あたろーの日記
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2003年10月24日(金) ちょいおやすみ

 なかなか書く時間がとれません。
 週末に書きまするー


2003年10月21日(火) 2つの事件

 「東電OL殺人事件」の被告が無期懲役の判決を受けたというニュースが出てた。
 最近本屋の文庫本コーナーに平積みされている中に、「東電OL殺人事件」と「音羽幼女殺害事件」を扱ったものがそれぞれあって、どちらももう4〜6年ほど前の事件なのだけど、それがあらためて注目されているような気がする。事件の背景にある特異性にことさら世間が騒いだ当時から時が流れて、冷静に根気よく取材を重ねて事件を追い続けてきたライターが、あの事件は一体なんだったんだろうと世間に問う形で本を出した、という形になるのか。・・・というのは私の勝手な憶測で、本をまだ読んでないから実際はよく分からないけど。

 ただ、私に関して言えば、ごくごく私的なことだけど、たまたま自転車通勤でたまに(最近はたまにしか使わない道)通るのが音羽幼稚園の前であったり、この秋に転居してきた巣鴨というのが、東電OL事件の被害者の定期入れがどういうわけか発見された場所だというわけで、2つの事件に因縁のある土地なんだなあここは、と思うと、巣鴨の駅前の本屋でこの2冊の文庫本が目立つ位置に置かれているのも納得する。

 本はまだ買っていないけど、2つの事件の裁判記録を載せているサイトがあったので、それらは読んでみた。
 
 「東電OL殺人事件」
 http://www.ishidalaw.gr.jp/ronsetu/toudenolindex.html
 「音羽幼女殺害事件」
 http://homepage2.nifty.com/SURVIVALMAMA/1-2.html
 
 書き手の主観が少し入っているかもしれないけど、どちらも裁判内容そのままだから、とても生々しくて、読み進めて行くのはつらくなる。でも、読んでいくうちに、被害者の女性や山田被告の輪郭が、私の頭の中でおぼろげに出来上がっていく。自分とはまったくタイプの異なる女性、環境も、性格も、考え方も。でも、あながちまったく異なる世界の女性達ではないような気もする。自分とはまったく異質で異常な女性達であると決めつける気にもなれないのはどうしてだろう。
 うまく表現できないけど、ひとつには、彼女達の年齢に、私も近づきつつあるということ。もうひとつには、東京という大都会の片隅で、言い古されて手垢のついた言い方だけど、「心の中に暗闇を抱えて」毎日を繰り返していた彼女達をまったく特異な人間とは思うことができない点。
 人はそれぞれ境遇も考え方も性格も、生き方も全く異なるけれど。世の中にはいろんな人がいるけれど。
 人の心に近寄ってみることはできるかと思う。
 2つの事件を扱った本を今度読んでみようと思う。


2003年10月19日(日) 食欲の秋

 いい天気だった。
 雲ひとつない秋晴れの空。それが平日じゃなくて日曜だったんだから、もう最高。朝コインランドリーで洗った毛布を抱えて歩いていたら、近所のおばあちゃん達に「偉いわねえ」と褒められた。・・・偉いもなにも、自分の毛布だわさ、でも褒められた経験の少ない長女のサガよ、嬉しくて照れちまった。今夜は洗いたての毛布だ、やったぁ。
 コインランドリーの乾燥機の前に座って本なんか読みながら洗濯終わるの待ってると、なんだか生活してるという気がしてくる。単純といえば単純。
 地蔵通りはさすがに人・人・人・・・。
 道行く人や店先を見てると、食欲の秋だなあとしみじみ思う。
 八百屋やスーパーでも、食べたい野菜が沢山出ていて、ついあれもこれもと欲張ってしまうんだけど、あっと思ってカゴから出して戻しに行くことも。
 冷蔵庫、転居と同時に小さいのを買ったので、保存できる食材の量がぐんと減った。でもこれは食べ物を無駄にしないためにも良かった。人1人生きていくのに、ゴミは必要最低限にしたいとも思う。冷蔵庫の扉開けて、何が入っているかちゃんと把握できるようにしたい、という気持ちも。なので、冷蔵庫が小さくなった分、スーパーで買いだめすることはなくなった。
 でも、最近、それでもあんまり料理してない。
 朝は寝ぼけまなこで急いで家を出る。夜は残業で帰宅が遅いので、会社の社員食堂で夕食を済ませてしまう。自分で食事を作るといったら休日位。休日に予定が入ってしまうとそれもできない。
 これはゆゆしき問題だなあ。
 経済的にもよくないし、健康のためにもよくない。どんな食材をどれだけ食べているかとか、だしは何を使っているかとか全然把握できない。それに、自転車通勤してるくせに、あんまり(減ってはいるけど)効果が出てないのも問題。これも外食のせいだと思う。それに、なんてったって、外食飽きる。焼き鳥とか蕎麦は別として。
 それからそれから、料理しないとストレスが溜まる。料理って、一番手っ取り早くできる創作活動なんだよなあって気がするので。料理本見ながらもよし、アドリブで自分の好きなようにちゃっちゃか作るもよし、どちらにせよ、何かに集中して作り上げてああうんまかった、という一連の行為が楽しい。さすがに疲れて帰ってきたときはそうはいかないけど。
 よし。決めた。
 もっと残業減らせるよう頑張って、夕食は極力自宅で食べよう。朝もっと早起きして、ごはんと味噌汁の朝食にしよう。リズムができたら、お昼はお弁当持って行こう。
 ・・・と、宣言してみたけど、ぼちぼち・・・ね。
 


