あたろーの日記
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2006年05月31日(水) |
iPodの容量が・・・。 |
旧暦5月5日。 月齢4日の細っこい月がやけに赤かったなあ。 夜帰宅したら、階下の大家さんから、観葉植物の鉢植えを貰った。私にあげるために、庭から植え替えてくれたんだそうだ。わーい。部屋の中に緑があると嬉しい。植物にもちゃんと心がある。部屋の主がどよーんとしていると植物もどよーんとなるし、楽しい気分だと植物も楽しそうになる。ごきが出たからって落ち込んでいてはいけないのである。
30GBのiPodの残り容量が1.4GBになってしまった。入っている曲は4000曲を超えている。20分もの交響曲は1楽章が1曲、落語も1曲、家元の小唄1曲1〜2分、これも1曲、だから、単純に4000曲といっても長さは極端に異なるのですがともかくそれだけ入っている。なんてこった。いつの間にこんなに。。。小唄も演歌も浪曲もクラシックもジャズも入っているかと思えば落語もハードロックもメタルもブルースも入ってしまっているオラのiPodちゃん。いったい何者?自分の中に、おじいさんもおばあさんも、いたいけな少女も成長期の少年も、アダルトな雰囲気の30代も、いろんな人格が住んでいるらしい。毎日いろんな人格が自分の聴きたい曲を主張して言い争っているのであります。困ったもんです。 そんな蘊蓄を言っている場合ではなくて、どうしよう、あとちょっとしか入れることが出来ない。いよいよ60GBが欲しくなってきた。。。けれど、そんなの買う予算ないし。だいいち買ったとしても今使っている30GBも手放したくないし。 というわけで、当面の解決策として、いちど聴いたポッドキャスト番組をiPodから抜いていくことにします。 うーん。私ボーダフォンなんですけど、iPod携帯いつ頃発売になるんだろ。もしかしたら買いたくなるかも。でも、テレビもついていないと困るし(家にないので)。ふーむ。・・・今から悩む必要もないかぁ。。。
旧暦5月4日。 昨日は月末業務で遅くなってしまい、帰宅後すぐごろん。 と、昨日の日記を朝出勤前に書いてます。 今朝、起きたら、台所のシンクに、ごきがひっくり返って死んでました。 私もひっくり返るほど驚きました。 死んでいるのに怖くて、あれこれ持ち出して10分位かかってようやくごみ袋に入れることが出来た。 今日は不燃ごみの日だけど一緒に捨ててしまう。 清掃局の人、それと当のごきちゃん、ごめんなさい。
朝からショックで気が抜けた。
2006年05月29日(月) |
かふぇでにらめっこ。 |
旧暦5月3日。 用事があるため会社を16時で早退。チャリンコ漕いで帰ってくるも、外はまだまだ明るいし、暑いし、途中小学生は多いし(!!)で、早い時間に帰るのは結構新鮮でした。17時には用事を済ませて、さてと、と、駅前のカフェに潜り込んで、3時間以上、原稿用紙とにらめっこしていた。哀しいことにホントににらめっこで、あんまり進まなかった。でも、自宅に帰ってしまうと、あちこち手を出して読んじゃったり、パソコンの電源入れてネット始めてしまったりと、誘惑が多い。カフェだと限られた空間の中に限られた持ち物だけ持ち込んで、意志の弱い自分をちょいと追い込むことができる。加えてそのカフェの平日夜は、1人で来ている人が多くて、テーブルにノート広げてなにか書いている人とか読んでいる人も結構いる。よい刺激になります。 願わくば、もっと自宅近くにそういうカフェがあるといいんだけどな。第2の書斎みたいにしょっちゅう利用できるような。よく映画にあるシーン、新聞持って朝近所のカフェにおじさん達が出掛けていく、っていうの、あれ、やりたいですね。 この前京都に行った友達が、私の好きな東寺のお香を買ってきてくれた。それから会社でも、タイに行った人からお土産にコーン型のお香を貰った。夜自宅で過ごす時はよくお香焚いてます。香りが精神安定剤になるみたいです。・・・今夜のお香はタイのピンク色のコーン型。バラ?蓮の花?なんと、とっても濃厚な香りの石けんみたいです。ばふばふ。むせている。。。ばふ。
地震、自分の住んでいる東京は最近揺れない。それがかえって不気味じゃないですか?将来起こるとされている巨大地震はまだ先かもしれないけど、そこそこ揺れることはいつでも覚悟しておかなきゃなあ、と、いう気がしてきました。最近地震が多いですね、インドネシアや、南太平洋も。・・・それにしても、ジャワ島の被害は酷いですね。
2006年05月28日(日) |
ポッドキャスト好きな番組。 |
旧暦5月2日。 なんでこんなこともっと早くやっておかなかったのかな、ということって沢山あります。 日曜の夜に慌てている自分。あーあ、子供の頃から成長してない部分、多いな。 ジャワ島の地震、酷いですね。ニュースを見るたびに被害が大きくなっている。今年も地震、台風、ハリケーン・・・自然災害が多いんだろうか。 家の中に不要物が沢山あって、空気の通りが悪いような気がするんですけど。それで、暑くなる前にもっとすっきりさせなきゃ、とは思っています。なんとなくすぐに捨てずに机の上やテーブルの上に置いたものが、日が経つとただのゴミになっている。私は「捨てられない女」であると自覚してます。店頭でもらったチラシとかまですぐには捨てられない。いつか必要になるかも・・・・なんて、必要にならないのに。人間生きていくのにそんなに沢山のモノに囲まれる必要などない、と分かっているのですが。 今度のゴミ出し日から毎回可能な限り捨てていこうと思います。1年間使わなかったモノは捨てる候補にしていかないと。 久しぶりにiTunesでポッドキャストを更新した。番組を自分のiTunesに登録しておいても、しばらく再生しないと新しい番組を自動的にダウンロードしない仕組みになっているので、ポッドキャストを定期的に聴く習慣がない私のiTunesには、更新の止まった番組た沢山ある。ちなみに私のお気に入りは、「Blues In The Night」というブルース番組と、「こむぞう」と、「ニフティぽっどきゃすてぃんぐ落語」と、「ほぼ日刊イトイ新聞 じゅんの恩返し」です。「こむぞう」と「じゅんの恩返し」は、絶対に電車の中では聴けないです。落語もですが。
旧暦5月1日。 夕ご飯は久しぶりにカレー。鶏の手羽元を解凍して、にんにく、たまねぎ、人参、キャベツと合わせたカレー。明日の朝も、お昼もたぶんカレー。 朝からほとんど雨。最近しょっちゅう雨だ。今年はさわやかな5月って感じしなかったなあ。5月らしさを経験してないから、5月が終わるという気がしない。むしろ、5月を飛び越えて4月からいきなり6月に入ったみたいな。 先日友人から借りたMarilyn MansonのベストアルバムをiPodに入れた。Depeche Modeの「Personal Jesus」をカヴァーしていたとは知らなかったです。あの頃のDepeche Modeの音楽は良かったなあ。残念ながら今のDepeche Modeは変わってしまった。曲作りに貢献していたメンバーが抜けてしまったので。・・・Mansonのカヴァーを聴いていたら、DMのベスト盤も聴きたくなった。で、MansonのベストアルバムにはDVDもついている。こっちのほうは怖くて見ることができない。見ないまま返すことになりそう・・(笑) と、書いておりますが、最近夜寝るときは、iPodでヒーリング音楽をタイマーで電源落とすようにして聴いています。Frank LorentzenやStephen Bacchusなど。昔から寝つきは良いのですが、近頃どうも、夜中に何度も目が覚めてしまう。寝なきゃいけないと思うと焦ってなおさら寝るのが難しくなるので、そういう時もまた枕元のiPodで、静かな音楽を聴きながら再び眠りに入ります。でも、私がヒーリング音楽とかニューエイジ音楽とかいうジャンルのCDを最後に買ったのはもう5年くらい前なので、それ以降の知識がまったくない。このジャンルのCDは数枚あればいいや、と、必要性をそんなに感じていなかったので。ところが最近、安眠と精神安定(??)のためにはこのジャンルも欠かせないと気がついた。そういうわけで、情報収集しよう、と思い始めているでございます。
