワイ焼けになりそうですな。しばらくの間は、真っ黒な右京さんやねえ。(^^;)
最近のF1ドライバーは、若い子達がどんどんデビューする勢いに押されて、引退年齢が早くなったかなあ。他のカテゴリーで活躍してる人、レース以外の仕事をはじめる人、F1後の人生にはいろんな選択肢があるけど、まだ競争力を失っていないのに去っていくドライバーの姿は寂しいよ。 来季のラインナップを発表してないチームは多いから、もしかしたら鈴鹿がラストランになってしまうかも?というドライバー達がいるんだよな。大好きな人達がそうならないように祈るしかない。ああっ、気がもめる〜。(-_-;)
元F1ドライバーといえば、みんなの隠れたアイドル?マッツァカーネが、先日IRLのテストを受けたそうな。 IRLはオーバルだけだから、参戦が決まったとしてもオーバル初体験ではたいへんやろなあ。たいていのドライバーは、オーバルに慣れるまで長い時間がかかってしまう。初年度から慣れたのは、モントーヤのような怪物くらいなんじゃ。(笑)
去年スパで埋まっちゃって掘り出されたブルティのかわりに参戦したエンゲ(印象が薄くてニュース聞くまで名前も忘れてたよ(^^;))、ドーピングでひっかかって国際F3000のタイトルを失い、1年間レース参戦できなくなったらしい。どうやら、大麻やっちまったようです。これって、本人や国際F3000にとって、激しくイメージを落とすスキャンダラスな事件なんでわ?(シェクター君の買春事件とは、手ぇだしたモノが違うからなあ(汗)) 国によっては大麻解禁してるところもあるし、欧州の若い衆はソフトドラッグへの禁忌は薄いっす。そういう背景があるのが大きいと思うけど、危険と隣り合わせの仕事してるんやから気をつけんとアカンがな。(-_-;) 五輪や世界大会級のスポーツ選手達は、風邪薬やカフェインもドーピングに引っかかるんでおちおち飲めないんだよね。モータースポーツ界のドーピング検査は、そこまで精密かどうかわかりませんが。
国際F3000とCARTが統合されて“F1−USA”になるかもしれない、というニュース。 海外ニュースサイトでは、これ関連の記事は見つけておりません。今のところ、裏がとれないじょ。どこから聞き込んできたやら(笑)>トーチュウ でも、こういう試案がでてきてもおかしくないとは思う。 今年はじめてF1と同じジル・ビルニューブ・サーキットをCARTのマシン達が走ったとき、CARTのプーク代表から「F1へのステップアップカテゴリーとして、ちょうどいいのではないか」という発言が出た。ハッキリこう言うとは思わなかったから、驚いたよ。オーバルでは世界最速をうたうことが出来るけれど、ジル・ビルニューブ・サーキットではF1のタイムと6〜7秒という差がついてしまった。それを受け入れて、CARTのレース界での位置づけを高めていくしかないのだろう。IRLやエンジンメーカー達との確執で、CARTはえらいことになってしまった。これ以上有力チームやドライバーが減っていけば、観客動員数・視聴者数も減るやろし、カテゴリー存続にかかわる問題になっちゃう。 仮に”F1”という名称がその新しいカテゴリーに使われれば、今のF1への参戦資金という高いハードルを避けながら、ある程度のステータスを得られるだろう。チームやドライバーは、それを使ってスポンサーを集めやすくなる。欧州だけでなく北米というマーケットにも宣伝の機会があれば、食指を動かすスポンサー出てくるやろな。 F1を自国サーキットで開催したいという国は多いから、バーニー達は「じゃあ試しにこのカテゴリーで実績を見ましょうか」なんて言えるわな。(笑) レギュレーションの問題やそれぞれの首脳陣/チームの思惑もあるやろうから、実現するかどうかはわからないけれどね。 でも、万が一統合してオーバルレースやターボがまったくなくなったら、わたしゃ泣くぞっ。
2002年10月02日(水) |
替え歌習作/フェラーリドライバーになった夢 |
『モンツァ行進曲』(『蒲田行進曲』ティフォシ編)
♪跳ね馬〜走る〜、イタリア〜GP、ティ〜フォ〜シ〜の聖地〜 ♪フェンスを越えて〜毎年ティフォシ〜あーふーるーるところ〜 ♪ピット〜タイミングの〜、かーりーそーめの順位さえー ♪発煙筒もゆる〜、声援〜吠える〜、ティ〜フォ〜シ〜の天地〜
『下位で低迷、イヤ』(『愛の水中花』エディ・アーバイン編)
♪ジャガー下位、またも下位、誰のせい?、オレのせい? ♪だって哀しいものよー、ぬーけなーいーなーんてー ♪ちょっと涙がほほーをーぬらしーたー、モーンツァー ♪壊れないマシンとエンジン、パワー与えてくださいー ♪空力に〜ハンドリーングー、知恵をしぼってくださいー ♪今年ーもー下位のー鈴鹿なのーか〜?