2003年10月18日(土) 洗い観音様

 田舎の妹に不用品を送るついでに、人形焼も送って欲しいというので「重盛の人形焼」を買いに地蔵通りへ行った。人形焼といえば人形町、しかも重盛といえば水天宮のそばのお店でしか買えないもんだと思っていたら、都内に結構店舗があるんだね。巣鴨にもあって嬉しい。ついでに自分用にバラで1個買って歩き食い。
 とげぬき地蔵尊高岩寺を通るとき、ふと、自分の記憶の奥底にあるものを掘り起こされたような気がして立ち止まった。
 はて・・・?
 
 先日、さるお方と新橋、銀座、東京駅とハシゴで飲み食いして、夜中近くに巣鴨に帰ってきて、で私はどうしたんだ・・・と記憶をたどると、駅から出てふらふらと家路についたつもりが、地蔵通りの入り口の吉野家のこうこうとした灯りに吸い寄せられて、しこたまお食事したくせに、別腹なのか牛丼食べてしまったんだ。とうぜんお腹ぱんぱん。。ぐるじ。
 飲んだ後のラーメンはうまいと言うけれど、ナニを勘違いしたのか牛丼食べてしまった。いや、どっちも食べてはいけない、ダイエット中の乙女ならば。
 その後またふらふら歩き出して、ついでだからとげぬき地蔵さんとこ寄ってこうと思ったらしく、高岩寺の境内に入って洗い観音(いつも行列の)のところまで行って、さすがに夜中は人少ねえやなんて思いながらひしゃくで観音様の頭から何度も水を掛けた。なんで頭かってえと、頭が良くなりますようにってえのと、翌日二日酔いになりませんように、っての、2つの願があって、そん時は二日酔い防止の気持ちのほうが強かったのですな。覚えてるのは一生懸命観音様の頭から水かけたことと、向かい側でもう1人、おばさんが水かけてたこと。夜中でもとげぬき地蔵さんのところにはたむろってる人達がいて、それがまた繁華街にたむろってるようなタイプじゃなくてのーんびりこんとしてるタイプだから私も仲間に入りたくなる。

 話戻すと、その翌日、さすがは霊験あらたかな洗い観音様、起きてみるとさっそくふらふら、げっそり、会社でもその日1日酔っ払ってるような感じでふわふわしてた。完全なる二日酔いだ。
 でも、いつもの二日酔いとは違っていた。ああ観音様。
 頭だけは痛くならなかったもんね。
 
 


2003年10月17日(金) 地震があったんだけど気づかなかった

 いやー眠い眠い。
 と呟きながら書いてる今は土曜の朝。
 土曜だけどさぼってしまった金曜の日記を書いちょる。
 今週も慌しかったけど、いいこともいっぱいあったけん、ま、どっこいどっこい。

