壊れた世界の連想ゲーム 私と君のイメージの改変
幸せも、喜びも 全て此処にあるから 繋ぎ止めた手を、離さないでいて
嘆きや、悲しみも 全て此処にあるけど 口づけた唇を、離さないでいて
絶対的にいつか来る別れを 感情的に拒絶する私 絶対的に飛び立つ君に 感情的に依存する私
一般論で語る正常は吹き飛んで 私はただ、崩壊へ向かう
それでも世界はそれを正常と呼ぶ だって、私と君の世界は
壊れているのだから
感情もなしに 都会の風景は 今日も流れ
線と線の上で 感情のない鳥が 幸せを歌う
誰がどこから 私はどこへ
意味のない問いかけ 無感情スクランブル交差点
疑問は雑踏に消えて 私だけが取り残される
線と線の上で 鳥が嘲笑う
感情ラヂオは 今日も流れる
何かを失った世界で もう誰も聞きはしないのに
感情ラヂオは 流れる
世界に一人だけ孤独を謳うため 世界に一人だけ幸せを謳うため
2006年04月28日(金) |
僕の一部、君のすべて |
所詮、
僕の下らない妄想
君が笑い、泣いて
嘆きの世界
切り離して、笑える空想、空間
けど、
君にとっては
それが世界のすべてなんだ
私たちを繋ぎ止める
頼りない糸は
誰かの仕草や言葉で
簡単に砕けてしまう
泡のような魔法
だから
そっと抱えて
大事に謳うの
2006年04月26日(水) |
むげんだいキャンパス |
青い空を見つめても 流れる涙は無色透明 映し出す空だけが青いColor
だからきっと 私の心や詩も無色透明 色が付いて見えるのは 読んでる人の心が映し出されるImage
思いも何も入っていないから 色なんてついていやしないから と、悩むことは終わりにして
私は、私とあなたの詩を謳う 私だけでは完成しない無色透明の世界を 作るの
2006年04月25日(火) |
カタッポの自由 終了形#031227 |
失った自由への逃走
君を信じたくせに、さよなら告げて
足跡が辿り着く先は楽園
Sentimental、君と見た楽園の情景を胸に抱き
Damaged、ただそれだけを信じてた痕にした
最後の我が侭使い尽くして
涙の声まで聞き逃しても、
信じたものを忘れて行く
Reloaded、私一人の楽園で心を染めていっても
Error、傷痕だけは 消せないんだよね
ああ、そうだね、そうだよ 君はよくあるパターンでした 私もよくあるパターンで 誰もかもがパターン
決まった動作で今日も 社会は朝を向かえ、夜を迎えても くるくると歯車を回すの
君も私もいつかはその歯車を 笑いながら回すの!
とてもとても悲しいだなんて 誰も言わないから気付かないふりをするの!
生産しては消費されるエヴリデイ 飽き飽きとした言葉を吐いてコンフリクト
パターンで動く世界に私自身でカタストロフィ
私の世界を変えられるのは 私だけだと信じているアイデンティティ
君のものは私のもの 私は私のもの
だけど、たまには君のものになりたいパラドックス
パブリックにプライベートを持ち込む 社会人たちのハンニバル
見学して、嘔吐
誰もが読まずに捨てるかみっぺら
くだらない雑文が、宙を舞って世界に融ける
2006年04月21日(金) |
ポイ捨ておkwwwww |
所詮つまらぬ世界なのだ キッチンシンクの三角コーナーにでも捨てゝおけばいゝ
たゞ、そこでしぶとくぷすぷすと思ひを 何度も何度も紡いでやるので 早いうちに焼却処分したまへ
有り触れた言葉の海で溺れてしまひさうな 有り触れた言葉の川で流されてしまひさうな
飽き飽きとした危機感が 私を侵蝕していく中で
この手を握つて私を世界から 連れ出してください
飽き飽きとした愛情の言葉では 表せない感情を態度で
その手を握つてもう二度と 離さないやうにしてみせます
2006年04月19日(水) |
倫理ができちゃいねぇ |
私は決してそうではないと思っていても みんながすごいと言うから
