遺書

2005年03月31日(木) 僕は一人泣いている少女を見る

空が明るいそんな夢を見ます。
空が明るいだけではどうも説明にならないので、説明させて頂きます。

立ったまま空を見る僕の隣には
花を摘む少女が隣に居るのですが、顔は見えません。
何故少女が花を摘んでいるのかは知りませんし、
それ以前にそこに花畑があるのかどうかはわからないのですが、
「花を摘む」をしている少女が居るので、きっとあるのでしょう。

明るい空を見ながら、まっすぐ歩きます。
その方向に少女がいないことは確かでした。
夢を見始めてからずぅっと空を見ているので地面は見ていません。
だから花畑のことはわからなかったのです。
なぜ、少女のことを知っているのか。と聞かれても
少女のことは見ていないのに知っているのです。
最初から、そうであるようなんです。

そのまま歩いていくと門がありました。
丸太を2本うちこんで、丸太の間に板をつけているシンプルな門でした。
いや、看板ですか。あれは。
看板には赤い文字が書いてあります、日本語、英語、ハングル。
どれとも違います。似ているといえばアラビアで使われている文字。
読めません。

まっすぐ進むと分かれ道があります。
空を見ているので、そんなこと知る余地もないのですが、
少女と同様に知っているのです。

右に進むと目が覚めてしまいます。


目覚めたら花束が僕の隣にありました。
しかし、そこに僕の体はありません。
燃え尽きて灰になってしまったのでしょう。わかるんです。
僕の隣にある花束のその隣に、泣いている少女が居ました。
哀しい涙なのか、嬉しい涙なのかはわかりません。
その涙はどちらでもあるような気がしました。

誰かに泣かれながら見送られた僕は、幸せなのでしょう。
誰がどんな思いで泣いているのかは知らない。
ただ、日常悲しみを望むことは不謹慎と言われていますが、
このときばかりは悲しんでいてもらいたいと思いました。

僕は明るい空に向かってもう一度夢の続きを見ようと思います。
また、君とまた笑って会えるといいね。



2005年03月30日(水) 悦 200206RecycleEnd

ああ、いつかあなたに出会えるかしら…?
いいえ、歩いて、転んで、走って、血を出し
それでも、私はあなたに出会って見せる。

この胸の痛みが偽者でも、私は生きてきた証
踏みつけられた地面のように、固まった人生の土台
だけどそれに何の意味が在あるのでしょ?
…すべてはあなたに会うために。

痛みが体を貫けても
悦びとしか感じない
最後にあるもの信じているから
私は苦痛を悦びと思えるのです



2005年03月29日(火) リセット

未来や過去、気にしないでいいと言う
僕は現在だけ走り出して、殻を破った
最初の一歩を踏み出した、新しい日々

途中、名前の知らない君に出会う

眠り続けている君を連れて、僕は旅に出る
めいわくだと言われ、叩かれても構わない
君が好きだ、と思いを告げて黙ってもらった
…負けた気がするのはどうしてだろう

君は、自分の姿を嫌っていた

名前なんてどうでもいいと思ったから聞いてないし
姿なんかどうでもいいと思っているから君を連れた
僕は、君が好きだ。それしかいえなかった

君が、近くにいるのに遠くに感じる

僕は、君を望んでいたのかもしれない、名前も姿も知らない君を
言葉で表せられない理由、自分さえも納得できない理由
ただ、それでいいと思う。今の僕には翼がある、そんな気がする。

