あたろーの日記
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2005年07月31日(日) ちくちくiPodケース

 旧暦6月26日。
 
 iPod用ケースを作りました。
 使用したのは手拭い。ミズバショウ柄の可愛い手拭いに一目惚れ。iPod買ったはいいけどなかなか気に入ったケースが見つからず、イメージしていたものを作ってしまいました。手拭いほぼ1本使っています。折り畳んで、ディスプレイとクイックホイール部分を四角と丸に切り抜いて、縁取りして、上部と蓋の部分はスナップをつけました。本体裏側部分はポケットになるようにしました。縫い目がラフなのとあちこちいびつなのはご愛敬。 
 今日外出の時使ってみましたが、これがなかなか使い勝手が良くて、気を良くしています。自画自賛ですが。一番面倒だったのはやはり、ディスプレイとクイックホイール部分の穴です。しかし、これはどうしても、ケースに入れたまま操作できるようにしたかったので、こういう形になりました。

 
 神保町に登山用具を買いに出掛けた。ヘッドライトや、酸素のタブレットなど。店を出て地下鉄の駅に向かって歩いているとき、ふと空を見上げてちょっと驚いた。よく、地震の前兆、と言われている雲に似ている雲が浮かんでいた。明らかに周囲の雲とは違う雰囲気。携帯カメラで撮影した。時間は19時少し前です。
 地震雲の基本形(「地震は予知出来る?!」のサイトから)
 素人の私にはいつどこでどれくらいの規模の地震が起きるのかぜんぜん分からないけど、このところどこが揺れてもおかしくない位あちこち揺れているので、まだまだ油断せず、常に心構えは必要と思いました。
 最近地震ネタばかりでスミマセン。でもやっぱり気になるテーマですよね。


2005年07月30日(土) 髪を切った私に♪

 6月25日。
 暑い1日。昨夜体内に注入したアルコールが明け方まで残っていて、途中何度も目が覚める。扇風機に当たりながらも、暑さと冷えとアルコールから来る頭痛に4時頃再び起きてしまう。iPodで音楽聴きながら無理矢理眠る。再び、今度は旅客機が墜落して真っ二つに割れ、炎上する夢、あまりの熱風にハッと目が覚める。夢かあ。夢で良かったです。ほんと暑くて、こんなヘンな夢になってしまう・・・これから熱帯夜がどれくらいあるのか、ユーウツ。
 2年くらいストレートのロングだったのですが、最近髪を切りたくなってきた。富士山に登るのも近いことだし、暑いし、この際長くてうっとうしい髪型やめたい、と思い始めたら一直線、美容室に行った。「ずいぶん思い切りますね」と美容師さんに言われる。どうせ、髪の毛なんてまた伸びる。似合わなければ、伸ばしたければまた伸ばせばよいのです。とにかく今は暑いので、ちょん切りたい。すっきりして、さっぱりして、体重も少し軽くなったような気がします(笑)久しぶりのショートだ。


2005年07月29日(金) ナイトドリンクルーズ!!!

 旧暦6月24日。
 
 書いているのは土曜の朝です。まだ余韻が・・・。
 まさか月末に残業しないで帰ることが出来るとは思いもせなんだ・・・と言いつつ、実は数日前から職場の呑んベイ仲間3人で、金曜の夜、会社をほぼ定時に飛び出して、東京湾隅田川ナイトドリンクルーズを決行することに決めていたのだ。都内超穴場豪華スポット濃密ミステリーツアー&アルコール度数の世界へようこそ!
 案の定私の仕事が終わるかどうかかなり怪しい状況だったのですが、なんとか、なんとか片を付けて(付けてない・・・)、週末地震が来ませんようにと願いながら机上の書類の山を整え(崩れませんように)、仲間の席に駆けつける。まだみんな仕事しているのに、鞄を持ってニンマリしながらいそいそと丸まって転げだして行く3人の背中に、(なんでこいつ帰れるんだ?)と、突き刺さる視線。いたた・・・。月曜出直してきますから。。。
 
 期待に胸を膨らませながらコーフンしつつ、地下鉄とJR乗り継いで、会社から約30分で浜松町駅から徒歩5分ほどの日の出桟橋に到着。660円の乗船券を買って、18:30発の浅草行きに乗り込む。2週間前に友人と乗ったのと同じルートです。その時、あまりにも楽しかったので、いつか会社帰りに乗って呑みに行きたいと思ったのですが、まさかあっという間に実現するとは。賛同者が現れるとは(^^;)ひゃっほう。3人とも嬉しくてはしゃぐはしゃぐ。船内はこの前と同じく、ガラガラ。金曜の夜だから混むかなあと思っていたら、我々の他にサラリーマン2人連れ(我々と同じこと考えてるようで、缶ビールしっかり持っていた)や家族連れ、カップル等、計5〜6組しかいなくて、超穴場であると確信した。船が動き出す前に船内の売店でビール(浅草地ビール)を買う。紙コップに入った生600円。途中で買ってくる予定がお店が無かったので。600円は高いかなと思ったけど、これがフルーティで結構いけるよ。
 船が動き出し、3人の興奮は最高潮である。何に乾杯するのか分からないけどとにかく乾杯し、準備のいい1人の持ってきたかっぱえびせんとあたりめつまみながら、生ビールだ。ガラガラの船内の一隅で異様に盛り上がる乙女3匹。金曜の夜はあーた、渋谷でもない新宿でもない、赤坂でも銀座でもない、そうよ、日の出桟橋よ!隅田川よ!かつてこんなに豪華な呑み会が存在しただろうか!?東京湾に注ぐ隅田川を遡る、両岸の高層マンションや築地市場の裏側や、はたまた河岸の風景や遠くのビル群がどんどん暮れていく姿を眺めながら、ゲラゲラ大笑いして、キーンと冷えた生ビールを喉に流し込む。蒸し暑い1日はどこへやら、川面の冷たさと涼しい潮風が1週間の疲れを吹き飛ばしてくれた。提灯をずらりとともした屋形船と何度もすれ違う。ああ、いつか、屋形船にも乗ってみたいものだわ。うん。高いのがネック。
 おしゃべりしていたらあっという間に浅草に着いてしまった。もっと乗っていたい。。。しかし、本日のイベントはまだまだ続くのである。「浅草きたらやっぱり浅草寺にお参りしなきゃ」と、1名が言い出して、他の2人も賛同する。そうだった、私はこの前お参りしたからいいや、と思っていたけど、それではいかんのだ。浅草の地に足を踏み入れたら、浅草寺さんにご挨拶せにゃあかん。・・・と、行ってみたらこれまたびっくり、ライトアップされた浅草寺さん、しかも昼間の賑わいとはまた違って、人でもさほど多くなく、どことなくしっとり、デートに最適の雰囲気なのであった。

