嘆息の記録



映画館「不撓不屈」

2006年06月30日(金)

高杉良原作

おそらく実話を元にした映画と思われる
また、原作があるので映画化にもっていくには
楽な方向だともいえる

映画の内容は簡潔にいうと
中小企業に税対策として教えていたことが
国税庁の目にとまり
あらぬ疑いをかけられる
当時のもろもろの事情により脱税容疑をかけられることになる
そして主人公「飯塚」(滝田栄)は屈することなく
7年もの歳月を戦い抜く

と言うお話です

感想はざっと書きますと
人間関係は自らが望むべく方向で形成されていく
モノではないのだと言うこと。
本人の行動が周囲の人をひきつけてそれを構成していくのだ。
如何にその人が信を置くのに値するか。これが無いと人は集まらないと思われる。
また、家庭にも信は発生しない。如何に愛すると言えど伝わらなければまったく持て意味が無い。さらに言うなら
伝えようとしても理解されなければしてないことと同義になる。すべてにおいて理解するかされるかそれこそが信を置くべき基準であり、人の中で核となるものなのだと感じた。
完全な点での理解は不可能だが理解する努力と信じる力は
だれにでも存在するしそれを見限ることも可能だ。
いろんな人がいろんな場面でめをつむるが
それこそ人の生き方だろうから、どれが悪いともいえないし。

主人公はそれらに関してはほとんど感じていないように思える。己の信じる誠を忠実に守りながら
そして人をだまさない、自分に正直であるように生きている。
だからこそ、かれの周りには無意識にその要素を満たしているからこその友人、協力者があつまり支えられていく。

自分に有利な状態でもそれがいままで自分とかかわりのあった人に迷惑がかかるのであればあえて利用もしない。
劇中「彼・・・らしいねぇ」といわれるところなど
うなずきっぱなしだった。

人の私利私欲はあって当たり前だ。ただ、それが全部が全部私利私欲になっているなら人として終わっている。
私利私欲はまず先にあるもので、その先には誰かいる。
それを見据えたとき、自分以外の人がどうなるのか
それをよく考えて行動しなければいけないのだ。

唯一の泣き所
息子が父親に手紙を持ってくるのだが
内容が冤罪になりそうな父親を信じ続けると言う
内容なのだ
「〜自分はお父さんの子です。お父さんはいままで嘘をついたことがありません。そして僕たちもそれを知っています。
だからお父さん胸を張ってください〜」
とか言うことが書いてあった。
瞬間時が止まった。
涙の流れ方がゆっくりになった。
親がここまで信じてもらえるなんてなんてすごいことなんだろうかと。


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非常に残念だったのは
映画館内俺を入れても8人しか居なかったのに
足を前の座席に投げ出しつつ
笑いどころでもないのにさらうやつが居た。
あたかも原作を知っているのだろうなと言う見方。
事あるごとに笑うのだ。セリフ毎に。
しっているなら、そんな見方をしに繰るなら見ないで欲しかった。
笑う映画でもないのに。
悔しかったので、映画を見つつそいつの観察も始めた。
こいつどうでもいいところで笑うくせに
主人公が

「私はまちがったことはやっていません。
やっても居ないのにやったと言うのは私に死ねというのと同じことです」
と言った時こいつ止まりやがった。
なんだおまえ?
興ざめだよなあ。共感もできないところもたくさんあるだろうけどマナーも守れなくて、自分の中で共感があるところは
だまるなんて。
まあ、俺が行きたいのはあまりやっていないんで
ある程度そういうのは覚悟しているのでいいのはよいので。
まあ、今度見つけたら直接何か要ってやる

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エンディングテーマがすっごくかっこよかった

久しぶりに家族愛でないてもうた。
よかったです。
地味なんですけどね・・・・・。
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次はウルトラバイオレットです
たのしみなり
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今日は棚卸でした。
9時10分には終わった
らく〜



ブラックジャックによろしく 精神科編

2006年06月29日(木)

やばいっやばい

漫画でこんなの書いているのがやばい
いいのか?????????????????

よくなる心
支えあう心
それはあるのか本当か
愛ってなに?

寄り添いあうこと
支えあうこと

信じられること
あるってことは本当か????

精神は肉体をささえているのか?
だれが救ってくれるのか

医者はただしいのか
本当なのか
そして
寄り添いあう人間たちは本当なのか?