私もそれになってみせようと みんなの中の自分像を 世界にリアライズ
アイデンティティの確立しない 私の幼稚な創作活動
ドロップアウト願望を抱えながら 私の幼稚なコンフリクト
夢幻に 揺れる現実
抱えて 走った理想
駆け抜けたい 衝動
どこ
どこまでも
どこ
どこか
現実に呑み 込まれ
理想が意 味を
失って
喪失
する前に
どこ
どこまでも
駆け抜けたい
衝動
超高速で駆け抜ける 青い青い自分だけのビート
何処までも 消えそうな儚いビート
頭の中にだけ残る、他人のオリジナルビート それに沿って描く、自分のコピービート
何処までも 弱弱しい儚いビート
君にインプットされたビート 自分の手でアウトプット
君色が一番綺麗だったけど 忘れてしまう前に、自分色に染め上げて
超高速のビート 完全再現できるまで何度でも
叫び続ける 消尽点に、到達するまで
触れ合った唇から広がる レッドシグナル
右手左手心の奥底 響き渡って危険信号
波打つ鼓動は かつてないハイスピード
強く強く握る右手 点灯を告げる赤信号
止まらないビートは 赤信号じゃ止められない超高速
ひたすらに 誰も愛さず、愛されず 唄う君を 密かに愛し、愛されず
私だけの 無意味な、幸せの一時 見ているだけの あいらぶゆー、片思い 想い告げることは この心地よい空間が、壊れてしまいそうで
けど私の小さな幸せは 別の誰かに、崩れさる
私以外の誰かの 足音が、ひとつ 君に向かって 笑いかけた、突然
意味もなく 私だけを見ていた、視線は 誰かに向けられて 残る私の、一方的な視線
宙を舞う 視線、想い
君には結局何も 伝えられなかった、実情 握りたかった手を 繋ぐのは、今他人
密かな想いに さよなら、告げた
目を瞑り世界に さよなら、告げた
君の記憶と世界を 青く、青くと染め上げて
私の記憶と世界は 白く、白くと枯れていく
何もない小さな世界で 君と私の恋の詩
何もない空虚な世界で 君と私の交響曲
夜に響く静かなハーモニクス 君と私だけの演奏曲、演奏会
君は居てくれるだけで構わない 私は今日も、勝手に歌うから
自分勝手のシンフォニー 寂しさに対する勝手なアイロニー
漣の、 さざなみの 小さな揺らめき
静かで綺麗な世界で
記憶の姿、そのままに 君は青い海底へゆっくり 沈んでいった
海に落ちて もう戻らない
記憶、感触
窓からは、君の居なくなった 風景だけがゆっくり 過ぎていって
時に流れて もう戻らない
愛情、激情
二人分の足跡を刻んでいた 浜辺は一人分の 足跡を残して
漣にさらわれていく
記憶、感触が ゆっくりとゆっくりと 一つずつ流されて、消えゆく
揺らめいては 何処かへと
さらわれ
もう戻
らな い
見上げた空は 朽ちた星々の残留思念 生まれて死んで 死と再生を輪廻する満天
静まり返り 押しては返す波の音がひたすらに 耳に鳴り響くよ 死と再生のメトロノーム
何もない世界で 私は何一つ夢見ちゃ居ない ずっと先にある絶望を見つめ
何もない世界だからこそ 絶望の先にある再生に願い託し 今はまだ何も見えない世界に、ひとつの希望を描くのさ
2006年04月11日(火) |
結局、世界は君のものだから |
所詮、君のセンチメンタル 付き合い切れないヒステリック
劣等感に苛まれて 笑えないと呟く君の笑顔が 世界で一番大嫌い
感情、トラウマのリサイクル 傷ついて治らないプラスチック
葛藤続けて 進めないと嘆く君の不幸が 世界で一番大好き
雨降る街に引きこもり、煙草を右手に嘘 「今日も今日とて、空は晴天です。」
一片の光も見えない土砂降りの中 久々に外に出て、くるくる回った
今日は晴れだから―、 絶望の中で、自分の頭の中だけ希望が広がら
レンズ越しに見える世界は 妙にくっきりとして、見たくないものまで見えてしまう