 さて、人通りのめっきり減った浅草寺辺りの商店街の路地に、心地よい色合いの呑み屋群があり、3人吸い込まれるように路上に並べられたテーブルを陣取る。常連とおぼしき酔客がのんびり呑む界隈。どこの店も混んでいない。ああ、こういう雰囲気が一番好き。浅草に住んでいたら週に2回は通うだろうなあ。牛すじ煮込みや焼きとん、ビール、日本酒でまったりした時間を楽しむ。とりとめのない会話。面白すぎて笑いすぎてお腹が痛い。 
 呑み始めてまもなく、通りをひょっこらひょっこら、荷箱を天秤に下げた「浅草焼き」(?)売りのお兄さんが通りかかった。と思ったら、呑み屋の集まるこの路地で足を止め、携帯カメラを抱えた我々の前でポーズ。あ、撮っていいのね。。と、椅子に座ったまま撮影していたら、「担いでみませんか、試しに」と何度も呼びかけられ、その気になり、通りに出て行って、衆人環視の中、天秤棒を担いでみる。が、びくともしない。重いどころではなくて、ぜんぜん持ち上がらない。「がんばれっ」と見ず知らずのお客さん達から声を掛けられる。お恥ずかしい。ふにーっ、ふにーっ、鼻息だけが荒くなるあたくし。くっそう、こんなところで赤っ恥晒してたまるか!と、酔いも手伝って本気になるが、とうとう、天秤棒持ち上がらなかった。でも、江戸時代の行商人のまねごとを思わぬところで経験できて、良かったです。商売上手なお兄さんから、最後は浅草焼きなる焼き菓子を1個買って、再び仲間の所に戻り、呑む。友達が携帯で撮ってくれた私の雄姿を見てみる。凄いへっぴり腰で、わざとだけど恐ろしい形相で、二度と見られた姿ではない。この写真は封印せねば。少なくとも嫁入りが決まるまでは(一生封印かもなあ)。
 店の近く、シャッターを下ろした他の店舗の軒下に、母猫と子猫たち。近所の店の人達がご飯をあげている。いいな、こういうの。捨て猫の親子を、みんなでさりげなく世話をしてあげている。時々酔っぱらい客が猫達の前にしゃがみ込んで、何やら話しかけていく。カップルが立ち止まって、「かわいい」と言っている。痩せて目やにの出た、病気っぽい母猫が、疲れた表情で、それでも周囲にあまり警戒心は持っていないらしく、子猫たちを見守っている。
 私たちの呑んだ店、店主もバイトらしき若いお姉さん達も明るくてしゃきしゃきした対応で、気持ちよく呑まして頂きました。また行きたい店です。あの界隈、通いたいです。今度は浅草らしく、電気ブランも呑みたい。
 
 23時に閉店となった店を後にして、駅で解散。それぞれ別々の路線で帰る。楽しいことは早く過ぎ去る。しかし、近いうちに再びこの呑んベイクルーズは開催されるであろう・・・余韻に浸りながら地下鉄の座席に深く腰掛け、居眠りしよう、と思ったんだけど。
 前の座席がすんごく気になる。立つ人はいない、割と空いている車内ではありましたが、堂々とシートに横になって爆睡しているおっさんがいる。隣に座っているスーツの男性は明らかに迷惑そうな顔をして時々おっさんを眺めている。他の乗客もどうしても注目せざるを得ないらしい。数々の視線を浴びながら、なお一層、深い夢の中に落ちていくおっさん。ここはあなたのベッドですか。ああ、心地よさそうですね。できれば私もそうしてみたい。私だって呑んだ後なの。座席の下に脱ぎ揃えられたスニーカーがまたいいですね。ズボンの裾から覗いたすね毛も素敵です。金曜の夜も超混みの山手線でなら、完全に蹴っぽくられているでしょうが、そこは大江戸線、冷たい羨望の眼差しを浴びながらも、幸せな線路のリズムの中、あなたはむさぼるように夢の世界に埋没していらっしゃる。
 1枚、そっと、写真を撮らせて頂きました。

 


2005年07月28日(木) ぐび。

 旧暦6月23日。
 夜、会社のあるビルの1階で、大規模な立食パーティがあり、参加した同僚が戻ってきて、お土産の缶ビールをくれた。フロアのどこかでシュポッと誰かが缶を開ける音。あいにく月末業務で残業の私も、よく冷えた缶ビールに我慢が出来なくなり、ついに蓋を開けて飲みながら仕事。戻ってきた上司の目の前で、キーボード叩きながら、うっかり、グビーッとやってしまった。・・・当然、お叱りを受けましたm(_ _;)m
 でもその後元気が出て仕事がはかどった・・・というのは嘘ではありません。
 だけど、お酒飲みながら仕事はよくないですね、反省。
 
 あと1日で7月の業務も終わり。明日はもし私の仕事が順調なら、定時であがれるなら、仲間と一緒に呑みに繰り出します。
 私の仕事が終わらなければ、呑みに行けません。
 責任重大なのです。


2005年07月27日(水) 明日も頑張ろう。

 旧暦6月22日。
 朝起きて、台風一過だわーい!と、喜び勇んでチャリンコ漕ぎ始めるも、あまりの暑さにげっそり。東京は朝8時からすでに30度なのだった・・・。汗だくになって出勤。満員のエレベータの中で、1人ハアハア汗まみれの超怪しい奴。視線が痛い。
 
 職場のよその部の部長さんが、コピーをして読むといいよ、と、ご自分の蔵書の中から(膨大らしい)探しきれなかった本をわざわざ知人から送ってもらい、貸してくれた。早速コピーして読んでいる。だいぶ前に絶版になり、古本屋でもなかなか見つけられない本。知的生産。自分学。どのように自分の専門分野を見つけ、学問(一般的に言われる、狭い意味の学問ではない)を楽しむか。学問とはなにも限られた人達のものではなく、誰にでもその楽しみを見つけることができる。誰にでも何らかの専門家になる素質があり、それをどう活かすか、どう発展させていくか、が問題なのだ、という内容。嬉しいことに、私の好きなエリック・ホッファーについても一章を割いてある。
 かなりの読書家で、神保町が縄張りの方である。以前神保町の古書会館で私が本を物色しているのを見かけたことをきっかけに、本についていろいろ教えてくださるのだけれど、仕事の合間のことゆえさほど多く話をしているわけではない。なのに、「君に今一番必要な本だろう」と、私がぶつかっている悩みに応えてくれそうな本をずばり差し出してくださる鋭さに心底驚きました。さすが。恐るべし。私そういう話ぜんぜんしたことないのにな。なんで分かったんだろ。部長さんにその本を貸してくださった方は、本に書いてあることを自分のものにし、まさに本の内容を実践するような生き方をされているとのこと。お借りした本にはあちこちに線が引いてあり、何度も繰り返し読んだ形跡があった。がぜん、やる気が湧きます。仕事が忙しいだの、思い通りに行かないだのと文句たれてる場合ではないのだ、と自分に言い聞かせました。もっと視点をずらして考えないと。早朝でも会社でも、帰宅後でも、休日でも、マイナス面を見るのではなく、自分が常にどれだけ建設的に行動できるか、思考できるか、を意識していかないと。
 
 最近思うに、私ってほんとに、周囲の人達に支えられて生きているんだなあ。友人や人生の先輩や家族。私ときたら自分のことで精一杯で、みんなに迷惑かけることのほうが多いのに、みんないろんな形で気に掛けて、応援してくれたり、鼓舞してくれたり、一緒に考えてくれたり、安らぎをくれたり、楽しいことを共有してくれたり・・・中には、名前も知らないけど毎日のようにすれ違いざまにいっとき楽しい会話で心を和ませてくれる人もいる。人は独りでは生きていけない。支えられて生きていることにとても感謝したい気分です。
 