俺たちは
本当か
何が本当か


autechre「INCUNABULA」

2006年06月26日(月)

300枚ほどのCDをあらかた処分した跡で残ったのは
1994年あたりから聞き始めたテクノ系

本棚とCDラックに関しては1年以上触らないのは
捨てるか売るかあげることにしている

そんで家の本棚は1つになりました

物を集めるのは一時辞めると言うか
買うけど多分人にあげるんだろうな

出会いを求めるのは必然なので
買ったり借りたりはするんだけど
こうも昔のものが俺の脳にしっくり来るのは
このときがよかったからではなくて
これにめぐり合ったからだと思う

そんなこんなしながら
俺の本棚は出会ってよかった、そして俺の心を充足させるもの
それのみしか入らないように設定した

筋肉少女帯とかテクノとかは音楽ではそうなのです
そしてほんとかも乱歩とかラヴクラフトとか
栗本薫のグインサーガだけとか
(これに関しては100巻以上有るので今の本棚)
漫画も今多分20冊ぐらいしかなくなった
すっきりした分厳選したので後悔はない

新巨人の星とかのこしててもよかったけど
内容大体覚えたからいいや

このニッキに紹介したやつもほとんど無い

でも出会いは出会い
そしてこの電子空間に記録している時点で
無くなってもいいというサインだ

本にしても燃えてなくなれば一瞬だ

どうやって残っていくのか?

それはすべてが消滅に向かっていくからで
俺たちはそれに抗う術はない
ただ、記憶によってのみ後世に残りうる

誰かがその本をずっと持っていたからとか
偶然が支配する世の中

気が付いているのなら目をそむけるな!

音楽だって人づてでしかほとんど残らないのに・・・
いまでこそCDとか音源はあるけど
無限じゃない

あるレコード会社が核で消滅すれば
本当に無かったことになる

20世紀少年なんか読んでて
そんなことを思ったよ

あ、20世紀少年も売った。
新刊が出たら買うけどねぇ。

人によっては無駄な投資だろうけど
出会いは努力しないとあえませんから
あ、買うよりネットカフェに行ったほうが??
いや買ったほうが身になるよ
だってお金払うんだから
だから専門書で5000円とかするのはさすがに図書館で
借りるけどそれ以下なら何とか買います

それが俺なりの自己を高める道なのだ


山上たつひこ「光る風」

2006年06月25日(日)

久しぶりにダークサイドな漫画だった
このひとはガキデカで有名な人なんだが
この漫画に関してはかけらも感じられない

しかも作成年月日がほぼガキデカといっしょというのが
またすごい
反戦漫画でもなく
思想漫画でもない
いわく、不条理漫画である

この後ろめたいと言うか
前に進んでも何も無くなったという感は異常に
薄ら寒く希望がなくなる
どの結末でさえそうなるかもしれない内容だった

人にはそれぞれの生き方があるが
この漫画の中でもそれぞれの個がいきている

そして思想の波にもまれ
その時々、世相にもまれ
変わって行きそして死ぬ

さらにどれも正解とは思えないまま
漫画はおわる

救いが無いとおもったけれど
そんな世の中にしてはいけないという
作者の希望はある程度読み取れる

さて、この作品では
希望が無い代わり
面白がる部分が結構ある
作者の作家に対するオマージュが随所にあるのだ

パクリでなくてオマージュだと思う
小説家の話で面白いところとか印象に残ったところとかを
漫画にしてる

これはもとが文章なので作者なりに映像化したのだろう
芋虫の部分などはすぐわかったし
日本の黒い霧などの引用などはにやりとさせてくれる

どんな意図で書いたんだろうか?
今ちょっと酔っているので

正確な明言を避けるため
ここで筆をおく

よいどれにもかなり衝撃的な漫画だったことは
強調して置くべきだと思う


ちょっと今日はかなり酔って仕事したよ

2006年06月24日(土)

今日は朝5時過ぎまで焼き鳥屋に居た
たしか10時ぐらいに店に行ったので
7時間ぐらい居た計算になる

で、家にかえったのはバイクにガソリンを入れて帰ったので
5時半から6時の間
帰るとママンがおきており弁当を作っていた
8時半に起こしてくれといって寝た

おきて風呂に入って仕事に行った

さて、そのままですから仕事中自分が酒臭い
で、まだ酔ったまま
いろんなことが緩慢だった
カード支払いでのカードを返し忘れたりとかもう大変

何とか乗り切って、昨日は面白かったですと
ビールをまた飲みにいって今日はすぐ帰ってきた

さすがに前日3時間、で、今日2時間しかねてないと
体が結構馬鹿になる

それに酒は一時もういいだろう
とか思っていたが
これを書いている今もしっかりとモルツ片手に記入中

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人の体にはそれぞれ合う合わないと言う形で
それぞれ相性のいいアルコールの種類がある
これは絶対!
ちなみに、自分は発泡酒と焼酎
のんでもおいしくないのですぐ眠くなる
ビールだとなんとかいけるけども
生でもやばい店はまずいのでやだ
後ワインはすきなのに白はあんまり体に合わない
赤はかなりすき
スプマンテはいいですね旨すぎ
そういえば昨日この言葉が出てこずスプモーニと言い張っていた気がする