2006年05月26日(金) |
旧暦で言うと肉の日。 |
旧暦4月29日。 こにゃにゃちわ。 ・・・と、書いているのは翌土曜のお昼です。あーよく寝た。 昨夜は、知り合いのおばさんおじさんに、渋谷の叙々苑という焼き肉屋さんでご馳走になった。おふたりとはもうかれこれ13年くらいのおつきあいです。私が卒業した大学にそのまましばらく勤めていた時(あることに夢中になり就職活動しそびれてたら恩師が見かねて拾ってくれた)、清掃会社の社員として校舎の掃除をしてくれていたのがそのおばさん。ある日いつも使っているトイレがそれまでよりぴかぴかになって、洗面台に花まで飾ってあって、ああお掃除の担当の人、交替したんだー、と気がついた。挨拶やちょっとした立ち話するようになって、いつの間にか仲が良くなって、ウチに遊びにいらっしゃいよ、とか、呑みに行こうカラオケ行こう、とかいうお付き合いになり、今に至っています。東京には私のおっかさんみたいな人が3人いて、そのうちのお1人です。 そのおばさんおじさんに会うのは約1年半ぶり。電話しなさい来なさいと言われているのになかなか電話しないしなかなか捕まらない(おばさんに言わせるとそうらしい)私の携帯電話に、今週月曜の朝7時、おばさんから電話が掛かってきて、「忘れてないわよね!今週金曜大丈夫!?じゃハチ公前で、絶対来てよ」と(爆)。寝ぼけ頭で慌てて手帳にメモしました。すいません、いつも。超多忙で呑みに行く約束すらできないってわけじゃないんです。ただ、ほげーっと、電話しなきゃ、と思いつつ、毎週過ぎてしまうんです。他にしっかり呑みに行ったりはしてるんですけど。 久しぶりに会ったおふたり。おばさんの勢いは相変わらず衰えず。次から次へとよく喋る。で、3人よく呑む。焼き肉にビビンバまで戴き、美味しかったです。お土産に沢庵(何故か)とチョコレートまで戴いた。チョコレート、月曜に会社に持っていって職場の人にもあげなさいって。 で、たらふく食べて帰宅してごーごーと爆睡して、今朝6時半頃に一旦目が覚めて、布団の上でフッキンしたりストレッチしたりしたんだけど、またごろんとなってしまい、2度寝。休日は勿体ないから2度寝はしない主義なのですが、勿体ないことをやってしまった。でも、頭がすっきりしてますですはい。
佐賀のひき逃げ事件、犯人逮捕されてほっとした。男の子もまだ意識ははっきりしないけど、回復に向かっているとのことで、良かった。犯人が捕まるまで、男の子が事故現場から連れ去られて遠い場所に放置された状況を考えると、こんな恐ろしい非道なことをする犯人を許せない、という怒りの気持ちが強かった。だけど、逮捕されて報道カメラの前に姿を現した犯人の男性を見ていると、怒りよりも哀しいというか切ないというか、気の毒にさえ思えてくる。 事故を起こして気が動転して怖くなって男の子を別の場所に放置し、警察官にトラックを見つけられて隙を見て逃走し、山の中で隠れて過ごし、煙草が吸いたくなって百数十円のお金を持って人里に降りてきて、そこで見つかって逮捕。カメラに映るのは山中生活で汚れた服装に放心状態の男性。あんな事件を起こすなんて、まさに「鬼畜」だ、どんな奴なんだ、と思っていたのだけど、いざその様子を見ると、彼に同情する気持ちも生まれる。 事故を起こそうと思って起こしたわけでなく、衝突の直前までたぶん日常的なことを考えながら運転してたんだと思う。仕事終えたらパチンコ行こうかなとか誰それと呑もうかなとか、或いは家族や友人のこととか、眠いなとか、ごく普通の。それがいきなり覆って、そんな日常が飛んでしまうような状況になって、怖くなって気が動転して、男の子の身の心配よりも自分の今後のことで頭がいっぱいになり、あとで冷静に考えるとどうしてあんなことをしてしまったんだろうと思うようなことをしてしまった。事故直後にしかるべき行動をちゃんと取っていれば男の子も自分も状況が今とは違ったものになったはずなのに、一歩間違えてしてはいけない方向に行動し始めてしまうと、次から次へと状況は悪化していく一方。逃げ込んだ山中で何を考えながら過ごしていたのか。1本になった手元の煙草に何を思ったんだろう。普通の日常生活から一気に状況が変わって、臆病と大胆が同居する自分をコントロールできずに破滅的な行動を取ってしまった。もともと人の命を奪おうなどと考えてはいなかったのに、結果的にそう捉えられても仕方がない行動になってしまった。・・・今こうして他人の身に起こった事件について書いている私も、普段ニュースで知る凶悪事件の犯人をあれこれ言う私も、歯車がちょっと狂えば、似たような立場に置かれる可能性はないわけではない、と思う。その時に理性を持って常識的な行動を取ることができればいいのだけど、自分の理性がちゃんと自分に寄り添っていてくれるかどうか、自信があるとは言えない。・・・だから、佐賀の犯人の男性のことは、まったくの人ごととは思えない気がする。人間誰しも自分のことをすべて把握しているわけではないのだから。 男の子が早く回復して、以前のように自転車に乗って出掛ける日が来るようにと願います。事件を起こした男性も、罪を償って、人生をやり直す機会を得て欲しいと思いました。
旧暦4月28日。 今朝、週一の大地宅配(有機野菜や食材などの宅配システム)の到着時間がいつもよりちょっと遅いなあと思っていたら、配送のお兄さんに「今日は請求書と一緒にお知らせが入ってますので必ずご覧下さい」と言われた。お兄さんは私の玄関前に野菜の入った段ボールを置くと、飛ぶようにトラックに戻っていった。 なになに?と、お知らせを読んでみると、改正道路交通法の施行により6月1日から違法駐車の取り締まり強化が行われるので、速やかな配送にご協力下さい、という内容だった。具体的には、配送車の停車場所が今までよりお届け先から離れた場所になる可能性があるので、配送時間が変わる可能性があることと、配送担当者が到着する前に注文書に記入しておいて欲しい(そ、そんな、前もって書かない人もいるなんて!)、というわけです。あ、なあるほど。 この前居酒屋で常連のおじさんが、この道交法、やりすぎだよ、と怒っていた。私は自転車で走っていると車道に駐車している車にエライ迷惑を被っている、いつも危ないやと思いながら除けたりしているので、違法駐車の取り締まり強化賛成ですと気軽に答えたんだけど、よく考えたら、やっぱ、これってやりすぎだよなあ。。。まずもって、配達のためにちょっとだけ駐車というのも取り締まりの対象になるんでしょう?それは酷いよ、このご時世に。そこまで違反の対象になったら、かえってみんな慌てて事故が起きたりしないかなあ。運送業者は配送に携わっている人が気の毒です。 この前のPSE法(中古家電の・・)といい、今回の道交法といい、なんだか悪法って思えるんですけど。必要な理由は分かるけど、実情に即してない、安易なお役所頭の作った法律って気がする。言い過ぎかな??
