浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2002年08月25日(日) |
ハインツ、ザウバーと契約/カラダって不思議だじぇ |
ハインツが、来季ザウバーに。マッサ君は、テスト&リザーブドライバーとしてオファーを受けたもよう。 うわー、ドイツ人コンビになるやんか。 ペーターおとっつぁんにとっちゃあ、ハインツはデビュー前からのお気に入りだったはずだ。メルセデス三羽ガラスゆえの因縁やから、森脇さん以上に縁が深いかも? とりあえず1年契約。むうう、その後はどうなるかわからへんけど、快調なチームに席を置くことはその後にもつながる可能性がある。 ジョーダンってウワサは、ちょっと不安だった。それについちゃあ、可愛いエディ・アーバインにもジョーダン入り?のウワサがついてるんでキショイんだけど。 チームの戦闘力としちゃあまあいいけど、成績空回りするとえぐい状態になりそうだし。下手したらヒルやアレジみたいに、オヤジに引導渡されそうでさあ。(給料・年齢が)高いドライバーになると手放したがる印象。(^^;) あのオヤジ、若い(安い)子を見出すは上手いけど、気長く育てるタイプじゃあないよね。 琢磨君の来季も気になる。今踏ん張って成績にしとかないと、競争相手は多いからなあ。
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どうもこの頃、胃腸の調子がおかしい。胃がおもーくもたれて、消化がはかどっていない感じ。しばらく恒例の腹痛をやってたし、風邪や肩こりのせいもあるのかとも思う。 しかしまあ、昨日の朝はビックリしただよ。朝食のスクランブルエッグに紅茶飲んで1時間ばかりたった後で、胃袋逆流。だああああ! お酒にも乗り物にも酔っぱらってもいないのに、こんなことひさしぶりや。 酒酔い、乗り物酔いだって、もっとあらかじめ危険のサインは自覚できる。今回はあまりに突然で、腰が抜けた。 なんだかミョウに胃がもたれる〜、と寝床に突っ伏してうなってたら、突然だもんよ。洗面所に駆け出すヒマもねえ。おかげで着ていたモノも寝床の上にあったモノもすべて洗濯だぜ。 まあ、ともかく、そんなことが起こるほどの症状に思えなかったし、その後は胃のぼんやりとした不快感以外に自覚症状はナシ。カラダの他の部分は、すこぶる快調。1日たった今も、胃のわずかな不快感以外はなーんもないのよね。 洗濯物を干してたら裏庭の状態が気になったんで、草むしりして、クワやらシャベルやら持ち出して上手く雨水が排水出来るように力仕事などやったりしてました。自分でも、ホンマにさっき吐いたばっかりなんて信じられへんな〜と思いながら。ふみゅ、人体って丈夫にでけとるもんやなあ。 心配だったんで、半日ほど飲み物以外は胃袋に入れなかったけどさ。念のために食事は、刺激の少なそうなスープ類やお味噌汁からはじめて、柔らかい食品など中心にしてる。仕事のある日の食事は、ちょっと考えなきゃならないかもしれない。遠距離通勤時や職場でこんな状態になったら、どうしようもねえ。仕事で外出してる時でなくてよかった〜。 外食で、消化によさそうな食べ物って、何があるっけ。
2002年08月24日(土) |
ささえる人/ラウダ出演CM |
オジー・オズボーンの奥さんのシャロンが、癌で療養中らしい。 シャロンの病気が、早く回復するといいんですが。オジーだいじょぶやろか? シャロンは、たしか、マネージメントサイドの仕事もしてたと思う。 ずっとオジーを支えてきて、オジーをアルコールから引き離すのに苦労したんだったよな。オジーがシャロンや子供達といっしょに写った写真を覚えてる。オジーのように危なっかしい人が、支えてくれる家族の中で笑ってる写真。ちょっと奇抜なパパのオジー、上品でふくよかであたたかい笑顔をしたシャロンと、2人によく似た愛らしい顔の女の子達。今頃は10才くらいになってるだろうか?