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「天使禁猟区」6〜15

最初から続く天使とか悪魔やらの話
天使と言えどもこんなのだったらやだなあと思う

逆に悪魔でもこんなんだったらべつにいいかぁとも

結局は愛だ


「間宮兄弟」

2006年06月22日(木)

今日見てきた映画

きっかけはキャストの塚地

見た感想を率直に

許し許される関係は普通はありえないから
あるだけで貴重なモノ
また、恋愛によってそれが崩れるわけでもなく
それからまた幸せは持続していくことだろう

間宮兄弟は恋愛に関して特に成功も無かったし
運が良かったわけでもない
それでも普段の生活を大事にして
日常を拾い集めて楽しく暮らしているから
他人から見たら不幸かもしれなくても本人たちにとっては
とっても幸せなのだ

やることなすことすべてが納得の状況で
間宮兄弟のやることはとっても共感がもてる

対照的にいる姉妹のあり方も面白かった
彼氏がいながら間宮兄弟と遊ぶ
それは多分姉妹たちにはそういうのは来ないだろうという
悲しい非恋愛対象なのであって遊べるからでそこがまた
もててないけど
それでもいいんだ
というか何が悪いんだろうかと言う気持ちになる

だから人を見る目をもっと確かにしないと
と思わせてくれた

特に悲しいシーンがあった
多分くすっと笑うところかもしれないけど
IPODを見せるシーンは悲しすぎた
そんなの理由にするか?って

それでも行った行為は無駄にもなってなくて
結局いろんなことにつながっているんだと
やっぱり確信がもてた

そうでないとつまらないし
そうでないわけが無いのだ

誰の行動でも何かにつながっているし
やったことは無駄にならない
だから誰でも生きている希望はあっても見るだけでも
どんなにつらくても前に進めると思う。

もてなくてもぜんぜん大丈夫なんだよ〜

って感じのお母さんの言葉はいいよねぇ

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映画と漫画は結構旬ってある
本はそこまでない
絵があることで時代の文化世相がすぐわかるからだ
文章のみだとはっきりとそういうものが書かれていても
想像でどうにでもできてしまうからだ

そんなわけで原作は面白いだろうと言うのに確信がもてたので
読みたいけれど
ダヴィンチコードと同じくして世間で旬のため
高そうなのでもう少し落ち着いてから読むことにする
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スタッフロールのキャスト部分で最後に鈴木だったのが
一番笑えた。
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今日は母親が面白いから行って来いというので
とある霊能者の人のところに話を聞きに行ってきました

見料が1500円というとっても安いのも理由で

いろいろ話を聞いてきたけど
今の俺に悩みは無いらしく
アドバイスすることが見つからないんだと言われた
結局見料は今日はいらないですと言われた
帰り際に今日は来てもらってありがとうとまで言われた

妙に波動が出ている様子で
そういう人と接するといい感じになるそうだ
俺も話してて面白かったし
そんなわけでその占いの人(霊能者っていうのもなんだかカテゴライズしにくいしねぇ)が言ったことは
・97歳まで生きる。病気とかで死んだりしないし自殺しても生き残る。
・32歳で結婚するかも
・恋愛は31歳になったらすごい良い人と出会う
・頭がよすぎてから回り
・やりたいことやれば成功するから今のうちにやっておきなさい
・妙に存在感がある。自分で気が付いてないだろうけど。
・30歳になるまでよくそんな苦労した道をすすんできたねぇ。我慢しないで
もう好きな事やってください

とかそんなところ。
本人がほとんど思っていないことを言うので
他人から見たらそうなのかねぇとも思う。

で、なんか占いの人は見えるらしく生年月日と姓名をある程度参考にしつつ
見えるビジョンに味付けしているようだ
結局姓名と生まれは統計学で何とかなる。で細部は自分の見えるビジョンで
補って助言なり何なりするという感じ。

おれもそんなところいくとは思いもしなかったが
まあ、行ったこと無いよりはいいよねぇ。ねたにもなるし。
あ。後思ったのは、男が圧倒的に少ないと思ってたが、こういうところいくの。
でもね。半々ぐらいだと。
知らんかったわ
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あつい

2006年06月21日(水)

とける今日はとける

脳もあまり上手く働かない
どうしろっていうんですか・・・・

熱帯夜って25度以上だよね

絶対俺の部屋は熱帯夜仕様だ

そんな仕様は断固拒否する!