2005年07月26日(火) 台風

 旧暦6月21日。
 台風7号が来ているようですが、都内は普通にただ風が強いかなっていう感じの夜です。
 交通機関が乱れるかもしれないとの配慮から、会社では16時過ぎに退社して良いとの通達。でも、外を見てもさほど荒れてないので、結局18時過ぎまでいてしまった。台風の進路が予想より東寄りだとか。今夜は暴風雨を覚悟していたのに、ちょっと肩すかしな夜。
 そういえば、台風は大きな震源があったらそれを避けて通る、と、どこかで読んだ気がします(いろんな説があるらしい)。避けたのが東京湾だったのか、それとも東海地方だったのかは台風に聞いてみないと分からないですよね。どちらにせよ、最近日本は大きめの地震が多いから、いつも要注意ですね。
 
 明日は台風一過の青空の下、チャリンコ漕げるかな。

 昨日、江戸風俗研究家の杉浦日向子さんがお亡くなりに。46歳とは若すぎる。漫画家としては『百物語』(新潮文庫)の江戸の怪しさ哀しさが大好き。あと、『もっとソバ屋で憩う』(新潮文庫)では、ソバ通であること以上に蕎麦屋という空間をフィルターに独り酒を愉しむ術をさりげなく提示してくれた。独特のおっとりした雰囲気の中に、どこかしゃんとして凛とした、視点のしっかりした生き方が垣間見えて、こんな生き方もあるんだ、と、感心させられた。
 46歳とはほんとに若い。まだまだ、この先どんな生き方をなさるのか、楽しみであったのに、非常に残念です。
 楽しい著書をどうもありがとうございました。
 ご冥福をお祈り致します。


2005年07月25日(月) ねこねこねこ。

 旧暦6月20日。
 今度は台風か〜(T_T)
 台風の前って、なんだか妙に気分が高揚しません?交通機関に影響が出たりずぶぬれになったりベランダのものが飛ばされそうになったりと、良いことは全然ないはずなのに、何故にこんなに気がはやるのか。気圧のせいでしょうか?脳のどこかが動物本能的に反応しているような気がする。
 だけど、明日通勤が大変だとやだなあ。

 猫ネタ。
 猫というのは、男性の声より女性の声によい反応をするらしい。それは女性の声のほうが高くて猫の鳴き声に近いからだとか。近所の猫は毎日朝晩いくつか決まっている定位置に寝ころんでいる。通りかかって足を止め、「鈴ちゃん、鈴ちゃん」と呼びかけると、寝ころんだまま、尻尾をぱたんぱたんと地面に軽くたたきつけるようにして、一応の反応は示す。横着者め。猫っていいよな。仕事行かなくて済むんだもん。
 
 
 写真は左から、スーパーマーケットの帰り道にいた猫。塀の上で夕涼みしていた。ずっとポーズをとってくれていたので、携帯のカメラで1枚。真ん中と右はは小唄のお稽古に行った時、浅草橋にて。店先の自転車の荷台に巧く収まっていた。なかなか年季の入ったはまり具合。このお方も動かずにじっとポーズ。高貴な顔立ちなのにどこかユーモラス。
 これから真夏に向かって、全身毛皮の猫様方におかれましては、暑さが身に応える日々が続くかと。。。でも仕事行かなくていいんじゃん!


2005年07月24日(日) Nikon New FM2

 旧暦6月19日。
 実家から荷物到着。母から譲り受けた登山道具一式と、ダメもとで父にねだってみたカメラのレンズ2本。単焦点レンズが欲しかったのですが、父の所有している中に使っていないものがあったら送って欲しいと頼んでおいたのです。やった!
 来月富士山に登るので、ちょびちょびと準備してます。今日は押し入れに首突っ込んで、一眼レフカメラのレンズとか引っ張り出した。で、あらためて数えてみたら、すでに5本持っていたので、今日届いた2本を合わせると、7本になった。びっくらこいた。恥ずかしながら、自分が持っているレンズの種類さえ忘れていた。
 レンズのことを忘れている位だからまったく使いこなせていないのは明らかなのですが、愛用しているカメラはNikonのNew FM2です。昔日記にも書いたような気がするのですが、再び登場。
 生まれて初めて自分の稼いだお金で買ったカメラはNikonのF-601というオートフォーカス一眼レフ。12〜3年ほど前だったと思います。が、これは買って2年もしないうちに、落として壊してしまった。メーカーの窓口に持っていっても、修理不可能で戻ってきてしまった。落ち込んでいるところに父が自分の愛用していたFM2をくれたのです。その時は、実は内心、オートフォーカスじゃないのかぁ、ってなことを思っていたのですが、今はむしろFM2をもらえたのはすごくラッキーだったと思っています。デジタルでもない、オートフォーカスでもない、質実剛健なマニュアル機、最もシンプルなこの一眼レフが今とても気に入っています。
 と言うものの、写真の腕はまーだまーだ、初心者です。富士山に行っても全部失敗作になりそうで、怖いです。
 だけど、10年前に戻って、再び今、カメラ熱です。
 オヤジからもらった24mmと50mmの単焦点レンズをFM2につけてお散歩に行きたいです。
 ・・・しかし、私に使いこなせるだろうか、24mmなんて。。。
 


2005年07月23日(土) 地震だった。

 旧暦6月18日。
 と書いておいて、実は翌日(日曜の午前)です、今は。
 昨日の地震、関東地方の方々は大丈夫でしたろうか?
 怪我をされた方々もいたそうですが、大きな被害がなくてほっとしましたね。
 交通網とか、災害連絡網等々、地震の後にいろいろ問題点が指摘されてますが、昨日の地震は、もしかしたら、近い将来必ず起こるであろうさらに大きな地震に対する注意喚起なのかな、と思いました。それにしても、大地震が起こると言われ続けいているはずの東京なのに、今回様々な点で不備が指摘されて、今後を考えるとちょっと怖いですね。
 その時私は台東区のマンション7階の知人宅で、小唄のお稽古をしておりました。三味線と唄を合わせているところに揺れが来て、「これは大きいね」とみんな三味線置いて、揺れが収まるのを待っていました。7階って結構揺れますねー。でも、地震が来たとき、やっぱり来たなあ、という感じで落ち着いていることが出来ました。最近東京も小さな揺れが頻繁に来ていたので、地震前兆らしき現象を観察しているいくつかのサイトを時々チェックしていました(ヤフーで「地震予知」と検索すると沢山出てくるよ)。
 これは、昨日の地震と関係あるかどうか、私は関係あるのではと思っているのですが。。1週間前18日(月・祝日)に、私の携帯電話の電波状態がひどく悪くなって、友達にメールを1件送信した後30分もしないうちに、「圏外」になってしまいました。自宅にいたのですが、自宅ではいつも携帯電話のアンテナ3本立っているはずなのに、いつもの定位置に電話を置いても、窓際に持っていっても、全然駄目で、午前から夕方までずーっと「圏外」でした。電話会社に問い合わせても、通信障害の連絡は他に入っていないとのこと。近くで建設工事をしているのですが、その日は祝日なのでお休み。他に電波障害を起こすようなものは見当たらず、もしかしたら、地震の前に電波障害が起きやすいと言われているので、それかな、と思いました。今までこんなことはなかったので、ちょっと気になりました。この前の3連休はずっと風邪気味で頭痛が酷かったので、もしかしたら、そういうのも地震と関係あるのかなあ?まあそっちは不摂生が原因として、携帯電話の電波受信状況は、やはり地震と関係しているような気がします。素人なので私の勘違いだったらゴメンナサイ。
 小唄のお稽古終えて帰ろうにも、都内の地下鉄もJRも運休してしまい、一緒にお稽古に来ていた人は足止めされて大変でした(結局遠くの駅まで三味線抱えて歩いて行った)。私はというと、チャリンコだったので、「こういう時はやっぱ自転車が強いねー」とみんなに感心(?)されながら、「えっへん」と威張って漕いで帰ってきました。確かに、都会の交通網はもろいので、自転車が一番です。・・・とはいえ、もっと大きな地震で道路がズタズタになったり、ガラスの破片が散らばったりしてしまったらお手上げですが。
 途中、御徒町のマルキン商店に寄って、ビクトリノックスを1本買いました。これで5本目です(^^;)。なかなか御徒町に行く機会がなかったのでちょうど良かった。一番小さい「クラシック」を鍵にぶら下げていつも持っているのですが、もうこれがないと不便でしようがないです。鋏やナイフ、つまようじ、ピンセット、爪ヤスリ。ちょっとしたときにすぐ役だってくれるので、有難い存在です。昨日買ったのは「ツーリスト」。手の小さい私にはこの大きさが限界かな。もっと大きなナイフを持てる人が羨ましいです。ビクトリノックスを買うなら、都内ではマルキン商店が最も安いような気がするので私はいつもここです。
 JR御徒町駅や途中通った他のJR駅、道路からホームを見ると人があふれていて、構内放送が頻繁に、電車の運行状況を伝えていました。バスもどれも満員。
 昨日の地震で、長時間歩ける靴と、いざというとき自宅までたどり着くための地図は、出掛ける際常に必要かと思いました。東京では震度5でも、電車の路線図は役に立たなくなるのですね。私は自転車通勤で酷い方向音痴なので、リュックに地図帳いつも放り込んでます。説教くさくなるけど、女性の履くあの先のとんがった草履みたいなサンダルで、ヒールがすんごく高いのは、ありゃやめたほうがいいですな。あんなんで地震時に帰宅困難者になったとき、自宅まで辿り着けないよ。私は歩くのが下手なのでヒールの高い靴では歩けないのですが、どうしてみんなあんな危ない靴を履くのかなー。