若い頃はさ「○○が結婚なんてショック〜!」なんて思ったもんだけどにゃ。 あぶなっかしいアーティスト達を、誰かが支えていてくれると思うと、ファンとしても安心できた。ああいう幸せな姿が続いてほしいと、祈ったりした。 誰が誰の支えになることが出来るか見いだせるのは、自分自身の感覚でしかないんだもんな。彼らがそういう人に出会えたことに感謝したりした。 信頼し愛せる誰か、自分を預けられる誰かに出会えるっていうのは、ステキなことだ。それを手にしたことは、祝福できることじゃないか。この世知辛い世の中を思えば、得がたいことなんだから。
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チャットをしながら、話題にのぼってた曲『シャドーシティ』の検索をしてたんです。元歌とか紹介できるサイトはないものやろかと。 そしたら、出てきたんです。以前ここにも書いたタイヤのCMのことが。 横浜タイヤ、アペックス。このCMでドライビングしていたのは、当時引退したばかりのニキ・ラウダだったんですと。(驚) あー、ビックリしたよお。まさか、こんなところで御縁があったとわ。 このCMシリーズ、他にもモンテカルロやいろんなサーキットでの映像を使っていたらしい。横浜タイヤが当時どの程度レース活動をしていたのかわかりませんが、バブルな頃とはいえ、豪華ですな。
そいえば、以前書いたことでひとつ訂正。 ラウダの現役時代の年代と、映像を見た記憶のある場所(当時の住居)を考えると、映像はどうやらその何年か後の特集だったようです。(やはりカーグラあたりか?) で、ラウダが火傷を負った年は、アメリカGPはインディアナポリスではなくワトキンスグレンでした。(^^;)
2002年08月23日(金) |
"Coast To Coast"な人生/フォードどうなる? |
元Blue Oyster Cultのドラマー/ツァーマネージャーさんのお話。 このおじさまオモロい人生おくってはるなあ、と思ってしまいました。今はCARTのホスピタリティのお仕事。 ふむむ、たしかに共通するところも多いですにゃあ。ファンの喜ぶショウのために、プレイヤー達と機材を万全の状態で運んでいく。来る日も来る日もロードは続く。アメリカやったら、まさに"Coast To Coast"。 BOCは、私自身は何曲かしか聞いたことがないんですよねえ。作家のマイケル・ムアコックが参加したアルバムがあるらしいというのも、チェックしていないし。(^^;) BOCというと、B誌の某広瀬さんがツバキのジョー・リン・ターナーだった頃、Gジャンの胸にBOCの縫い取りしてたな〜。 AC/DCやSLADEがいっしょに出たモンスターズ・オブ・ロックっていうと、80年代だっけ?
ラウダ&レッドブルがジャガー買収を狙う? BBCの方の元記事は、ラウダじゃなくレッドブルの方にウェイト置かれてました。 どこに買い取っていただいても、ジャガーの名がなくなったとしてもいいんですがねえ。(あれだけエディを苦しめられると、愛情などカケラもわかんわい!)もしチーム名が変わったりしたら、ジャガーとエディの名が切っても切れなくなっちゃうな、と思うだけ。 初めてのジャガードライバー、初めての入賞、初めてのポディウム、....次にジャガーの名が復活して誰かが上書きするまでは、記録はエディのものなんだよな。さんざんなリザルトとも結びついちまうけどさ。ふん。(-_-;) エディがフォードと契約?なんていうニュースが、@nifty:モータースポーツに書かれてましたが、フォード首脳陣の機嫌損ねるのうまいエディだからねえ。わたしゃ、エイプリル・フールかと思いましたわい。(笑) いちおう海外サイトに確認にいったけど、元ネタらしきモノは見あたらず。とうてい信じられない!と思ってもとりあえず関連情報を探しまくるのは、来季どうなるか日々胸を痛めて追いつめられたファン心理なのさ。ふん。(-_-;)
nifは元ネタ(原文)の探しようがなく、誤報もとぶイメージがあるんですね。 こちらのニュースでウケたのもいくつかあります。 『BMW、来季は270度バンク角エンジン?』って、これもエイプリル・フールかと思った。だって、まるで逆立ちエンジン〜。(爆)
2002年08月20日(火) |
ハンガリーGP/気になるニュース |
2位以下を引き離して、とうぶん破られそうにないような大記録更新中です。→f1-data.com フェラーリ、連続完走66回、連続入賞&連続表彰台49回。 ミハエル、連続入賞18回、連続表彰台15回。
圧倒的な信頼性が、この記録を生みだしたと言えますね。 あああ、これ見た後に大猫チームの成績を見に行くと涙が出るう〜!