塩野七生 ローマ人の物語 10 

2006年06月20日(火)

文庫版を読破中

さて、カエサルは有名だがどこで何したかを大まかにしか知らなかった
で、今ちょうどこの巻の前後がカエサル大活躍の巻きです

戦術がすごく上手かったと言うより
戦略、人心掌握のほうが秀でていて
負けたりもするけどただではおきないと言う人ですねぇ

人心掌握の方法は実に巧みで
自分の配下を上手く動かすことが実に上手い
それは後の書によるものではなくて
カエサル自信の本でどうやったんだよって書いてあるから
なお面白い

この人本当に晩成型です
結局最後暗殺されるんだけど
やっぱりこのぐらいあっちにいってこっちにいって
いろんな子とやる人は歴史に残るよ

残ることが偉い訳ではないけど
残るんだったらこういう風な残り方がいいねぇ

嫌な歴史の残り方ってあるじゃない
うーん俺の中でいうと
劉禅
こいつはやだ
あとね
チトー

こんな感じ馬鹿か独裁者でどうしようもない人

逆に言うとヒトラーはやったこと全部が悪いわけでないよ
純粋にドイツを世界標準にするんだこのやろーって
がんばってたんだから
日本も当時はそこまで行ってないけど
結構似たり寄ったり

まあ、とにかく感心してこの昔の紀元前の時代の話ですら
面白いんだから
これらにまつまる枝葉の物語も相当に面白いに違いない
そして背景とか地理とか相関図もろもろ知ってたら
もう人生かけても終わらないぐらい面白いだろう

あ、それが研究者か

一般人の俺は楽しませてもらっているんで
研究して発表が実に面白いものであるとうれしいなあと思う

なぜか?
特に日本の大学教授の論文なんかそうなんだけど
メディアに出てこないよ
本にもなってないし
学術書だから一般人はよむわけないじゃん?
んなばかな
面白くてためになるものは誰が読んでも良いんです
興味がある人はたくさん居るんだから
図書館に行ってもくそみたいなもんしかないし

まったく日本はとくに学閥がどーでもいい雰囲気で
嫌気を覚えたよ
大学院に結局行かなかったのも
そんな内幕をちょっと見たからだしね

そんなこと気にしないで楽しく生きるには小説家の方にがんばっていただいて
この手の物語をたくさん世に送り出してくれることですね

司馬遼太郎もそうだしな
池波なんたらもそうだし
歴史はこんなに面白いのに面白くなくしている研究者は居なくなればいいんだ

とか、普段思っても無いけど
書いているうちに昔の不満が結構出てきた今日のニッキ


川原泉「バビロンまで何マイル?」

2006年06月18日(日)

もう少ししたら川原泉の「笑う大天使」がある

それは特に関係ない?かもしれないけど
なんとなく読みたくなったのでこれを読む
ちょうど並行して読んでいる本が
塩野七生の「ローマ人の物語」で
イタリアつながりだったのかどうか微妙だが読んだ

さて、この人の漫画は読むのにかなり時間がかかる
これも一冊30分以上はかかるぐらいセリフと説明が多い
その手の本が大好きなので薀蓄があるのは歓迎する

さらにこの人の漫画はセンチメンタルというんですか
なんか物悲しいのとほんのり幸せというのが内容に平均して出ているのが
お好みです

この本にしても最後の最後まで結構どたばたしてて
途中ほんのり幸せになるよ、なれるよという一瞬があるんだけど
すぐなくなってしまうという無常さを感じさせつつ
最後の最後でああ、多分幸せになっているんだろういや幸せであってほしい
と言うような希望をもたせて終わるという
確固としたものはないものの幸せだったら良いな
その希望というか読み手が思う願望を非常に思わせるような内容でした

ほかの作品にもそういう感じはあるのだが
バビロン〜に関してはその願望がどこに求めたらいいのかが
過去の歴史上のことなのであまりはっきりしないというか
してもらっても困るので調べたくもないし
と言う書き方だったもんね

この人の漫画の味ってのが
特に少女漫画というカテゴリに属さずとも普通の漫画として
言うならばギャグでもなく歴史モノでもなく通常娯楽妄想漫画でもない
そんなわけなので分類することすらしなくていいじゃないと
声を大きくして言いたい

面白いものはジャンルなんかどうでも良いんです

あ、友人の中で読んだことがある人が多いんですが
女の人が多いですね
でもね、この手の漫画は読むべきですよ
非常にいい
まあ、少女漫画自体がすきという俺もオレですがねぇ
いや、漫画全般がすきなんですか?
あ、違う
本が(紙の集合体)がすきなんです。


見たい映画見た映画

2006年06月16日(金)

