あたろーの日記
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2005年05月31日(火) また太って参りました。

 旧暦4月24日。
 このところ痩せたと思ったらまた太ってきた。
 まともな食生活をして良い太り方をするなら問題ない(その人に一番合った体型を身体が自然に選ぶなら)のだけど、ちょっと食生活が不規則になってきたかな。お弁当はなんとか作っている(というか詰め込んでいる)けど、朝の食欲がないので、パンとか栄養クッキーみたいなので済ませてしまう。ほんとは玄米ご飯に漬け物、味噌汁、おひたしなどの野菜類、納豆がベストなのですが。夜は残業になるので、気がつくと社員食堂に行ってたっぷり食べてしまう。先週末は家や居酒屋で呑んで、焼き鳥とか肉類結構食べちゃった。
 食生活にリズムが出来てくると、それがちょっと崩れるだけで身体に反応が出るみたいです。しかも先週は夕方雨が降るってんで、自転車通勤全然できなかった。で、すぐ太り始めるのは凄い。ちょっと待ってよ、って感じ。
 明日から6月。再び仕切り直しだなこりゃ。


2005年05月30日(月) 富士は雲が隠してしまって・・・

 旧暦4月23日。
 しつこくすみません。ほんと臆病なもんで。。。
 日本列島って、毎日沢山地震が起きてるんですね。ニュースに出るのはほんの一部で。
 Hi-net高感度地震観測網
 これ見ても素人にはよく分からないのですが、やっぱり自分の足元もいつ揺れてもおかしくないんだ、と思う。阪神淡路も新潟も福岡も人ごとではないんですよね。口を酸っぱくして言います。備えは必要ですね。
 ・・・と言いつつ、いざとなったら人一倍パニックになりそう。落ち着いて行動できるように頭の中でシュミレーションしてみる。

 
 話変わりまして、最近街中で見つけた気になる看板。
 左は新宿西口の雑居ビルにあった、「ゴーゴーカレー」の看板。なんじゃこりゃ、と、思わず立ち止まってゴリラ君を激写。ついでにカレーも食べてみたいような気もしたけど、やめた。お腹いっぱいだったし。今度行ってみたいような気もしますが、新宿西口にはかの有名な(?)「ハイチカレー」という店があり、学生時代よく食べに行った。なので新宿でカレーとなると、「ハイチカレー」になびいてしまう。「ハイチカレー」の店構えは、昔やってた「のっぽさん」というテレビ番組に出てくる着ぐるみの「ゴンタ君」そっくりなのだ(と私は思うのですが)。ここまで来て気がついた。「ハイチカレー」も撮ってくるべきでした。近かったのに。
 右は昨日、新橋あたり自転車で走っていて、通り過ぎた後に、「ん!」と思ってUターンして携帯取り出して撮影。バンコック銀行の東京支店です。上についている鳥はガルーダですか?で、タイ語が書かれてあって、なんだかかわいい。異国情緒たっぷりのバンコック銀行の店構えでした。休日で銀行休みだったから遠慮なく眺めてました。

 また話変わりまして、昨日夜、実家の母から電話。無事に、富士山から新潟まで帰ってきたそうで。で、肝心な富士山ですが、残念ながら曇りでほんのちょっと山頂が雲の切れ間から覗いた瞬間以外、そのお姿にまみえることはかなわなかったそうな・・・・なんつうか、その、すんごく気の毒。5合目まで車で上ったんだけど、「これが富士山だ!!」っていう実感はついぞ湧かなかったらしい。実は昨日の昼に、父の携帯に電話してみたんですが、すんごく不機嫌な声で、オヤジが「今5合目まで来てるんだけど、富士が見えねえんだよ」とぼやいていたのでした。
 一体何のために新潟からはるばる山梨まで行ったんでしょうね・・・。
「じゃあ、東京タワー見といて良かったじゃん」と私。「そ、そうよねえ、そうだわほんとほんと、東京タワーに寄っておいてほんと良かったわよ」と自分自身を納得させる母。
 ・・・まさか、しばらくしてから2度目のチャレンジなんて言い出さないよなァ・・・。


2005年05月29日(日) 宗教って・・・

 旧暦4月22日。
 朝、増上寺にて大学で受講している先生のお説教があったので、ポタ子(自転車)に乗って芝公園まで。
 昨日は東京タワー、今日は増上寺。お隣同士なんですよね。2日続けて同じ場所に来てる(笑)
 日曜の朝からお寺でお説教を聴くなんて、とても穏やかで清々しい気持ち。
 お話の内容は、現代人と「死」。とりわけ終末期医療との関わりの中で。現代人は「死」とどう向き合おうとしているのか。それは科学的で合理的な「死」への理解と、み仏の教えに導かれての「死」への理解の、どちらであるのか。どちらが人として生きるに死ぬに、気持ちを安らかにしてくれるのか。救いとなるのか。
 今気になることがひとつあります。それは、日常の会話の中で、宗教を、例えば、「ひとつのことを妄信的に信じ込むなんてまるで宗教だ」という言い方で引き合いに出すことです。特定の主義主張や誰かの言ったことや生活スタイルなどについて、自分の理解の度を超えたものについて、人が一線を引くために、相手を牽制するために使う比喩表現。
 新興宗教の教団による凶悪事件が起きたり、特定の宗教団体が社会問題化する中で、日本人ってかなり宗教アレルギーになってしまった。確かに、宗教にはそういう危険な面もあると思う。
 だけど、宗教って、当然それだけじゃない。
 自分の内面と深く見つめ合った時、自分の存在というものに様々な疑問がわき起こった時、「生」と「死」について考えた時、そこに何かある、受け皿がある、というのはどれほど救われることか。
 勿論、宗教は人に勧めるものでも押しつけるものでもない。だけど、簡単に否定しきれるものでもない。今若くて健康で、「死」など微塵も考えない毎日を送っていても、人間いずれは死ぬ。明らかに「死」が自分に或いは自分の身近な人に近づきつつあると知った時、自分にとって宗教とは何かを初めて考える人もいると思う。「死」だけだはなく、人生の様々な場面で、宗教に出会う人もいる。人それぞれだけど。
 洋の東西を問わず、宗教に絡んだ芸術が人の心に深い感動を与えるのは、やはり宗教が、本人は意識せずとも、人間にとって切り離せない重要な何かを持っているからなのではないかと思う。
 そういうことを考えずに、宗教を否定的に捉えるのはお門違いでは、と思う。
 最近、人と宗教の関わり合いについて、あれこれ考えたりしてます。


