死んだらええねん。最低な気分の中。俺達はいきしょうちんだった。 ちん、だけは漢字で書けるのだが、いきしょうチン。 タッタラー タッタラー俺は自棄になっていたのか音声を口ずさんだ。ちーん・チーン・チーーン♪しょうちん、しょうちん、チンガチンガチゴトヂチンッガチンチン、やちん・うんちん・ハントンチン、 ゴゴゴゴゴォシュゴオォい・き・しょーう、チーーンチーンチン、チンンンチチン、ガチンチン、シュゴーチチチ ガチドチガチガチチンチンガチンガ、ツクツクツク チキチキ。 ンガggゴシャチーーングチンチンチガガッちちンゴ『ギチン』ゴゴ、 |
今日はしめっぽくいくぞ。夏やけどな。 いつも通り、 死んだらええねんって感じのことしか言わないから、注意するように。トランス(音のきたない、粗雑な、ユーロっぽいやつの方)フリーク向け雑誌で 『ひゃっほー★ 等と浮かれたキャッチフレーズを、いかつい笑顔のギャルにハメてるページが あったのだが。『PUMAの新服着ただけでハシャげるような人種なんて死んだらええねん』って俺はいらいらしていたのさ。君はどうだ(How about you)?俺が子供を産んだら、少数・先住民族を不当に弾圧するアメリカ社会を治療することに使命を感じるような、素敵な馬鹿野郎を育てたいものだ。レイジアゲンストマシーンのザックだ、イメージとしては。ヴォーカルの人ね。彼は、メキシカンの血が混じった『チカーノ』(メキシコ系アメリカ人)だ。少数民族に関しては今も、不当な弾圧が行われていると言われる。一例としては、マリファナの所持・使用を理由とした逮捕などだが、マリファナ絡みでの逮捕者のうちおよそ9割が非白人・マイノリティ白人(プエルトリカンなど)だと、なんかに書いてた。うおお。マー君は気が狂いそうだ。 別に国際司法や国際経済に 堪能である必要はない。危機意識と、突破の意欲が必要なだけだ。それが無くては、30歳を過ぎたオッサンになっても、地元の実家でヤン車を愛でるだけの人生になる。誇張だがそういう感じだ。しかし、難しい。何が? この国では、余計なことを考える人種は必ずどこかで足払いをかけられるらしい。『将来は国連職員として活躍し、世界の女性の地位を、世界が保証できる方向へと導きたいです』などとテレビでギャルっぽい女が携帯のバカ重そうなストラップちゃらつかせてびちゃらびちゃら、びっちゃらがちゃがちゃ言わせながら、そんなこと言うたらよ、俺達は何て言う?『ハァ? お前みたいなアホ(っぽい)のが? ハァ? 無理やって、無理、正規店で23万くらいするシャネルの微妙に日本だけ限定っぽいけど西欧人は誰も買ってなさそうな微妙なカバン持ってる時点で何か間違ってるって、アレやろ、男に買わせてんのとちゃうん、絶対おとこやって、こんなん将来、お水やって男に貢いで終わりやって、お前になれるなら俺でもなれるわ国連職員、アナン事務総長の夢や苦悩がお前に理解できんのか? その。それ、そのヤンキー好みのハイビスカスのストラップを愛しそうに指でくるくるしてるお前が!???』等としけた悪態を突くのが常なのだ。へんにリアルですまん。くそっ。マー君は全ての懺悔と苦渋を込めて日記を書く男です。奇麗事は一切なしだ。俺はたたかう馬鹿なのだ。ダー。●メテオー。ズガー。2344ああああ が やられた!初期F.Fを舐めたらあかんで。 ●フレア。バパパパパパ。2102ええええ が やられた!やっちまえ |
パンゲアが俺を襲い、バラバラになった大陸片が、俺を打ちのめす。 May I say to you "I miss you" ? うさんくさい 波動 まきちらし ても たいようにめ が眩ん でめくら でも あたい は 感覚 が すき。 ただあ たいは感覚 がすき。 |