見た映画
「姑獲鳥の夏」
この人のは原作がさらりとよめるのが まず ふぅんな所
そして映画化してもほほう、そうなのか いいねな所
この2点かなり重要で
一番大好きな小説家江戸川乱歩の作品などで
うーん!と納得した作品がないんです
多分乱歩のほうが古いんで時代背景も古くなるし
あのときの雰囲気は今出せないんじゃないだろうか
京極夏彦はまだ生きてるし
今の人だもの相談すれば近づくことは可能でしょ
乱歩も戦後ちゃんと生きてたけど
そのとき映画化したものであんまりおぉ!って思ったのはない
だって、見ているのが今の俺だし

見たい映画
で、今度あるらしいのが「乱歩地獄」
まず、きゃすとがいいのよ
浅野忠信、緒川たまき もうこのふたりで完璧です
あと松田龍平もでてる いいね
ほかに見たいのが
すでにあったもので
「亀は意外と早く泳ぐ」
これはですね
スウィングガールズのに出てた上野樹里がでてるので
あとは
諸星大二郎原作の「奇譚」
現在公開中では
「花よりもなお」これは龍平がみたいので・・・・。
???
竜兵だった・・。漢字が違うとかなり違うな。
「間宮兄弟」
これはドランクドラゴンがみたいので。
というのと最近この手のものを映画館に行ってまで見てない
という理由ですね。動かないと感動なんて得られないし。

とはいいつつ本当は「間宮兄弟」は今日見に行くはずだったんだけどねぇ。
財布の中が危険になって来たからレンタルで終了。
つうわけで姑獲鳥〜を見たわけです。
ほかにも探偵物語とかセイントセイヤハーデス冥界編とか
みたんだけど。あとメダリオンもみた。
久しぶりに昨日今日と映画にひたひたの休日だった。

ハーデス冥界編は声優がまったく変更になっており
続きを出したかったんだろうが制作費やら何やらで
このようになってしまったのではないかと思われる
とくに、アムロとブライトとかの声の人(聖矢と紫龍)とか
みんなちがう。ナレータの人だけ一緒だった。



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ちなみに、歯を白くした。
というかまあ、ヤニ汚れやらなにやらを掃除してもらってきた
気持ちいい。歯がつるつるや。


CDに落としていたカセットテープ発見/天野こずえ「ARIA」1〜6巻

2006年06月15日(木)

たしか大学生のころ
誰かがもっていたカセットテープの
ジャッキーチェン「サンダーアーム〜龍兄虎弟」のサントラを
当時持っていたパソコンにおとしたんだっけ?
それをCDに焼いたはず

で、CDRドライブをゲットしたのは
23ぐらいだから7年ぐらい前か・・・
たしかTEACのSCSIドライブで仕事先で廃棄のやつからぶんどったのが最初
たしか4倍速
ドライブ単体だと15000円ぐらいしたような・・・

今聞いているがふつうなのです音質
ちょっとひだりに音が偏っているのは愛嬌〜

ジャケットも自分で作っているし

見つけた瞬間捨てるCDリストに入っていた列から
抜いた

今思うとそのときの行動は衝動的だったんだなあとおもう
自作パソコンがはしりのときだったんで
作ってすぐはCDRドライブを買えなかったんだよねぇ
CDROMドライブですら5000円だったから
DVDドライブもあったけどこれも買ったのは
結構後だ

はじめてのはパイオニアのフロントローディングタイプを友人から買った
5000円

そのあと本気でほしくなって買ったのは
プレクスターの12倍速IDEドライブ6980円

結局コンボドライブを購入することは一度も無く
DVDRWドライブを去年購入したぐらいですね

時代は結構たっているけど
実際あんまり新しいのは買っていないな〜

仕事柄製品は見るけどねぇ
売りつけても自分じゃ新しいのはあんまり買わないのね
BDとHDはどっちがいきのこるんだろうか・・・・

まだ様子見だ

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日々の生活は
楽しみが無いと面白くない
だからなんにでも面白いと思わないと駄目で
たとえばクレームがあって何とかなった後でも
なにかしら不満は残るけど
ああ、こうやって俺はある意味成長したナとか
おもってよい方向にもっていかなきゃ損だなとか思った

ただ漫然と事実を受け止めていくだけでもいいんだけど
プラスしていいことに受け止める
これが良いんだろうと思う

「幸せの達人」と作中で主人公が言われるところなんかは
オレが如何に日々の中で楽しんでいないかを改めさせられるセリフだった

えぐってくるホンワカした内容は
涙ぐみつつそう有るべきだと
人間が本来もたなければならないことの本質ばかりだ

誰も不幸になんかなりたくないけど
嫌なこともある
でもそれすら楽しむことができれば毎日がどんなに幸せだろう

改めて考えた

人は同じ環境に居ても
幸せかどうかと感じるのはまた、別だ

ならば楽しめるならそうしないと損だと!