2005年05月28日(土) 疲れた土曜日。

 旧暦4月21日。
 昨夜帰宅が遅くなり、日記おさぼりでした、すいません。
 12時ちょっと前に母から電話。今日の夜中2時に新潟の自宅を出て、父・母・小学生の孫娘2人の計4人で、松戸の親戚の墓参りを済ませ、今日本橋まで来たという。あれ?松戸から首都高→中央道でまっすぐ山梨に向かう予定ではなかったの?聞いてみると、孫達が東京タワーを見たがっているので、ちょっと予定変更して都内におりたとのこと。ふうん、東京タワーねえ、と、ネットで展望台の料金を調べて教えてあげると喜ばれた。あれ?そういえばどっから電話してきてるの?・・・なんと、父がとうとう携帯電話を購入したそうだ。うわー、びっくり。パソコンに続いてついに携帯もですか!すごいじゃん、イマドキじゃん、と、感心する娘。そろそろ携帯持ったら?と言おうと思ってたんだけど。しかし、あとで母に聞いたところによると、まったく使いこなせていないらしい。携帯電話に電話をかけても本人気づかずほったらかしなので、結局相手が自宅電話にかけ直してくることのほうが多いとのこと。で、母は自動車の中から電話ができることにすっかりご満悦のようで、東京に来たら早速私に電話でご報告、なのでした。
 で、15分位経ったら再び電話が。あのう・・・「非通知設定」になってるんですけど。せっかく携帯買ったのに、これじゃあ相手に誰からの電話か分からないんじゃない?と、言うも母に意味が通じず。・・・なんで電話してきたかというと、さっき日本橋を走っていて、新橋までたどり着いたのだけど、新橋に来たら目指す東京タワーがどこに行ったか消えてしまったので、父が道を聞きに行っているそうな。はあ。東京タワー消えちゃいましたか。大変ですねぇ・・・頑張って。「あんたのいる会社はこの近くなの?」と母。確かに同じ港区だけどそこからだとちと遠いと伝えて電話を切る。さて、お昼ご飯作ろうかな・・・と、考えていて、ふと、これから東京タワーまで自転車かっ飛ばしていけば、1時間もかからないよなあ、と思いつき、急いで身支度をして10分後にはぴゅーんと家を飛び出した。
 途中電話で、13時半くらいに東京タワーに着くから、と伝えて、巣鴨から東京タワーまで走る走るひたすら走る。で、ぴったり予言通り13時半に到着。そしたら4人、タワー1階のレストランでお昼ご飯食べていた。Tシャツに半ズボンという私の服装を見て、両親が「一度家に帰ってから来たの?」と聞く。なに言ってるの、今日は会社休みだってば、最初から家に居たの。なんつうか、定年退職すると曜日の感覚が狂うんでしょうかね。
 というものの、今回は父が長距離で自動車を運転できる体力があるうちに、孫達に富士山を見せてあげるというのも目的のひとつなので、土日に新潟→千葉→山梨という強行軍なのだそうです。はあ、自分の親ながら相変わらずタフだなあ、と感心してしまう。というか呆れる。だって、母は免許持ってないから全部父が運転するんです。ほんと呆れる。無理しすぎ。思えば私が子供の頃からそうだった・・・。
 レストランで、父に、ここから首都高に乗って中央道に行くにはどうしたらよいか聞かれる。え?父がテーブルに広げた地図を見てびびる。・・・30万分の1程度の地図で、よくここまでたどり着いたな・・・と、再び呆れ、感心する。なんでも途中、ヘンなところ走ってしまい、白バイに誘導されたそうな。新橋で迷うわけだ。レストランのウェイターさんにまで聞く。私だって分からないもん。自転車じゃ高速道路走らないし。でも私もリュックから「ウォーキングナビ」と書いてある地図帳を出して、タワーの駐車場を出たら前の道を右に下って信号を右に曲がって、首都高が見えるからと教える。30分位お茶して駐車場で分かれる。と、出口が予想していたところと違って、係員の人に思いも寄らなかった方向を示される。あ、出口あっちだったんだ。一応心配になって、一旦分かれたものの、先回りして赤羽橋交差点まで行き、父の車が無事首都高の入り口に向かうか確認する。と、遅れて赤羽橋交差点を通り過ぎて行く車。母と姪っ子達が手を振っている。ほっ。・・・実はこれでも前職ではポルシェ(!)のパトカーで高速を走っていたこともあるのですが・・・。よくぞご無事で。途中誘導してくれた白バイ隊の人も、まさかこの前まで・・・とは思わなんだ。また、本人も恥ずかしくて言えなかったらしい。
 
 タワーで4人と別れて、私は再び来た道を戻る。皇居周りはさすがに土曜日だけあって、観光の人、ジョギングの人、お散歩の人達がとっても多い。天気も良いし、気持ちがいい。ついでに最近ご無沙汰気味の神保町に寄って行こう。そうしたら、すずらん通りでお祭りでした。
え?古本祭り?と思ったら違った。すずらん通りだけですが、歩行者天国にして、出店やバンドの生演奏などのイベントをやっていた。ほのぼのとしていい感じ。
 東京堂書店、書肆アクセスに寄る。最近本を買うのはなるべく自重しているのです。まず積ん読状態の本を読み終えてから新しいのを買おうと思って。でも、なんと不運か幸運か。東京堂書店本店斜向かいの、同じ東京堂書店ふくろう店にて、『江戸時代の被差別社会』(石井良助編・明石書店)が、16800円の定価から大幅に割り引いて5999円となっているのを見つけてしまう。「B」とスタンプが押してあるので、定価では売れない汚れか事情があるらしいのですが、見たところまったく問題なし。この本、欲しかったのです。図書館でちょっとコピーしてたのですが、なんせ厚い本で、手元に置いてゆっくり読みたかった。しかし古書店でも5999円では売っていない。もっと高い値がついているので、まさか新刊書店でこの値段とは思ってもみませんでした。すごい収穫です。ちょっと悩んだのですが、えいっと買ってしまった・・・。あと、こんなの待ってました!みたいなまさにこちらも嬉しい本、『穀菜和食 マクロビオティックの基本を学ぶ』(松本光司・柴田書店)、出版されたばかりですが、早速買ってしまった。それから、『地震予報に挑む』(串田嘉男・PHP新書)と『東京かわら版 6月号』も購入。『東京かわら版』は表紙に元関脇寺尾が。嬉しいです。寺尾大好きだったんだよなあ。。。ところで、TBSドラマの「タイガー&ドラゴン」まだ全然見れず。ぐすん、です。どうも連ドラの放映時間にちゃんとテレビをつける癖がついていない。すっかり忘れている。。。
 予想外の出費にうろたえて、画材の文房堂に寄った後、財布の紐引き締めてまっすぐ(いえ、あちこち寄り道しながら)帰ってきました。
 私が自宅に着く前に、母から携帯に留守電が。17時半には富士山の麓の町についたそうです。
 
 『地震予報に挑む』の著者串田氏は、先日この日記にも書いたサイトEPIOを作っている方。最近このサイトを閉鎖するかもしれない、という主旨の文が掲載された。そうだとしたら残念。このところ、地震の夢を見てからは、自分が地震に対する備えをいい加減に考えていたことを反省し、今更ながらですが防災グッズを揃えたり、地震に関するサイトをいろいろチェックしています。民間の地震予知研究者の人達って、結構多いのですね。そういうサイトも沢山ある。皆さん、毎日地道な調査や観察で、真摯な態度で地震予知に挑んでいる。風評被害やデマだと非難されることもあるようですが、世間の人の役に立とうと地道に努力している人を責めるわけにはいかないと思う。日本に住んでいれば地震は免れないのだから、いざというときのための心構えが必要なのだ、と、今までのほほんとしていた自分に言い聞かせています。
 というわけで、数あるサイトを見てもなかなか理解できない私も、少しは勉強しないと、と思って串田氏の本買いました。難しそうだけど。。。
 
 
 
 


2005年05月26日(木) あと1日でお休みだ・・・

 旧暦4月19日。
 夜、学校を終えてから近所の居酒屋に久しぶりに寄る。このところ機会があればなるべく家でごはん食べることを心がけていたので、外で呑もうという気持ちは起きなかった。ただし、明日も仕事なので、ビール1本のみ。
 他にお客さんがいなかったのをよいことに、お店のおばちゃんと1時間くらい話し込む。ためになって元気が出る話をいろいろ聞く。この店が居心地良いのは、店主夫婦の人柄によるところが大きい。身の回りのこと、日々出会う人を肯定的に見る、それからあらゆることに感謝の気持ちを忘れない、そういった心のあり方について、お話してくれた。様々なご苦労をされてきたのに、感謝の気持ちを持つことによって、いくつもの窮地を出ることが出来たんだなあ。
 で、元気をもらって帰ってきた。


2005年05月25日(水) ラジオ買いました。

 旧暦4月18日。
 残業早く切り上げて、ヨドバシカメラに行き、ラジオを買ってきました。今まで使っていた8年選手のラジオ、ポケットサイズのオヤジラジオ(失礼)なんですが、もう何ヶ月も受信が不安定で、機嫌が悪いと数分おきに勝手に電源が落ちてしまう。もう寿命かな、と。で、さんざん迷った挙げ句、これ買いました。ICF-SW35もちろん定価より安かったけど、ラジオとしては高いかも。っていうか、ラジオって100円のものから何万円まで幅が広すぎてどれを選べばよいか分からない。ほんとはこれが欲しかったのです→ICF-EX5渋いでしょ?格好いいでしょ?アナログだし。つまみ回しながら耳傾けていろんな音拾ってはドキドキしてみたかったのです。・・・しかし、これは諦めた。なぜならスリープタイマー機能がないので。毎晩、ラジオ深夜便を聴きながら眠る私としては、30分後60分後に自動的に電源が切れる機能がないと困るのです。
 なので、いろんな音を受信して、なおかつスリープタイマーがついている、ということで、ICf-EX35にしました。・・・なんて書いてますが、はっきり言って私は電波の「で」の字も知りません。ラジオについてきた説明書を読みながらふむふむ勉強中。
 それにしても、大型家電店のラジオ売り場というのは・・・閑散としてますな。すぐ近くにiPODコーナーや他のメモリープレーヤーのコーナーがあって、そっちは沢山の人でごった返しているのに、ラジオ売り場ときたら、2〜3人のお客がウロウロ。。。
 ラジオに栄えあれ!!!


