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2nd stage第2章の始まり・・・
Rois38



 一緒に居るということ

理由を探していた
貴方を嫌いになってしまおうと…
逢わないでいたら、いつかきっと忘れるから

でも。私が不機嫌な理由はどうしてなのか?わかっていたよ
嫌いになる理由など、どこを探しても見つからないから

たくさんの思い出が苦しくて、なぜかうなずけなかったあの日
見えないふりをして強がってみた
何か物足りない、時間でも平気だよと笑ってしかめっつらしてた

もしも運命と言う言葉が私を支配しているのなら
見えない細い糸でいい、あの人と繋がっていたい

貴方が私に教えてくれたあの言葉がもしも本当ならば
貴方の言うとおり、後悔はしたくないから・・・・

涙で前が見えなくなっとき、そこから私をみていてくれますか?
不安で押しつぶされそうになった時、そこからそっと私のことを見ていてください。

今貴方に伝えたい、一緒にいれる喜びを

2006年06月19日(月)



 切符

50cm前を歩く貴方の背中…
引き寄せる手がいつも当たり前にあったから
あたしは、迷うことなく歩くことが出来ていたんだね。


手を離したのは あたし?それとも貴方?
ずっと考えていたけれど…そんなこともうどうでもいい
また手を繋ぎ合わせることが出来るなら

ただ過ぎてしまった時間を感じながら
それでもその時間があったから
素直に自分の気持ちを認めることができるんだ

涙のわけはよくわからないけど、抱き合えば伝わってくる
あたしの中の奇跡を信じたい

少し手を伸ばせば、変わりなくある優しい手
たとえ貴方が離したとしても、もうあたしは離さない

貴方のポケットには、同じ行き先の2枚の切符
二人を重ねて、いつかいったあの場所へ
あの時見れなかった、星空を探しに行こうよ



2006年06月18日(日)



 魔法

その時魔法が解けて深い眠りから目を覚またら
あの時と同じような空気があたしを包んでくれてた

ここがあたしの居場所なのね?
張り詰めてた強がりが、弱音に変わったとしても
深い眠りの中で、見た怖い夢
現実にならないようにと密かに祈り続けてた

静かな時の流れの中に、何が隠されているのか
知りたい分だけ、不安になった

2006年06月11日(日)



 メロディ

私の音から、唄が消えた頃
頭に残るメロディを指先に伝え
それでも、憧れていたあのシーン

いつかの夢など、もう叶わせようと思いもしないが
そんなことを夢見ていた頃、私は一番私らしかったのかもしれない

今は何のために?
今度は何の為に?

昔も今も自分のためだけに
伝えるしかない

空気の中に音を探して

2006年06月04日(日)



 時間

長い沈黙が空白の時間を作ったとしても
穏やかな時の流れと共に、埋まっていくものだと
信じていた。

いくつもの思い出が苦しい夜も
泣かないように、嘆かないように
強がりばかりで言い訳していた

いい加減。認めなさい

貴方は一人です

止まった時間などなくて、常にあたしの時間は
進み続けている。

恐れることはない、時間はあたしに関係なく進むものだから

2006年06月03日(土)
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