『シートどう思うん?』(『水戸黄門』F1ドライバー編)
♪契〜約〜「LUCK」ありゃ「愚」〜もあーるーさー ♪涙のリタイヤー?、首〜位あらそ〜い〜? ♪はーしってーいーく〜んだー、しっかりーとー ♪果敢にアクセル〜、ふーみしーめーてー
♪チーム〜にゃ〜ポイント〜ひーつようさー ♪ミスすりゃ、ライバル〜さーきにー行くー ♪あーとかーらー来〜た〜子に〜追〜い出〜さ〜れ〜 ♪去るのがイヤなら〜、さあ〜、はーしーれー
元気になったら替え歌を歌いたくなる体質です。んだけど、まだ切れはよくねいなあ。 エディ様の行く先がどーにも気になるんで、こんな感じになってもーたっす。(^^;) 鈴鹿祭りにお行きのみなさま、私の行けない分も、エディ様を応援してやって下さいませ。
寝こんでいるときは、夢にモロ願望が出ました。 ドイツに蠍団ライブ観に行く夢。まだ20代の頃のカイ・ハンセンと話してる夢。懐かしい。あの頃のカイは、大好きだったんだよ。(髪の毛まだ多かったしなあ(笑)) もちろんF1の夢も見ましたじょ。鈴鹿に行った夢では、宝塚ファミリーランドと有馬温泉と城崎温泉を混ぜたような光景だったり。(笑)行ったことないから、想像力が苦労したらしい。温泉付属のマッサージコーナー?に大きなオーロラビジョンあって、クルサードとラルフのバトルについて解説&分析番組してたり。夢の中ではこの2人が、2位3位。優勝はもちろんシュー兄さんだ。(予知夢だったらどうしよう?(笑)) まだ会ったことのないビオロンさんに案内してもらって(スズカ、モテギ、どっちもくわしそうだもんにゃ)、サーキットを遠望すると、なぜか夕暮れなのにレース中。鈴鹿8耐の夕暮れやルマンの薄暮の光景を見たい願望あるせいやろうなあ。はるか彼方に聴こえるエンジン音、次々と夕闇に消えていくライト。なかなかきれいな夢ではありました。
んでもって、一昨日またアホな夢を見てます。なんとフェラーリのNO.2ドライバーになっちゃった夢。これ、願望なのか?(笑) しかも初の日本人女性ドライバーっすよ。契約の関係なのか、レーシングスーツはスポンサーロゴもついてへん、白。どうやらマネージャーやスポンサーが暗躍して押し込んだらしくて、本人は「どうするよ、オレ、エディやルーベンスみたいな仕事できるわけないじゃん。欧州レースしてないから、サーキット知らないしよお。Fポンもたいして走ってないのに、なんでオレなんだよ。勘弁してくれよ〜!」ってパニック状態。みょうに設定が細かいのが笑える。(私本人は運転の仕方も忘れたペーパードライバーで、車走らせることには全く自信ないのはいっしょやが) んでもって、マネージャーはどこに消えやがったかわからへんし、迷子になってうろついてるうちに、ミハエルがお昼寝してる小さな部屋にたどり着く。なぜか気持ちよさげにコタツでうたた寝してるんだ、彼が。(爆) 心細い新人としては、チョイと相談に乗ってもらいたいところ。「もうプレッシャーがすごくて、どうしたらいいの〜?」と、たたき起こして抱きつき泣きつく。(こらこら) 兄さん、アッサリこちらをひっぺがすと、それにこたえて曰く「大丈夫。ふだんどうりに落ちついて走ればいいだけだよ」....ってアンタ、それが出来たら泣きついたりしまへんがな。アンタが速いから、こっちは107%いけるか心臓バクバクなんやんか。ええ、もう、アンタってばそういうヤツだと思ってましたよ。