2005年05月24日(火) 会社休んだ。

 旧暦4月17日。
 2〜3日前から続いていた偏頭痛がひどくなり、会社を休んでしまった。今日休むと明日忙しくなってしまうのに。眼の奥の痛みと頭痛が連動してずきずき。会社でずっとパソコンの画面見てるせいか、眼精疲労が激しいみたい。今日は何も出来ず、ずっと横になっていました。
 今日も夕方から雨。
 ここのところ結構寒いですね。
 それでは、今夜は早めに寝ます。
 


2005年05月23日(月) 備えあれば・・・

 旧暦4月16日。
 備えあれば憂いなし、という意味の夢なんだと思って、夜、防災グッズを買いに行こうと思っていたら、大学の授業中にすでに雨風。傘もあまり役に立たず、ずぶぬれになりながら帰宅。平日の夕ご飯を自宅で食べることが出来るなんて、ずいぶん久しぶり!大根の味噌汁をむしょうに食べたくなった。味噌汁の具で一番好きなものはなんですか?私は大根かも。あの苦甘なふわっとした風味が好きです。大根の味噌汁ってなんだかほっとする。平日の夜、あり合わせのおかずでも、自分ちで熱々の味噌汁とごはんを食べられるのって、幸せですね。
 
 話元に戻します。夜、新潟の実家に電話したら父が出た。で、おかしな娘だと思われないように(おかしな娘だというのは実の親が一番よく知っていますが)、たまたま地震が来る夢を見たので、思い立った機会にと、いざ地震がおきた時の連絡方法を伝えておこうと思って、と言うと、案の定「はァ〜!?」と、突拍子もない声を上げた。だって、別にいついつ地震が起きるって分からなくても、いつ起きてもおかしくないのが日本列島だから、心構えはしておかないと。ウチの親は普段娘に干渉しないけど、いざ事が起きたら慌てて上京しかねないところがあるので、予め、地震がおきても来るな、と言っておく。「なんでだ」、と父。なんでって、来てどうなるってもんじゃないでしょ、と内心思う私。この前の中越地震の時に、実家になかなか電話が通じなかった経験から、携帯電話以外の連絡手段も一応伝えておく。と、そんな話をしていたら、なんと、今週夫婦で千葉→静岡と旅行に来る予定だと・・・・まじで?・・・タフだよなあ・・・。

 地震に関する夢を見たからと言って、いたずらに騒いではいけないと思いつつ、やっぱり気になるので、地震についてのサイトを見たりした。ただ、完全文系頭の私には理科系データは難しくて見方がよく分からなかったりして。。。
 ここ、あちこちのサイトで取り上げられていて、見応えがあるデータが。そうしたら、職場の人の知人が作ったサイトだそうで、べっくりこいた。
 行徳高校 地震前兆電波観測
 難しいなあ、と思いつつ、初めて見る人への解説ページもあったので、ちゃんと読んでみます。こういうサイト作ってくれる人達がいるなんて、ありがたいです。
 それから、ここ。「EPIO」八ヶ岳南麓天文台 地震前兆観測研究センター 「公開WEB」
 ここも、職場の今度は別の人の知人が開設しているそうで、これまたべっくりした。世の中誰が誰と繋がっているかほんとに分からんですな。
 それにしても、電波って、複雑なんですね。
 
 
 


2005年05月22日(日) 山の幸。

 旧暦4月15日。
 最近ごはん日記化しているこの日記。
 平日あまり台所に立っていられない分、休日は厨房三昧。木曜に届く大地宅配の野菜をまとめて茹でたり調理したり。それが平日のお弁当づくりを楽にもするので、やっぱりきちんとやっておかなきゃ。それに、料理しながらいろんなこと考えたりするのも好きだ。散歩していると思わぬアイデアが浮かぶのと同じで、料理も脳を活性化する作用があるのかも。。。
 木曜に届いた大根、すぐには調理できなかったのでとりあえず袋に入れて冷蔵庫にしまっておいた。今日取り出してみたら、袋の中に小さな緑の粒々が。指で触るとふにゃっと潰れる。さては青虫君のうんちか。葉っぱを洗いながら粒々の主を捜したら、いましたいました、青虫君。しかし、すでにボールに張った水の中で昇天していた。ごめん。無農薬で育った大根の葉っぱにしがみついて一生懸命食べていたところを畑から大根と一緒に抜き取られて、はるばる運ばれて私の冷蔵庫に。急に寒くなったのを我慢しながら、むしゃむしゃ葉っぱを食べ続けていたんだろうなあ。すまないねえ。

その大根葉、青虫君の遺志を継いで私が食べました。フライパンににんにくのみじん切りと、オリーブオイルをゆっくり熱して、香りが出てきたら烏賊の塩辛を入れて炒め、茹でた大根の葉を加え、塩こしょうで味付け。茹で上がったスパゲティ(写真は全粒粉のスパゲティ)を絡めて火を止めて出来上がり。烏賊の塩辛はオリーブオイルなどで炒めると意外な新しい味に。合わせる野菜はにんにくの芽が一番美味しいかも。

 実は宅配で大根が2週連続で届いたものだから、食べるのに必死。先週の大根、切れ端がまだ残ってる・・・。煮物や漬け物以外の食べ方も工夫せねば。というわけで大根の味噌炒め。細めの拍子切りにした大根を、フライパンでごま油で炒め、しんなりしてきたら鷹の爪を少しと、味噌・酒・みりんを合わせて溶いたものを入れ、炒め煮の要領でしばらく味を絡ませる。ご飯に合う美味しさです。

 今日は実家の母から宅配便で、梅干し・蕗の煮物・こごめとウドを茹でたものそれぞれ・蕗味噌が届いた。実家に暮らしていた頃は、春になると毎年家族で車に乗って、山に山菜採りに連れて行かれた。ウドは山肌の露出したような崖っぷちに生えていることが多くて、父と母がウドを採っている間、私たち子供は、平坦で日当たりの良い足元に群生しているこごめを袋に集めたりしていた。山菜採りに行くぞ、と父に言われると最初は乗り気でなかったのが、次第に面白くなってしまって、山の味覚というものは自分たちの足で収穫するものだと思うようになった。東京に出てきて、スーパーに山菜があるのを見てびっくり。それと、東京はウドの産地で、洞窟の中で育てられるというのにもびっくり(でも大好きなウドが沢山売られていて感動もした)。
 こごめは胡麻和えにした。ウドはさきほどの大根の味噌炒めと同じ調理法で、ただし鷹の爪は入れずに、最後に白胡麻を散らしてみた。写真の白くて長いお皿は、以前陶芸をやっている友達が作ってくれたもの。ちょこんちょこんとおかずを並べるととても上品な感じになって、気に入っている器です。

 昨日の島らっきょう、実は根っこも取っておいた。捨てようかそれとも食べようか、と、一本囓ってみたら、これも島らっきょうの味がして美味しかったので、それを今日、ごま油で炒め、酒醤油で味付けしてみた。・・・が、失敗。不味い、という以前に、噛んでも噛んでも噛み切れません。なんつうか、細紐を食べているみたいな・・・(笑)。野菜で捨てる部分は極力減らそう、と思っているのですが、根っこって難しいかなあ。。。でも捨てちゃうのも勿体ないしなあ。昔、飢饉になったとき、植物の根っこまで食べた、というのを聞いたことがある。・・・大変だったんだなあ。。。



 昨日眠った後に、ヘンな夢を見た。
 私が、地震の研究をしている先生達に、近々大きな地震が起きるんです、と言って、予兆現象がいくつかあることを必死に主張するんだけど、笑われるだけで聞き入れてもらえず、絶望的な気持ちになる夢。予兆現象というのは、地震雲とか、発光現象とか。妙にリアルで切羽詰まった感じの夢だったので、あんまりいい気分じゃなく、複雑な気持ちで目が覚めた。タダの夢で終わりますように、と思いつつ、夜寝る前に枕元に着替えなどをちゃんと揃えて寝ようと思います。先日似たような夢を見た翌日に、千葉で震度4の地震があったので、ちょっと不安だったりします(^^;)というか、かなり不安かも。タダの思い過ごしでありますように。あたろーのトンデモ発言で済みますことを願って、オヤスミナサイ。
 


2005年05月21日(土) 島らっきょう!