旧暦4月27日。 今朝、そろそろ自宅を出ようかなと思っていると、アパートの前の道で女子中学生か女子高生が数名、きゃあきゃあとか、ぎゃああとか、悲鳴を上げながら、笑い転げているのが聞こえてきた。何やら道で見つけて騒いでいるらしい。 ってことは、あいつしかいない。 なんでしたっけ?ウチの近所に住んでいるでかい図体のくせに子犬のような鳴き声するカエル・・・・・うーんと、えっと、ヒキガエル君? ←こいつ(2月に撮った写真です)。 朝から若い女の子達をコー奮させるとはたいした奴だ。 ちょっと可哀相だけど。 カエル君の、そういうマイペースなところが好きだ。 でも夜道の真ん中でぼけーっとしている時があるので、それだけはほんとにやめたほうがいいと思うよ。 いつまでも生きてて欲しいし。 ある日帰宅して近所でカエル君がひっくり返っていたりしたら私はかなりショックを受けるし哀しくなるから。
夕方は雷雨。雷が鳴ると、頭の中も放電するらしくて、仕事がはかどらない。頭が疲れる。どうやら私だけのようですが。従って、本日は残業そこそこに帰ってくる。自宅から近い場所にあるマクドナルドで、コーヒー飲みつつ1時間半ほど読書。別に自宅でもいいのだけど、すぐ眠くなってしまいそうなので。・・・でも、マックでも十分眠くなり途中うとうと。隣で女子高生がテーブルに突っ伏して爆睡してる。むちむちしてるよなー、と、感心する。
ここからはちょっと変わった話です。たぶん、なんだこいつおかしいんでないの?と思う人のほうが多いかも。と言いつつ書きます。 子供の頃から、たぶん物心ついた頃から、ちょっとした迷いごととか考えごとの時に、心の中で自分自身に対して問いかけをして、答えが返ってくるのを静かに待つ、という癖というか習慣があって、それを当たり前のようにやってきた。いつからか、それって私の「ハイヤーセルフ」なのかなあ、と漠然と思うようになりました。 先日の朝、出勤前に自宅で静かに眼をつむっていたら(6年くらい前から、毎朝心を静かに過ごす時間を作るようにしています)、暑い朝だったのに、突然、全身が総毛立つような寒さにぞぞぞっと襲われて、閉じた瞼の内側に、クリーム色の砂嵐のような背景と、テロップのような縦書き文章が次々と現れて、すぐにそれが優しくて力強い感じの女性の声に代わった。「ハイヤーセルフ」がはっきりと自分に語りかけてきたのだと分かりました。初めて名前を教えてもらい、会話の中から元気をもらった。 「ハイヤーセルフ」は、高次の自己、とも言われますが、簡単に言うと、自分自身について表面の顕在意識以上に深く知っている、奥深いところにある自分、ではないかと思います。この社会に生まれて36年間生きてきた私という表面的な存在よりも、もっともっと、私の魂についていろいろ知っている「核」のような存在?誰にでも、どんな人にも「ハイヤーセルフ」の部分はあると思う。現代のような情報に溢れていてあたふたした毎日、世の中の価値観に振り回されて自分の立っている位置が分からない、と思ったら、もっともっと静かな場所にいるもう1人の真実の自分(顕在意識もまた真実の自分と思いますが)と接触を持つのは、かなり実りのあることじゃないかという気がします。 こういうこと書くと、こいつおかしいんじゃないのかと思われそうだから書かないでおこうかなー、って考えたのですが、これから同じような経験をする人が確実に増えていくだろうから(今はそういう時機なので)、これを読んで、「へー」って思ってくれる人が1人でもいれば、と、書いてみました。これは国とか宗教とか人種とかには全く関係がなくて、医学的なことでもなくて、ただ個人的な経験なんだけど、大切だと思う人には大切なことではないでしょうか。だから、今日のあたろー日記を読んでくださって、なにバカなこと書いてるんだ?と思った方は、どうか今日の分は忘れてください(^^;)たぶん、「それって分かる分かる私も同じー」という人も、「そんなことあるわけないじゃん」という人も、両方正しいと思います。っつうか、正しいということ自体、ナンセンスなのかもしれないです、こういう件に関しては。
旧暦4月26日。 水曜の朝です。出勤前に書いてます。 昨夜は、先輩でもあり友人でもある女性と2人で呑む。話したいこと聞きたいことがいろいろあり、どひゃどひゃっと話す。どわどわっと聞く。いつものごとく、盛り上がって時間の経つのを忘れる。 そんでもって、今日も元気に会社へ行こう。
2006年05月22日(月) |
目を逸らせたい現実。 |
旧暦4月25日。 今日は晴れだという予報だったので喜び勇んで自転車通勤。しかし、朝は曇り空で、おまけに雨がぽつぽつ。・・・だけど、今日は残業しないで明るいウチに退社。青空の下、MTB漕いで帰宅。野菜たっぷり(でも手抜き)の夕ご飯でもちろん休肝日。こういう時の自分ってエライと思う。なんだか正しい暮らしをしているようだ。
毎日辛いニュースが続く。こういう現実があるということから目を逸らしてはいけない、と思うのだけれど、これが今の世の中であるかと思うともう救いようがないし、逃げ場がないならなにも情報が入ってこない平穏な場所で隠遁して生きていたいとまで思ってしまう。けれど、殺されてしまった幼い命とご親族、周囲の人達には、逃れようもない現実だ。苦しい経験をする家族がもう増えないことを祈っても、どうしてこんな風に恐ろしい事件が続いてしまうのだろう。 秋田の事件、先月女の子が川で見つかった時点で、事件としてもっと徹底した捜査をしていれば、第2の犠牲者を出すことはなかったかもしれない、と思う人は多いはず。犯人が捕まるのは時間の問題だろうけれど、捕まってそれで解決するわけではない。幼い子供の命を守ることが出来ない社会って。周囲の大人のいったい誰を信じてよいのかさえ分からない社会が出来上がりつつあることの恐ろしさ。
2006年05月21日(日) |
あっという間の日曜日。 |
旧暦4月24日。 月曜出勤前に急いで書いてますー。 昨夜は池袋にて文学同人誌の会合。ほんとは昼から勉強会をやっているのですが、うだうだと掃除洗濯したりしているうちに時間がなくなり、夜の二次会に出席。みんな沢山本読んでるし、勉強してるなあ、と、我が身を振り返って、反省。よい刺激を沢山もらいました。 というわけで、今週も張り切っていこうと思います。 ・・・しかし、天気はどうなのかなあ。自転車通勤したいです。
2006年05月20日(土) |
いろんな人、いろんな犬。 |