 15日の夕方の地震、実は私気づかなかったです。あの日、夕方に人と会うことになってたので会社を早退したんだけど、地震はどうやら私が会社を出た直後に起こったらしい。んー。その時私はたぶん路上にいたはず。んー。なんで気づかなかったんやろ。そういえば、交差点の信号待ちしてる時に、隣に立ってたおばさんたちが、「ホラ、赤信号まだ揺れてる」と指差してたのは覚えてる。それを聞いて(は?今日はそんなに風強くないよ?そんな微妙な揺れも分かるんかいな)くらいにしか思ってなかった私。
 そのまま地下鉄に乗って、待ち合わせ場所に行ったら、先に来て待ってた人が「地震で来れないかと思った」と驚いたのでこちらも驚いた。
 寝てる時は地震に異様に敏感なんだけど、起きてるときは滅茶苦茶鈍感。
 ・・・翌日会社で、昨日の地震は私が会社のビルにどんっと手をついてよっかかったから起きたんだと皆で話しておった、と言われた。・・・た、たしかにそうかもしれん。もしくは私のどかどか歩きの地響きであった可能性大。だから本人気づかなかったんだな。


 


2003年10月14日(火) 塩野七生

 職場の読書魔の人から塩野七生さんの本を借りて読んでる。
 「人びとのかたち」と「サイレント・マイノリティ」(ともに新潮文庫)。
 「人びとのかたち」のほうは読み終えて、今は「サイレント・マイノリティ」のほう。「人びとの・・・」は、著者がこれまで観た映画について思うところを語ったもの。これ、すんごく面白かったです。なんていうか、私が余計なこと書くと的を外してしまいそうなのであんまり書かないけど、ちょっとだけ言うと、やっぱりこの人って聡明な(十分周知のことだけど)女性なんだなあと。ひとつひとつの映画について語るにしても、映画評論ではなく、ご自身の思うことを縦横無尽に語っているんだけど、いつの間にかその映画の本質を読者の前に浮かび上がらせてくれるような感じ。
 「サイレント・・・」のほうは今日から読み始めたけど、これも面白くて吸い込まれてます。


2003年10月13日(月) 「梟の城」

 生きるということは、それだけでもう苦痛を伴うものなのかなと思う。
 毎日の生活を繰り返す、それを何千回、何万回も繰り返す、これって実はものすごいことなんじゃないかって気がする。

 司馬遼太郎の「梟の城」を読んでそんな風に考えていた。
 図書館から司馬遼太郎全集を借りてきて読み始めたのだけど、字が小さくて読みづらい。第一巻の「梟の城」からはやもう挫折かと思って、本棚の文庫本の中に、以前買って読み始めたもののやはり最初で挫折した新潮文庫版があったのを思い出して、結局そっちを読むことにした。前は冒頭から入り込めずついていけなかったのだけど、今回は読み始めたら止まらなくなって、一気に読んでしまった。ちょうど雷雨で外出できなくなったことだし。
 司馬遼太郎の30代の著作。ここまで人物の心の綾を描ききれるのだと驚いた。登場人物達の微妙な心の動きを、ごまかすことなく丁寧に追っていく。忍者という特殊な世界に生きる人物達に素直に共感し、感情移入できるのは、心の襞を緻密に書き表していく作家の技量によるところ大きいと、感銘を受けた。
 主人公の葛籠重蔵と恋仲になる小萩という女性の描き方も、おろそかになっていない。重蔵の下忍である黒阿弥もとても味のある人物だと思う。敵も味方も裏切り者もみな魅力的に描かれている。
 読んでいてどうしても、藤沢周平の「用心棒日月抄」に始まる用心棒4部作を意識してしまった。こちらは時代も場所も「梟の城」とは全然異なるけれど、孤独な一匹狼的立場の主人公と女性の忍者との関係が作品の骨格の大事な部分を作っているのは同じ。「用心棒・・・」の主人公は侍で、「梟の・・」のほうは忍者だけれど。主役とその相手の男女は、どっちの作品も魅力的。なんとなく人物像に共通点が多い気もする。
 ただ、決定的に異なるのは、「用心棒・・・」シリーズのほうは読んでいてはらはらしながらも全体的に飄々とした明るさが漂っていて、まさに痛快という言葉がぴったり当てはまるのに対して、「梟の・・・」のほうは、何か胸が締め付けられるような切羽詰った感情に追い立てられるようにして文章を追っていってしまうことかも。読みながら、主人公に対して、何故生きるのかを問いかけながら、彼の後を追いかけるような感じでもある。
 司馬遼太郎が「梟の城」を書いたのが30代半ば過ぎ。藤沢周平が「用心棒日月抄」を書いたのが40代後半。藤沢周平作品は、読んでいて理解できないほど暗くて残酷に思える結末のものもあるから、暗い明るいで両作家の作品を較べるわけにはいかないけれど。
 