いくつか、気になるニュース。 ジョーダン、フォード・コスワースとエンジン契約。 1年落ちという報道もあるけれど、EJは「新しいフォードのプログラムなんだ」とフォード・ワークス体勢を匂わせる発言。ジャガーをしのいだアロウズの先例があるから、フォード首脳陣にその方向のもくろみがあるという可能性は否定できない。 佐藤琢磨の処遇についても、あれこれ憶測がとんでますね。残りのGPで、しっかりアピールしていかないと。フィジコが速さを見せつけるから、対抗するのはたいへんだ。
ウィリー・ウェバーだし、伊ガゼッタ紙だし”ミハエルの引退を匂わてせる”って、ウィリーの言ってるのは「来年になるまで契約更新の話はしない」ってだけやんか。これだけで言われてもなあ。(笑) マネージャーとしては、ミハエルの価値が下がったら困る。今季はルビーが迫ってきてたし、ライバルチームとの差が大きいから、ミハエルのファイターぶりが見られる機会は少なかった。来年ガツンとまた格の違いを見せて、向こうから「契約更新して〜」と懇願されるのを待ちたいんでしょ。....なんて思っちゃったのよね。
トーチュウ・フランク監督のインタビュー。 パトリック・ヘッドもそろそろ引退する時期を考えるようになった、という報道を以前見たことがある。後進が育たないと、そう簡単には足は洗えまいけどさ。 ウィリアムズ・チームは、ドライバーに厳しい/冷たい、と言われる。後継者についても、そうなんだろう。好きなようにさせてても、競争力は身につかない。甘やかすわけにいかない、と思ってるのかもしれない。 苛烈なF1の世界だからなあ。果断に、時には冷酷なくらいに、物事をすすめないと、チーム傾いちゃうもんな。 最近なにかと話題のトム・ウォーキンショウだけど、あれこれ策動したり失敗したりドライバー泣かせしていても、個人的には嫌いにはなれないんだ。彼はラリードライバーから始まって、ずっとレースの世界に生き、チームをなんとか生き残らせるためにジタバタしてきたんだからさ。
フランク監督の記事に話題を戻すと、これを読みながら、ふと思いだしたことがある。 伊警察から今春かえされたセナ事故車の話だ。彼らは、返却後間もなくマシンを粉砕処分した。 その日言葉をかわし、笑いあった相手がいなくなる。マシンを目にするだけで、その思い出の傷口は開いただろう。夢を託して作ったものが、悲しみしか生まなかった。 以前読んだ記事で、ある亡くなったドライバーの当時のチームメイトが、他人のコレクションとなった事故車を「バラバラに粉砕してしまうべきだ」と言っていたことがある。ただのファンである私自身だって、もしG・ムーアの事故車が飾られたりしたら、たぶん平静ではいられないよ。 彼らは、多くのコンストラクターが破産し、F1から撤退し、自チームのコレクションをも手放すのを見てきた。自分達もいつかは引退する。これから何が起こり、そのマシンが痛みを知らない誰かの手に渡る日が来るかもしれない、と考えたのかもしれない。
前にチャットで、他人の運とパワーを吸うてしまう吸血鬼ミハエラ様....なんて言って遊んでたもので、ちょっとツボを突かれた一枚。 牙生えてるようにみえるんやけど、兄ちゃん(^^;)
またナツメロ替え歌がわいてきました。なんでわくときは次々連鎖的になっちゃうんだろう?
『走らへんのか、をい?』(『シクラメンのかおり』F1さんざん編)
♪緑色した〜ジャガー名門〜、むなしいことはない〜? ♪デザイナー、またー、クビのようです〜 ♪ためらいがち〜な、マシン、モディファイ〜 ♪フォード飽いたように〜、不穏なウワサ〜 ♪ミ〜ナルディ、今季〜予選〜、ぬーいて〜いきまーした〜
♪オレンジ色の〜アロウズ危機ほど〜、アヤシイものはない〜? ♪チーム〜売り〜時〜、近い〜ようです〜 ♪フェニックスさーわーぎー、トムは〜裁判〜 ♪閉められたままーの〜、アロウズピット〜 ♪高値に〜、ポロック思わず〜、肩をすくめまーしたー
♪疲れをしらない魔物のよーうに〜 ♪シューミが何度もラップしてーいくー ♪フェラーリマシンで、はしれるーならー ♪ドライバー達はナニを、惜しむーだろー!
♪紅色の〜、フェラーリ、ルビーニョ、哀しいものはない〜? ♪トラブル〜いーつもー、集中のようです〜 ♪ギアがスタック〜、エンジンブロー ♪予選ポールで〜、スタートできーずー! ♪ターイトル〜、挑戦のチャンス〜、にーげて〜いきまーした〜
♪ライバルいなーい、独走状態〜 ♪シューミが何度も勝利してーいくー ♪走り直すことがでーきーるーならー ♪ルビーニョ、赤旗いのーったろー!