怪物級の強心臓の持ち主を相手に、泣き言いった私がアホやった。....と、ちょいとばかり恨みがましい目で見つめてるうちに、兄さんはそろそろ着替えなきゃと言って去る。 しまった。兄さん、待て、ロッカーとか更衣室がどこか教えていけ。オレまた迷子になるやんけ〜!(涙) しかたなくまたウロウロしてると、ショボいモーターホームやトレーニングルームを見つける。いろんなチームの若手やらスタッフがたむろしてる。片隅にはトレーナーにマッサージを受けてる若手とかいたり、サマヨエル新人達の溜まり場かって感じ。そっと入ってみると「女がまざってくると、着替えたりだらしない格好できねーんだよなあ」と聞こえよがしに言うチンピラ風の無名の野郎がひとり。この野郎、ムカツクー! まったく男って生き物は閉鎖的なんだから、とジョバンナ・アマティも言ってたな。女だからレースの世界に来ちゃいかんのかよ。テメエ、見てろよ。きっと見返してやらあ!と怒髪天をついたオレってば、レーシングスーツを肩脱ぎし、胸のあるのを堂々と見せびらかしながら、その部屋を出ていく。どうやらその野郎を押しのけてデビュー決まったらしいオレ様なのだった。 とまあ、怒りのあまり頭は戦闘モードに入ったものの、ハートはあいかわらずバクバクで心細い。だって乙女だもん、ヘッポコの自覚もあるんだもん。(をいをい) さまよい歩いているうちに、アーケードつきの通路に出る。そこで見つけたは、かの有名なお面軍団御一行様(誤)がお出でになるのを待ってはるMaxiさんであった。(まだ会ったことないんやけど(^^;))「みんな、まだなんですよ。そろそろ集まってくる時間だと思うけど」とニコニコ温和そうなお顔で、デジカメとミニカーを買った買い物袋を下げていらっしゃる。しみじみと慰め励まして下さりそうなお人をやっと見つけた〜。(涙) 通路の人通りは激しくなり、なんと人波の向こうからやってくるのは、おおっ、岸和田名物ダンジリ!(ということは、このサーキットは関西か?(爆)) ダンジリの上でウチワを手に舞い踊る岸和田の兄さん達。通路の壁にぶち当たるのもなんのその。(だってダンジリだもん)いよいよ、これから、GPという名の祭りも佳境なのであった。(^^;)
とまあ、シュー兄さんinコタツも可愛かったし、抱きしめちゃったけど、パニック状態で色気なんてそっちのけだったのが大笑い。 こういう夢見たのは、兄さんとニコニコじゃれてたルーベンスがうらやましかったのかもしれない。IRLのサラ・フィッシャーがマクのマシンを走行させたいう記事見たところやったし、ユーンや琢磨君の苦戦なども、頭にあったんでしょうな。 夢の中でも、性格だとかどうカテゴリーをステップアップしていくかなんていう基本的な認識は押さえてたようで。(男性中心社会という認識もね) それにしても、なんでMaxiさんに出演していただいたんやろ?と考えていくと、ふと思い当たりました。Maxiさんと言えば、ミニカーと予選GAP。ミハエルとの速さの差を、GAPでクッキリハッキリ図示して下さるお人なのでした。あんまり同チームで引き離されると、超恥ずかしいのだじょ。 それに、ヘッポコ成績ですぐ契約切られたら、ミニカーつくってもらえれへんかもしれんもんね。これで謎が解けた。 後はダンジリやけど、関西お面かぶせ隊の怒涛の快進撃を予感しているのでしょうか。(笑) ともかくも、楽しんできて下さいませ。
|