旧暦4月23日。 3日も日記さぼってしまいました。。。眼精疲労から来る偏頭痛で、結局2日も会社休んで寝ておったのですが、2日ぶりに出勤したら夜呑み会で、夜中過ぎに帰宅。翌金曜は逆に残業で夜中に帰宅、という、なんだか滅茶苦茶だったような気がする今週でありました。。。よく生きてるな私。 昨夜、残業して地下鉄で帰宅途中、ドア脇にぺたっと貼り付いて本を読んでいた。さすがに酔っぱらいが多い。仕方ない、自分が呑んでない時は人の酒臭いのが気になるのは。・・・目の前にふらふらと立っているおっさん。私と同じくらいの年齢か。もう、へべれけ、なんだけど、にやつきっぱなしで超楽しそう。というのも、電車が駅のホームに入って携帯の電波が届くと急いで携帯電話をかけて、停車中はホームに降りて、大声で大分旅行のプランについて電話の相手(90%女性)にがあああっと喋りまくっている。もう上機嫌。「宿はさあ♪ぼくにまかせてよ〜ん♪いいとこあるんだ云々○×▲$&#・・・・・・・あ、あれ?なんだもうダメか」と、電車のドアが閉まる直前にまた乗り込んできて、電波が入らなくなるギリギリまで話して、電波が消えると「ちっ」と言いながら電話たたんで、また次の駅に着くと急いで電話かけて大分旅行の続き・・・で電車がまた発車する直前に急いで乗ってきてぎりぎりまで話して・・・、これを、6駅繰り返してました。私の目の前で。 ウルサイの、酒臭いの、ふらふらするなっての、と思いつつも結構楽しませて貰いました。しかし、自分があの電話の相手だったら、いい加減電源切ってしまう、耐えられません。 ・・・しかし、そのおっさん、いやお兄さん、私と同じ駅で下車。下車したら延々電話かけるのかと思ったら、そうじゃなかった。駅の階段は黙々と上がっていた。 世の中にはいろんな人がいるもんだと思いました。
今日は美容院開店と同時にカットしてもらえるように予約してあったので、10時に美容院へ。髪を切ると気持ちまで軽くなるから不思議だ。 大塚駅前で、お洒落なワンちゃんと出会いました。スタバの前で、紐に繋がれるわけでもなく、ただお座りして、ご主人様をじっとお待ちのよう。頭にはターバン、胴体には透け素材のワンピース、ネックレスとペンダント、なんとお洒落な、なんとダンサブルな。思わず携帯電話取り出して撮影しようとすると、落ち着いたモデルぶり。慣れているなおぬし。と、お母さんと幼児の親子連れも興味を示し、私の隣にしゃがむ。お母さん、「わあなにこの犬、ヒッピー犬?ヒッピーですよね、こういう格好って」私「はあ、そうですねえわははは」・・・それを見ていたスタバのオープンテラスの客が笑っている。ヒッピー犬君、周囲の視線を独り占めしてました。人間の女性がどんなお洒落したってかなわないと思いました。 世の中にはいろんな犬がいるもんだと思いました。
旧暦4月19日。 昨夜も早く寝たのですが、途中で目が覚めたりして、今朝また頭痛。もう、1日休んじゃうべ、と、会社に電話入れて、1日寝てました。パソコンを長時間見ているのが一番の原因だと思うんですけど、たまに偏頭痛が酷くなる。とは言え、今の世の中、事務の派遣でパソコン見ないわけにはいかないから、困りますな。今日はひたすら寝てました。案の定賑やかに次から次へと夢を見て、その中にはたまに買いに行く商店街の焼鳥屋さんが店舗を裏通りに移転しなきゃならないなんてぼやくぜんぜんあり得ない夢まで見て、起きてから、「焼き鳥が食べたい」と呟いた。というわけで、夜になってもとにかく眠たいです。眠いなあ。眠りが浅いのを治さないと。 明日は早く起きて、ちょっと早めに家を出て、朝日を浴びながらゆっくり会社に向かおう・・・と思ったのですが、曇り??ども最近は天気がすぐれない。台風来るんでしょうか? そういうわけで、今夜も早く寝ます。 このところ愚痴っぽくってすいません。
旧暦4月18日。 昼休みに会社のそばを歩いていたら、有名な柔道家Y氏とすれ違った。わあ大きな人だなあ、と、目の前の男性を見上げたら、あのにこやかな四角いお顔が。周囲の空気を一気に変えてしまうくらいのエネルギーでした。
月曜なのに朝からどどっと疲れている。なんで?土日もずっと疲れたまんまで、昨日なんてほとんど動かずしかも昼寝までしたのに、頭痛と倦怠感が取れない。昨夜は23時前に布団に入りましたのに、3時前に目が覚めて、布団剥いでゴロゴロ転がって眠れない眠れないと思っているうちに、遠くで沢山サイレンが鳴り出して、火事だろうか、なんて思っていたら尚更眠れない。この1週間、異様に沢山の夢を見ているような気がする。いつも3〜5つくらいの夢を一晩に見るのですが、その倍くらい見ているような気がする。。。昼寝してる時でさえ、2つか3つくらいの夢を見て、しかも、あんまりいい夢じゃないのですこぶる目覚めが悪い。知り合いに夢をほとんど見ない、という人がいるのだけど、羨ましい。眠ったら眠っただけの時間、ぐっすりできるなんて、いいなあ。 ともかく、頭痛が治らないので、今夜は早く寝ます。 月曜にさっそく知恵熱が出たんでせうか?
旧暦4月17日。 夜日記を書くと暗いことを書いてしまうような気がする今日この頃の社会のできごと。今まだ17時半、今のウチに書いちゃうです。 今日は、実家の母から小包が届いた。中には五目おこわ、蕗味噌、蕗の佃煮、筍の土佐煮など。この時季私が食べたくなるものをちゃんと分かってらっしゃる。よって、早めに銭湯に行き、熱い湯にじっくり浸かって、近所の酒屋で缶ビール(じゃなくて発泡酒)と、菊水の原酒を買って帰宅。やはり、新潟で採れたものは新潟の酒と合わせましょう。新潟県人で良かったと思うのは、日本酒を選ぶとき、呑むとき、です。すごーく誇りに思う。・・・ただそれだけ、すごく単純なんですけど(爆) 東京はお金さえ出せばなんでも手に入る。だけど、どんなにお金積んでも東京で買えないものは、おふくろの手料理。スーパーやコンビニやデパ地下には絶対売ってない。 あ、そういえば今日は母の日。こんなこと書いてますが、手料理送ってもらうだけじゃなくて、ちゃんと、カーネーションの鉢植えも手配済み、一昨日届いちゃったみたいだけど。 親にとっちゃ子供はいつまで経っても子供なんですけど、私もいい加減親になっていい歳をとっくに過ぎているわけで。でも産む産まないの議論はアホらしい。産みたくても産めない人もいるだろうし、なんか、人間結婚して子供産んでこそまっとうだ、みたいなヒステリックな定義がはびこってるような気がするは私の錯覚?他人の人生に口出しするな。と言いたい。ましてや政府が個人の生き方にあれこれ口出しするのも余計なお世話。将来子供の数が減って年配者を養う世代がいなくなる?そもそも現代人はどんどん寿命延びて元気なご老人増えてる。年配者を養うためにもっと子供を産めよ増やせよ、なんて、なにか間違ってないかなあと思う。地球上に生きているのは人間だけじゃない。人間だけ増えちゃってもしようがない。緑や野生動物はどんどん減っているのに。・・・あれ、なんだか私もヒステリック。つまりは、その、子供を産むというのはあくまで個人的な、または生物学的な行為であるので、そこになんやかやと理屈くっつけて社会的にどうこうさせよう、っていう考え方についていけないです、はい。あと、子供を産むって、凄く神秘的で神聖なことだと思うんですよね。母親にとっても、子供にとっても、父親にとっても。それを、脂ギトギトの政治家のオッサン達にとやかく言われたくない、というより、口出しできる話ではないはず、という想いはあります。これは、まだ産んだ経験のない私でも、かつて子供だった私だから感じていることなのですが、母親の胎内に宿り、育ち、そこからこの世に生まれ出た経験が、自分にとっても(おそらく多くのかつての子供達であった人達にとっても)神聖なできごとであったと記憶しているから感じるのですが、出生率云々と、数字で判断するべきことではない、と思うのです、子供を産む、という行為は。 もちろん、子供の環境や産みたい人のための環境を整えることと、産む産まないの議論は別問題と思います。後者はあくまで個人の意思なんだし。 私自身は、できれば産みたいのと、子供が産まれた後のことを考えて躊躇してしまうのと、半々、です。産みたいなあ、という気持ちのほうが強いかも。いろいろ不安も多いけど。でも、もし、自分に産む機会があるなら自然に産みたいなとは思う。赤ちゃんが宿るならそれも縁だし。ジャガー横田さんが44歳で妊娠ですか。ということは、私もあと8年位は大丈夫かなあ。 もし、産むとしたら、現代的な産院ではなくて、自然分娩できるところで産みたいです。イルカに助けてもらいながらの水中出産というのもあるらしいです。だけどもし産まなかったとしても、「お母さん」と呼ばれ頼られる存在にはなりたいなあ、と思う。血が繋がってなくても、そういう風に呼んでくれる娘や息子が将来いるといいなあ、と、おぼろに思ってます。
