遺書

2009年06月28日(日) 1900 らくがき

兎にも角にも語り部は
口を揃えてみな絶望
明日も希望もないうたを
つつらつつらとつらつつる

ああ、今日も
今日も世界は平穏で
怠惰で無情でどうしようもない

夢を見れればいいのでしょうか
明日を願えばいいのでしょうか
口を開いて飛び出して
落ちていくのを見てるだけ

こたえのないこたえがこたえ
一人を一人で一人する
夢もなければ希望もない
兎にも角にも絶望だらけ

誰も私を見てくれない
私は誰も見ていない

世界に一人で、一人きり
希望を描ける筆もなく
囁く言葉は、今日も、虚言



2009年06月22日(月) 1899 GGA2

夢も希望もないけれど、それでも僕らは生きている
息をして鼓動を打ち、どうしようもない現実を生きている
それほど生きたいわけでもなく、かといって死にたいわけでもなく
瞬きをして目をあけて、どうしようもない僕らは生きている



2009年06月20日(土) 1898 だって私は生きている

失望、絶望、衰退、幻滅
ありとあらゆる、世界のネガティヴ
朽ちてしまいそうな、つぶれてしまいそうな
ああ、空が、落ちていくけれど

愛しているんだ、こんな世界を

灰色の空を、区切られた空を、
灰色の街を、冷たい街を、

ああ、愛しているんだ



2009年06月11日(木) 1896 クロマキイイイイイイイィ!

そっちの世界はステキですか?

こっちの世界はそれはもう素敵にステキだ!
ああ、君にもわけてやりたいくらいのステキさだ。

空は灰色で、風景も灰色、空は電線で、切り取られ
街は灰色で、空気も灰色、人は携帯で、区切られる

目障りな、群衆を、尻目に、おれは
今日も、一人で、アスファルトを、たどる

ステキで素敵な世界だろうよ?

ああ、こんなにも、ああ、こんなにも
何も無いんだ。何もありゃしない。何もねえ。何も、何も、
俺には、俺の世界には、何もない。



2009年06月10日(水) 1897 ヌグノーン

街も人も白かった
空も風も白かった
ただ私だけが黒かった



2009年06月08日(月) 1894 全ては一人のために、一人は一人のために

世界は、私が居なくても、廻る
まるで最初から私など居なかったかのように、廻る

降り注ぐ太陽、宙を舞う蜜蜂、誘う花
どこに私の居場所はあるのか
どこに居れば、私を必要だと、言ってくれるのか



2009年06月07日(日) 1895 にんしき

100万の人間が、僕は生きていると、認めてくれたのなら
僕は生きているのだろうか

もしそうならば

100万の人間が、彼女が生きていると、囁いてくれたのなら
彼女は生きているのだろうか


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