遠い遠い世界の、黒い事情 誰かが誰かを踏み台にして、笑う
見ているのに助けられない、絶望
レンズをはずして僕は 異常にぼやけた世界で、見たくないものを見ないふりをした
黒い影が黒い影と重なり、動く それが何かを知っていのに、僕は
眼鏡がないから見えなかった、と嘘をついた
2006年04月08日(土) |
絶望の16連鎖 ここから高校生 |
新しい日々に孕む 行方の不安、孤独の絶望
右に左に絶望、絶望 これから進む狭い、狭い道
私はこの中を進まなければならない 立ち止まることもできたけど、 それは許されないと知っていたから そっとそっと進んでいく
目の前は真っ暗 一歩にさえ気を使う
もし、私が絶望に足を突っ込んでしまったら きっと、そこから落ちてゆく
絶望と絶望が渦巻く 止まらない、16連鎖
ぶっちゃけ、ちょーこわい。
2006年04月07日(金) |
ツギハギノイズレス ここまで中学生 |
周囲の雑音に、ノイズ 私の世界を鈍らせる 世界の敵
ツギハギとツギハギで作られた 世界 ありふれた言葉と自分自身の 構成回路
雑音、ノイズ 私の世界を描けなくなるから 耳を防いで
シャットアウト
ばいばい、私は 私だけの世界で ツギハギを作る
君が幸せになれるなら 僕の幸せを差し出してみせる
君が幸せなだけで 僕は満たされるから
君が笑顔になれるなら 僕の笑顔を差し出してみせる
君が笑うだけで 僕は満たされるから
2006年04月05日(水) |
Fuck me ! if you can . |
現実と理想の狭間 空ろな幻想を見つめて 空の青さに絶望し 夜の深さに驚愕する
掴もうとした幸せは音を立てて 崩れ去り 願っていた幸せも音を立てずに 崩れていった
浄化機能は正常に世界は今日も進む 昨日を消して、明日へと向かう 私が後ろを向いているときにさえも
過去を振り返り、思い出すほどに 世界は私を置き去りにして 未来にしか存在しない 現在になりえる幸せから遠ざける
君はもう過去にしか居ないのだから ばいばい、君とは結局 幸せになれなかった
君と幸せになることはもうできないのだから ばいばい、できることなら 君に殺して欲しかった
君以外の誰かに幸せを求め 今日も私は明日を見る
溢れ出す、言葉の洪水
流されるがままに、加速する世界
気づいたら私に
「青春は謳えない。」
堕ちゆく、錆びた鉄の空
任されるがままに、私の最後の空
気づいたの私に
「幸せは謳えない。」
絶望と絶望の連鎖で
日常をネガティブに染めるエブリディ
希望の欠片も手に掴めない
日常をポディシブに持っていけないリアリティ
一片の光もない、ダークネス
一人で生きていくには寂しすぎる、ロンリネス
助けての声も届かない奥底で
誰かが来てくれるのを待っている
小さな身体には重過ぎる絶望
飽和した恐怖に私は溜息を吐き
夜明けに願いを託し
今日もまた、瞼を降ろす
黒く、錆び付いた鉄の空 眺めるのは
黒く染まった 大人の僕
甘さと若さを 遠くに置いてきてしまって
汚い思想だけが 身を染める
限りなく青かった空 いつまでも青く続くと思っていた
空が青く感じられないのは きっと、僕自身が錆び付いてしまったから
嫌でも大人になっていく焦燥 青さと若さ、甘さに子供らしさ
全部全部、抱えては 生きてはいけなかったのです
頬を何かが流れる もう、振り返ることもない
もう、懐かしむこともしてはならない
東京、劣情 何者にも勝るにも劣らず 空を見る
雨の中、何を思う
感情が麻痺して 笑うにも笑えない、世界
寂しくなったら 詩を謳えばいい、そう言った
何者にも勝るにも劣らない 詩を謳う 勝負にさえ出ていないのだから
比較、批判は御自由に 所詮、雑音でしかない
今日も太陽は昇る 黒い世界を灰色、染める
有り触れた光景を 日常に溶かし、哂う
所詮、劣情 忘れたことにして
今日もまた、詩を謳う
|