旧暦4月16日。 寒いなあ、なんでこんなに寒いの? 昨日は朝から疲れていて、特に足と頭がかったるくて、職場にカートで販売に来るヤクルトのお姉さんから、人参3種類入りのタフマンを買って飲み、コンビニで買ったキューピーコーワの錠剤を2日分飲み、あんまり残業しないようにして、チャリンコのんびり漕いで帰ってきて、地元の居酒屋で呑んでました。いつもの行きつけじゃなくてたまあに行く店のほう。でもしっかり顔覚えられていて、「カウンターに座っているとトクでしょう」と、店長さんが小鉢に入った枝豆とか、タコ刺しとかをサービスして出してくれた。嬉しくて結構呑んじゃったなあ。 今朝は珍しく昼近くまで爆睡。でもまだ疲労感は取れず。よろよろ起きあがって、小唄のお稽古に行く。雨が冷たい。歩くのもかったるい感じだったけど、唄と三味線のお稽古をしているうちに、気持ちがちょっとしゃきっとしてきた。でも、2時間くらいで集中力が切れてしまう。お稽古のあとは持ち寄ったお菓子囲んでだべったり。夕ご飯までご馳走になり、まただべって、24時近くに帰宅。ついこの前は扇風機をかけたのに、今はまたフリース2枚重ねで震えてる我が家。寒いなあ。
最近、異様な事件が多い。殺人事件が多発している。ついこの前起こった事件をすぐ忘れてしまうほど、次々と別の事件が起こる。ニュースをチェックするのが憂うつになる。。。 何故こんなに殺人事件が頻繁に起こるのかを考えると、恐ろしいことにいきついて、ぞっとしてしまう。。。
旧暦4月14日。 やっと日記書く時間確保でけてホッと一息です。 今週は年度初めの月次決算でてんやわんや、でした。昨日一昨日は23時まで仕事。帰宅してすぐ布団に潜っていたのでパソコンつけるヒマもなく。さすがに、今日は自転車漕ぐ足が重くて、タイヤの空気抜けてるんじゃないかと思うくらい前に進まなかったです(笑) でも、以前と違って、今は、背中合わせの席だけど、隣の部署を担当している同じ立場の女性も一緒に遅くまで残業しているので、少し気持ちがラクです。ちょうど1年前、彼女が配属されて私の抱え込んでいた業務の幾分かを引き継いでくれる前までは、もっと残業してて、気持ちの余裕も全然なかった。今は、お互いの進捗状況を聞き励まし合いながら同じ業務をする仲間がいるので、残業してても寂しくないというわけです。 昨夜は上司がふっと、「でもこれだけいつもバタバタしててなんとか回ってきたんだから凄いよなあ。俺もチェック手伝ったりしてるもんねえ」と感慨深げに言っていた。確かに。上司もちょくちょく数字調べてあれはこれはと確認してくれる。他の部メンバーもあれこれサポートしてくれるし、いろんな人に助けられながら、なんとか仕事してる私(笑) 残業代稼ぐために残業してると嫌味を言う人もいないわけじゃないけれど、そういう人に自分の立場の大変さを分かって貰おうとするのは無駄なこと。人の状況を知らずに勝手なこと言う人は幾らでもいる。まあ、そもそも自分って大変、と思うこと自体おかしなことで、私の大変なのはたかが知れてる、要するに机の上の書類が山になってるってことで、世の中にはもっともっとハードな立場の人沢山いるし(今の職場にもうじゃうじゃいるし)、つまりはたぶん、世の中の人全部がそれぞれ、自分って大変、って思ってるし、誰かにそれを認めて貰いたくてしようがないんじゃないかって気がする。だから、私ばっかり損して、とか、私ばっかり大変な仕事、とか、私の仕事量って人より多い、って考えるのは時間の無駄。そういう風に不平不満考えるだけで、余計疲労が溜まってしまう。 というわけで、不平不満愚痴悪口を言わない、考えない、という方向に自分を訓練してる最中です。時たま出ちゃうけど。でも、マイナス方向に物事を考えることをやめると、その分頭の中にスペースが出来るようで、自分の考え方に余裕が生まれるみたいです。不平不満口悪口を考えないでいると、気がラク。
と言いつつ、やっぱ、残業しなくていい日はなるべく早く帰宅して、ジョギングしたり、本読んだり、いろいろやりたいことあるなあ。平日残業続きで、プライベートのことは土日に集中してやる、というのは疲れる。もっと自由時間が欲しい、というか、夜じっくり自分のことに集中できる時間が欲しいです。来週も気を抜かないで頑張るべ。と思ったら、まだ明日も仕事だった・・・(^^)
旧暦4月11日。 なんか一昨日昨日と、結構独りよがりなことを書いてしまったような気がするのですが・・・まあ、いいや、お許しあれ。 今日は寒いですね。連休中は自宅で扇風機つけてたのに、今夜はまたハロゲンヒーター使いたいってくらい・・・。 連休明けでいきなり月曜日っていうのはツライ。ツライと言ってしまうとほんとに辛くなっちゃうので、そう思わないようにして、明るい気分で出社。が、社内みんなどよ〜ん。連休終わったのでどよ〜んとしている。。。やっぱ、私もそんな気分。せめて今日が水曜で、明日明後日出社すればまたお休み、ってならいいんだけどな。と思うてみるも、世の中連休もまともに休めない人だって多いのであるから、あんまり愚痴も言わないようにしよう。 ところでなんか頭が痛いと思ったら、どうやら風邪を引きかけているようで。やばいやばい。今夜はもう寝ます。おやすみなさい。
旧暦4月10日。 TOTOのライブに行ってきました。有楽町の東京国際フォーラム。17時開演。今、日記書く前に、前回のTOTOのライブはいつだったかなあと、自分の日記探してみたら、2002年12月17日でした。その日の日記、読んでてかあっと恥ずかしくなった(爆笑)私も私なりに若かったみたい(文章が浮いている!)。2002年の来日時同じ東京国際フォーラムホールAだった。その時は1階の17列めだったのですが、今回は44列め。うーむ、前回と比べてはいけない。ライブに行けるだけでも十分幸せなのだ。 お客さんの年齢層が高い・・・。東京に住むようになって初めてTOTOのライブ行くようになって年齢層高いのに驚いたけど、回を重ねるごとにバンドもお客さんも歳を取っていく。勿論私も。・・・しかし、会場に20代が・・・いない。いたとしても1割くらい?私の前の席は、50代と思われるカップル、おじさんは白髪だ。年季が入ったファンだ。 17:12開演。1曲目は最新アルバム『Falling In Between』からのタイトル曲。この曲好きだなー!!・・・と当然立ち上がって腕を振り上げる・・・、でしょ?
あ、あれ?
ノリが悪い。
なんだこれ?