2005年07月20日(水) 波の音を聴きながら。

 旧暦6月15日。
 眠いです。。。昨夜1時前に布団に横になったのに、ぜんぜん寝られず。NHKの深夜ラジオ便の1時間ごとの時報のたびに焦ってしまう。3時すぎにようやく眠りにつくことが出来ました。寝つきは恐ろしく良い人間なのになあ。
 子供の頃、何度か転居した中に、アパートのすぐ裏がゆるやかな断崖になっていて、その下がすぐ砂浜、という恵まれた環境に住んだことがありました。夏は家で水着に着替えて、浮き輪抱えてビーサン履いて、テテテテテッと飛び出していって、ザッボーン。泳ぎ疲れたら濡れたまま帰ってきて、沸いたお風呂にドッボーン。
 それから数年前に潰して駐車場になってしまったけど、佐渡の父の実家の裏はこれまたすぐ海で、こっちは砂浜じゃなくて石ころとごつごつした岩場になっていて、岸のテトラポットや岩の上から網で魚すくったり、潜ってサザエ取ったり、岩の間をぷかぷか泳いだり、とにかくばあちゃんの家に遊びに行く=海、みたいな感じだった。
 前者では、夜、枕に頭をつけて、ザザー、ザザー、という波が砂浜を洗う音と、ゴオーッという遠い海鳴りを聴きながら眠りについた。後者では、ポッカン、ポッカン、という岩やテトラポットの間を波がぶつかっていく音とか、港を出入りする貨物船や漁船の汽笛やポンポンというエンジン音が子守歌代わりだった。 
 なんでそんなこと書くかというと、しみじみ思い出しているからです。今になって、子供の頃当たり前に聴いていた波の音が、とても懐かしく思えてしまう。波の音は寝しなに物語を運んでくれるので、いろんな空想をしながらいつの間にか夢の世界に出掛けていくのがいつものパターンでした。
 今住んでいる所は都会のアスファルトの上、住宅密集地で、波の音はどこからも聞こえてこない。これから熱帯夜を何度我慢しなきゃならないんだろ。うー。
 海辺に住んでいる人が羨ましいなあ。


2005年07月19日(火) 今週も来週も。

 旧暦6月14日。
 あー連休が終わってしまったぁ。
 あと当分、3連休はないですよね。と言っても、会社勤めだから連休もあるし土日も休めるのかな。休みもロクにとれなくてずっと働いている人も世の中には結構いるんだろうな。

 それにしても、暗いニュースばかりの世の中ですよね。テロ、虐待、殺人、自然災害、公害・・・。医療技術や科学技術が進んで命を延ばす方法がどんどん生み出される一方で、命がどんどん軽くなっていくような気がするのですが。人類ってなんて矛盾を抱えてるんだろ。
 今週は平和な週でありますように、来週もそうありますように、って、願わずにはいられませんよね。


2005年07月18日(月) 船旅・浅草・落語と二胡、の黄金な1日。

 旧暦6月13日。
 暑い暑い。しかし風邪引いてます。頭痛がちょっと酷いのですが、しかし、しっかり食べてます。
 金曜の夜は、同じ誕生日の先輩と一緒に誕生パーティをしました。銀座にある創作スペイン料理の店、ガウディの舌にて。イカスミのパエリア、美味しかったです。ガウディっぽい内装が面白かった。
 誕生日が同じ、というのは、とても特別な意味があるんじゃないかという気がします。姉妹とも家族とも違うけれど、どこかで繋がっているような部分があるような・・・。お互いのバックグラウンドはぜんぜん異なるのに、会話していても、この人は解ってくれている、という安心感のようなものがあります。思いがけず同じようなことを考えている、ということも。不思議な関係だと思います。