北崎拓「ますらお」1〜8全巻

2006年06月14日(水)

日本人が尊敬すると言うか良いなと思う人物で結構上位にある人の
物語

この話は死ぬところまでの描写は無い
そこそこのところで終わります

この人の絵は綺麗で見やすい上に人の書き分けが非常に上手いので
見る側にしても感情移入しやすい
B級映画なんか目じゃない映画が漫画に勝つことなんてよくあるんだ
でもね漫画が勝てるなんてめったに無い
だって動いてしゃべるなんてことは妄想以外に無い

さて、義経は(おお一発変換した)天才とのことです

だってこんな昔にやらかしたと言う事実?かな

でもね、策謀度マキャベリズム度?でいうと頼朝が上だろう
ただ人心掌握というかロマンをにおわせるのは敗者のほうか

ジンギスカンになったとも伝説があるなんて
やっぱりそんな人でなければありえない
頼朝がそうか?ありえない
だったら義経でいいじゃないですか

おれもそうありたい
ただ俺の居るポジションは三郎だな
生きてそばにいる
そして夢をみて死ぬ

なんてロマンあふれる人生だ
俺はそんな先導者には到底なれないが
誰かについていくことはできよう
付いていけなくとも追いかけることはできよう
かなうならば俺が率いたい
夢だな

いろんな人に言われたが
宗教家にぴったりだと

まあいいんじゃない?
神輿にして担いでくれよ

とかそういう妄想が俺を支配した日


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いろんな人が俺を揺り動かす
俺様ちゃんってばこのままでいいの?
よくないよねぇ
こんな有能の人材を在野にうもらせておくなんて
まったく見る目の無い連中だ

とかいいつつ

ああごめんなさい
おれはそんな勇気も無いちんけな生き物なんですよ

だれか俺を飼ってくれ

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今日は感想文じゃない

2006年06月12日(月)

日記の楽しみは続けて書いて
後で思い出したりすることもありますが
ネットだとどんな検索でヒットして
俺の日記に来たかが大体わかるようになってる

そこで以前俺の日記はあるキーワードだと上位に来ると
友人に教えたんだが
今日なんと俺のページが多分ほとんどヒットする言葉を発見した

「耳圧力」

これです
多分ヤフーでもグーぐるでも2位にははいるし4件しかヒットせず
ビッグローブなんかだと俺のだけという・・・・

しかし、耳圧力?
何この言葉?
個人的にはヒットした日記に書いてあるが
こうして書いたことでまたヒット確立があがってしまうことに・・・・

そういうこと狙っているわけではないんだが
結構あるんだよねぇ
ほかにも
「酒を飲むと胃が痛い」
とかあった

しかしなぜその言葉で検索するのかがまったく持って謎

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世の中はワールドカップ一色だが
その時間帯俺は行き着けの焼き鳥屋で
大将と一緒にワールドカップのせいで閑古鳥状態を
むかつくむかつくと連呼しつつ
大将も北京さんが来るとは思わんかったと言い
なんで?と聞いたところ
サッカー見ないんですか?と。
見るわけ無いじゃん、と俺。

そのまま酒を飲んでいたら
友人から電話がありサッカーって何分あるのと聞かれ
不機嫌になる

見たけりゃ見れば良いんですけど
俺はほとんど興味が無い
野球が月曜日に無かったのをよかったと思いねぇ
あと時間が10時以降だったから良かったと思いねぇ

ある一件から俺はほとんどサッカーに興味が無いのさ!
いや、ある程度サッカーは知らんけど
このチームがあるとかそこそこの選手は知ってますよそりゃあ

ま、もういいや寝よう
明日の新聞でわかるしね

あ、今日は結構世間で
「大和魂」と言う言葉が分間でかなりの回数言われているはずだ
多分間違ってないぞ
こういうときに言わないで常日頃言いなさい!
日本人だと認識する場はこういうときだけだから
愛国心が薄いとか言われちゃうんだよまったく

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映画 塚本晋也「ヴィタール」

2006年06月09日(金)

なぜこれを手に取ったのか?