 「梟の城」よかったです。
 人の生きざまってなんだろうって、しばらく呆然としてしまいました。

 確かだいぶ前に映画だったかドラマになってるんだけど、イメージが崩れるので読み終えるまでは調べないようにした。さてと、これから検索してみようっと。

 。。。で。
 今検索してみた。
 1963年と1999年の2回映画化されてるんだ。
 1999年のほうはそういえば記憶にある。観てないけど。観なくてよかった。小説読みながら自分の頭の中で浮かんでた登場人物たちと映画での俳優たちがイメージ的にもぜんぜん一致しない。読む前に配役忘れててよかった(^^;)
 葛籠重蔵役の俳優さんは好きだけど、少なくとも葛籠重蔵役にはミスキャストだと思った。私的には。もっと、立ってるだけで凄みのある俳優さんじゃないと、葛籠重蔵は難しいっすよ。・・・と思うと、なかなかいない。。
 ちなみに、一昔前にNHKで放映された「用心棒日月抄」のドラマ化「腕に覚えあり」(「新」のつくほうじゃないです)のほうは、主人公はじめ、どの配役をとってもぴったり!イメージどおりだったと思う。
 でも、こういう例のほうが珍しいのかな。。


2003年10月12日(日) 女同士の付き合いってめんどくさい

 友人とお茶してだべってて教えてもらった。
 女というのは、自分のできないことをしている、あるいは自分とタイプの異なる同性にえらく執着して嫉妬して、しまいには敵意を抱くのだそうな。
 はあ。
 めんどくさいもんだね。
 人間生まれてから死ぬまで、どこまでいってもA子さんはA子さんだし、B子さんはB子さんだし、C子さんはC子さんでしかないんじゃないの?
 人と自分をいちいち比べてどうする?
 他人の悪口や噂話は、結局はそれを言っている自分が「まっとうな」人間であることを他の人に認めてもらいたいがための、自己顕示の表現でしかない、と私は思う。ホントにその人がそれで苦しんでいて、誰かに聞いてもらいたい、という場合は別だけど。
 今日話していた友人も私と同じ気持ちなんだけど、他人の噂話や悪口抜きで長い時間会話が続く相手ってなかなかいない。1人で喫茶店にいても、周りのテーブルに女性グループがくると、とたんに始まるのは職場や親族の誰かの悪口。ウンザリ。
 女だけじゃなくて男もなんだけど、他人の批判ばかりしてる人と一緒にいるのはツライ。批判しないというのはなにも自分の意見がないってわけじゃない。人間誰しも完璧じゃない。偉そうに他人の行動をいちいちチェックしてあーだこーだ言ってる人間ほどツマラナイ人種はないと思う。悪いけど、そういう人達とは距離を置かせてもらってる。だって私自身がそんなに他人をとやかく言えるような立派な人間じゃないし。他人を批判的にしか見れない人達の中にいると、自分自身に余裕がなくなるし。
 協調性がないと言われようが、変わり者と言われようが、ぜんぜん構わない。
 他人の行動についてとやかく言ったり、悪口で時間潰すより他に、やりたいこといっぱいある。
 人生は長いようで短いもんね。

 今日はいつも行く銭湯が、ラベンダー風呂だった!
 浴槽にラベンダーの花の入った網袋が浮いていて、浴室いっぱいにラベンダーの香り!
 さらに、江戸開府400年記念とかで、特製タオルももらったぞい!
 