 土曜は、友人と水上バスで隅田川上り→浅草散策→深川江戸資料館で「さん喬を聴く会」という黄金コース。
 まずはJR浜松町駅で落ち合い、日の出桟橋から水上バスで隅田川を上り浅草まで。友人は何度も水上バスを楽しんでいるのですが、私は初めて。いちど乗ってみたいと思ってたんですよね。日の出桟橋で乗船券を購入して船に乗り込む。箱根の遊覧船と違って、橋の下を通るため船体が低いですが、開放感があってわくわくした。土曜の昼なのに、船内はガラガラ。どこでも好きな席に座れる状態。当然端に座り、川面と周囲の建物群を眺めながら隅田川を上っていく。浅草地ビールともんじゃ焼きせんべいなるものを船内で買い、真っ昼間からごっくんごっくん。あー極楽極楽。隅田川って個性的な橋が沢山架かってますが、いつも地上から見ているので、下にくぐって見るとまた違った趣、迫力があって凄いですね。写真は清洲橋です。蒸し暑い日なのに、水の上は涼しくて、心地よかったです。現代的なマンションやビルの傍を通ったり、かと思えば築地の迫力ある掛け声に驚いたり、昔ながらの水辺の庶民の暮らしをちょっとかいま見たり、ウォーターフロントのジョギング風景とか、開発風景とか、それから江戸の名残を思わせる河岸の光景とか・・・。東京って、未来に向けてどんどん発展し変貌を続ける一方で、どっこい昔の顔もまだまだしぶとく生き残ってくれている、という部分もあって、面白い土地なんだなあと思いました。前に自転車でちゃりん歩に来てうろうろしていた橋の下を、今度は船で見上げながら通り過ぎて行くっていうのは、なんとも不思議で楽しい経験です。
 620円で約40分の船旅。友達とおしゃべりしながら乗るのもすごく楽しいし、1人でも楽しむこと出来そうです。私、これから時々、気持ち切り替えたり気分転換したりしたいとき、1人でも乗りに行こうと思いました。iPod聴きながら次々変わる景色をぼんやり眺める船の上のひとときっていうのもいいかも。海と違うから波で酔うこともないし。1800円で一日乗り放題のフリーパスもあったりして(^O^)
 船が浅草に着いて、私たちが下船するとき、浅草側から乗る人達が列を作って沢山待っていたのには驚きました。そうか、もしかしたら日の出桟橋から乗るより浅草から乗る方が混んでるのね。これはラッキーでした。
 ちなみに、平日も19時10分発の最終便に間に合うように会社を出て、ビール片手に船に乗り込んで日の出桟橋から浅草橋まで束の間のナイトクルーズで東京の暮れゆくウォーターフロントを満喫し、浅草で下船してそこで焼き鳥なんか食べちゃったりしてから帰宅する、っつうのは、もしかしたら最高の帰宅方法じゃあないですかっ、皆さん!・・・と、書いていてだんだんコーフンしてきました。これ、1人でも十分楽しいけど、帰宅方向が同じ人と2〜3人で、ってのも良くないッすか?金曜の夜なんかいいなあ。あと、会社が違う友達との待ち合わせ、仕事終えたら渋谷や銀座の人ごみではなく、日の出桟橋で!ってもオツかも。

 次に行かねば。ええっと、浅草で下船して犬印鞄製作所の工房兼ショールームへ。ここのショルダーバッグと十徳袋を持っています。使えば使い込むほど馴染んできて、丈夫なことこの上なし、の犬印大好きです。次は手拭いのふじ屋。手拭いって最近見直されていますよね。今は亡き祖母が、首に巻いたり頭に被ったり腰にぶら下げたりして、いつも1〜2枚は肌身離さず持っていました。手拭いっておばあちゃんの持ち物、って気がしていたのですが、今、タオルより絶対手拭い!って思い始めてます。きっかけは、今年の1月に行った「さん喬を聴く会」で、さん喬師匠の名前の入った手拭いをプレゼントで戴いたこと。落語を聴いていると、噺家さんは必ず手拭いを持っている。手拭いが高座では書物になったり手紙になったり札入れになったり、いろんなものに化ける。手拭いが当たり前に噺家さんと一緒にいるのです。それを見ているうちに、手拭いってタオルより断然粋だよな、と思い始めました。で、実際使ってみるとタオルより乾きやすいし、吸水性も優れているし、拭く、当てる、包む、しばる、といろんな形に使えて便利ですね。会社にも、手拭いを持ってくる人ちらほら。その良さに惚れ込む人、次第に増えているのかも。というわけで、ふじ屋で手拭い1枚買いました。いろんな柄があって迷いました。白地に紺の、手拭いが沢山干されている柄です。粋で涼しげです。
 さてお昼ご飯は、浅草今半別館にて、大名牛丼1600円を戴きました。牛丼、最近は吉野家のも食べてなかったから、嬉しかったです。半熟温泉卵を上に掛けて、とろりとした黄身と一緒にほおばる牛肉。甘みとコクが舌の上にジュワーっと広がって、それはそれは至福の味でした。
 
 さてさて、その後も浅草をぶらつき、浅草寺にもお参りした。おみくじ引いたら2人とも「凶」でした。ありゃーと思っていたら、そばでにやつきながらおみくじに見入っているお兄さんが。いいな、大吉でも出たんかなとナニゲに覗いてみたら、その人も「凶」。なんだ、誰が引いても「凶」なんじゃないの?ということで少し安心した。

 夜は深川江戸資料館にて、「第88回 さん喬を聴く会」でございます。「聴く会」にはこれで3回目です。毎回季節に合わせて趣向を変えて、アットホームな温かい落語会を催してくださるさん喬師匠と主催者の方々に感謝感激。さん喬師匠自らロビーに立ち、お客さんに気さくに声を掛けてくださる、この会を師匠ご自身大切になさっているのが解ります。
 今回は「へっつい幽霊」と「牡丹燈記」。夏らしく怪談話で。「へっつい幽霊」は爆笑幽霊話だけど、「牡丹燈記」は中国の哀しい恋人達の話で、長い話をじっくり堪能させる師匠の語り。最後は聴く側にぐっとこみ上げてくるものあり、で、ああほんと、よかったです。毎回ゲストがあるのですが、今回は二胡・高胡演奏家の程 農化氏。←公式サイトに行くと美しい演奏が聴けます。さん喬師匠の「牡丹燈記」の前と、途中の場面が切り替わるところの2回登場なさって、しっとりした二胡の音色を会場に響き渡らせ、聴衆を大陸へいざなってくれました。「牡丹燈記」が中国の話なので、このどことなく哀しげな二胡の音色ととても合っていて、落語と中国の伝統楽器の素晴らしいコラボレーションにひじょうに感動しました。こういう組み合わせで会を作ってくれるさん喬師匠のセンス、凄いですね。
 4月末の連休以来、寄席に行ってなかったので、久々で、とても満足しました。やっぱり柳家さん喬師匠は巧くて面白くて味のある噺家さんです!

 


2005年07月17日(日)

 せっかくの連休なのに風邪引いちゃってます。 
 扇風機に当たりながら寝たのが悪かったみたい。
 日記のちほど書きます〜。
 


2005年07月14日(木) 富士山登る。

 旧暦6月9日。
 昨年末に決めたこの夏の富士登山。いよいよ8月に登ることになり、仕事を終えてから会社の会議室で参加メンバー5名でミーティング。普段会議だと睡魔に負けてしまう私も、楽しいイベントの計画となるとわくわくして眠いどころじゃありませんで。
 しかし、あと約1ヶ月後。もうちょっと体力作りしておこう。このところ雨続きで自転車通勤はあまりできず。またまた贅肉ついてきた身体の重さをもてあましかねない。恐ろしい。
 一番心配なのは天気。こればかりは人間の力ではどうしようもないので、この1ヶ月間、祈り続けます(笑)。
 
 今週もあと1日。明日働いたら、3連休だ。。。


2005年07月13日(水) ねむい。

 旧暦6月8日。
 すごーく眠いです。
 今日も涼しい。涼しいと心地よく眠れる。そう思うと早く布団に入りたくて。もう目が半分閉じてます。
 寝てしまいます。寝ます。ごめんちゃい。