ヒルガオが怒鳴った。 長野県に帰る、帰ります、もういいです、帰ります。アッシュが彼を引き止める。『甘えないで。実家に戻って何をするの』 ヒルガオは泣き顔で泣き言を垂れる。まるで7歳なのにおむつの外れない子供のようだ。しかしオートマ限定で免許を持っている。つまりもう大人だ。なのに集客力の皆無に等しいクラブイベントのオーガナイズばかりやってて収入が無くて甲斐性なしで、自分でも不安なのだ。 『アッシュ、僕は 実家でかんぴょうを作る。それが全てになるだろう』『ふざけないで、ヒルガオ。それはうそよ。長野県に そんな地場産業は無かったわ。どうにもならないのよヒルガオ』ヒルガオは泣いた。 |
雨降り注ぐこの世に、無数の想いが胸に去来する。 ○なにしてんのよあんた! ●いや、規制緩和。○ベルト緩めて何脱ごうとしてんのよ! ●はやり じゃないん? 強い酒、飲ましたり。 ○あんな(スーパーフリー)の真似したらあかんマー君! ●国会議員のえらいのが、 「集団レイプする人は正常に近い」って、言ってたんやけど、あれ、どうよ。○マー君のアホ! チャック上げて! もうはよう ズボンはけやお前!マー君あんた緒方貞子を尊敬してるって言ってたくせに、ただのアホやん、だから腰とか振らない!!ほんまのアホか冗談か、わかるようなことをしてよ。も〜〜〜。●酒飲ませてレイプか。げんなりするな。トイレから帰ってきた女の子が泣いたりしてるのを想像すると、こう、胸が痛いな。あっ痛い。くそっ、痛々しい想像が、理性や自我を侵食してくる感じがするわ。 あ〜〜〜想像であたまが繰るってしまうのを防ぐ為に、現実に移さねばという心的規制が。はたらいて、ゴッホみたいに、耳を切り落としそうな、そんなかんじが。○マー君のアホ! 村上龍(エクスタシー、インザミソスープ)の真似とかほんまにせんでいいって! もっと賢くなってよ、いらいらする! -------------------------------------------------- う〜。あきT君、Eぐちさん、また音を鳴らしましょう。ベンベコベコンベコンベコンコン。ガガツガツガツガチチガツガチチチガツ。 パピ〜〜〜〜〜〜〜〜。まだまだまだまだァァ!! 民族音楽、音響などが、俺を呼ぶ。よばう。ああ、おかされる。ううが。定常状態のアレをナニするとコレして、アアなる。それがピーで、俺のちピーは ピピーー、ピーーーー、せピーーーーーーーーーーー。ッピーーーーーー。夜明け前は気温が下がる。温めてくれ、俺のちピーーーー。もう禁句で失礼。うずうずしちゃう。こんなことばっか言ってて、果たして将来、俺が死んだ時とか、通夜を催してくれたりするのかいなと、多少気になりました。してよ。そこの君、来てよ。なんか金とか包まなくていいから。アメ車揺らして、ウーハー鳴らして、暴れながらでいいから。みんな来てよ。あのね、俺ね、最近さみしいの。わかるでしょ? さみしい。もうあかんーー。ウワー。 ・・・そうだ。 レモンは農薬の塊だ。 そうとは知っていながら・・・口にしてしまう。 そして全部を食べきれることはない。 ほんの少量を舐めるだけだ。 恋愛は時にそれに似ている。オンナゴコロはいつも遠く、先輩の失笑を買いながらも、俺は日焼サロンでチンポを焼いた。生殖機能に明確な障害が出るまで8年だ。テレビで物知り博士がメガネを揺らしてそう言っていた。間違いない。ジブラを聴いたら泣けた。間違いない。 |