 


2003年10月11日(土) 会社名公表してほしい

 中国で集団買春をしたしないで騒がれてる会社。
 これだけ相手の国に不快感を与えて国際問題になってるんだから、会社名を公表してほしい。集団買春があったにせよ、なかったにせよ、そもそも会社の行事にコンパニオンの女性を招かなきゃならないっていう発想が呆れる。私ならこの会社関連の商品は絶対買わない。・・・住宅リフォーム関連らしいけど。
 社長は30代だそうだけど、自分と同世代で、女性に対する見方が古いのが悲しい。女性=接待、お酌??この会社の女性社員は旅行に行かなかったらしいけど、こんな貧相な考え方しかできない社長の下で働くなんて、お気の毒だ。
 
 ・・・でも、こういう例は極端だとしても、自分の毎日の暮らしの中で、女はこうあるべきもの、男はこうあるべきもの、みたいな観念にとらわれながら生きていかなきゃならない世の中、昔も今も。
 生物学的な性差でのレベルを通り越して、個人の生き方そのものまでを男女の枠組みの中に無理やりはめ込もうとする窮屈な価値観。
 いや、どういう生き方をしようと個人の勝手だから他人のそれについてはなんとも思わないけど、他人に自分の価値観を押し付けるのだけはやめて欲しいな、と思う、今日この頃。

 


2003年10月10日(金) 図書館=眠たい

 いかんいかん。
 今夜の授業ではついに居眠りをしてしまった・・ような気がする。
 演習の授業なので、発表者の学生が前で説明しているのを聞いているうちに、気がついたら自分の寝息ではっと目が覚めた。寝ていたとしてもたぶん5秒?10秒ほどだと思うんだけど。あのまま突き進んでいたらきっと爆睡・・・。しかも、私の隣の席には先生が座ってらっしゃる。・・・たぶん気がついてたかも。あはは。
 
 おおぅ!
 明日から3連休!
 フリーダム!
 ・・・でも、授業の内容についていけないすでに劣等性の私は、図書館三昧でございます。
 が。
 高校時代からの悪い習性で、図書館に行くとなぜかすぐ眠くなる。
 閲覧室の席につくや否やすぐ机に突っ伏してまずお昼寝。
 高校生の頃、試験前に友達とグループで市の図書館に行き、勉強した。勉強した、というのは一緒に行った友達のほうで、私はといえば、皆が勉強している同じ机でやっぱり突っ伏して眠っていた。起きると、友達が「おはよう。帰るよ」と言い出して慌てて鞄に使わなかったノートをしまう始末。
 図書館てねぇ、温度もちょうどいいし、静かだし、ほんとに気持ちよく寝れるのよねぇ。
 もうどうしようもないんです。
 みんなどうしてちゃんと起きて勉強していられるのかほんとに不思議。
 ところで連休、お天気のほうはどうなのかしらん。
 今日みたいな天気だったらサイクリングもしたいんだけど。
 そんなこと考える前に、早く寝て睡眠たっぷりとります。
 


2003年10月09日(木) 新ルート決定

 夜電話をくれた人が、今日は月がとても綺麗だよと教えてくれた。
 仕事からの帰り道、新しいルート走りながら月を見上げて心地よい風を味わった。
 
 新ルート決定欽ドン!
 ・・・古いな。
 なるべく曲がらず、なるべく坂道がなく、なるべく広い道、なるべく緑の多い道、ということで検討した結果、自宅から出て大きな通りをまっすぐまっすぐひたすらまっすぐ行き、皇居までたどり着いたら皇居を半周して桜田門前を通って国会や最高裁脇を通り、青山に出るというルートに。
 私は結構ミーハーなので、国会とか最高裁とか皇居とか、観光名所が毎日の通勤ルートに入ってるとそれだけで嬉しくなっちゃう。
 皇居の回りはランナーが多い。朝も夜も。でも歩行者が少なくて、道が広くて緑が多くて最高!・・・車も多いから排気ガスも吸うけど。

 ただし、距離も長くなった。
 でもでもでも、今日みたいな晴れた朝は、距離なんて気にならないくらい最高に気持ちいい。
 ・・・会社に向かわず一日中皇居回り走っていたいくらい。
 
 明日も晴れ!
 