『からんだから』(『神田川』シューマッハVSモントーヤ編)
♪あなたはもう、忘れたかしら〜 ♪赤いフェラーリ、マクを押さえて〜 ♪ふたりで並んだ、予選フロントロウ ♪フェアに行こうねって言ったのに〜 ♪いつも、進路は〜邪魔〜された〜 ♪荒いバトルに、心臓冷えて〜 ♪ぶつかるホイール、ガタガタ鳴った〜 ♪あなたは私にマシンを寄せて〜 ♪ウィング壊して行ったのよ〜 ♪たたかった〜あの時〜、だーれーもーこわく〜なかった〜 ♪ただ、あなたの幅寄せは〜、エ〜グ〜か〜った〜
『シクラメンの香り』は歌詞がうろ覚えなんで、ネタをひねってみました。自分としては、『神田川』の方が気に入ってます。 替え歌はやっぱり”元の詞を充分に生かす語呂合わせ”と”笑えるヒネリ”の両方が上手くかみ合うことがツボでしょうね。だから、うろ覚えだと書きにくいし、作った手応えや満足感が半減しちゃいます。
実は、頭が替え歌モードにギア入ったまま、『シクラメン〜』からの連想で小椋桂さんの『めまい』も9割がた替え歌にしかけていたんですが、あまりにエグい歌になってしまって、元の歌詞から連想してひねっているうちに、忘れたいような事故を思わせるものになってしまった。なんとか軌道修正しようとしても、最初に思いついたイメージを越えられるアイデアが浮かばないんです。で、上手く起動修正できるようになるまで、自粛。 作品の最初の読者としての自分は、読んで(自分の愛するドライバーを襲った不幸を思い出し)怒り狂い(こんなことを書くバカが自分以外の何者でもないゆえに)落ち込んでしまった。 最初の批評者である自分は、より高いと感じるレベルを求める。作品の作者である自分は、痛烈にえぐるようなヒネリが効いたネタを書きたいから、思いついたアイデアに高揚している。読者の自分はやりきれない思いに煩悶してしまう。このジレンマ、どーするねん。
なんか、こう書いてると、自分が何人もいる多重人格みたいでしょ。そういう面は、ちょっぴりあると思う。ファンである自分と、このHPの作品の作者である自分は、完全には一致しないんです。 後で自分の書いた日記やひとりごとを読むと、途中で言葉の調子が変わっていて、別のモードが起動してることに気がつくことがあります。読んでる人を忘れて自分の中に入り込んでいたり、あるいは、いつも起動しない自分の中の人格があふれ出していたり。ここ数日のでも、それがはなはだしく出てますにゃ。 好きなジャンルで不安をそそる出来事や事故のニュースを聞くと、意識しないうちに自動的にある行動に走ってしまう。今回も、いつものパターンやっちまってます。 創作モードにはいると、自分自身をえぐるようなイタくむごいイメージを探してたり。 だから、去年のイタリアGP・アメリカGPあたりのことも、書きたい気持ちと、あまりに自分の思いついた言葉があざとくて、憤る気持ちが錯綜してます。まだファンとしての自分の中ではイタさが消化しきれないらしいです。 「これは、架空の放映のナレーション。自分が書いたものやないんや。くさいほど浪漫を発散させるナレーションが勝手に画面から響いてくる、と思ってみんかい?」ってなことを、よく自分に言い聞かせて書いてたんですが。 あっ、あれ以来『架空OP』のアイデア完成させてないですね。....あたた、ブランク長すぎ。
2002年08月14日(水) |
『ひとりごと』更新/IRLに高木移籍/ジェイソン・プリーストリー負傷 |
ひっそりと『ひとりごと』更新。いつも思ってる愚痴や実現不可能な夢なんで、なんとなく日記じゃなくあちらへ。 あー、シリアスな作品の更新長いことしてないなあ。カッコつけようとするから、アカンのか。(^^;)
ついでに以前書いたCART/IRLについてのひとりごとに加筆したんですが、タイムリーにもそっち系のニュースだわよ。(シンクロニシティだわい(笑)) 高木虎之介、IRLへ。 トヨタはF1に虎ちゃんを乗せるにはまだチームのレベルが....なんて言うてますが、トヨタのプロジェクトとして同じくテストしたダ・マッタは来季候補に有力視。虎ちゃんにシートは会わなかったというハンデはあるけど、ダ・マッタの方が速かったんだから、苦しく聞こえちゃうんだな。(^^;) 私自身は、トヨタのIRLへのテコ入れにほかならないと感じております。かつてCART眼中になかった虎ちゃんを引っ張ってきたごとく、ホンダが信ちゃん達を入れてCART振興&モテギ興しをしたごとく。