 旧暦4月14日。
 2〜3日前に撮った写真ですが、ベランダのルコラの花。とうとう咲いてしまった。葉物野菜は菜花は別として花が咲いてしまうと硬くなって味が落ちる。なのに、もたもたしているうちに咲いちゃったルコラ。しようがないから種を採取するつもり。
 でも。野菜の花って可愛いですよね。素朴で、ひたむき。野菜の花を見てると元気が湧いてくる。不思議です。

 今日は小唄のお稽古。ぽた子(マイクロスバイクの愛称)を漕いでちゃりん歩(自転車でお散歩=ポタリング、のあたろー造語)しながら浅草橋まで。途中、浅草橋は鳥越神社近くの「おかず横丁」にて、盆栽の棚が道路にぼーんと置いてあったので、撮影。手塩にかけた植木を商店街を行く人に見てもらいたい、というわくわく感が伝わってくる。

 今週木曜の大地宅配。野菜セットの他に、スーパーなどでは見かけない在来品種や山菜が届けられる「とくたろうさん」というコースも注文している。もし調理法を知らないはじめての野菜が届けられても、ネットなどでレシピを探してみるという楽しみもあるので。で、今週届いたのはなんと「島らっきょう」。なんと、というのはですね、実は、先週など沖縄料理の居酒屋に友達と行き、島らっきょうがとても気に入ってしまったからです。島らっきょう食べたい、食べたい、とここのところずっと思っていたのです。「とくたろうさん」にも入ってこないかなあ、と期待していたら、いきなりです。もう嬉しいったら。木曜は玄関先で思わず歓声を上げてしまいました。
 ネットで検索して島らっきょうのレシピを知る。で、居酒屋で食べていた形で一品、それから炒め物も。写真左から、昼過ぎに塩もみして冷蔵庫に入れておいたのと、それに夜鰹節をちらしたもの。それから洗って水切りした葉の部分。これを油揚げと一緒にごま油で炒め、酒醤油で味付け。というわけで今夜の酒のつまみはこれがメイン。泡盛と行きたいところですが深酔いしてしまいそうなので、日本酒「黒牛」と芋焼酎「黒霧島」を呑む。「黒霧島」はほんとに美味しい芋焼酎ですね。これぞ芋!!っていう位芋の風味が濃いです。ローソンでも買えちゃうのもいいですし。心地よくなったところで今夜はもう寝ます。

 


2005年05月20日(金) 実家のパソコン。

 旧暦4月13日。
 再び赤坂の夜。土佐料理 祢保希 赤坂店にて、会社関係の送別会。私にはちと高級過ぎた。帰り道、コンビニのおにぎりをパクつきながら歩く。自宅近くの居酒屋に久しぶりに入ろうかと思ったけど、銭湯から出たら23時半、もう眠くなって帰宅。で、バタン休眠。
 
 というわけで日記は土曜の朝書いてます。昨夜12時には布団の中だったので、今朝はわりと早起きして、資源回収の日なので、ゴミ集積場の前でミネラルウォーターのペットボトルをばきばき潰して(騒音公害)、広場で深呼吸してたら大家さんが出てきて、我が家のベランダの植物の話。主は帰宅が遅くとも、我が家の緑はちゃんとすくすく育っております。でも最近アブラムシが増えてきた。嫌だな。
 今実家の母から電話。明日届くように、梅干しとかコゴメやウドといった山菜を送ってくれるそう。こないだの縁談の話の後日談。相手の男性が、東京でバリバリ仕事しているようなキャリアウーマンはちょっとご遠慮願いたい、と言っていたそうな。ハハハハハ。私ってキャリアウーマンなのか。母と大笑いする。もとよりまだまだ縁談に乗り気ではないのでそう思って戴いたほうがよろしいです。そう、キャリアウーマンのパワーの素は、実家から届く梅干しで、ストレス解消法はペットボトル潰しです。
 父がとうとうパソコンを買った。先月末に購入したそうなのだが、私には知らされていなかった。なにかやましいことでもあるのだろう。で、どうして気づいたかというと、さっき私の携帯にかかってきた実家からの電話番号が、実家と登録されている番号とは異なる番号で、「実家」と画面に表示されなかったからだ。母に、「なんでこんな番号なの?」と聞いたら、自宅からかけてるから番号が変わるはずはない、と言う。ははあん、IP電話になったか、と、「ヤフーBBにでも加入した?パソコン買ったの?」と聞いたら、「あっ、そうそう、お父さんがね、FAX使いたいって言うからとりつけたの」「電話機替えたの?」「ううん違う違う、なんか電話の横に箱がついてる」「それモデムって言うの、それパソコンに繋げてるんでしょ?ヤフーBBか何かに新しく加入したんでしょ?」「あ?ビー?あそうそう、ビービーって箱に書いてある、そうなのそうなの、ビービー・・・」「パソコン買ったんだ」「うん、買った、買った、お父さんが」で、無料のパソコン教室に夫婦で通っているそうなのだが、あんまり進歩ないみたい。母に、「メールアドレス教えて」と言ったら、「・・・・・なにそれ?」「メールアドレス。パソコン買ったなら持ってるでしょ?」「ちょっと待って、お父さんに聞いてみる」、と、外で盆栽の手入れしている父に聞いている。「ないって、そんなものついてこなかったって」「ついてこなかったじゃなくて、自分で登録するの。メールやってないの?」「そんなのやってないわよ!何がなんだか分からないわよ(言葉についていけなくてパニくっている)」「じゃパソコンで何やってるの?」「○○(小学生の孫娘)がインターネットでクイズやってる。それで答えが分かったから住所書いて応募しようってお父さんに言って怒られてるわよ」って、夫婦でパソコン教室通っていったい何習ってるんだ!?どうやらパソコン教室には通っていない小学生の孫娘のほうが、よっぽど使いこなしているらしいです。で、「あんた帰ってきたときにパソコンいろいろ教えてくれない?教室行ってもぜんぜん分からなくて」と言う。あー、仕方ない。私が帰るまであんまりいじり回さないようにと応じると、「うんうん、あんまり触らないでおくから」と。
 夏に帰省したときにはすでに埃かぶっていそうです。


2005年05月18日(水) スローフード

 旧暦4月11日。
 残業して帰宅途中に赤坂の東京ランダムウォークに寄る。ここは22時まで開いているので便利。
 捜し物はスローフード協会の雑誌『slow』日本版(木楽舎)。やっと1冊見つけて購入。食に関する読み物がぎっしりですごく勉強になりそう。
 スローフードという言葉を頻繁に耳にするようになりましたが、最初はどうせスタイルや雰囲気の追求なんだろう、って思っていました。
 でも、最近、伝統食を見直したり、自分の住む土地で採れたものを食べたり、無農薬無化学肥料という環境にも人の身体にも配慮した農作物や、なるべくエコロジカルな調理法、手間暇かけた昔ながらの調理法、などなどが、スローフードのコンセプトなのだと知って、がぜん興味が沸いてきました。
 食べる、という行為は、明らかに人生の主要な位置を占める思想的な行為でもある、という気がしてきました、最近。とりあえず空腹を満たして、栄養バランスや体調管理は最終的にはサプリメントにお任せして、という食生活をおくっていた頃は、そんなこと考えもしなかった。だけど、生きている限り、食べる行為は続けなければならないし、食べるという行為は、同じ地球上にある他の何かを犠牲にしてその命を戴く、ということでもある。動物や植物の命を分けてもらい、さらに現代では調理やゴミなどによって、環境に少なからず影響を与えているのが人間の食生活。それから、最低限「生きる」ための食事ではなく、美食や大量消費のために、さまざまに不自然な形で食べ物を生産しているのも人間。そういう人間の1人として、自分はどのような食生活をおくるのか、方向性を決めるのは、かなり重みのあることではないかという気がしてきました。
 そんなわけで、スローフードについて、楽しみながらお勉強です(^^)


2005年05月17日(火) 早朝銭湯憧れ。

 旧暦4月10日。
 仕事帰りに久しぶりに本屋に入ったら、私が自転車通勤を始める際に大いに参考にさせて頂いたHP自転車通勤で行こうの運営者疋田智さんの新しい本、『自転車とろろん銭湯記』(ハヤカワ文庫)が出ていました(表紙が気に入ったのでリンク先はアマゾンの画像アップです)。自転車と銭湯の組み合わせだけでエラく反応してしまう私。もう、買うしかないでしょ、と思ったのですが、このところ、買ったまま読むほうまで手が回らず、積ん読が酷いありさまなので、本を買うのはちょっと節制しています。でももう少ししたらやっぱり買っちゃうかも。だって初っぱなから会社の近く、というか青山ほぼ唯一?の銭湯である清水湯を取り上げているので。ざっとめくってみたところ、他は私がほとんどまだ行ったことのない銭湯だった。うーん、銭湯ライフは奥が深い(なにが?)。
 私は都内の銭湯まだ40軒くらいしか行ったことがないです。たいてい自転車で私がうろつく範囲に点在する銭湯なので、どうしても地域が偏っています。東京都内には1000軒以上の銭湯があるというから、まだまだ道のりは遠い。今憧れている行動は、先日行った燕湯で都内唯一の朝湯を楽しみ、その後近くの鈴本演芸場で早朝寄席を楽しむ、というものです。この2つ合わせても1000円行かないんだから、すっごくチープ贅沢だよなあ。
 あと最近やりたいもうひとつのことは、やっぱり早朝自転車に乗って家を出て、早くから開いている美味しいパン屋さんの焼きたてパンを買って、公園のベンチで香ばしいパンにかぶりつく、というやつ。で、その後スケッチしたり、写真撮ったり。
 あ、いかんいかん、逃避に走っている。明日はまだ週の真ん中じゃん・・・。


2005年05月16日(月) やっとガッコ行った!

