旅の記録 栗本薫「第六の大罪――伊集院大介の飽食」 |
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2006年09月14日(木)
えーっと12日9時起床 12時博多駅 13時門司港 13時30船で下関へ 歩いて海饗館を眺めつつ 下関駅へ 14時44分発萩行きの電車に乗ろうとするも 到着18時と言われる しばし考える あっちに行ってから民宿かホテルを探そうとしている 行き当たりばったりな旅だから さすがに暗くなると危険だ もちろん野宿はOKだがせめて寝るところの下見ぐらいはしたい と、ホテルが無くても大丈夫という前提で行く先を決める あ、川棚近い!たしかあそこも何にも無いな。 雪舟の作った庭があったな。でもそれぐらいで温泉温泉♪
切符を交換しようとするも 前に居た兄ちゃんが下関からなるべく早く名古屋まで帰りたいと おっしゃっている。小倉まで戻って云々と話し込んでいるうち 山陰線のさっきのやつが出て行った。 次は15時37分。 まあ、いいか飯食おう。 んーちょい暇だ。下関散策。 横断歩道というか歩道橋が多いな。小倉も多かった気がする。 ふぐが街中にてんこ盛り。 マンホールのふたもふぐだ。 海峡警察のマークがふぐだけど敬礼してる。 かわいい・・・。
さて、川棚へ。
だんだんと人家が少なくなってきた。 3駅ほど過ぎてからほぼ人口密度が10分の一ぐらいでしょうか 減っていきます。 えーと、着いた。 どこにしよう。ううん、あーもう選ぶの面倒だ。 看板に書いてあるのでいいや。 ・・・・・。 川棚グランドホテル? どーしよう、民宿探すか?いやまて、たまには普通のホテルも。 いいやとりあえず電話しよう。 16時半。 今から一人夜飯付きでOK? さー、いえすさー。 今から車で迎えに行きます!さー。 断る前に決まってしまった。 歩いていこうと思ったのに。 雨の中2キロぐらいなら散策するのにちょうどよいと思ったのに。 そんなこんなでホテル着。 二人部屋和室12畳にひとり。 応接間で本を読む。16時40分すでにビール。 飯を19時にと伝える。 17時風呂に行く。 戻ってきてまたビール。 ねる。 起こされる。 19時飯。 一人で食えない量がでる。 でもきちんと食ったよ、結構上手かったもの。 ただ、「大きな部屋なのでお一人だとさびしいですねぇ」 と言われちょっと悲しくなるも 「まぁ〜行き当たりばったりで来たらここだったから 文句は言えませんよ。まあおいしくいただきます」 と言い返す。 配膳の人がでていったあとあまりにも音が無くてさびしいので テレビをつけてみる。 普段見ないので旅行先では時間の確認のときにつける。 今回は音のため。でももっとむなしくなったので消す。 窓を全開にしてみる。 ああ、虫の声と風と雨の音がする。 これいいや。 20時飯片付けてもらう。 風呂に行く。 ビールのむ。 ちょっと休憩。 ビール飲む。 風呂に行く。 ビール飲む。 ビール飲む。 ビール飲む。 24時寝る。 7時におきる。飯を食う。そのまま風呂へ。 8時半風呂にもう一回いく。 9時チェックアウト。 10時に電車が出るのでまっている。 車で送ってもらう。 博多駅着13時半。
記録をつらつらと書いてみたものの。 風呂に行って一人のときが5回中3回。 やはり人が居ないのは楽しい。 本も2冊未読のものを持っていったが ストックがなくなり手帳に小説を書き始める始末。 ま、何もすることが無いというより 何もしたくなかったというのが正解ですか。 本を読んだこと以外自主的にしたのは ビールをのむと風呂に入るの2つだけでした。 あ〜贅沢だった。
------------------------------------------------------ 栗本薫の新作はあまり面白くなかった。 まあ、旅先なのでかなり集中できたので異常に早く読み終わった。 ------------------------------------------------------ 夜中酒を飲みに行こうとするも 周りにある店が閉まっている。 当たり前・・・・・・。 部屋の酒もなくなった・・・・。 それが残念。その代わり朝起きても気持ち良いのなんのって。
帰り川棚温泉駅で待っていると ばあちゃんが居り「汽車きたかね?」と聞かれ 10時33分だから後5分ぐらいですねぇ と答える。 疑問な所は汽車。やっぱり年寄の方は汽車だよねぇ。 また、下関はまだ普通に聞き取れることばだったけど 豊浦(川棚温泉)あたりでももう違うのでした。 下関から駅7つ離れてしまうとかなり面白い話し方になっている。 まあ、萩にいけなかったのは残念。 本当は津和野だったんだけどいずれも残念。 草加玄瑞とかの家があったはず。どっちにもいって帰ってきたかったけど今度行くときは朝早くから山陰線を使って出雲までいってみようかなぁ。 なにしろ山陰線は物悲しいです。 冬とか特に良い感じかもしれない。 つくづく俺はひとりが好きなのかと感じたが 酒を飲むときは一人だとやっぱさびしい。
かわらそばは飯の量が多くて結局食べれなかった。 残念ですって? いいえ、次の楽しみが出来ましたわ。
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