なんせインディ500くらいしかIRLのレースは日本で知られてないしね。 ホンダ、トヨタ、双方に言えることだが、支援するドライバー達が国内・海外レースで勝ち上がってきた先に用意できるトップカテゴリーが彼らには必要なのだ。だけど、F1では、メルセデスでさえ秘蔵っ子達をテストドライバーや他チームに押し込むのに苦労してる状況だ。 そこで、彼らはアメリカの最高カテゴリーであるCARTやIRLに注目しはじめたんだろう。アメリカというマーケットで宣伝するメリットは、小さくない。 そこを経てF1へ行ったドライバー達の前例はあるのだ。より高いレベルを目指せる機会があるとわかれば、有望な若手達を支援プログラムに集めることもできる。そして、虎ちゃんや信ちゃんのように、力を入れたいカテゴリーに動いてもらうなんてこともありうるのだ。 たぶんオベ・アンダーソン達は、BARやジョーダンと同じように、あくまでドライバーの決定権のイニシアチブを握ってるだろう。周囲を満足させる成績/速さを見せ、他国のドライバー達と堂々と渡り合える確信がない限り、日本人ドライバーを選択しないだろう。 スポンサーマネーやチームのイメージにとって、ドライバーの国籍は有利な条件のひとつではある。だが、厳しいF1の世界にとってはファースト・プライオリティではないのだ。万年金欠ミナルディでさえ、ユーンのかわりにアンソニー・デヴィッドソンがハンガリー/ベルギー参戦決定だよ。(^^;)
ジャック天野の Motor Sports Note 第18回:ミド・オハイオ(直リンで跳べない人はこちらからどうぞ(^^;))。 およよ、チームグリーンはIRLに移動で、アンドレッティと組むのか〜。(^^;) ちなみにここに書かれてるカーペンティア、CARTのオフィシャルサイトに行ったら、チェッカーフラッグ腰にまいて裸ではしゃいでる姿がさらされてました。腹をなんとかせーよ、いい男なのに〜。(笑) 写真はオチャラケてたけど、インタビューはシリアスな部分も。(長いから、流し読みしただけだけどさ)どっちに行くにしても、競争力のあるチームでなきゃつらい。どのドライバーも持つ悩みですだ。 天野さん達のようにアメリカンレースをずっと見つめ続けてた人達にとっては、いろんな感慨がこみ上げる今季&来季だろうな。 画面やモニターのこっち側で4年ほど見ただけのワシのようなファンだって、悩乱しちゃいそうな大変化だもんよ。参戦するドライバー達が元気で幸せで、レースの方もオモロくあれば、いつかは慣れていくのかもしれないけどね。日本で観戦や放映が気軽に見られる状況であれば、もっといいんだけどさ。
昨日なぜか「IRL/インフィニティプロシリーズ」の検索があったと思ったら、もしかしてこのニュースを探してはる人がおいでになったのかな。 こちらに参戦していた俳優のジェイソン・プリーストリーが練習走行中にクラッシュで入院。 かなりの重傷と聞いて、ビックリ。名前じゃピンとこなかったけど、『ビバリーヒルズ青春白書』のブランドン君だったのね。たまに見てたから、レースに参戦してたことにもビックリ。インフィニティプロシリーズはIRL(インディレーシングリーグ)の下のカテゴリーなんだけれど、アメリカはレース好きの俳優さん多いからねえ。んでも、知ってる俳優さんが走ってるとは思わなかった。 こちらの記事は、かなりくわしい。最後に書いてある住所は、お見舞いメッセージの宛先です。 また探しに来る人もいらっしゃるかもしれないから、大まかな状況を書くね。好きな人がケガしたときの心細い気持ちは、しみじみわかるもんな。 呼吸と心拍・血圧はノーマル、脳震盪から回復して反応も正常。脊椎の第9番目の骨(胸椎か?)を骨折。左目のまわりに打撲、鼻、左頬、首に傷。両足に骨折と傷。 傷や骨折がどの程度なのはわからんけれど、手足の末端まで自力で動かせるということだから、脊椎にも足にも神経の損傷はないようだ。他の記事で読んだところじゃあ、完治できる傷だと医者も言ってる。今度移送されたインディアナポリスの病院は、レースの本場で、こういうケガの直し方はよくわかってる。 つーことで、ファンの人は心配やろけど、泣かずにお見舞いメッセージ書いてあげるヨロシ。