今宵は宴でした。酒と、焼きそばを頂きました。 そして、ノイズをしました。 断片的に思い出される記憶を書き留めて。 ○生肉を包丁で切り分ける赤い服の女性。 ○トウバンジャンと味塩胡椒をそばに振り掛ける。 ○小エビは生では食べられません。 ○鉄道研究部のティッシュを借りて汗を拭いた。 ○焼きそばにはソースを掛けるのが基本。 ○民族楽器の数々がうなる。ドンコドンコドドdンンドオンン ○そばが、からい。 ○かき氷を作り続ける女性。 ○ミルトンは濃縮5倍。もも・レモン・りんご味。 ○トークの重低音を奏でるのは『美味しんぼ』の話題。 りょうぞう君を殺せ(←料理修行見習のくせに、煙草を吸うような輩。冬実さんが死にかけてるからって、そんなに苦悩すんなよ。なあ) 今の海原雄山はサイボーグだ。 ○新入生が、河合塾大阪校の出身だったので、全共闘世代の講師についての話が久々に出た。こわい古典の先生など。 俺は静かにそばを食った。キャベツを食った。ラララ。あついな。蚊が多いな。太鼓が俺達を呼んでいる。アフリカの大地が見えそうだ。 地平線!お前は何故に、遠く彼方にしか無いのか?俺達は民族楽器をめいめい、手に取り始めた。そしておもむろに、それを鳴らし始めた。 ノイズがリアルタイムで生起する。ドンガドンパンパパポンポンガポンポンンポンガ カチカチカチカドチカチチカドチカドチドチドチ ゴカァダダダダダdンアダッダダダダンdナダナンンダナン フィーーーンフィーーーーーーーンヒュンヒュンヒュン 俺は割り箸で空き缶7,8個を叩きに叩いた。カツカツカツカツツツカツカツカツカッッツカッッツ。ドカドカカッァカカ。ペットボトルを手に取って、床に叩きつけ、その力加減や角度を変えては、音の生成変化をつぶさに捉えた。 ああ。全ての雑音は一つとして、同じものは無い。 あらゆる物体同士の力の遣り取りが、ノイズとして、色彩化される。 雑多な、グシャ、とか、ゴカン、とか、文字化すれば全部同じだが、訴え掛ける音質、衝撃、伝わり方は全く違う。生き物や、人間の言葉のように、物体のノイズは千差万別だ。 そして、それらが同時多発的に、一斉に起きると、もはやそれは音楽だ。俺達は汗を流して全ての物体をぶつけ合った。回転中の扇風機に誰かが異物を差し込んだ。モーターの規則正しい駆動が、とてつもなく整然とした 「ヴィーーーーーン」というノイズを奏でる。いびつな轟音のうねりにそれがきちんと透ってゆく。ノイズは確かに生きている。生物であり、意思疎通であり、物体の深遠だ。今も、近所の駐車場でアホのヤンキーがロケット花火を、パンパン言わせている。それは全く ノイズではない。アホだ。意思疎通や、物体の宇宙性、不確定性を無視した、子供じみたエゴの結果として出た無神経・無精神な雑音は、全く生きてはいない。生まれた瞬間から既に死骸だ。俺はアホが嫌いだ。せめて価値ある音や衝撃を生み出せるに足る人間になりたいと願う。皆、また音を鳴らそう。唯一無二の、絶対言語へと向かえ。ビバ・ノイズ。人間が一個の物質と化し、ただの物質が精神へ転化するという突発的で、見過ごされすぎる瞬間事故、それがノイズだ。おお。俺はこの手に何を持とうか。皆、また音を鳴らそう。いい夜だ。コア。 |
つゆ ちゅうう ちゅうううう チュー。 |
ラララー。 つまんないから けしたー。 ラララー。俺は俺に対して御立腹。 畜生どうした、日本刀で 和牛を切り殺すぐらいの暴力をさあここで、やれ、やるのだ。 うしーーー。 あかんカタナ折れた。 負けました。マー(あだな)でございました。 なあそこの君。なにかおもしろいことは無いのか。どうだ。ぶっちゃけどうなんだ。こう、肝硬変でかたーくなった中年男性の肝臓が、 ほぐれて柔らかくなるような、そんなおもしろいことは。無いのか、そこの君。なさそうだな。そうか。箱に、毒の出る装置と、生きた猫とを、1時間いれておくということについて、考えてみよう。毒出装置は、1時間に50%&50%の確率で、 猫致死量の毒を出す・もしくは何も出さないとする。この装置を暗幕でブラックボックス化し、観測不能状態にする。開始から1時間後、箱内部の猫はどうなっているか。これについて、実際に外側の封印を解かない限り、猫が死んでいるか否かは、確認できない。