 旧暦4月9日。
 やっと、やっと、やっとガッコに行けた、祝!4月に授業が始まったのに、仕事が残業続きで夜の授業なのに出ることが出来なかったのです。せっかく授業料払ったのに、なんと勿体ない。
 やはり、講義を聴くと身が引き締まる思いがします。内容を理解できているかはともかくとして、ほどよい緊張感と、教える側と教わる側の熱意。夜の図書館。それから楽しそうな学生達!・・・週に2回でも、そういう雰囲気の中に身を置くのは、自分にとって非常に得難い貴重な時間です。
 さて、出席できなかった分、かなり出遅れました。講義についていけるよう、しっかり勉強しないと(←自信なし)。

 四畳半に住んでいるのに、油絵の具使っているので、すっごく油の匂いが充満している。ノートパソコンの隣に卓上イーゼルを置いて、そこに描きかけの絵を立て掛けてあるのですが、そばにずっといると匂いになれてしまってあまり気にならない。だけど帰宅して玄関を開けるとぷうん、と。
 そんな部屋で食べたり寝たりしてます(^^;)
 しかたないのである。ぐすん。でも油絵の具の匂いは嫌いではないです。

 


2005年05月15日(日) 絵を描くこと

 旧暦4月8日。
 あちこちで大勢の人が亡くなっている。イラクやウズベキスタンやそのほか世界中で。この世の生き物で最も知恵がなく愚かなのは、人間を置いて他にないのではないか。環境を破壊し、自然の摂理を無視し、しまいにはお互いに殺し合う。そんなどうしようもない生き物は人間だけだと思う。
 イラクで武装勢力に拘束されたと言われている斎藤さんの無事を祈る。自己責任とか、彼の生き方がどうのこうとか、そういうことは他人がとやかく言うべきことではない、と思う。人の命が助かることを願っています。

 
 油彩で姪っ子の肖像画を制作し始めた。
 遅筆&日曜画家だけど、時間を見つけてせっせと描きたい。だって、姪っ子は彼女1人じゃないから。他の甥っ子姪っ子達も描いてあげないと、子供はきっといじけちゃうのだ。私自身が、幼い頃、父が何かの写真展で出した作品が妹を撮影したものだったので、なんだか悲しかった思い出がある。そんなヘンなことばっかり覚えているんだけど。。。ちなみに、その妹の写真はホントに可愛かった。子供心にその写真を誇りにも思っていた。
 なので、まあ、1人描き始めたら全員分。ちょっと大変かも(@_@;)
 しっかし、姪っ子を描いているつもりが、だんだん母親である妹の子供時代になっていく。まあ、親子だから当たり前と言えば当たり前なのですが。
 絵を描くのは楽しい。夢中になれる。絵筆を置いたあと、心の中にシャワーを浴びたような爽快感が広がる。もやもやしたものを払い取り、気持ちをリセットしてくれる。
 自分が絵を描くことが出来る環境にいることに、感謝する。


2005年05月14日(土) 三つ葉がすくすく。

 旧暦4月7日。
 
 4月末に届いた大地宅配の根三つ葉の根っこの部分を、ベランダのプランターに植えておいたら、しょきしょきと芽が出て、写真は左が5月5日のもので、右が今日のもの。周りにバジルの芽も出ているのですが、日陰を作ってしまっている・・・。そろそろちょっとずつつまんで味噌汁にでも入れようかな、と思っていたら、この前の木曜日、大地宅配の野菜セットの中に、再び根三つ葉がどっさり。根三つ葉って1人暮らしではそんなに一気に使わない。でも放っておくと冷蔵庫の中ですぐ黄色くなってしまうので、早めに使い切らないといけない。だから本やネットでレシピを探して、美味しい食べ方を研究せねば。この前はきんぴら風にしてみたけど、今度は胡麻和えにしてみようかな。何が入ってくるか分からない大地の野菜セット。普段自分では買わない野菜や、量的に多いと感じるものも入っていたりするので、否が応でもいろんな食べ方を調べたり考えたりすることになる。これが結構良かったりして。野菜セットについてくるリーフレットや、野菜の袋に、生産者の名前や生産地、農薬や化学肥料の使用回数などが記載されてある。そういうのを見ると、この野菜を作ってくれた○○おばあちゃんの苦労が偲ばれて、葉っぱ一枚でも無駄にできないなあ、という気持ちになる。

 実家の母から縁談の話が。田舎も田舎、山と綺麗な川に囲まれた憧れの土地の人だ。だけど、母の話を聞いていて、なんだか違う、という気持ちがあって、電話のあとも、やっぱり違う、なんだか違う、という気持ちが強くなって、申し訳ないけど乗り気がしない。田舎暮らしも土地があることも結婚も、今の私には理想の将来なのだけど、今の自分に中途半端なことが沢山あるので、自分に納得できるようになることのほうが先決なんだと思う。いい加減父はやきもきしているようだが、母はのんびり構えているので、まだまだ結婚なんてとんでもない、と気楽に考える長女であった。
 
 眠りが浅いせいか、毎日いくつもの夢を見る。でも見る回数が多いのでほとんど内容を忘れてしまう。その中でも時々強烈な印象を残す夢もあって、たまに、それが予知夢だったのかなあ、と思わせるものもある。
 この前千葉が震源で東京も震度4の揺れだった地震の前日に、「ここはこれから地震が来るから」と言いながら大きな風呂敷包みを背負って静岡方面に脱出する自分の夢を見た。目が覚めてから、静岡だって危ないのに、ヘンな夢、と思っていたら、翌朝ほんとに地震があったので、ああなるほど、そういう夢だったのか、と納得した。
 夢のいくつかはなにがしかのメッセージ性を持っていると思う。強い印象の残る夢は、何か自分に伝えたいことがあるか、意味を読み取る必要があるのではないかと、起きた後もしばらく考えたりしている。
 先日とても強烈な印象の夢を見た。もしかしたら将来そういう暮らしをすることになるのかな、という穏やかな気持ちになるような夢だった。じゃあ、今の自分にもっと自信を持って、楽しく行こう、と感じた。
 ただ、夢に関してもうひとつ分かっていること。どうも、お酒を呑んだ夜は、印象に残る夢は見ませんね(笑)


2005年05月13日(金) やっと金曜日。

 旧暦4月6日。
 昨日の日記を土曜の午前に書いてます。頭がふわふわしている。。。
 昨日、13日の金曜でしたが(あんま関係ないけど)、仕事がちょいと一段落して、ようやっと、飲みに行くことがでけた。会社の友人達と赤坂見附のまんまという沖縄料理の居酒屋へ。とりあえず生!の1杯目がなんと美味しいことか!!ラフテーやチャンプルーや島らっきょうなどの沖縄料理に、泡盛に焼酎に、それから話が大盛り上がりですんごい発散して笑って楽しかったです。金曜の夜なので、サラリーマンのグループで店内賑やか。嗚呼みんな、開放感なのだった。7時前に入って23時の閉店までいたけど時間が短く感じた。
 その後、板橋まで行き、大学の学生仲間の飲み会に合流・・・。夜中の0時なんですが、案の定まだ2次会やってた。疲れていたけどしばらくぶりのみんなに会いたいので、少し顔を出すつもりで。今年に入って講義にまだ1回も出席できてない私。みんなに「今年はナンの授業選んだの?」と聞かれて答えると、「それ・・・去年の春、取ってませんでした!?」と言われる。あひゃあ、昨年と重複した科目選択してしまった!全然気づかなかった!まあ、いっか。先生は同じだけど授業の内容は去年と異なっているようだし、何度聴いても面白い先生の授業なので。来週からは週2回、その日だけは会社早く出てガッコ行きたいです。
 板橋の居酒屋「笑笑」を出て、帰る人達ぽろぽろ、で、私もさすがに体力と精神力に限界が来ていたので、帰ってバタンキューしたかったのですが、3次会のカラオケがあるという・・・まだみんな歌う気満々で、明日仕事がないと言ってしまった私は、巣鴨のカラオケ屋まで歩いていく(!)みんなに半ば引き摺られるようについていく・・・。この集まりは、まさにエンドレスナイト、体力勝負・・・。
 しかし、自宅近くまで歩いてきたところで、さすがに、もうほんとさすがに、持てる力を消耗しきってしまったことを悟った私。この先カラオケ屋、で、たぶんその先は朝5時までやってる居酒屋、その店内で飲んでるみんなの隅でひとり爆睡している自分の姿を想像し、一団から脱落して、帰ってきました。夜中の1時半。ついたら念願のバタンキュー。
 というわけで、翌土曜、まだぼーっとしてます。
 