最近はIEでしかチェックできないサイトが増えたり、履歴でオフラインにチェックできる便利さにつられて、IEを使うようになってたんです。わたしゃMAC使いでネスケ派なんですが、便利だっつーんならビル・ゲイツんとこのソフトを使うのもやぶさかではない。大金持ちをさらに太らす気はないけれど、MacOS9にロハでついてきたんだから使い倒してやろーじゃん、ってな気持ち。(笑) ところが、この前IRLのオフィシャルサイトをチェックしに行ったら、突然デスクトップ上のアイコンの半分が消え、IEのプルダウンメニューが文字化け。再起動するとアイコンやプルダウンメニューは普通に現れ、どうやら大丈夫だったらしいと、そのまま使ってたんです。 壊れたことに気がついたのは、翌日です。「お気に入り」に追加したはずのサイトが消えている。「履歴」が、記憶されてない。どうやら1度ソフトを終了してしまうと、例のトラブルがあって以後の新規の「お気に入り」も「履歴」も消えてしまうのです。うひゃあ〜、これじゃあ困るじゃん。 そのトラブル前後に立て続けにネットから落ちて壊れたせいで、HDもおかしくなっている様子。どうやらDisk First Aidsでは修復不可らしい。IEだけの再インストールも、不能でした。あー、コレはやばいぞ。こういうことが続くと、HDの状態がどんどん悪くなるんだ。今のところは接続や原稿書きに不自由はないんですが、またHDクラッシュしなきゃいいけど。 ほとんどが軽いオンラインソフトと、ネット用のバックアップデータしか置いてない私のHDの中身。作ってあるHTMLはFTPでサーバーから取り戻せばいいし、惜しいなあと思うのは画像くらい。 何度もクラッシュしていろんなデータをなくしてるから、また初期化することになっても未練はあまりないんですが。(^^;) メールやらまだUPしてない文章の草稿やら、失って困るブツだけはバックアップしとくべかなあ。
落ち込んだせいか夏のせいか、『無縁坂』だの『精霊流し』だのがエンドレスで脳裏を渦巻く今日このごろ。(暗いか?)あんまりエンドレスで響くもんだから、替え歌にしてしまいました。 フルコーラス教えてくれてありがとう。おかげで書けたよ〜ん♪>りぶらさん
しかし、さだまさしという人は、まさかあんなに笑える人だとは、デビュー当時思っていなかったぞい。 色白で線の細い生真面目な顔立ちでヴァイオリンを弾いてさあ、あんな哀しい詞とメロディを書く人なのにさー。そう思っていたのは私だけじゃなかったらしく、「コンサート行ったらねえ、爆笑の渦で、オチ研なノリだったんだよー。オモロかったけどさあ。イメージがガラガラガラ〜」と情けなさそうに言っていた私の友人。 グレープが解散したとき、さださん病気療養のためときいて「高原のサナトリウムかなんかで喀血して儚くなっちゃいそうな....」と思ったもんだったわよ。 精霊流しが、あんなでかい舟を流すスペクタクルな行事とも思ってなかったしさ。 イメージっていうのは、怖いもんだねえ。 でもまあ、フォーク畑の人や、哀しいせつない曲を書いたり歌う人ってのは、よくラジオのパーソナリティとしても活躍してるんだよな。爆笑トークとかも多かったりして。 考えてみれば、悲劇と喜劇は紙一重。あるシチュエーションを想定したり、言葉の感覚をいつも磨いてるってことにはかわりないんだよな。
『そろそろ後任探し?』(『精霊流し』アレックス・ユーン・バージョン) ♪きょーねんのータ〜ルソの思い出が〜、ビ〜デオ〜レコーダーからこぼれてきます〜 ♪あーなたーのたーめに後任候補〜、集まってくれまーした〜 ♪マーク・ウェバーとおーそろいの〜、マーシンでなーぜだか、ひとり落ちます〜 ♪107パーセントできーえますかー、グリッドの〜上〜から〜 ♪やーくそくーどおりにー、あーなーたーの落とした〜 ♪3〜度の〜予〜選を〜、かんがえーましょうね〜 ♪そしてあーなーたーのー、シートのー後にー、ついてー決めましょう〜 ♪プ〜レスは〜、2シーターイ〜ベントも〜、後〜任〜さーがしと騒ぎまわって〜 ♪エ〜フワン〜サーカス〜かーわりなくー、つーづーいーてーいく〜の〜です〜
『無念だが』(『無縁坂』マカオGP・バージョン) ♪ミ〜カが〜まだ〜、若〜い〜頃〜、マカオ〜第2ヒート〜 ♪ミハエルと〜ならび〜かけ〜、そこで〜激突を〜見せた〜 ♪タイム差合計〜、勝ちが見え〜、リタイアだけは〜しちゃ〜ダメと〜 ♪涙した〜、白い顔〜、とても〜悔しげ〜だった〜 ♪運がいいとか〜悪〜いとか〜、シートさ〜まざま〜変化し〜たけど〜 ♪登竜門って〜、たしか〜にあ〜ると、顔ぶ〜れ見〜れば〜、そう思う〜 ♪競い〜戦う〜銀〜と〜赤〜、暗示する〜よ〜うな〜 ♪若武〜者の〜、'90〜マカオ〜G〜P〜