帯に記憶を失った青年は解剖実験に異常に興味を示す
なぜそこまでしてそれを行うのか?
と言うようなあおりがありましたので借りてみた

さて、この監督は鉄男とかの人だったと記憶しており
あんまり気持ち悪い映画ばっかり作る人だなあと思っていた

この映画に関して言うと
妄想愛とでも言うべきか?
死なせてしまった彼女の記憶を忘れて
ここ3年ほどのことも忘れて
しかも、記憶が無いことに関する不安やおびえ、迷いも無いことに
不思議さを感じる

人は記憶の生き物なのにそうまでして無気力になるものか?
手探りでも悩み続けるものと俺は思っていたので
この主人公浅野忠信演ずるところの人は
いったいどういう脳内なんだろうと
不思議に思った

この人は解剖をしていくことで
徐々に記憶を取り戻していくが
全部じゃないのだ
彼女に関することだけを特に思い出す
思い出すと言うのは言い方が変で
脳の中にあっちとこっちの境目があって
現実世界と魂の世界があるらしい
交錯していく日常と精神世界を行き来して
彼女の父親にあっちの話をする
最初はむかついていた父親も
だんだんとこころを許すようになっていくが
狂人の妄想だとは言及していなかった
人の心の迷いはそれが真実だろうがなんだろうが
よりどころとなればそれを信仰するということか?

肝は、解剖していたのは死なせた彼女だったと言うところ

だから解剖していくうちにだんだんと描写が激しくなっていった
主人公の脳内世界と現実との行き来が微妙にずれてくる
どこをどうとっても
現実世界のものでしかないのに
解剖中などに脳内世界にダイブしていく

解剖が終わるころ
彼の脳内には彼女が居なくなった
主人公ともう一人のヒロインが居るのだが
現実世界のヒロインに主人公が最後に一言
「ごめん」と
そして現実世界のヒロインは
「ありがとう」と
なにがそのセリフの対象になるかは見ている人によるだろうが
愛とはそこにあるもので
どこでも享受できるものなのかもしれないと考えた

どんな形の愛にせよ
それがその人にとって受け入れられるものなのであれば
それはやはり真実なのだろうか
答えはその人にしかだせないから

時間は結構短かったが
別段気持ち悪くも無く
そういう不思議な世界を感じさせる映画だった

さらに言うなら
万人向けでなく多分つまらないものに含まれるだろうと感じた

あ、俺はおもしろかったんだよ?
ほんと

どこかに愛はおちてないかなぁ〜
拾って良いなら拾います


小畑健「デスノート」最終巻

2006年06月07日(水)

今まであったジャンプ系の漫画でこういう展開のものはあまり無かったように思う。
連載は人気があれば作者が嫌になるかお金になるからいいやで
惰性で続いたり
もしくは真逆で面白いから書いていて読者もやっぱり面白いので続くという
微妙な位置でジャンプ系の漫画は続く

さて、この作品はそういう限りのないものではなく
終わりが見えているという点において
ジャンプらしからぬ作品と言える

全体的な感想を述べると
最初の2巻で終わっておけばよかったのにさぁ
というのが本当に正直な感想です

なぜかと言うに
この最終巻あたりに来るまでには3部構成の話になっていたが
1部と2部途中までしかほとんど緊迫した場面が無かったのが
印象に残る
3部にいたっては
ジャンプらしい方向に向かっている気がしてならなくなってしまい
もう読む気は4巻あたりで無くなった
とはいえ
先は気になるもので
立ち読みや借りたりなどで
全巻分を読むことができたわけだが
やっぱりジャンプの漫画で面白いのって言うのは
本当に少ない

基準としては
家にある蔵書で一部を残して売り払えと言うときに残るかどうかだ
わかりやすく言うと100冊有って10冊残せと言われたときに
残るかどうかなのである

あさってちょうど自分がそうするんだけれども
300冊ぐらいあって残るのは30冊はない
しかも角川12、白泉社6、講談社4だ
そういうわけなのでやっぱりないなぁとおもう
実際に売り払う漫画でもジャンプコミックスは1冊も無かった
全巻買い揃えたことがあるのは
北斗の拳とJOJOだけだ

そんなわけで
心に残る漫画と一生そばにおきたい漫画はまったく別物だし
いいものは読まないとわからないので
買うことは買うがそばにおいておくことはあまりない

しかし、本当に最近ジャンプはつまらない
というより
面白い作家が少ないと思う
これは少年誌全般に言える事だと思う

フェイバリッツ:桜玉吉、永野護ですが玉吉さんのは毒があるので
人にあげた。心に余裕がないと倒れてしまいます。


せがわまさき「バジリスク」全5巻

2006年06月05日(月)

時代劇は非常に好きですが
忍者モノは白土三平ぐらいしか興味が無い

今回これを買ったのは以前から絵がすげえと思っていたので
購入したのです

で、原作は読んでたんで
読みました。
長さもちょうどいいぐらいですか。
5巻だったら居酒屋で1時間もあれば読めますし。
結局酒飲みつつ全館読んだのよ

さてこのお話はまあ、山田風太郎だったら結局そうなるでしょ
って話なんですが
漫画にするとそらもうすごい勢いで人がしにまくる
忍者はほとんどが悔いを残さないでというか
悔いる間もなく死ぬねぇ
見てて爽快だったけどちょっと描写が足りんと言うか
スピードありすぎてあっという間に終わってしまう
もう少しなんかあってもよかったかも
原作も結局戦うことばかりだったけども
漫画だったらもう少しなんかしてくれてもよかったのではと思った