2005年05月12日(木) 眠いです。

 旧暦4月5日。
 明日は金曜。あと1日頑張って出社するのだ。そうしたら、明日は残業せずにビール飲むのだ。それが今の生きがいです。

 ずっと前に日記に書いたのですが(このエンピツじゃない時代の日記だったかな・・・)、そろそろ本気で田舎暮らしをしたい。都会の暮らしも魅力的だし捨てがたいものがあるけど、田舎で自然に囲まれてある程度自分で作物を作る自給自足の生活は、ずっとずっと私を惹きつけてやまない、抗うことなどとうていできない魅力にあふれている。田舎といっても、私の実家のある新潟市(合併して大きくなった)のような、都会化している中途半端な田舎ではなくて、山や川に囲まれ厳しい自然の残る土地。
 でも、2年ほど前に、あと数年したら田舎に行こう!と決めてから、自分で計画していた予定を全然消化していない。もっと本気出して実行していかないと、この先もずっと、「いつか行こう、いつかきっと」って言い続けるだけになりそう。
 


2005年05月10日(火) 1日の半分が・・・(T_T)

 旧暦4月3日。
 本日も残業なり。4月5月の平日はずっと12時間以上労働になってしまっている。IT業界ではそういうの珍しくないのかもしれないけど、IT業界に染まりきれない私には異常な事態だ。
 今かかっている仕事が一段落したら、兎にも角にも早く帰宅しておうちで夕ご飯を作って食べるまともな暮らしをしたいです。
 あと2日ほど、なんとか頑張るのだ。
 では今夜もこれにて失礼します。


2005年05月09日(月) 連休終わって再び・・・。

 旧暦4月2日。
 連休が終わって、また日付が替わるのと競争しながら帰宅する日が始まった・・・。連休は幻だったような気がする(いきなり愚痴)。
 でも、自転車通勤にはちょうどよい陽気なので、夜中に地下鉄で帰ってくるよりよっぽど楽しい。
 ほんとは今夜は学校の授業があったのに、仕事が終わらず行けずじまい。4月からまだ一度も出席していない。今週もう一回あるから、今度こそ、行きたい。
 では、今夜はこのあたりで。
 おやすみなさいまし。


2005年05月08日(日) 楽しくマクロビオティックする。

 旧暦4月1日。
 終わってしまう連休を惜しみながら、自宅で大切に時を過ごした(つもり)。
 『マクロビオティックをやさしくはじめる』(久司道夫著・成甲書房)を読む。得るところとても多かった。
 マクロビオティックというと、決まりごとが多くてガチガチ、面白味のない食事、というイメージを抱いていたけれど、そう思わなくなった。
 白米より玄米のほうが大好きだし、噛めば噛むほど断然美味しい。ぬか漬けは常備しているし、味噌汁大好きだし、幼い頃から実家の母が作ってくれた昔ながらのお惣菜、そういう食生活がマクロビオティックの基本であるのだから、自分にとっては非常に馴染みやすい。マクロビオティックでは避けるように指導している肉卵乳製品は、玄米・ぬか漬け・味噌汁・昔ながらのお総菜の組み合わせを食べていると、自然に、食べたいと思わなくなってくるみたいです。肉など動物性のものは、スタミナ源と言われてきたけれど、そもそも血液を酸性にしてしまうなど、弊害が大きいそうだ。かといって、私、肉も卵も好きなことには変わりないので、時々、週1〜2回位、食べたくなったら無理せず食べようと思います(って、焼き鳥のことか?)。基本の玄米・ぬか漬け・味噌汁の食生活で身体を作っていれば、少々の肉くらいでも体内でちゃんとコントロールして排出してくれるのではないかと。
 昔ながらの食事、郷土料理、というのは、要するに、身土不二、自分のいる土地で採れた旬のものを調理して食べる、という原則にかなっている。これは精進料理でも言われることらしい。また、一物全体、とはまさに玄米食のこと。玄米に限らず、未精製の穀物を中心に食べるマクロビオティックの重要な思想のひとつでもある。穀物のみならず、これは野菜などにも言えるのではないかと思う。精進料理でもそうだが、野菜には捨てるところは基本的にない。玉葱など皮をむかなければならないものもあるが、大根や人参、かぶなどは皮をむく必要もないし、上の葉もまた美味しい。ほうれん草の赤い根のほうは独特の甘みがある。水上勉氏は、おひたしの中でほうれん草の赤い部分を探してしまう、とまで書かれている。私の場合、母に感謝しなければならないのは、幼い頃よく、「ほうれん草は根っこの赤い部分に一番栄養があるのよ」と言い聞かせられたことだ。子供は親にそう言われると、ほめられたい一心でほうれん草の根っこを懸命に食べてみせる。お陰で大人になってもほうれん草の一番好きな部分は、根に近い赤い部分です。幼い頃から、野菜の根も大事に食べる、ということを言われてきたことが、今、穀物でも野菜でも、一部分だけを取り出して食べるのではなく、まるごと全体いただく、という考え方を理解するのを容易にしてくれている。
 ・・・と、知ったかぶりで書きましたが、以上のことは、マクロビオティックで言われている事柄のホンの一部です。まだまだ勉強不足の私がでたらめを書いてしまってはいけないので、このあたりで。。。
 要するに、マクロビオティックとは、近現代になって動物性の食品を大量に摂取するようになった欧米や日本の人達に、以前の植物性食品中心時代には見られなかったような疾患が多発していることに着目し、昔の食事、とりわけ日本の伝統食にシフトすることによって、本来人間の身体がもつ免疫力や自浄力などを目覚めさせ、心身ともに健やかに・・・という食事法です。
 というわけで、さてさて、玄米食を再開して、ようやく2キロの玄米を使い終わり、次の玄米袋を開けましたが、その間、以前のようなドカ(ってわけでもないよ)食いはしなくなったものの、毎日結構しっかり食べてました。お弁当にはご飯ギュウギュウに詰め込んでいたし、朝もたっぷり。休日の夜はご飯にお酒まで(笑)。残業する時は社食のご飯を軽めにしたけれど、それでも結構なボリュウム。なのですが、体重は少しづつ減少しています。3月〜4月始めに夕食をおからクッキーなどちょっと無理めな食事減らしをして、結果体重は減ったけど風邪を長く患ってしまい体調を崩した、その時よりは勿論体重の減少率は少ないですが、順調に楽しく減っています。この、楽しく、っていうのが大切なのかもしれないですな。だって、ご飯作るのも食べるのも楽しい、って、長く続けるこつですよね。だけど、ダイエットしているという意識はなくなってきた。ダイエット、というより、健康的な身体に戻していく、という感覚。
 この前までサプリメント何種類か買い込んで、毎朝出勤前に飲んでいた自分がバカみたいに思えてしまって、連休と同時にやめました。キヨーレオピンもちょうど飲み終わったのですが、もう買うのをやめようと思う。ビタミンサプリもキヨーレオピンも悪くはないのだけど、ちゃんとした食事をしていれば本来必要ないものだと気がついた。実際、マクロビオティックの食事をしているのに、サプリメントでビタミンなどの栄養を補給するのは、体内の栄養バランスを崩す原因になりかねない、とのこと。
 ・・・なんだか初心者にしてすでにマクロビオティック完璧じゃないか!?って感じなのですが、さにあらず。まだ肉食のどう猛さが抜け切れていない上に、どうしてもやめられないものが・・・コーヒーです。あと、たまにだけど、チョコも食べたくなるかな。 
 コーヒーは、マクロビオティックでは避けるべき嗜好品の中に入っているのですが、やはり朝起きてからのコーヒーは欠かせない私です。しかし、農薬や化学肥料が身体にどれほど悪影響を与えるかを学んだ身としては、せめて毎日飲まずにはいられないコーヒー、少しでも安心して飲めるものを選ぼう、と、無農薬有機栽培のコーヒー豆にしています。お店の人に聞いたのですが、コーヒー豆というのは、あまり問題にされていないけれど、実は最も農薬や化学肥料が使われている食品の1つなんだそうです。
 無農薬だの有機栽培だの、オーガニックだの、なにをそんなに大騒ぎしているの?と思われる方もいるかもしれません。私も健康や食を意識することがあまりなかった20代始め頃は、高いし、一部の人の指向だろうし、だいいちうさんくさい、なんて思っていたのですが、今は違う。オーガニックな土壌で野菜を作ることは、人間の身体を正常に保つだけでなく、地球環境も正常に残していくひとつの手段でもある、と思っています。だから、野菜ひとつ買うにしても、どんな土でどんな風に育てられたかを確認しようと思う。無農薬、無化学肥料で作られた野菜を買うことによって、自分の身体も健康になるし、それを作ってくれる農家を応援することにもなるし、地球環境に対して自分が担うべき役割をちゃんと果たしていることにもなる、と思うのです。
 今日はなんだか主張してるな〜。