2005年07月12日(火) ムカつかないムカつかない

 旧暦6月7日。
 夜帰宅すると、ご近所猫がボンネットの上で気持ちよさそうに寝ていた。今日は朝からずっと涼しかったですね。
 帰宅途中、地下鉄乗換駅にある地下のコンビニで、シリアルクッキーを買って代金を払い、おつりをもらった時に、「レシートをください」と言ったら、若い女性の店員さんにもの凄い目つきでジーッと睨まれ続けた。ありゃ。なにかお気に障ったようで。たった100円足らずの買い物でレシート要求したのが悪かったのかな?別にレジを疑ってるから貰うんじゃなくて、家計簿っつうものをつけるから必要だっていう人もいるのを知らんのか。それともあーた、月の障りで気が立ってますか?好きな男性の前じゃ絶対そんな目つきせんだろ君。
 なんかすごく気分悪くなってしまった。こちらもムカムカを戴いてしまった感じ。でも、こういうことってよくあるよなあ。別にこちら側に落ち度があるわけじゃないのに、謂われのない因縁つけられるというか、心当たりないのに理不尽に意地悪されるとか。そういう言い方ないだろー、なんだんだその態度はー、という場面に出くわして、まともにそれを喰らってしまうと、自分の気分も害してしまって余計なお荷物になってしまう。その後何時間もいやあな気分になるのもシャクなので、そういう時は、相手のグログロした気分は断固として受け取らない。相手が嫌な態度をぶつけてきても、自分はそれにお付き合いする気はないと、心の中で跳ね返すようにしています。それかちっちゃな声で「バカヤロ」とか「くそばば」と言った後は忘れる忘れる。しょせん自分以外の人の心をコントロールするのは不可能なのだ。ご気分害してるのなら、ご自分の中でどうぞ処理なさってください、私はいりません、と、心の中でお断りして、私は私で音楽聞いたり本読んだり別のこと考えたり、と、すぐに切り替えるようにしています。
 だけど、他人に対してすぐ否定的な態度とる人って、可哀相だなと思う。もっと心をオープンにしていれば、飛び込んでくるものも沢山あるのに。


2005年07月11日(月) あわせる顔がない

 旧暦6月6日。
 久しぶりに自転車で通勤。身体が重くて重くて。朝は汗だくになって会社に駆け込みました。お恥ずかしい。会社のエレベータの中で、1人だけハアハア息切らして、真っ赤な顔して、汗だくで、でっかいリュック抱えているの。絶対怪しい奴と思われてる。で、汗が引いたら医務室かトイレで着替えている。これも怪しいと思われているに違いない。
 今夜は残業も早めに切り上げて、自転車でのんびり帰った。坂道が嫌なのでいつものルートを外れて新しい道を開拓すべく脇道に。が、迷う。地図持ってこなかった。迷う迷う。でも、迷うのちょっとだけ好きだ。迷うと言っても自分が普段使っている2つのルートの間の地域でせっせと迷っているのだから、まあまだ気楽。いつかはお馴染みのルートのどちらかにたどり着くわけだから。だいたい、方向音痴だ。そのくせうろうろするのが好きだから困ったもんだ。だけど、同じ地域で何回か迷うと、いつの間にか道を身体で覚え込んでしまう。「あ、ここはいつか迷った時立ち止まった交差点だ」とか、「なるほど、この道はここに繋がってのか」など、自分の記憶と会話しながら行くのであります。
 でも今夜は迷っている最中に小雨がぱらついてきて焦りました。

 帰宅したら、学生時代からの友人から葉書が届いていた。転職の挨拶。彼も相変わらず頑張っているんだなあ、と、嬉しくなると同時に自分はどうなんだ、と、我が身を振り返る・・・・・。
 学生時代は同級生で授業や研究会の合宿で何度か一緒になり、意見がぶつかったこともある。グループで飲んだりしたこともあるけれど、学生時代よりむしろ卒業後のほうが飲む機会が増えた相手だ。ふとしたことからお互いのやりたい仕事が同じ方向であると知り、20代の頃は一晩中飲みながら夢を語り合ったり、電話で激励し合ったりしたことも幾度かあった。お互い恋愛感情抜きで、男であるとか女であるとか、そういう面倒くさい関係も抜きで、ただ純粋に夢について話し合うことが出来る相手だ。20代終わり頃から、互いに恋人がいたり忙しかったりで疎遠になっても、時たま来る葉書や年賀状などで、相変わらずだなあ、と状況を知る。学生時代からの女友達は結婚や出産を経てどんどん変わっていく。会えば昔と変わらない部分も多くあるのだろうけど、何せみんな子供中心の生活を送っているし、私がみんなの話題(子育てや家族の話)についていけないのも事実。一抹の寂しさもある。だから、自分と同じように変わらない部分を持ち続けている友人がいることが心強い。相変わらず夢にしがみついている仲間がいるっていうのは、嬉しいと思った。ただ、彼は何回も転職をしているけれど、どれも自分のやりたい仕事、夢に関わる仕事であるという点が私とぜんぜん違う。どんな苦労があっても、その分野の仕事にしがみついて、日陰の時もじっと耐えつつ、目標を設定しながら着実に前に進んでいる。日々の仕事にすら愚痴を言って、忙しいのを口実に、毎日コツコツ努力することを怠っている私は恥ずかしい。
 葉書には、ちょっとちくんとくる一文が書かれてあった。あー、やっぱり彼は私が夢の途中でサボっているって、ちゃんと知ってるんだな。30代半ばというのは、純粋にやりたいことだけやって生きていくのは難しいとさんざん思い知らされている年代。それを知っているから、それでも、と、釘を刺してきたんだと思う。ほんと、恥ずかしくて会わせる顔がない。
 自分に納得のいく状況を作り出すまで、彼とは会わないでおこう。とてもとても、今の自分では会いたくない。

 ところで、話がぶっとびますが、再びしつこく、「備えあれば憂いなし」です。いつ起こるか分からない大地の揺れに備えて、時々は思い出して非常持ち出し袋とか家具の点検を、と思います。かく言う私は、非常持ち出しリュックの中に入れておいたカロリーメイトやようかんをどんどん食べてしまって、食糧がなくなってしまったので、買い足しました(笑)


2005年07月10日(日) iPod楽しい。

 旧暦6月5日。
 昨夜はなんやかややっているうちに眠くなり、さっさと寝てしまいました。すいません。
 そういえば、昼間ふと思い出したこと。たいしたことではないのですが、金曜の飲み会の時、向かい側に座っていた男性社員が、灰皿を取り皿と間違えて料理を盛ってばくばく食べていた。居酒屋であんまりお洒落な灰皿も困りますなあ。フツーの穴が開いている形のほうがよいかも(^^)

iPodシアワセです♪CDの入った箱の中をひっくり返すのが面倒で、ずいぶん停滞していた私の音楽生活が生まれ変わりましたん(大袈裟に言ってるんじゃないですよ〜)。ほんとに生まれ変わりましたん。
 日曜の夜時点、944曲、3.95GBまで入れました。ふぅ。まだあと倍以上いれなくちゃなりません。が、思ったより容量少なくて済むかも。余ったスペースには、図書館から落語のCDせっせと借りてきて入れる予定。
 ところで、悩みまして。というのも、iPod購入前から気にはしていたのですが、やはり、データの母艦となるPCの残容量が絶対的に足りない。知りつつとりあえずどんどん曲をiTunesに入れていたら、メモリを圧迫してきて、PCの動きがノロノロになってきた。これはいかん、というので、外付けのHDDを買ってきて、iTunesの音楽ライブラリはここに保存することにした。
 さらにさらに、タイミング悪いことに、これまでもたまに調子の悪いことがあったPC内蔵のDVDドライブが壊れてしまい、音楽の再生すらできない状態に。
 そこで、昨日は午前中から新宿のヨドバシカメラに行って来ました。
 運良く、HDD祭りなるものを地下1階売り場で行っていて、製品が沢山積み上げてありました。なるべく低予算で抑えたいし、書き込みのスピードなどのスペックはあんまり気にしないほうなので、店員さんを質問攻めにした末、HDX-UE160 (160GB )DVR-UN16D(いずれもアイ・オー・データ機器製)を購入。合わせて約23000円。予想したより安く抑えることが出来、満足。iPodだけで大きな買い物だったので、これ以上ぼこぼこ使えない(汗)。
 というわけで、今日は部屋の大掃除しながらiTunesの音楽ライブラリを増やしていました。
 狭い部屋でモノは最低限にしよう、と思っていたはずなのに、どんどん部屋の中が圧迫されていく。収集癖&捨てられない病らしく、外出先で手にしたリーフレットとか、小冊子とか、いろんなものを持ち帰って、そのうち読むだろう、役に立つだろうと、とっておくことが多い。だけど、それらはすぐに忘れられさやがてゴミになる。そういう、カラスの巣作りのごとく集めまくったものをどんどんごみ袋に放り込んだ。ちょっとすっきりした。これから暑くなる一方だから、部屋を少しでも風通し良くしておかないと。
 部屋とPCの中身は連動する?