生きてるか死んでるかの、必ずどちらかの状態に、同確率で転んでいる筈なのだが、はい、中の状態が確認できないので、状態が確定され得ることがないんです。はぁ。 直接観測ができない事象に対しては、このように、 状態を確定させることができない。いや、当たり前過ぎて、このへんどうふざけていいのか解らないくらいに、当たり前な話なんで、私も困ってます。中を覗くな、箱を開けるな、外から猫いじるな、エスパー呼ぶな、そんな条件を前提にするなんて 『判らないままで、判れ』と無理難題を言っている訳です。そんな無理難題が此の世の、宇宙や素粒子の話になると、ありまくって、人類は脳から煙を吹いています。フシューー。その不確定性を、それはそういうものだとして、認めてしまおうという話が、世の中にはあります。宇宙論や量子論ですね。宇宙の一生とか、重力や光の構成要素とか、そういうのを、調べるのに。使う。んです。 自信ないなあ(怯)。大体これ、何の話だよ。題名が放置プレイされとるやん。まあええわ。それで。ェー。それで、不確定性原理の決め台詞が、さっきのネコに関してですが、『死んでいるが、死んでいない』という、気の狂いそうな記述です。まだ箱開けてないし、全然判らんし、死と生のどちらに向かうかは確率半々。両方の可能性(ネコの死と生)が同時に並存している状況です、という、訳のよく解りそうで全く解らない理論です。ああ世界の真理が。多世界解釈。自我は分裂する一方です。ねこーーー。これは直接、観測ができないものを相手に方程式を立てたりするために、必要な考え方です。超々微小な粒子の性質や運動を調べる時など、光を強く当てれば当てるほど、光の波や粒の力によって、ターゲットが邪魔されて、正しく観測できないという事態に陥ります。 光は一応、エネルギーの流れです。無の存在ではありません。他物質の質量に干渉しまくるらしいです。真空・闇の宇宙で、超強力な懐中電灯を点けっ放しにしておくと、光粒子の流れが活性化されて、懐中電灯が少しずつ動らしいんです。ジェット噴射の理屈で。光やばいです。見たことは無いです。誰かやってみて下さい。シュゴーー(光の音)。 クォークや反電子ニュートリノ(見たことありません)あたりの超極小物質に対しては、光は川の流れのように、なんか要らん作用をしてしまうんです。それで、直に観測できやしねえから、思考実験とかをするんです。はあ。疲れます。このあたりまでは全部、本当の話です。大学の哲学系で習います。素粒子を捕まえよう。 |
私は弱くなった。 正直に言おう。 常に誰かに傍に居て欲しい。 独りが厭だ。 常に誰かの傍に居たい。 私は弱くなった。格別にだ。 好きな人が出来た。 それだけでもはや、恐竜の歴史とか、 古代のクラゲの進化形態とか、スーパーマンの性癖とか、どうでもよくなってしまった。世界が違う物になってゆくのは初めてではないが、ベレー帽と少女に関するなんともし難い記憶だけが、太陽より強い。ううあ。これは混乱している。私は弱くなって、米も、作れず。 |
ちなみに今日は、 『ポストモダニズムの有効性』と『アラスカのハンター・グリズリー』とを合わせて混ぜて読む。 |
私はもうどうでも いや、もうそういうことも、言うべきじゃないし、でも・・・ 仕方が無い。叫ぶか。 ちんこーーーーーーーー!!!寝ます。おやすみ。 |