2003年10月08日(水) ルート変更

 通勤に利用している自転車ルートを変更しようと思う。
 自宅から会社までの最短距離なので引っ越してから1ヶ月以上このルートを走ってたんだけど、どうもこの道好きになれない。
 まず道幅が狭い。歩道も狭いので歩行者をよけたりやり過ごすのに止まったり。曲がる回数も多い。
 坂道も多い。これは文京区や新宿区を通るから仕方ないけど。
 でも、一番の理由は、多分、毎日通る護国寺辺りの街の雰囲気がどうも好きになれないせいなのかも。
 護国寺の隣には音羽幼稚園。毎朝毎晩その前を通る。99年の幼女殺害事件の現場となった公衆トイレの前を通る。初めの頃は、どうして護国寺の辺りにくると嫌な気分になるんだろう、イライラするんだろう、と思っていた。護国寺の門の横にある看板を見てあっと思った。そうか、ここがあの事件の現場だったんだ。
 その街に住む人達にはこんな言い方、とても申し訳ないんだけど、空気のどんよりした街、というのはあると思う。事件の前からそういう土地だったのか、それとも事件が大きな影を落としているのか、どちらにせよ、土地の持つ雰囲気、街のカラー、のようなものが、しんどく感じられる場所のような気がする。
 音羽と聞くと殺された春奈ちゃんのことや、山田被告の心の中の暗い部分や、春奈ちゃんの両親の気持ちとか、周辺の人達のことをぐるぐる考えてしまって、幼稚園の前を通るのがつらいなあと、部外者の私なんだけど考えてしまう。
 
 なのでルート変更。
 考え中。


2003年10月07日(火) 銭湯の壁

 また銭湯のこと。
 
 さっき湯船で温まってたら、3歳くらいの男の子が、浴室に勢い良く入ってくるなり両足を踏ん張ってナニ様を前に突き出して堂々とおしっこし始めた。
 こ、こら〜(^^;)
 ここはトイレじゃないぞおおっ!
 
 仕方ない。
 許す。許そう。まだ幼児だ。
 ・・・湯船の中ではやるなョ。。

 
 私がよく行く近所の銭湯は男女が階で分かれてるけど、昔ながらの造りの銭湯は、男湯と女湯が真ん中の大きな壁で仕切られていて、仕切りの上部は壁がない。
 あれは一体どうしてああいう造りなんだろう、と、ときどき考えるんだけど分からない。まさか男湯から女湯を覗くためにあるわけじゃあないだろうし。夫婦や家族で来て、風呂から上がる時間を合わせるために掛け声かけるためかなあ、と思ったりして。それとも通気をもっとよくするためかしら。
 うーん。わからん。
 というわけで、銭湯について調べること!
 ↑自分に課した課題です。
 


2003年10月06日(月) 風呂屋

 夜がぐっと冷え込むようになってきて、毎日の銭湯がほんとに楽しみになってきた。
 近所の銭湯は、ジャグジーあり、漢方薬入りあり、お腹や足に当てるボディジェット風呂あり、ラベンダーやミントなど日替わり入浴剤の風呂あり、でおまけに打たせ湯に露天風呂ときたもんだ。私が一番好きなのは露天風呂。星空見上げて熱い湯に浸かる。なんてったってこれ最高よ。次は高麗人参やトウキ芍薬の香りがいかにも肌や血行に効きそうな漢方風呂。湯が銅褐色であの匂いだから最初は「ん!」という感じだけど、もう病みつき。

 なんだけど、この銭湯は結構人気があって、銭湯にしては珍しくいつも混んでる。特に土日は常連客に加えて子供つれた家族が車でやってくる。自分も同世代だけど、レジャー気分で(いや、レジャーで十分構わないんだけど)小さい子供連れて入りに来る若いお母さん達(といってもだいたい30代)は概して銭湯の入り方のルールを知らない。
 土日の夜遅くに私が入りに行くと、浴室の入り口に重ねてあるはずの桶も椅子もなんにもない。人はさほど多くないのに。だもんでウロウロしてみると、カランの前に使いっぱなしでほったらかしの桶と椅子があちこちに。平日はそんなことないのに。見てると、私と同じくらいのお母さんが、桶を1人で3つも(!)使ってる。しかも、自分が浴槽に入りに行く時に、タオルを3つの桶につなげるにして入れて行く。自分が使ってるということをアピールしてるんだろうけど、誰も取らないって。つうか、なんで1人で3つも使ってるんだよ。子供の分は子供の分で別に確保してるし。で、一同浴室から出るときはカランの前の3つの桶と椅子、ほったらかし。
 この前その光景を初めて見た時はあっけにとられて何も言えなかったけど、やっぱあれはよくないよね。ああいうお母さんと一緒に銭湯に行った子供たちも、きっと同じように銭湯のルールを知らない大人になるんだ。
 今度見た時ははっきり言わなきゃ。
 今風のちょっと豪華な銭湯で好きなんだけど、人気がある分、他の銭湯ではちょっとないような嫌な気分も味わったりして。
 あたろーは銭湯にはウルサイゾ!


