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■ 分身
酷く傷ついた体をあたしは眺めていたね どうしてこんなことになってしまうのかと? 神様を少し恨んだ
貴方の心の叫びがこの手のひらに 溢れて・・・ひとしずく 涙になって零れ落ちた
そんなに苦しいのか? なら、すこし逃げてもいいのにね
貴方は決して逃げようとはしないね どんなに傷ついても・・・・・ きっとすごく勇気があるんだね
なのに、貴方は泣こうともせずに 笑ってみせるんだね? あたしが変わりに泣いてあげる 貴方の悲しい分まで・・・・ あたしが変わりに、傷ついてあげる 貴方の分まで・・・
雨が急に降ってきて、傘もささずに 駆け出した、貴方を止めることは出来なかった
それは貴方にとって、掛け替えの無い分身 あたしによく似た、貴方の分身
2003年06月28日(土)
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