2005年07月08日(金) ようやく金曜日

 旧暦6月3日。
 あれ?旧暦がどこかでずれたような・・・毎度ながらすみません。
 会社の歓迎会。1次会で帰ってきた。2次会に行く体力も気力もないや。21時半には自宅最寄り駅に着いて、コンビニでおやつ買って帰り、久しぶりにのんびりした金曜の夜です。今夜は早く寝よう。
 
 ロンドンの同時多発テロ、酷いですね。これが暴力を暴力で封じ込めてきた結果の、暴力の連鎖なのかと思うけれど、やはり、一般市民が無差別に巻き込まれるテロは決して許されることではない。
 ほんとうに嫌な世の中になったものです。。。


2005年07月06日(水) 会社休んで

 旧暦5月30日。
 学校の課題が終わらないので、会社を1日休んで、近所の大学の図書館にこもっておりました。ちょうど前期終了試験やレポート提出期間になりつつあるので、図書館も混んでいた。
 途中眠ったり、他のレポートとは関係ない本読んじゃったりしながら、夜にはなんとか書き上げた。ほっとした。
 授業のほうは明日あと1日。半分くらいしか出席できなかった。すごく悲しい。
 明日は最後なので、なんとか飛んでいくのです。


2005年07月05日(火) ユニユニユニ

 旧暦5月29日。
 梅雨空続く。会社に行くとよく聞かれるのだけど、雨の日は当然自転車通勤できないのだ。満員電車嫌だ。食堂の割り箸立てみたいに、詰め込まれるだけぎゅうぎゅうに詰め込まれる。身動きできない。
 iPodにせっせと手持ちのCDから曲を入れています。何でもかんでも入れています。サンタナ、TOTO、アシュケナージ、コルトレーン、マイルス・デイビス、U2、エニグマ、吉田兄弟、石川さゆり。こんど落語も入れようと思う。ノートPCに入れたiTunesというソフトは、CDからの録音がとても簡単。しかも、ネットに常時接続してる状態でCDを入れると、勝手にネットにアクセスしてCDの情報を引っ張ってきてくれる。アルバムと曲のタイトルやアーティスト名、ジャンル等。だから昔みたいにカセットテープのラベルにせっせと曲名を書き写すなんて作業がいらない。あれはあれで楽しかったけど、ちょっとさぼるとあとあと大変だった。
 ところで、石川さゆりを入れている時、ジャンルは勿論「演歌」って表示されるだろうなあと思っていたら、なんと「ワールド」だったので笑った。うーん、確かに、演歌ってワールドミュージックのジャンルに入るのかも(?)ともかく、それはまずいので手入力で全部「演歌」と入れ直しました。だってユッスン・ンドゥールとか3ムスタファズ3とか、明らかにワールドミュージックに入るアーティストと石川さゆりが同じジャンルにグルーピングされると、不便というか、おかしいので。あと、そういえば、ダンボールの奥深くに、サーファーミュージックなるCDも入っていたような気がします。今思うとどうして、って気がするのですが、その時はそれを聴きたい気分だったのだな、たぶん。ヘンな奴←自分。
 石川さゆりだってアシュケナージだってネットから情報が届いたので、どんなCDもタイトル情報即入手できるだろうと思っていたら、CD挿入3枚目にしてすでに「CDDBデータベースで、このCDの情報が見つかりませんでした」というプチ悲劇が発生。こうなると自分でタイトル等を入力しなければならないのですね。めんどー。ちなみに駄目だったのはThe Brian Trainor Quartetというジャズバンドの「Tranquillo」というアルバムです。すごくスリリングで格好いいアルバムなんですけど。。。知名度がぜんぜんないというのも悲しい。。。と言っても私もこのバンドについてあまり知らないのですが。
 
 そういえば、先日銀座のアップルストアに行って店内製品をいろいろ見たり触ったりしていた時、ディスプレイ棚をはさんで反対側にいた50代くらいのおっさんが私に大声で、「この『ユーニスペシャル』の『ユー』って、何か意味があるの?」と聞いてきた。
「は?ユー・・ですか?」
「そう、『ユー』、この『ユーニ』の頭にくっついている『ユー』って何か特別な意味なの?」
 ???と思っておっさんの側に回って見ると、彼の前にあるのは真っ黒なユーニ・・・じゃない、U2スペシャルエディションだった。
「あ、これは、『ユーツー』という」バンドをイメージというか、サインとか入っている特別デザインなんです」
「は?バンド?はあ、じゃなに、これは・・・」と、おっさんあんまり分かってないらしいので、また反対側戻って、U2エディションのパッケージを持ってきて、「これがU2っていうバンドです」とわざわざご説明申し上げた。
「ふうん、は、ありがと」
 あとで気がついたのですが、私の上着が黒だったので、どうやらおっさん、私を店員さんと勘違いしていたようで。だから、「これがU2」と言われても相変わらず理解不完全のまま、私が店員でないと知って慌てて話を切り上げたのですな。
 ユーニじゃないよ、ユーツーだよ。
 でも、思い出した。
 私も中学生の時、確かにユーニって呼びました。

 あと、もうひとつ思い出した。
 アップルストアの4階売り場で、陳列棚を中腰で片っ端から眺めてチポチポ蟹歩きして隣の棚の前に移動したつもりが、そこはレジが3台位並んでいるカウンターの裏側だった。レジの前に立っている店員さん達にいっせいに「いらっしゃいませ〜」と振り向かれニッコリ笑顔で言われたのでビびった。どうりで商品構成がガラッと変わったと思ったんだ。店員さんのお尻と書類が視野に飛び込んできたので、「お、アップルストアには文具やクッションまで売っているのか」と思ったのだよ。熱心に商品見てるうちに、いつの間にかそんなとこに入り込んじゃった。だって、周囲の陳列棚とレジカウンターの高さとか大きさとか色とか、同じなんだもん。そんな所にレジがあるとは思わなんだよ。思いっきり挙動不審な客なのであった。
 今思うと、ユーニおじさんより恥ずかしいかも。