2003年10月05日(日) 強烈電波

 いろんな人がいて毎日びびりまくっている。

 先日、銭湯に行く途中で、ものすごく強烈な電波を発する人とすれ違い、しばしボー然となってしまった。
 背の高い30代?40代?位の女性?で、服装は銀と黒のボディコン!?(・・・死語・・・だけど)いや、宇宙服!?・・・なんつうか、映画「フィフス・エレメント」のゲーリー・オールドマンか紅白に出る時の美川憲一みたいな服装で(いや・・・もっと凄い、もう表現力なくてすいません)、顔は及川光博か編み物の先生(ほら、あの素敵な)に似た中性的な感じでお化粧ばっちり暗闇でも白い顔が浮き立つくらい、髪型はグレース・ジョーンズばり、いやそれ以上で、黒髪が20センチくらいの高さに皆直立してて、その人が人通りの少ない夜道ですれ違いざまに私ににっこり微笑んだもんだから、私はすっかりアテられて、い、今のはなんだ??宇宙人か!?宇宙人だよな、そうに決まってる!う、宇宙人だと思うしかないべ、あたしもとうとう頭イカレチマッタよゥ〜と、半ばショック状態で風呂屋に入ったのであった。まさかあの人(?)あの格好で電車に乗ってきたんじゃあるめえな、いや、やっぱUFOだよな。うん、電車だとしたら・・・他の乗客の反応はいったいどんなだったんだべ・・・と、湯船で考えすぎてその日はのぼせた。

 その翌日、おとといの金曜の夜、授業を終えて近所の焼き鳥屋でおばちゃんたちと世間話しながら飲んでたら、ひょい、と、その宇宙人(すいません)がにこにこしながら窓から店の中を覗いたもんだから、あたしゃ飲んでたホッピーをぶっと吹き出しちまった。
 そして、店のおばちゃんと常連客たちが「あー○○ちゃんきれいだよー」「きれいきれい」と声を掛けると、その宇宙人(?)は何も言わず、でも満足げに窓から顔を引っ込めて去っていった。
 私が少しコーフン状態で、「あ、あたし、昨日あの人とすれ違った、すれ違った」と言うと、周りの人が説明してくれた。
 あの人は男性で、駅前のフーゾク店の呼び込みをやっているそうな。ああやって毎日褒めてもらうために、帰りがけに焼き鳥屋の中を覗いて皆にアピールしていくらしい。。。
 ・・・宇宙人ではないということと、電車には乗らず歩いて帰ってくる距離だということを聞いて、あたくしはホッとしましたです。

 ますますこの街が好きになってきた。
 


2003年10月04日(土) 安全運転だぞ。

 やっと週末だぁ〜Y(^O^)Y
 ここんところ帰宅が遅くなって家には寝に帰るだけの状態が続いていたので、この2日間は開放感でいっぱい!!!
 ほほーい!どひゃひゃあああ! 
 時間を有効に使うぞぃ。

 先日、帰宅途中に交差点で信号待ちをしていたら、隣に立っていた熊のような体つきのおじさんの視線を感じた。やばい、この酔っ払いおじさんに話しかけられそうだ、と思っていたら、案の定話しかけてきた。
 「おねえちゃん、自転車で家までかえんの?」 
 「はい」
 「気ぃつけてねぇ〜ほんとに気ぃつけるんだよぉ〜」
 「ありがとうございます」
 「今行った店の女の子ね、自転車で事故にあってあごの骨折ったりして3ヶ月入院したんだって。そんなこと聞いてきたばっかりだからさぁ〜、そこにあんた見たからさぁ心配でさぁ〜」
 「あぁほんとにありがとうございます」
 「うゥんほんとに気をつけてねぇ。ほんとに心配だからさぁ」
・・・と、そこら中に響き渡るくらいの大きな声で、隣のおじさんに心配してもらって、ありがたく思い、安全運転で帰りました。
 
 おじさん、結構飲んだみたいでふらついてたので、「おじさんも気をつけてね」って言おうとしたけど、余計なお世話かもしれないので言わずにおきました。


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