2005年05月07日(土) 明日は母の日

 旧暦3月29日。
 
 摘み取って干してあるペパーミント、次第に水分がなくなって、ドライになってきています。が、まだまだ遠いミントティーへの道のり。気長に。
 
 明日は母の日。
 東京で母親のようにお世話になっている女性が2人いて、それぞれのご自宅に花が届くよう手配してあったのですが、1日早く今日届いたと、相次いで電話を戴く。もう12年、10年と、長いお付き合いになりますが、その間、言葉では言い表せないほどいろいろお世話になっている。母の日があって良かった、と思う。とても喜んでもらえて、こちらも嬉しい。
 さて、実家の母にも手配したのですが、電話なく。地方なので時間がかかるのか、それとも夫婦で飛び歩いているのか(笑)
 
 でも、母の日がつらい人達もこの世には多くいるだろう、とJR福知山線の事故のことを思う。若い人達が沢山犠牲になって、明日の母の日が苦しいお母さん達も多いのではないだろうか。毎年母の日のプレゼントを欠かさなかったという男性も、今回の事故で亡くなってしまった、とニュースでやっていた。
 事故に関してJR側も対応は大変だと思うけど、亡くなった人は無念いかばかりだったろうか。どんなに苦しくても悲しくても辛くても、言葉を発することのできない犠牲者の方々の気持ちを思う。。。
 


2005年05月06日(金) ぽんぽこ

 旧暦3月28日。
 3日ぶりの出勤。フロア移動して引っ越し後の後片づけやあれやこれやで。通常の業務も押せ押せ状態なので結局残魚。それにしても夜の雨の冷たさ。数日前の夏日はいずこへ?だけど、まあ、休みの日に降らないでくれただけ感謝すべきかも。
 日中、お腹をぽんぽん押すと痛みがあった。最初右側だけかと思っていたら左側も。気がつくとずーっと気になってしまう。ここはナンの内蔵がある所だろうか?でもこの前の健康診断ではカンゾー以外大丈夫だったしなあ・・・などと考えて不安になってくる。お腹壊したとか胃痛などの痛みとは違う。ただ押すと痛いのです。
 で、仕事していて、ハタと気がついた。・・・朝起きて、布団の上で腹筋してきたんだった(笑)。目が覚めてもんもんとして手元のラジオつけて、寝ころんだまま聴いていて、ちょうどラジオ体操が始まったので、起き上がる準備のつもりで、音楽に合わせて腹筋してたんです(英会話入門すでに聴いてないことがバレバレ)。
 朝ちょっと腹筋しただけで午後には筋肉痛になる私のぽんぽこりん。
 すごく反省。


2005年05月05日(木) のんびり台所

 旧暦3月27日。
 
 朝いったん6時に目が覚めるも、ああ今日も休みだ〜、と幸福感に浸っているうちに再び寝てしまい、7時少し前に目が覚める。今日は大地宅配の配達日。先週の木曜は7時20分位に配達のお兄さんが来たので、寝間着&コンタクトなしの寝ぼけ眼で慌てて玄関に出て行き、恥ずかしい思いをした。今日こそは早く起きてちゃんと着替えてから配達来るのを待つのだ、と思いつつ布団からのそのそ這い出して机にしがみつき、コンタクトレンズを入れようとしたら、ラジオの7時の時報とともに、来ちゃった・・・。
 というわけで、またまた寝間着&コンタクトなしの寝ぼけ眼で出て行きましたです。この分だと、朝6時台の配達、ってのもありそうだ。しかし、私も早起きしたいのでちょうどいいかも。おまけに朝から新鮮野菜の顔を見ることができる。なんて健康的なんだっ!
 というわけで朝から玄関前にしゃがみ込んで、野菜や豆腐や調味料の入った箱を覗き込んでいます。今週のベジタセットは丸ごとのキャベツやかぶ、ほうれん草青梗菜など。実は先週の大根やレタスがまだ冷蔵庫に残っているので、キャベツの入るスペースを作るためにも、早く使い切ってあげなきゃいけない。
 
 朝食前にベランダの水遣り。そろそろジャングル化してきたウチの菜園。左から、一番元気で手に負えない明日葉。青じそと鷹の爪を寄せ植えしてあるのだけど、そんなことお構いなしで大きくなっていく(汗)。食べてあげたいけど、大地の野菜でいっぱいいっぱい。どうしても後回しになってしまう。ここまで大きくなったら、明日葉茶にでもしたほうがいいかなあ。
 ルコラ。ムスクラン(サラダミックス)という、サラダに適したレタス類の種とのミックスの袋から播いたはずなのに、ルコラだけがこんなに大きく。これも食べ頃。周りにチャイブとイタリアンパセリがかろうじて棲息。隣のプランターの明日葉と張り合っているのか。
 山椒。こんなに葉が青々と。蕾が出たのに、残念ながら花も咲かないうちに落下。やはり、複数株植えないと駄目なのかなあ。でも、葉っぱだけでも十分楽しめます。煮物の鉢にちょこんと散らしたり、山椒味噌もなかなかオツでござる。
 ローズゼラニューム。ウチのベランダで一番大きい。四方八方に伸び放題。ホントはそんなに大きく育てるつもりはなかった。だって、食べられないんだもん。せいぜい紅茶の香り付けにする位で。だけど、許す。こんなに可愛い花を一斉につけてくれるから。花をサラダに散らして食べることもできるのですが、あまりにも可愛すぎてさすがの私も食べることが出来ない。 
 さて、今日は写真を沢山撮りました。続いてペパーミントです。
 これも大きくなったペパーミント、今年第1回目の収穫です。左から、プランターのペパーミント、摘み取ったところ、それから洗って水気を切り、100円ショップで買った洗濯ネットの底に新聞紙を敷き、その上に乗せて風通しの良い日陰に干したところ。ペパーミントティーは生より乾燥させた方が身体に優しいです。私は胃が弱いのですが、胃痛時にミントティーを飲むと、すっきりします。さてさて、上手に乾燥できるかどうか、気長に待つ日々が始まります。
 
 そんでもって最後は、ベランダのハーブを細かく刻んで、すりおろしたにんにくと一緒にマーガリン(大地宅配のマーガリンは白くて美味しい)に混ぜたもの。生で食べられるハーブなら結構なんでも合うと思うのですが、今日混ぜたのは、ガーリックチャイブ、パセリ、ローズマリー、タイムです。ローズマリーだけでも、またパセリだけでも風味は十分。にんにくが入っているので出掛ける日は食べられないけど、自宅に籠もる休日の朝とか、昼ならフランスパンとワインを用意して、というのもなかなか良いです。以前、出掛けにこのハーブマーガリンを作り、途中で小さなワインと焼きたてフランスパンを買って公園に行き、のんびり齧り付くのにはまったことがあります。真っ昼間から公園でワイン飲んでるとちと驚かれるけど。
 写真に一緒に写っているのは、今朝大地で届いた全粒粉パン。余計な材料は使っていない、素朴なパンですが、噛めば噛むほど味わい深くて、幸せな朝になりましたです。それから器は2つとも昔友人が作ってくれたもの。毎日活躍で重宝しています。
 
 今日はほぼ1日、台所に立ってあれこれ作ったり、冷蔵庫や棚の整理をしていました。
 今、体質改善したいのと、これまでの食生活の反省の意味を込めて、食に関する本を読んだり、料理本をひもといたりしています。惹かれるのは、マクロビオティック、精進料理、日本の伝統食、穀物中心の食事。呼び方は異なるけれど、根っこの部分では重なることが多いです。身土不二、自分の暮らす土地で採れたものを食べる。旬のものを食べる。食材をおろそかにしない、大根や人参は皮をむかず、野菜の根っこも食べる。全粒の穀物を中心に。味噌汁や漬け物、大豆製品などの伝統食を毎日。肉魚卵などの動物性のものは極力控える・・・等々。そういう食生活をしようとすれば、必然的に料理に手間をかけざるを得なくなる。インスタントな食材は使う気がしなくなる。それがまた楽しい。
 今日読んだのは『精進百撰』(水上勉・岩波現代文庫)。水上勉が精進料理について書いた本は『土を喰う日々』(新潮文庫)もあります。これも好きな本。『精進百撰』は水上勉の作る精進料理がカラーで紹介されている、これが魅力です。この人の食に関する文章を読んでいると、食材に感謝しながら大切に調理し食べるということが重要なんだと教えてもらっている気がする。