2005年07月04日(月) さらにねむねむ。

 旧暦5月28日。
 昨夜日記書いたとき、日曜の夜なのに眠くて眠くて、すぐ布団に横になって爆睡状態に入ったはずなのに、夢の中でサイレンの音がだんだん大きくなってきて、夢じゃない!と目が覚めて、現実に何台もの消防車がうなり声上げながら近づいてくるのと、バーン、バーンという爆発のような音に、飛び起きた。窓から外を見ると、近所の家並みの向こうで火柱が上がっていた。また火事!!慌ててつっかけ履いて傘さして外に行ってみる。と、どんどん近所の人達も集まってきた。午前1時40分すぎ。外は冷たい土砂降り。だけど、火の勢いはもの凄くて、なかなか消えない。現場の前の道が結構狭いので、消防士の人達も大変そう。怒号が飛び交っていた。
 結局1軒全焼、2軒半焼らしい。ただ、負傷者が出なかったのが幸い。実は、この現場の目と鼻の先の住宅も5月の連休に全焼している。火事に驚いて飛び出してきた近所の人達、私も含めて、その時と同じ顔ぶれで、皆口々に、半年で3件も火災があるなんて(去年の冬にもその近所で1件あって1人亡くなっている)、と不安と驚きを隠せない。
 家に入ってからも、しばらくサイレンや拡声器の音がしていたので、なかなか眠れず、今日は睡眠不足に。夜の大学の授業、一番前の席で思いっきり居眠りしてしまい、恥ずかしかった。
 火事は怖いです、ほんとに。
 


2005年07月03日(日) 買ってきた。

 旧暦5月27日。
 ねむねむ。です。
 実は、とうとう、iPodを買ってしまった。
 欲しいな欲しいなと思いつつ迷っていた矢先、先月末にラインナップが替わって、20GBと60GBのカラーディスプレイ+U2エディションになった。30GBがラインナップから外れた。どっちみち20GBを買うつもりだったからいいけど、と思いながら銀座のアップルストアに行った。そうしたら30GBがまだ少し残っていて、店員さんに聞いたら、20GBのカラーディスプレイと従来あった30GBのPhotoは重さも機能も変わらないんだって。違うのは約5000円の価格差と10GBの容量差。少し迷ったけど、買ってしまいましたのは30GBのほう。
 で、帰ってきてから手持ちのCDから音楽をせっせと入れています。iTunesはほんとに使い勝手のいいソフトだと思う。片手間にiPodに音楽を入れることが出来る。私でも簡単に操作できる。
 さて、これから段ボールに入れっぱなしのCDの中身を全部iPodに入れて行きます。そしてCDは田舎の妹か実家に送ってしまうのだ。これで部屋が少し広くなりそうです(^^)
 今日は半日ボーッとしてしまいました。しかしもっと寝たいなあ!なんて。


2005年07月02日(土) 眠い。

 旧暦5月26日。
 土曜日ですが出社。休日に家族連れやカップルがのんびり連れだって歩いている中を自転車漕いでいくのは、ちょいと辛いかな。まあいいや。仕方ない。途中でおにぎりとコロッケを買って会社へ。同じ部署で働いているのは片手で数えられるほどの人数。しーんとした室内、エアコンが効いていて電話もない。もう、音楽聴きながら仕事しちゃうよ♪しかし、疲れました。眠くて頭が働かないし。それでも平日よりははかどったかも。
 仕事終えて銭湯に寄って、焼き鳥と缶ビール買って帰って家で冷や奴と冷やしトマトともろキュウで呑もう、と思っていたら結構遅い時間になったので、お店で呑むことにした。いきつけの近所の居酒屋もいいけど、たまには別の店にしてみよう、と思って、いつもの帰り道を自転車ゆっくり漕いでいると、とある居酒屋の前でお客さんを見送った店のおじさんと目が合って、「寄っていきなよ〜」とでかい声でしつこく誘われる。「中生サービスするよ〜」。前々から気になっていた店ではあるけど、呼び込みされるとなあ。嬉しいような、とまどうような。そのノリの良さにはかえって警戒心を抱いてしまう私であった(でもどうしておじさんは私が呑む店を探していると分かったのだろう!?)。「焼き鳥はありますか?」「焼鳥はやってないんだよねェ、でも寄ってってよ、思い立ったが吉日!!」「あーじゃ、また今度」「今度?じゃ今度絶対ねェ〜ッ絶対だよ〜!」と、1人で呑む店を探していてこんな風に呼び込みされるのは初めてだったので(男の人なら何度かあるだろうけど)、嬉しいような、困ったような。
 家へ帰る道の途中、あと家まで自転車で10分以内、という辺り、昔からの呑み処に加えて、最近新しい小さな呑み屋さんが増えてきたのです。嬉しいかも。どこも個性的で。でも、自分と相性が合う店を見つけるのは案外難しい。女性1人でふらりと入って、居心地良い店。余計な詮索をする店主は×。踏み込まれたくない領域に入ってくる常連客も苦手。それぞれが自分の空間を大切に、独りで、或いは仲間と呑む楽しみをちゃんと知っている店。生意気なことを言うようですが、そういう店を見つけるのは難しいかもしれない。まず、店主が、独りでしんみり呑むことの愉しみを知っている店でないと。そんなこと考えながら自転車漕いで、結局以前にも入ったことある居酒屋チェーン店に。チェーン店と言っても大手ではなく、店自体も小さめ。ここに入るのは2回目です。カウンターの端っこで、焼き鳥やユッケ食べながらビールと熱燗を。家族連れやカップル、若者グループに加えて、カウンターでは独りで呑む人達も。まあ、居心地良いほうかも。悪くないかも。だけどやっぱり、一番居心地良い店は、いつものご近所居酒屋なのだと感じた。年配のご夫婦が切り盛りする小さな店。柔らかい明かり。常連客を気遣う温かさやさしさ。そして独り静かに呑む、或いは仲間と呑む環境を大切にしてくれる心地よい空間。
 すっごぅくすごーく生意気なことを言うようですが、良い居酒屋というのは、客に提供すべきものが、酒と肴だけではない、ということを知っている店ではないかと思います。
 だったら自分で店開けって?それはちょっと。・・・いいかも。


2005年07月01日(金) 無駄にするかしないか。。。なのかな。

 旧暦5月25日。
 今週も疲れましたです。帰宅したら日付替わってしまったのでビールの泡はおあずけ。先月の残業が65時間になってしまった。残業代はもらえるけれど、自分で自由に使える時間は手に入らない。夜家でごはん作って食べて、お茶飲んで本読んだり文章書いたり絵を描いたりしたいんだけど、平日はそれがまったくできない。自分がやりたいことが出来ないまま想いだけが積もってストレスになっていく。
 ただ、今、増員してもらって仕事のいくらかを引き継いでもらいつつあるので、この忙しさももう少しの辛抱。今ちょっと頑張り時かも(^^)
 こういう時、時間がない時間がない、と、被害者意識にとらわれて受け身になってはいけないんだと思う、きっと。こういう状況の下でこそ、自分が一番やりたいこと、時間が出来たら真っ先に飛びつきたいことがはっきり見えてくるんだと思う。その、自分の自由にできる時間に最もやりたいことと、今生活の大部分を占めてしまっている仕事とを、なんとか無理矢理繋がりを持たせて、仕事してる自分を納得させている。仕事が自分の夢に少なからず繋がっている、影響を与えている、将来役に立つんだと思ってみたり。だから会社の仕事が忙しいのも、ほんとは自分自身の為なんだと理解しています。これだけ自分の時間の大部分を占めている仕事が、生活費を稼ぐためだけというのではもったいない。人生で無駄なことはひとつもないんだと自分に言い聞かせている。無駄にするかしないかは自分次第だと。
 とは言うものの、好きなことをする時間が欲しいです。明日も出勤です。


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