2002年08月06日(火) |
ハードロックとモータースポーツ |
ルドルフ兄ちゃん53才、インディカーに乗るの図。 アメリカツァー中に、蠍団のルド兄ぃがこんなことしてらしたようです。DIOの方のメンバーやクルーものっけてもらったらしい。 ツァーのついでに楽しんでるかーい?>ジジイ達(笑) 昔(80年代半ば)にも、蠍団のルドやマティアスが、モトリー・クルーのメンバー達といっしょにインディカーに乗ってる写真を音楽誌で見たことがあります。 速いマシンやレース、好きなんだよね。(^^)>蠍団 昔からメルセデス好きだから、マクラーレン・メルセデスのピットに招待されたことがあるし。(たぶんミーハーしてはしゃいでいたことだろう) PRIMAL FEARのラルフはミハエルのファンで、モナコGPでファンが見かけたという噂もあるし。
F1ドライバー達の方は、ソフトなロックが好きという人が多いんだけどさ。(「ヘヴィメタルは嫌い」って、そんな名指しできらわんでも〜。世の中、聞かず嫌いで、もったいないいい曲を聞き逃してる人が多いんだじょっ(^^;)) 力強いエンジンの響きとハードロック/ヘヴィメタルの音というのは、気持ちよく合うんだよな〜。 実況や解説がうざいと、ビデオで見返すときはヘッドホンで好きな曲流しながら眺めてたりしますのさ。 ハードロック/ヘヴィメタルといっても、ラウドでテンポの早い曲ばかりじゃあない。ブルージーな曲や叙情的な雰囲気を持ったも意外と多いのよ。 むせび泣くようなギターソロやせつないバラードを聴きながら、レースとそのために多大な時間を費やしてきた人々に思いを馳せる。 雄々しく、せつなく、やるせなく、レースの思い出が胸に迫ってくる。たまらないですよ〜。(^^)
ふう、またグルグルが始まってしまった。グルグルと同じことばかり考えて落ち込んでる自分は好きじゃないし、ネガティブで情けない。グルグルと自己憐憫の堂々巡りになって思考停止してしまっているのだ。 書いては消し、また書いては消す。そんなことを数日続けている。心の中にしまいこんでいると、思いがふくれあがって爆発しそうになってしまう。 この季節になると思い出す、可哀想な人の話だ。私が幸せにしてあげられなかった人の話だ。哀しい昔語りだ。
その人は、山間の小さな村に生まれた。若い頃から病弱だったので、実は結婚するつもりはなかったのだという。 こまめに働く真面目さを気の強い姑に気に入られ、息子の嫁と乞われて行ったのだが、その生活はなかなか厳しいものだった。子宝に恵まれたのもつかの間、一家は破産し、家を手放すことになった。生まれた子供達は病気がちで、年中医者に通っていた。 重病を抱えて生まれた下の子供は、ふとした病で死んでしまった。片言を喋りだした頃だったが、痛いとも苦しいとも言わず、死んでいった。骨あげで見た子供の骨は、拾い上げようとすると砕けてしまうほど、薄くもろかった。 夫が事故で亡くなったのは、その半年後だった。 そして彼女は、残った子供のために働き続けた。 彼女は、夫の残した時計を使っていた。ネジ巻き式の古い腕時計で、何年もたつうちにベルトは壊れていた。それをバッグに入れて持ち歩いていた。 毎日そのネジをまき、狂いがちな時刻を合わせて、仕事に出かける。家に戻ると、家族の食事を用意する。暗い台所に入り、自分で作る料理は味気ないと言っていた。出来合いの簡単な炒め物にさえ、人の作ってくれた物は美味しいと喜んだ。
彼女に最後に会ったのは、お盆だった。久しぶりに会ったその顔はやつれ、油の切れかけた機械のように動作が緩慢になっていた。まだ子供が小さかったから、手術を受けなかった。いずれこんな症状が出るのはわかっていたのだと言っていた。 気丈な彼女が、珍しく弱音を吐いた。彼女が助けを求めるのは、よほどのことだった。 それがわかっていながら、私は自分のことで精一杯で、彼女に何もしてあげられなかったのだ。手を伸べることをしなかったのだ。
彼女が亡くなったのは、それから1カ月後のことだった。眠りについて、そのまま目を覚まさなかった。その前日まで、働き続けていた。 遺品の亡夫の時計は、どこにいったかわからない。古い壊れた時計。大切な物がなんなのかなんて、他人にはわからないものだ。