ノイズはただの雑音ではない。私が物心ついた時には、南極の空に巨大なオゾンホールが空いていた。私は一人でメルツバウを聴き、荒くざわめく心を、ギザギザと掻き立てては慰めた。 エレクトロニカの驚異と真実。地球温暖化の痛みが、この胸に沁みる。ああ。いやっ。ううん。いや俺は真剣に苦しんでるので。そこ、君も悶えなさい。ううっ。はぁっ。っあっ。苦しいよガイア。何なんだよ複雑系って。畜生ガイア。汚染してやる。うそだ。やらないよ。ガイア。地球を愛するのは困難だ。実感できない。どこに地球があるのか。自分がどこに存在し、生きているのか。それを実感できない。真に意味あるものは何処にある?ちんどん屋の後腐れ。人生皆不埒。地球を守ろう。石油を使わずに核ばっかり頼ろうよ。臨界事故を恐れるな。ウオー。東海村に続け、世界各国。・・・話を戻そう。日増しに文章が難解になるので、実際俺も疲れる。はぁ。ひたち。ひたち。インスパイア・ザ・ネクスト。頑張れ俺。新しい時感覚への目覚めはノイズの衝突や勃発から始まる。ノイズ、それは分類不能な奇跡だ。 空き缶を足で グシャと踏み潰す時と、ブロックを落としてゴシャと押し潰す時とで、当然その音や響きは異なる。グシャや、ゴシャを、繰り返しては、最もピン、と来る瞬間を探していた。無限の中に、確実な有限が在る。私はそれを確信した。その割に投げ遣りで、よろしくないと思う。頑張れ俺。まだいけるぞ。全てがカチッとハマる瞬間、その刹那へ向けて。毎日毎日、同じような角度で太陽が落ちてゆく。夕焼けに照り映えるアルミ缶は、次々にいびつに凹み、太陽光が乱反射を続ける。 いびつ、それこそが全てだ。予定調和を超えろ。予期されたシステムの45度斜め向うを狙え。そして、軽やかに逸脱せよ。私は小学校のプールに、ウンコ入りのオバサンカバンを投げ込んだ。それは沈殿した。白く丸い固形塩素よ、それを何とかするがいい。ウオー。エンソー。レディオヘッドも、ベックも、ビョークも、私の鼓膜を何の抵抗も無いままに通過した。 黒いものが欲しい。一人で病院に行くのが普通になる歳の頃から、何かが大きく変わり始める。再骨格、臨界目的地、歪曲射精、ハンダ検定準2級。イオン。虚脱。ゴー。ゴゴー。黒い処女。ゴゴゴォオオオオ。破壊的な気配。防衛と虚脱の感じ。 私は思考が停止する。ああ。夕焼けを見ながら虚脱。明日を待ち望みながら床の間で虚脱。風呂場の隅でいつまでも虚脱。人生の至る所で大切なものを放り出したまま虚脱。アミノサプリ飲んどけ。 私が暗黒系処女を求めるのには理由がある。清冽にして、強靭。無限にして、 恐るべき限界。黒くしなやかなカオスの縁が、美しい黒髪のようにしなりながら、音にならないほど小さな摩擦熱で、世界を擦りゆく。今この瞬間にも私は、己の言葉と、遠い記憶との衝突事故を待ち望んでいる。新しいノイズがまた生まれる。私はそれを言葉で繋ぎ、世界の稜線を描く。量子論が崩れ、新しい次元が生まれる。暗黒系処女。実験に次ぐ実験。そして攻撃と回復。渇望、傑作、明日の天候、神秘の再構築。それらが無理なく、私達の身に対し、等身大の音量で現れる。イナフ・グレイト・トゥ・キープ・リビング。 未だ見ぬ、ありえない瞬間との、衝突事故を、私は望んでいる。日本はたった今現在、改革に取り組んでいる真っ最中だと言うけれど、それは何処で、どのようにして、可視されるのか、私には解らない。ドリルの音が聴きたい。アルファロメオの光沢を見たい。疾走するうちに微細な砂粒で傷付く。 また新しい音が生まれる。それは聞こえない。譜面付きの音楽とは訳が違い、決して定型的可聴のために作られたものではない。初めての恋愛感情と同じ。突発的な衝突事故として、ノイズは私達に現れるのだ。だが収録は可能だ。その出逢いをハッカーのように、そして恋人のように、私達は待ち望む。アンダーグラウンドが口を閉ざす。私はこの皮膚という皮膚に、処女膜を感じることがある。何処にも明確には所属しないが故の、葛藤と無知。曖昧な自我は処女膜を形成する。ノイズはイドラにもエスにも関係無く、ありきたりな日常で不意に、毎日を織り成している時間感覚そのものに、突き刺さり、新しい記憶を現像する。 |
writer*マー | |
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