ちなみに、映画の「SHINOBI」も結局はこれでしょうか。
見ては無いけど結局話しこんな予告だったもんねぇ

どうなんだろうねぇ
やっぱりかっこいいわざとかっこいいたたずまい
こういうのが忍者なんで気持ち悪いのはあんまりすきくない

弦之介とかですね豹馬、左衛門とかうむ、甲賀のほうがいい感じだった
ともかく
忍者モノだとあまりぐっとこないんですねぇ

今回はビール飲みながらでも読めたぐらいなので
まあ、普通に面白かったってことかな



ダヴィンチ・コード

2006年06月03日(土)

遅ればせながら
見たのは2日前ですが感想を

一言で言うならばはなしがざっくりしすぎておりますが
ま、ナショナルトレジャーより複雑で面白いかな
正直このぐらいです

いろんな人に聞きまして
見る前にも見た後にも
原作はかなり濃いらしい

なので読もうと思っているんですが
いま、大流行なので
後半年以上たってから
くそみたいな値段になってから読みます

ともあれ多分原作が絶対面白いんだろうと当たりをつけてましたが
予感的中

なんで、原作を読んだ人は見ないほうが良いですよ〜
といっておく
つうか読んでないオレがいうんだから
映画のないよう自体はですね
ルーブルが美しかった
これに尽きる

あとはね、キリスト教の歴史とかそういうのが
再確認できて面白かったぐらい
背景を知っていたからこそ何とかわかりましたが
知らなかったら字幕を追い続けて
納得すると言う作業の繰り返し映画なので
映像音響ともによかったのにもかかわらず
一緒に行った友達は見る余裕が無かったと言うのですよ
わかりますよ。ええ。

トムハンクスは演技うまいと思うけど
別にって感じジャンレノもオドレイトトゥも別に
ハリウッドにしたから消化不良・・・

原作あるやつで面白かったのはほとんどないね〜
今まで見たやつでもないですね
原作あってもぜんぜん別物だったらあるけどさ

やっぱ、映画と紙媒体は別だと思うのよねぇ

偉い順
小説
漫画
映画
ですね
脳内妄想力が働く順番になるわけですね
で、視覚的に強いのは映画ですが
興味が無かったらもうそれはつまらないの一言ですよ
小説は結構何でも読めてしまうんですよ
そんで
作るのが大変なのは逆になる
金も時間もかかるから

個人的には漫画が一番大変だと思います
だって、ほぼ一人だしねアシスタント居ても
原案出すのは一人だし
規模もそれなりだし
映画とかだとそうは行きませんし
小説は合作なんてしても負担は同じだし
んで、作りやすい順番は小説と言うか文章でしょ
あほでも文章はかけますから俺でも

漫画は絵がかけないと無理ですし
映画は監督のなかで映像が無いと無理だし金もかかる
だからさゆるされるものが多いものが理解しやすいともいえる

で、映画しか見ない人ってあまり居ないと思うのね
安易な方向と言うか面白いのを探そうとすると
映画だけでなくて小説にも手を出しますからね

そんなわけで
どれが優れているわけでもないんですが
上記の3つはどれも楽しいんですが
まあ、原作がどれかというところでいろいろ変わってきますね

ゲームなんか原作がどれかと言うところでも結構変わってきますよねぇ


津田雅美「彼と彼氏の事情」全巻

2006年06月02日(金)

ここのとこ
よく感じるのは愛

涙腺が弱くなっている所為か
すぐ泣いている

愛は無限で誰にでも平等だ
許すだけで手に入る

それを誰もが知っているのに
素直にだせない

それが愛

俺は今まであまり愛情を知りたくなかった
愛と欲望は方向が違っていて
それをどう取り込むのか
それの見方をわかっていてわからない振りし続けた

ようやく素直になった

だれもがそれを望み
結果を出せないまま
人は進んでいくが
あるひ何かと出会い
なにかを生み出しそれを大きくさせる

ここ最近は彼女をつくろうなどとはあまり思わなくなったこと

俺と接する人たちが
すべて幸せに成れれば良いなと思い出して
自分のこころにすくなくとも嘘はつかないようにしている

だれかが俺を見つけてくれるならそれはそれで最高だけど
それまでは俺はまわりに俺なりの愛をとどける

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