うんと前の席の人達はみんな立ち上がってノリノリなのに、私の周囲の人達、ぱらぱらと立ち上がる人、のそのそと腰を上げる人・・・で、私の前の3〜4列くらい、10人ほどは、4曲目までずーっと座りっぱなし。って、いったい何!?何だこれはっ!!そ、それから、立ち上がっても直立不動の人が多いって、これはいったいどういうこと!?おいおいおい、やめてよぉ・・・。私の前の熟年カップルに至っては、アンコールまでずっと座りっぱなし。おじさんはそれでも音楽に乗ってリズムとってるけど、おばさんは座席にもたれたまま、首を斜めに・・・おい、寝てるんじゃないの!?ちょっとちょっと、それってあり?往年のTOTOファンの旦那さんに無理矢理連れてこられたってことですか?それとも体調悪いんですか? 4月に行ったBonJoviのライブの余韻がまだ十分残っていたので、その調子で行った私は、同じロックの聴衆とは思えないノリの悪いTOTOの聴衆に腰を抜かしてしまいました。つか、みんなそこまで歳取ったつうことですか!?そんなに早く疲れないでしょ!?それでもまあ、私の後方から雄叫びも聞こえてくるし、前方のお客さん達は盛り上がっているってことで、私ももうこうなったら意地だと、前の船漕いでる(らしい)おばさんの頭越しに思いっきり叫んだり手を振り上げたり叩いたり地団駄踏んだりしてほんとに思いっきり発散しました。クラシックなら静かに聴くのが当たり前だけど、ロックのライブはそれではいけない。ステージ上のアーティストにとって、聴衆がノリノリかどうかはとっても気になることなのだから。バラードの時は静かに座って聴くのがいいだろうけど、それ以外はこっちも何かしらリアクションしたい。アーティストと聴衆が一緒になって作り上げるのがライブなんだから。 とはいえ、さすがベテランバンド、ライブが進むにつれ、お馴染みの曲が出てくると、聴衆もやがてほぼ総立ち。ここで、招聘元のウドー音楽事務所のページからコピペした曲順を貼り付けます。ぺた。 1)Falling In Between *album『Falling In Between』('06) 2)King Of The World *album『Falling In Between』('06) 3)Pamela *album『Seventh One』('88) 4)Bottom Of Your Soul *album『Falling In Between』('06) 5)Caught In The Balance *album『Mindfields』('99) 6)Make Believe *album『TOTO IV〜聖なる剣/IV』('82) 7)Hold The Line *album『TOTO〜宇宙の騎士/TOTO』('78) 8)Stop Loving You (Acoustic) *album『Seventh One』('88) 9)I’ll Be Over You (Acoustic) *album『Fahrenheit』('86) 10)Cruel (Acoustic) *album『Mindfields』('99) 11)I Will Remember (Acoustic) *album『Tambu』('95) 12)Rosanna *album『TOTO IV〜聖なる剣/IV』('82) 13)Let It Go *album『Falling In Between』('06) 14)Endless *album『Isolation』('84) 15)Isolation *album『Isolation』('84) 16)Gift Of Faith *album『Tambu』('95) 17)Kingdom Of Desire *album『Kingdom Of Desire』('93) 18)Hydra *album『Hydra』('79) 19)Taint Your World *album『Falling In Between』('06) 20)I Won’t Hold You Back *album『TOTO IV〜聖なる剣/IV』('82) 21)Girl Goodbye *album『TOTO〜宇宙の騎士/TOTO』('78) - - - - - encore 1 - - - - - 22)Spiritual Man *album『Falling In Between』('06) 23)Home Of The Brave *album『Seventh One』('88) - - - - - encore 2 - - - - - 24)Africa *album『TOTO IV〜聖なる剣/IV』('82)
と、これは4月26日(水)石川厚生年金会館での曲目だそうですが、今夜もほぼこの通りだったと記憶してます。相変わらずルークのギターは超絶だし、マイク・ポーカロのベースも健在、サイモン・フィリップスはジェフ・ポーカロ亡き後のTOTOのリズムパートをジェフとはまた違った持ち味でしっかりアグレッシブにこなしているし、ボビー・キンボールは動きこそおじさんになったけど、張りのある高音で往年のヒット曲を歌い上げる。 残念ながら、デビッド・ペイチはライブには参加せず(今後も??らしい)、新しく正式メンバーになったもう1人のキーボード、グレッグ・フィリンゲインズがツアーに参加、ペイチのいないTOTOのライブなんて物足りないのでは?と思ったら、この人も凄い演奏をするのでした。びっくり。私鍵盤楽器ってよく分からないんだけど、非常にエモーショナルでスリリングなソロ。それから今回のツアーメンバーにもう1人ギタリストのトニー・スピナー。この人の歌声もまたよかった。じっくり歌い上げる感じ。ずっとステージの端っこに立って、しっかりバンドをサポートしていた。 ルーク(スティーブ・ルカサー)のギター、ずっと聴いていたいなあ。TOTOの四半世紀以上の長いキャリアの中で、スティーブ・ルカサーの色が濃い時期(特に前作や前前作とか)って、不評(特に長年のファンには)を買うことが多い(不満をよく耳にする)んだけど、ロックもハードロックもジャズも民族音楽っぽいのもレゲエもなんだって吸収して自分たちの音楽にしてしまうTOTOの多彩さは、デビッド・ペイチも当然ながら、スティーブ・ルカサーというフロントマンの才能に負うところ大きいと思う。勿論ルークだけじゃなくて、マイクもサイモンも、バンドのメンバー全ての演奏技術が突出しているのがこのバンドの特徴なのですが。TOTOの音楽が今後昔に回帰していくのか、それとも違った進化を遂げていくのか分からないけど、ずっとずっと聴き続けていたいです。 ・・・ステージでルークがブリトニー・スピアーズの真似をしたり冗談を言ったりしてみんなを笑わせていた。そういえば、昔、武道館だったかで、デビッド・ペイチがマドンナの真似をして同じようにみんなを笑わせていたっけなあ。そうか、今までこういうおどけた役はデビッドがやっていたんだっけ。。。そう思うと、デビッド・ペイチのいないステージって、やっぱ、ちょっと寂しいな(グレッグに不満があるわけじゃなくて)、と思いました。。。 ライブが終わったのが19:30。あー、疲れたけど、心地よい疲労感。
「演奏することには、なにか貴重なものがある、だってそれは消えていくものだから。それは生起し、そして終わる。あとは心にたたみ込んで、自分で持ち歩くだけだ」(エドワード・W・サイード) 「音は束の間のものだ。通りすぎていく。音にこれほどの表現力があるのは、呼び出しに応じて出てくるものではない(絵画のようにあらかじめそこにあるものではない)ということが理由の一つだ」(ダニエル・バレンボイム)()はあたろー追記。 『音楽と社会(Parallels and Paradoxes)』(バレンボイム/サイード、A.グゼミリアン編、中野真紀子訳/みすず書房)からの引用です。バレンボイムは有名なクラシックの指揮者でありピアニスト。2人はクラシック音楽について語っているのですが、ロックのライブにも十分当てはまると思う。 ロックとは、その場に瞬間瞬間生まれ、瞬間に消えていく音の連なり。掴もうとして掴めない音を追い求めていく興奮。『ドミノ』の監督が「ロック的なものを表現しようとした」とインタビューで述べていたけど、ロック的なものはロック的なものでしかない。映画が面白くなかったのは、その、ロック的なものが面白くなかったからだ。中途半端にしかならないからだ。ロックはロックでしか表現できない。瞬間瞬間の音を追い求めていく興奮は、音でしか表現のしようがない。そこのところを無視してただ単にロック的なものを映画で表現しようとしても、スタイルにしかならない。結果として、訳の分からない映画になってしまう。・・・って、私に理解力がないってことなのかも知れないんですけど。 さてさて。連休これで終わり。 明日から3日間は、たぶん、残業でっす。 気張っていくべ。
2006年05月06日(土) |
ここにいる自分って? |
