遺書

2008年12月24日(水) 1861 サヨナラカーネルサンダース

世界は限定或いは制限された閉ざされた或いは閉ざした閉じた
唯々 狭いことだけが正解
認識できる 総ては/凡てが/全てだけが 世界だ
揚々 世界に意味は無い無い見いだせない

笑い笑えよ笑い飛ばすぜ十二月 夜空の下


己自身の可能性の制限 或いは 限界
狭い世界に閉ざされて 或いは 閉ざした
籠の外は如何なる世界が在るのだろうか?
籠の外は如何なる夢が広がっているのだろうか?

籠中の鳥は空を見上げて声を零す
めくるめく廻るめぐ思考と思想に意味はない意味はない意味はない
否々 自身に意味がない


檻に触れ 夢を見て 閉ざされた 世界の中で
口ずさむ 夢を歌う 有り触れた 空想の一人
夢見て 笑って 駆けて行く
すべては かごのなかの できごと

笑い飛ばせ 泣き尽くせ
憐れな両手 オートマター


閉ざして伸びない世界の欠片
朽ちて朽ちていく落ちて落ちていく
もう何も、望めない世界で

ひとりだ



2008年12月23日(火) 1861 ラフ

じぶんがじぶんでそのままを
みとめてくれる
ひとを
みとめてくれる
ばしょを
あいしあいされあいしていこう



2008年12月15日(月) 1860 deeeeeeeeeeeeeeeep love

くるりくるりとくるくると
狂ってます狂ってます
世界は確かに狂ってます

赤く染まる眩しい太陽
私見てるわ緋色の情景
腕に抱いた人形の心臓
冷たい温度が私を  覚ます

唇が酸素を求めて開閉を繰り返す
言葉に成らない言葉が流れ流れてどこへ、落ちるの
眺めて拾わず散らかしたまま
愛という言葉 恋という感情
理想が散らばる無情の世界で狂った現実私を囲む

思考の巡りは酸素を失い黒く果てた血に染まるような無意味な
言葉の羅列の情景何度となく何度となく何度とない何度もない
私はきっと正しいのに私はきっと正しいから世界だけが世界が
世界は確かに狂ってます狂気に満ち充ち溢れています誰が誰が
誰がこんなひどいことを、私が、しました

くるりくるりとくるくると
狂ってます狂ってます
私は確かに狂ってます

空を見上げて空虚な空洞
太陽は私の腕の中に落ちて
冷たさを静かに甘味する
一変した世界が全て
あなたのいなくなった今日を
私は一人でも大丈夫だわ
真紅な人形、一目見ただけで、惚れた



2008年12月03日(水) 1859 follow my nose.

最近上手く息をできないので
いっそ呼吸を止めてしまおうかと思いました
小さい両手で口を塞いでみようかと思い 実行しました

そうすれば私は悩むことも無く
平穏に死んでいけるのではないかと
考えました

しかし 呼吸は続きました
それがなぜかは私にはわかりませんでした
両手は確かに口を塞いでいたのに
口は確かに息を吸うことはできないのに

これは誰かからのメッセージなのかも知れません
それはきっと神様的な 私の、神様的な
なんというかもう神様 みたいな

私の神様的な何かの力で私は
口で呼吸をせずとも生きていける人類に
なりえたのかも知れません

いわば私はにゅーたいぷ
しかし人類はおーるどたいぷ

だから 上手く息が出来なかったのは
仕方のないことなのです

私が世間に合わないのではなく
時代が私に追いついていなかったのです

私は両手を挙げて喜びます
万年酸素欠乏症気味な頭で叫びます
「私こそ人類のガ、がはあgじおjわいあい…

私には喜びを体現することもできないのだろうか
にゅーたいぷとはかくも不自由なものなのか
死のう!

私は再び両手で口を塞ぎます
でも やっぱり 呼吸は続きました

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ただ、鼻を塞がない話



2008年12月02日(火) 1858 Yeah!!

低速マイペース限りなく限りある自分の速度で世界を駆け抜け貫ける
予定は未定で妄想だったけど実現はやっぱり無理でした
ごめんなさいごめんなさい生まれてきてごめんなさい

うわっぺらだけの謝罪の言葉を声を大にして叫んだところ
誰一人と許してくれるはずはない
そもそも俺は誰に許してもらいたいのだろうか
それはもちろん俺に、だ!

腐ってます 腐ってます 腐ってると自称します
自称はしますが俺の瞳はいまだに子供のままであると信じたい
信じたいだけで事実は知らないがとにかく信じたい
社会を曲がった見方をしているじゃないだのそういうことはどうでもいい
俺は確かにこの目でまぶしい太陽(笑)を見つめているのだ
腐った心と身体でも 夢を抱いて燃えているのだ

腐敗臭(文字通り腐って敗けた臭いだ)のする指と心で描くのです
描くのだ 描いていくのだ 描いていけるか 描いてやるのだ

諦めたフリをして腐ったフリをして千切れたフリをして尽きたフリをして
俺には無理なのだ、と呟くのは
思い通りにいかない現実からの逃避だったのです
実は俺元気で元気でたまらないんです

なあんて 言えたら最高だよね

まあ、俺最高だから言うんだけど





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後書き書くことにした。口調は似非だ調で統一していくつもり。

最近の僕は、詩というものを書こうとすると、
イメージがわかなくてあばばばばばば、となり、
「俺はなんて駄目なんだ。昔はもっと書けたじゃないか、なのに、
 今の俺といったら、腐ってやがる!!」
とか言い出す始末でした。
普遍性不変的不偏人物像を書くような腐った自分です。

この文章は、強気な自分を出したくて書いた。
本当は僕は腐ってないんだと思います。
思い通りに書けないから、ムカついて、
腐ってるんだ!! と決め付けを行って逃げてるんだと思います。

だから、それを打破する為にも、
たとえ、打破できなくても、しようとしてみよう、と
考えたわけでした。



2008年12月01日(月) 1857 普遍性不変的不偏人物像

流れる時間を流れるままに流れ往くまま流れていく
今まで確かに死んできた

遠くない近くない終着点に流れてゆくだけの命なのだから
この表現は正しい

万能性を失い
専門性を持てず
普遍性も持てなかった
特異性の欠片も無い
平凡な、僕は、身を委ね 流れている/いく

抗えず留まれず夢を見て現実と同化して潰されて
諦めて諦めた諦めてる諦めたさ

消えゆき 消え去り
何も無くなる 命は何を
夢見れば いいと
いうの か


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