彼女と墓参りに行ったとき、話してくれたことがある。子供の命日には、必ず蛇が姿を見せる。TVで写真や映像を見ただけでさえ、悲鳴を上げるほど嫌いなのに、彼女はいつも蛇に会う。あの子は巳年生まれだから、蛇になって挨拶をしに来るのだ、と笑っていた。 夏草を揺らす風に、彼女は耳をすましただろうか。池や川に広がる波紋に、目をこらしただろうか。立ち止まり、蛇が現れるのを待ったろうか。 蛇はほんとうにいたのだろうか。現れたのだろうか。彼女とは何度も墓参りをしたが、私はただの一度も蛇を見たことはない。 彼女が亡くなった後で、思い至った。蛇は脱皮をするゆえに、再生と輪廻を意味する生き物だった。失われた赤ん坊の生まれ変わりを、彼女は見たかったのだろう。
生まれ変わりと言えば、不思議な話がある。 彼女の兄夫婦には、長い間子供が産まれず、一時期その下の子供を養子に迎えようかという話も出ていたという。 彼女の赤ん坊が亡くなって数週間後、その兄夫婦に子供が産まれた。よく似た名前をつけられたその子は、病気もせず、健康に育った。 生まれ変わりに違いないという親族もいたが、四十九日も来ていないのにそんなに早くは生まれ変われないだろうと彼女は言っていた。それを口にしては、兄夫妻やその子に気詰まりだと思ったのかもしれない。 その後、彼女の兄弟にはたくさん子供が産まれたが、彼女の赤ん坊とうりふたつの顔をしていたのは、その子供だけだった。 私は、不可知論者だ。神仏も転生も信じてはいない。けれど、彼女がそれに慰めを得ていたのなら、転生という観念がこの地にあったことをありがたいと思うのだ。
もうじきお盆がやってくる。 まだ誰も起き出さぬ夜明けの道を、亡くなった人を思う人が歩む。灯明をともし、水や団子を手向ける。霊が迷わぬように、渇きに苦しまぬように。 阿弥陀如来、観音菩薩、不動明王、六地蔵....迷う霊を導き救ってくれるという地蔵菩薩。草深い道を、線香を手に祈っていく。 小さな赤ん坊のために祈り、蛇がそのしるしを見せてくれるのを願っていた人は、もういない。
2002年08月02日(金) |
プールリーグいろいろ/フレンツェン離脱/トレーシーがプレイヤーズに? |
8耐、ついに始まったんだなあ。8耐の炎暑と夕暮れを思い、暑さにたえる本日です。しぼったら水滴したたるくらい汗かいたわよ。
F1は3週間の夏休みだけれど、プールリーグの水面下の動きは大忙し。 フレンツェンが、チームの不安定さを理由にアロウズ離脱を発表。ひゃー、びっくりしたよお。 去年もたいへんだったけど、今年はアロウズの資金的な問題でえらいことになっちゃったからねえ。母国GPにはちゃんと出走できたっつっても、これ以後のGPはどうなるか。早めに次のシート探しに行くことにしたのか? 他に気になるニュースや噂も、ちらほら。 ジャガーを始めウェーバーがあちこちから引っ張りだこだとか、トヨタの来季はダ・マッタ説、ヨス番長に断られたミナルディ(ユーンのかわりの)候補にブライアン・ハータ説、ジョーダンがワークス・フォードエンジンを獲得?説、などなど。 F1シート最新動向 ←こんな噂もあったりして。(笑) まあ、バトンBAR移籍なんてあまり噂になってなかったんだから、どこまで信憑性があるのかわかりまへんが。
頭が痛くなるような噂も多いけど、その中で嬉しいというかあの人らしいなあというニュースもひとつ。F1じゃないけどさ。 ポール・トレーシーが「オレはCARTが好きなんだ」発言をしてること。チーム・グリーンはもしかしたらIRLに行っちゃうかもしれないんだけど、トレーシーはプレイヤーズからオファーがあるそうなんだ。で、どっちにしてもCARTには残るって。 ターボエンジンの響きとトレイシーってのは、よく似合う。あの「なんぴとたりともっオレの前は走らせねえっ!」ってな走りを、いつまでも見せてほしいのさ。 CARTで最初に好きになったドライバーなんだよね。いいところまで行っちゃあ自爆したりチームメイト撃墜(あれがなきゃモンちゃんのかわりにダリオがチャンプになってたかも?)したり、そんな直情径行バカなところが可愛くってさ。(をい) プレイヤーズの青いマシン。カナダの負けん気なドライバー達が乗ってきたマシン。アレに乗ることになるんだろうか。なんだか、泣けてきそうだよ。
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