旧暦4月9日。 蕗の薹味噌を作りました。自分で言うのもナンだけど、不味そうな写真だ。みりんが多すぎたかも。・・・味のほうはグッドです。春を待って長い冬を耐えてきた蕗の薹君、食べちゃってごめんね。夜はこれでちびりちびりと一杯・・と行きたかったのですが、日本酒呑み始めると寝るまでの数時間がやっぱ勿体ないので(頭働かなくなる)、缶ビール、じゃないや発泡酒でやめておきました。えらい! 友達がiPod nanoを買った。嬉しそうだ。携帯メールにちょこちょこ報告をもらう。ほんと楽しそうだ。Apple社の社員でもないのに、「iPodワールドへようこそ!」という気持ちになってしまう。そのうち落語も入れてみんさい、落語も♪ 突然話が替わるのですが。。。 ずっと、自分という存在について疑問をもってきた。私ってなんだろう?なんのために生まれて、生きているのかな、って。様々な物質と規範に囲まれた複雑怪奇なこの世界に、こうして身体を持って両親の元に生まれてきて、成長してあたふたと毎日を生きている自分。学校では、人間社会の枠に上手に当てはまって生きていけるように、限られた認識や知識の中だけで思考するよう訓練され、他人と自分を比較することに慣らされ、まっとうな大人になれば輝かしい将来があるかのように錯覚させられ、社会に出れば、学校で学んできたことの多くが役に立たないことであったと振り返る余裕もないほど目の前のあれこれにあたふたと対処せざるを得ない毎日。自分の人生がこんな風に続いていくのか、こんな風に終わっていくのかと思うと耐えられなくて、手当たり次第に思想書を読み、小説に惹かれ、宗教書に答えがあるかと繙き、音楽に助けを求め、映画が何かを教えてくれるかと見入り、身体を動かすことで自分と対話をし・・・。そうやっていくことで、少しずつ理解してきたこともあり、見えてきたこともあり、また考えさせられることもあり、どんどん分からなくなってくることもあり。。。 ただ、最近確信を持ち始めていることは、人間は自分達が作り上げた狭い枠組みの中でしかものを考え、生きてこなかったのかも、ということです。 社会のシステムも、政治経済も、科学も宗教も・・・その枠組み、その押さえを超えたところで自分の思考体系を構築し直さなければ、ほんとうの意味で自分が行き着きたい答えを得ることは出来ないんじゃないだろうか。人間が、自分と仲間を組織しまとめるために作り上げてきた既存のパラダイム(社会システムも宗教も)の中に生まれ、そこで育った自分が、自分を育ててくれた世界を覆っている壁を突き抜けて外に出てみることは、最初は難しいかも知れないけど(これまでの自分の認識を覆すことも多いので)、考えてみれば、この世界に限界を作ってしまったのは、そもそも私を含む人間自体なのだから、突き破ることも不可能ではないはず。 人間は脳の使用可能領域のたった3割しか使っていないそうです。残りの7割は使われないまま放置されている。人間は、自分たちの脳のたった3割にしか満たない部分が作り上げた世界の中で、これが全ての現実だと信じて生きている。・・・自分が何故ここに存在するのか、何故この世界に生まれてきたのかは、脳3割で作られた世界の中では見つけることができないような気がするのです。勿論、脳3割の世界も現実の一部であり、社会の一員として生活していくことが基本としてあるのだけれど、今まで以上に上へ下へ周辺へと視野を広げていかなければ、ある狭い世界に閉じこもったままなのでは、という自分の不安感は消えていかないような気がします。。。 ここ数十年で、視野をどんどん広げて新しい思考を得る人が世界中に出てきて、人間が既存のパラダイムを打ち破りつつある、ということをよく聞くようになった。これまでの何かに疑問をもつ人、新しい何かに好奇心を持つ人などが新しい視野を見つけて、それに気づいた人達が集まってブームになる。そういう風に、新しい思考はみんなの間に広まっていき、その中で味付けされて多くの人に受け入れられやすくなる。人間同士の脳が実は繋がりを持っているということを考えれば、思考の伝播もこういう風に広まっていくんだ、面白いな、と思う。 でも、自分の脳の残り7割の領域を使って得る新しい思考体系には、多額の金銭は必要ないし、前世占いや未来を占って自分を支配する他人は必要ないし、こうしなければ成長しないという規範も必要ないと思う。テレビや雑誌で世間をにぎわせているような、前世のカルマがどうのこうのと言って他人を脅して精神的に支配する(私にはそうとしか見えないんですが)ようなのは脳の3割以内で行われている行為だと思う。その人の言うことが絶対だと他者に信じさせる関係でスピリチュアルはとうていあり得ない。権威も金銭も脅しも心地よい言い回しも怪しげで高価なグッズまでもごった煮になっている「スピリチュアルブーム」は、陰で仕掛けている人達がどういう人達なのか、夢中になる前に一考すべしと思います。ただ、それでその人が幸せになれてそこで満足できるなら問題ないんだろうけれども。 古今東西、ありとあらゆる人が、ありとあらゆることを言う。書いている。表現している。それを全て信じる必要もないし、全てを疑う必要もない。同じ人間なのだから、自分以上に絶対的な存在なんて、自分の他はあり得ない。まさに今ここで自分と向き合っているのは自分であるのだから。自分にとって大切で意味があると思うことを自分で感じて選んでいけばいいと思う。溢れる情報の中から自分にとって必要な情報を取り出すことは、決して簡単ではないから、自分の判断力を養うためにも、古今東西多くの人が書いた多くの本を読んで、他人の思考から学ばせてもらい、訓練させてもらうことが必要だと思う。この人の書くこと、言うことは絶対だ、というような人はあり得ない。100%正しい真実を書いた本などおそらく存在しない、100%完璧な人などこの世に存在しない、ということを胆に銘じながら、それでも学ばせてもらう、という姿勢が大切なんじゃないかと思う。 なんかまとまりのないことを書いてしまいました(^^;)自分でもよく分かってないこと、多いんですけど。。
旧暦4月8日。 暑かった。。。とうとう扇風機を使い始めました。 昨日に引き続き小石川植物園に行って森林浴しながら本を読もうと思っていたのですが、午前中台所をあちゃこちゃ片づけたり、野菜の下ごしらえしたりしているうちにお昼。キャベツとニラたっぷりのパスタを食べて、どうしようかなーそろそろ行こうかなーと思いながら、持っていく本を選びがてらページをめくっているウチに眠くなり・・・そのままごろんと3時間も!昼寝してしまった!昼寝に3時間!! 起きたら夕方4時半近く。すごいショックでした。 ボー然としながらジャージに着替えて、DVD(『ドミノ』面白くなかった)を脇に抱えてジョギングがてら返却に行き、遠回りでジョギングしながら帰ってくる。銭湯に行き、菖蒲湯に浸かる。東京で最も季節感を大切にしているスポットのひとつに銭湯があるのであるからしてあるよ。こら、おばさん、浴槽に浮いている菖蒲で身体こするな!背中痒いからって。。。 じっくりお湯に浸かって酒屋で缶ビール(正確には発泡酒)を買う。お店のおじさんに「新潟へは帰らなかったの?」と聞かれる。「帰っちゃうと何もないから何もできないんですよー」と答える。が、東京にいても何もできてない自分である。。。 帰宅後、焼き鳥を焼く。大地宅配で注文した串に刺してある鶏肉。これを、自分で作ったタレ(醤油、みりん、味噌をサッと煮立てたもの)に朝から浸けておいてこれをコンロの魚焼きグリルで焼いた。10本あったのを全部焼いて、全部食べた。うまー!!自分でもたまーに鶏肉串に刺しますが、砂肝はまずやらない。でも好きなので、大地のセットに砂肝が入っていて嬉しかった。なんだか昨日今日と大地宅配の宣伝部員みたいだなぁ。あとはサラダ。レタス、きゅうり、玉葱スライス、ここににんにくみじん切りとおにぎり用海苔をちぎったのを混ぜる。と、冷や奴にしようと冷蔵庫から出した木綿豆腐、そうだ、と思ってサイコロに切ってサラダに混ぜた。つまみが1品減りましたが。サラダには胡麻ドレッシングをたっぷりかけて。 そんでもって、ネット(ヤフーBBの動画)で落語見ながら発泡酒と菊水でゆったりくつろいだ夜でした。 今日はだらけたなー。