2005年05月04日(水) 小石川植物園


 旧暦3月26日。
 無印良品で買った足指靴下。足の指が自由に動かせて、結構気に入りました。おほほほほほ。
 お昼ご飯は家で食べないで、自転車(愛称ぽた子)に乗って小石川植物園へ。途中、巣鴨のアルルというパン屋さんで蕗の薹パンと白身魚フライタルタルソースはさみパンを買う。とても小さなパン屋さんだけど、原料にこだわったはっきりした主張のあるパン屋さん。以前住んでいた西荻窪にもリスドォル・ミツという個性的で信頼のおけるパン屋さんがある。それから大昔住んでいた近所の、世田谷は桜上水にもウッドペッカーという美味しくて原料にこだわったパン屋さんがあります。私は断然パンよりもご飯党(越後人だからね!)なのですが、美味しくて噛めば噛むほど味わい深いパンは大好きです。で、菓子パンよりも全粉粉やナッツ、ドライフルーツを入れた硬めのパンが好きです。基本的に米食なのですが、自分の住む地域に、食べたい!と思わせる美味しくてポリシーのあるパン屋さんがあると、とっても安心します。
 アルルでパンを買い、途中でコーヒーショップにも寄り、持参の蓋つきマグカップにカフェオレを入れてもらってから小石川植物園に。ここは、外側を自転車で走ることは何回かあったのですが、実際入園するのは初めて。何故か門前のたばこ屋さんで入園券を買う。園内、連休中とあって、家族連れなど、人が多い。それから当たり前だけど緑が多い。樹木の間を、木漏れ日を楽しみながら歩く。
 日本庭園の芝生に座って、アルルで買ったパンをかじりながら、コーヒーを飲む。ああ、至福だなあ。蕗のとうパン、とても美味しい。蕗味噌と胡桃がパンに入っているような感じ、と言ったらご想像つくでしょうか?パンに蕗の薹!?と思ったのですが、これが絶品でした。
 遅い昼食を食べたら、スケッチ場所を探して園内をうろつき、とうとう1本の大木を見つけ、その前に座った。スケッチブックと水彩用具を広げ、16時半の閉園までスケッチしていました。
 帰りはお茶の水に出て、GAIAという自然食品とエコロジー雑貨、本のお店に行く。ここで、「黒牛」という日本酒を買う。他、いろいろ買う。「黒牛」は、以前呑んであまりの美味しさに味を忘れることが出来なかったお酒。GAIAのホームページを見ていたら入荷の情報が掲載されていたので。帰宅後ささっと肴を作って早速味わう。やはり美味しい。
 今日も疲れたけど、良い1日でした。

 
 


2005年05月03日(火) 朝の火事

 旧暦3月25日。
 朝、昨日の分の日記を書き終えて、さあ出掛けようかと歯磨きをしていたら、近所からバーン、バーン、という材木を投げたような音が断続的に聞こえてきた。休日の朝からどこかで工事するのかなあ、と思っていたら、なんだか焦げ臭い。サイレンの音も次第に近づいてきた。もしやと思い外に出てみたら人だかりが見えた。火事だった。階下の大家さんに知らせて一緒に様子を見に行った。古い木造家屋から炎が激しく吹き出して、両隣の鉄筋コンクリートのマンションの2階部分にも火が移っている。1台目の消防車が到着して放水が始まった。周囲は休日の朝、突然の火事にびっくりして飛び出してきた近所の人達がどんどん増えていく。古い家なのでどんどん燃えてしまう。結局火元の住宅を全焼してようやく鎮火。片側のマンションも一部類焼してしまった。不幸中の幸いで、亡くなった方はいなかったようです。ほぼ鎮火しそうな頃、消防隊員が、集まっている近所の人達に、拡声器で、「この家のおばあさんとただ今連絡がとれておりません。どなたか情報をお持ちの方は至急知らせてください」と何度も呼びかけていた。おばあさん逃げ切れなかったのかなあ、と心配していたら、そうじゃなくて、当のおばあさんは、去年病気か何かですでにお亡くなりになっていたそうで。
 でも、今日火事になった家の斜向かいの家も、昨年暮れだったか、火事になって、その時は1人亡くなっている。両方とも放火ではないと分かっているそうですが、最近火事が続くよね、と、近所の人達も不安げだった。火事は怖いです。建物も、部屋も、家財道具もなにもかも、あっという間に炎が飲み込んでしまうのだから。今日の火事は寝煙草の不始末らしいです。


2005年05月02日(月) お引っ越し

  旧暦3月24日。
 連休の谷間で出勤。この連休中に職場のフロア内移動のため、荷物を段ボールに詰めたりする作業が。この春は、組織変更あり、大幅な人事異動あり、で極めつけは引っ越しあり、で、切羽詰まった感じの日々です。
 フロア内の移動といっても、北側から南側に移るので、やることは普通の引っ越しと同じ。机やキャビネットのものを段ボールに詰めたり、壊れやすいものを梱包したり・・・と、夜までかかってなんとか終わりました。くたくたで早く帰りたいよ〜、と最後は愚痴りながらやってましたが、みんなで力を合わせてあーだこーだ言いながら作業するのは結構楽しかった。いつもデスクワークなので、たまには肉体労働もよいのだ。・・・だけど、引っ越しはもう嫌だよぅ。
 翌日の3連休中に、今度は業者さんが段ボール詰めした荷物を南側のフロアに運んでくれる。6日金曜日に出勤したら今度は段ボールを開けて中の荷物整理。・・・ちょっとしんどい(T_T)

 と、書いている今は実は翌3日です。昨夜は残った体力振り絞って自転車で帰宅。途中入ったことのない銭湯に入って、思った以上に熱いお湯と壁のタイル張り富士山に満足してぐーっと温まり、あとは布団出してすぐごろんとなった。
 今朝起きて、幸い、筋肉痛にはなっていない。やはり日頃運動しているのがよかったのかな!←なんてエバっていると、翌日から筋肉痛になったりするのだ。


2005年05月01日(日) 野菜中心。

 旧暦3月23日。
 福知山線の事故。
 1両目の車両から事故翌日に救出された女性が亡くなったとの報道。救出された時、レスキュー隊に囲まれている映像を見て、涙が出るほど感動したのに、その人が亡くなってしまったとは、なんと残酷なことだろう。
 事故の背景が明らかになるにつれ、JRという企業の体質に疑問と怒りを感じる。運転手もある意味被害者だった。過酷な勤務状況、ミスには屈辱的な厳罰を与えはしても再発防止のために手を貸してくれるでもない。事故をめぐる報道の中から見えてくるのは、上層部のエリート達が現場で働く運転手を監視し搾取する構図だ。子供の憧れの職業である電車の運転手さんは、JR西日本という企業の中では尊重されていないんだろうか。
 また、事故当初、運転手が23歳という若さで、過去に何度かオーバーランなどで処分を受けていたことや、乗務中、目がうつろだと乗客から指摘されていたことなどを頻繁に報道し、あたかもそういう運転手だからこの事故が起きたのだ、というイメージを受け手に与えていたマスコミの報道姿勢にも疑問を感じた。それが今では声を揃えてJR西日本の企業体質批判。他社に追いつけ負けるなで新しい情報を求めていい加減な解釈をつけて垂れ流すのではなく、新聞社もテレビ局も、入手した情報をしっかりしたポリシーと視点でこちらに伝えて欲しいと思う。

 
 今日の午後は台所に立って、時間をかけて大地宅配で届いた野菜を料理した。大根を煮たり、根三つ葉をきんぴらにしたり、大根ときゅうりをキムチにしたり。大根の葉は、さっと茹でて3センチ長に切り、オリーブ油とにんにくで炒めて塩胡椒で味付け。これが結構美味しいのです。パスタにしてもいいし、ご飯のおかずにも勿論合うし。で、気がついたら、夜ごはん、おかずが8種類になってしまった・・・私、ダイエットしてるんじゃなかったっけ(汗)まあ、いっか。野菜中心だし。
 


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