旧暦4月7日。 大地宅配の野菜が朝7時ちょい過ぎに届く。配送のお兄さんがアパートの外階段を箱を抱えて登ってくる音でこちらも玄関まで出て行く。いやあ、今回は沢山頼み過ぎちゃった。どうもどうも。箱を開けてみると、蕗の薹が入っていた。わは!田舎の姪っ子からのメールで、先日じじばば(私の両親)と山菜採りに出掛けて、私の好きな蕗の薹も沢山採れたから、ばばが蕗味噌にして送ってくれる、と知らせてくれたばかり。でもそれまで待てないのでちょうど良かった。どうやって食べようかな、やはり蕗味噌ですかね!天ぷらもいいかも。。うーん、迷う。他には注文したクロワッサンも入っていたので、朝食に早速食べる。天然酵母で噛み応えのあるずっしりとしたクロワッサンが2個。1個で十分おなかいっぱいになるはずが・・・美味しくてつい2個とも食べてしまった。このクロワッサンを食べると幸せになりすぎるので、たまにしか注文できない。 天気が良いので、太陽の匂い嗅ぎたいし、水筒にお茶を入れて、リュックに本とTシャツ(夕方皇居でジョギングする予定だった)などを突っ込んで、自宅から小石川植物園まで歩き始める。お腹に力を入れて、背筋を伸ばして、お尻をきゅっと引き締めて、膝をすっと伸ばして大股ですたすた歩く。マウンテンバイクでも良かったのだけど、マウンテンバイクで使う筋肉は通勤時に使っているから、今日は歩いて動かす筋肉をフルに酷使しよう!というわけです。ひっぷあっぷひっぷあっぷ!BGMはThwCult。 途中で天然酵母の美味しいパンを買っていこうと思ったら、ああなんと、木曜で定休日だった。足取りが急に重くなる。お昼、どうしよう。このルートに他に美味しいパン屋さんあるかしら。私は、食べたいものがあるとそれが実現するまで落ち着かない性分なのでありました。。。と、思っていたら、一皿105円の回転寿司発見。白山通りの東洋大学前。うー。回転寿司開店してますかね?と思ったらもうお昼だったので当然開店していた。でも予定外じゃん、と思いつつ、ついフラフラと・・・・。真っ昼間から回転寿司かよ、と中にはいると結構お客がいる。気がついたら7皿も食べていた。おい!予定外じゃん予定外じゃん!昨日からイメージしていたのは、小石川植物園でアルルのパンをかぷっと食べながら緑の風に吹かれている自分ではなかったか?なんてことだ。ここで寿司を食べてしまった。しかもお腹いっぱい。なんのために頑張って歩いてきたのかまったく意味がない。 と、反省しつつ、小石川植物園まで来た。ここで、ふっと、美味しいコーヒーが飲みたいなあという思いが湧き上がる。ああそうだ。緑の風に吹かれて、香ばしいコーヒーを・・・・と思ったら落ち着かない。しかし、残念ながら、あの辺りって、コーヒーショップないんですよね。白山駅の近くで買ってくるべきだった、と反省しつつも、バス通りへ出て探す、ない。最近コンビニでもコーヒーマシン置いてある店多いので、やってるかな、と、セブンイレブンやファミマ覗くもない。うー。また歩く歩く。歩いてとうとう茗荷谷の駅まで行ってしまう。都営三田線の白山駅方向から、小石川植物園を挟んで反対側の丸ノ内線の茗荷谷駅まで。アホか私は。もう、コーヒーって、飲みたくなると止まらない。やっぱ中毒だと思います。ビールとかお酒以上に中毒性があるみたい。コーヒー求めて20分近く歩かせるんだもん。茗荷谷駅近くでやっとドトールを見つけた!と思ったら、改装中で店内工事していた。がっくり。・・・最終的にモスバーガー見つけてそこで買いました。が、小石川植物園に入ったら、中に売店があって、そこでキーコーヒー200円で売っていた。。。(-_-)前に来たときはぜんぜん気づいてなかったということです、私。
園内さすがに人が多かったですが、やっぱ緑の多いところって落ち着きますね。昨年の連休はスケッチブックと水彩絵の具持って来て、同じ場所でくつろいでたなあ、と思い出しながら、寄りかかるのにちょうどいい樹の根元に座り、持ってきた本を読み、うとうとし、また起きて読み、またうとうとし・・・を繰り返す。お尻が痛くなると、立ち上がって園内散策し、また座り心地のいい場所を見つけて、座って本を読み・・・。ごろーんと寝ころんで昼寝している人多し。本読んでいる人や、写真撮っている人、子供連れで遊んでいる人も結構多い。・・・・私と同じくらいのお父さんが、子供とかくれんぼしているのか、樹の影にごそごそ隠れて周囲を伺っている様子はなんとも言えず・・・(^^;)怖いってば。 閉園までいて、また歩いて自宅まで帰ってきました。というのも、帰りに皇居で走ってこようと思っていたのに、リュックにジャージを入れてくるのを忘れてしまったのです。がっくり。帰り道で大塚のブックオフに寄ったのですが、30分位いて結局買わず。まず自宅の積ん読の山を読まないと!反省!
旧暦4月6日。 いい天気。外が明るいので自然に目が覚めた・・・と思ったら、部屋の灯りつけっぱなしで、眼鏡を掛けたまま寝ていたことに気づく。こういう朝は眠りがすこぶる浅くて、電気代も眠った時間も勿体ない。 『バレンボイム/サイード 音楽と社会』(みすず書房)『フラワー・オブ・ライフ第2巻』(ドランヴァロ・メルキゼデク著/ナチュラルスピリット)を読む。どちらも再読。どちらも多くを与えてくれる本。明日も続きを読もう。 夕方は自宅近くをジョギング。いい汗をかいてすっきりしたところで銭湯。今夜はお酒なし。ご飯と野菜たっぷりの鍋。この連休は毎晩ちびりちびりと晩酌しようと思っていたのですが、そんなに呑みたくない気分なのでやめ。晩酌しちゃうと、寝るまでの数時間、しらふの時より明らかに思考能力低下する。せっかくの連休、毎晩呑んでいたら勿体ない。・・・と、めずらしくまともな考え。 と思いながら、夕ご飯食べつつヤフーのオンラインシアターで『リーサル・ウェポン』を何気なく見始めたら面白くなって最後まで見てしまった。 あーあ、酒断ちした意味ないじゃん。でも、メル・ギブソン格好いいなあ。 こんないい天気なのに、家の中に閉じこもっているのは勿体ない。今日は勿体ないばかり言ってますが・・・。でも勿体ないので、明日もこんな天気なら、水筒にお茶入れて、街の天然酵母のパン屋さんで美味しいパン買って、緑の多いところに行き、そこで本を読むことにしよう。
旧暦4月5日。 会社で、よその部署の部長さんに、「『OUT OF PLACE』って知ってる?」と聞かれる。5月に公開される予定の、エドワード・サイードに関係する映画なのを知っていたので、「サイードですね」と答える。驚いたことに、その方は、去る4月29日に九段会館で行われたその映画の完成記念上映会&大江健三郎講演会に足を運んだとのこと。うわー、そうでしたか。その頃私は、不忍通りの往来堂書店でくだんの『OUT OF PLACE』と同名の本、つまりは映画のシナリオやサイードの未公開インタビューなどを収録した本を手に取り、この連休はサイードをもっと徹底して読もう、などと考えていたのでした。面白いシンクロニシティだ。と、廊下でひとしきり、サイードの話で盛り上がる。「同じ会社にサイードの話が出来る人がいたとは」と、その方も驚いていたが、私も同じく。映画の公開が楽しみです。 日本人はもっとサイードを読むべきではないかと思う。パレスチナの歴史を知らない日本人が多すぎる。イスラエルはイスラム教だなどという大間違いを平気で口にする大人もいるくらいだから呆れる。日本人は平和すぎる。自分の故国が確実に存在しているということのありがたさ。もちろん、サイードの言わんとしていることは、それだけれはないけれども。 夜は近所の居酒屋で過ごす。店の戸を開けたとたん、奥のテーブル席から、「あっ、きたぁっ!!!」とでかい声が飛ぶ。・・・それはこっちの台詞です(またいた・・・)。近くの建設会社の社員のおじさんお兄さん達が、週末になると作業服で呑んでいる。6,7人くらい。まあ賑やか。怒号、けんか腰、笑い声。要するに、おじお兄さん達も、私もそれぞれ常連さんなので、何度か店で顔を合わせている。けれどせいぜい、どちらかが店を出るときにちらっと挨拶する程度で、別に一緒に呑むわけでもなく、ただ、ああいつもの顔か、って感じだ。だから、私が店に入ると「あっ、きた!」とつい大声が出たらしい。へんなの。でも、笑ってしまう。 みんな声がでかすぎてウルサイのだけど、自分に関係ない話でもりあがっているので、雑音は不思議とBGMになり、こちらも呑みながらじっくり本のページをめくる。 おじさん達が帰って、店がしーんとなると、お店のおばさんと人生談義。人間関係について、いろいろアドバイスを受ける。話がはずんで、気がついたら夜中近くだったので、慌てて帰ってきました。 さあ、明日から連休だ。。。
旧暦4月4日。 暑かったなあ。。。 朝天気予報をチェックして、今日は7月並の暑さになるとのことだったので、半袖のTシャツでチャリに乗る。それくらいがちょうどいい感じ。で、暑かった暑かった。これを書いている今も暑くて、自宅ではもう半袖短パンですわ。だけど、明日はぐっと気温が下がるとか。やめてくれぇ・・・風邪引かないようにしなきゃ。 ここのところ、自分がどうしてここに存在しているんだろうって、ずっと考え続けている。いろんな本を読んだり歩いたり走ったりご飯食べたりしながらとぼとぼと考え続けています。日本という東京という会社という狭い範疇の中での私でなくて、性別や名前や容姿とかそういう後から自分にくっついてきた要素も取り払って、自分の核のようなもの。それがどうして存在しているんだろう、と。 自分がどうして今存在して、こうしてあれこれ考えているのか、そのこと自体がまずもって大いに不思議でしようがないです。 うーん。。。
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