進むたび、具現化される僕たちの翼

時間は今を確実に駆け巡る、頬を通る風はいつのまにか
いつのまにか、それが風ではなく時間の波だと気付いた
僕たちの翼は、時間を、羽ばたいて、いける、気がした

夢を見ている気がした、けれど違うんだ。

僕たちの翼は、大きく強く輝いていった
僕たちの望む世界を描く、筆にもなった
どうしてこの力がある?何の為だろうか

僕は、君の望む世界を描いた

君が一人で歩けないというならば、僕は君の手をつなごう
僕が目の前に恐怖を感じたならば、君が僕の手を取って
光を失わないように、そっと、ずっと歩いていこう

僕らの世界を

*あとがき
原作のあとかたもない。わけで。



2005年03月28日(月) 暗闇ハチ太郎

冷たく暗い闇の中
それは孤独なんだと知る

ぽつんぽつんと
あたるものが寂しさだと知る

孤独に身を包み
寂しさに体を濡らし
何もすることなく
闇の中、僕は立ち竦んだ

目の前にとてつもなく大きな壁がある気がしてならない
見えないからどれくらいの大きさかもわからない
それ以前にあるのかどうかさえ


明るい月が必要だ、と思った

…そして、君とであった


闇の中を彷徨い続け、出会った灯りは君でした
君と居れば、暗い闇はなくなり
傘があれば、寂しさもなくなる
君は、傘を持ち、僕を受け入れた

僕が、君を必要とするけれど、
君は、僕を必要としない

暗闇


離れるのが怖く、必死に君を追いかけた
けれど、所詮僕は僕で外に広がる恐怖に怯え
君に追いつけず、また暗闇に戻った


灯りはない、それが僕にとっての幸せなのだろうか
孤独や悲しみを受け入れて、それと仲良く手をつなぐことが。

僕はソレが運命だときめ、なかば諦めて
幸せだと、信じ


…今に至る。

*あとがき
原作より楽しい。俺は。



2005年03月27日(日) 駆け落ち宇宙

何か思いを告げて、
僕は君から逃げた。

僕が何を言ったのか定かではないけれど、
夏の日、僕が今一人で居る理由になるのだろうか。

ゆっくりと眼を開けて、起きた君
黒い瞳は僕を見つめ、逃げた。


死神は、僕の骸を抱き行進する
僕の見ているものは過去の残像
無意識と潜在意識の投影

記憶を少しずつ取り戻して
気付いた頃は冬だった
既に僕の肉体は失われ
骸は僕をみて、笑う。
「お前は、俺だ」


肉体は転生のために地上へ残り、
僕は次の転生のために宇宙へ行き
そこで…


君とまた出会う。

あの時、返事ができなかった病床の君は
僕と同じく転生の魂の存在で、返事をしてくれた。

ああ、広い宇宙に広がる星々。
彼らは、ボクラと同じく転生している。

生まれ変わるまで、僕らは愛し合った。
現実世界からの駆け落ち。

所謂、駆け落ち宇宙である。

*あとがき

死んだあと、人は星になるそうです。それのイメージで。



2005年03月26日(土) リアルに生まれ、デジタルに死ぬ

デジタルな世界に落とされた自分は、
他人に此処がどこなのか。と尋ねても、
わからない。わからない。と黙秘する。

僕の出した答えはひとつ
此処がどこだかわからない。

空を見上げれば
液晶かプラズマ、はたまた別の技術か。
明るい空が見えた時刻はトゥエンティーフォー。

世界に空は無いのか。と
他人に尋ねたらこうだ。
空?上にあるじゃないですか。あれを空といわず何を空と…。
答えにならない答えを教えてくれた。
少なくとも僕の答えでは無いね。

朝の街は、24時間営業に空が明るく
夜の街は、また然り。

フラつく僕へと、来た人は
黒い服を着た怪しい影の人
僕はただ連れて行かれ
何もわからず原子分解されました



2005年03月25日(金) 僕は君を拒絶するけど、最期は、

君に触れることを避けてきた人生の中
拒絶するのは傷つけたくないから
否定するのは愛しているから
守らなくちゃいけない君を愛しちゃいけない。
…そう、誓った人生


最期見た空は青く、青い。青いよ。アハハ。
側で君は僕を見て、心配する。
ああ、こんな時でさえも君は僕を…。

僕を貫いた銃弾は、見事クリティカルヒット。
君を守った僕の最期は、満足できるもんじゃない。
これから先、誰が君を守るというの…?

青い空を見つめる瞳は青く、君を写した。
なぁ、最期なんだ。少しくらいはいいだろう。
と、自分に言い聞かせた僕は。

そっと君を抱いて、二度と触れることはなかった。
君が暖かいのは、僕の体温が低いからじゃない。
君が暖かいのは、君が暖かい人だからなんだ。信じてる。

さようなら。

*あとがき
原作よりは良い作品になったかと思うですよ。マジに。



2005年03月24日(木) プロロー クローン

僕と君はひとつだった
君に保存されているdate.
僕にストアされたdate.

僕は、君だ
君は、僕だ

顔、体、心すべて
僕のもの、君のもの

だが、傷が少ない僕が君より優れている
そうは思わないかい?
優れたほうが生きる。それは当然の利だろう?





荒れ果てた大地、ただずむ二つの影
その横にあるとてつもなく大きい影

右手に抱えた黒い人型のかたまりを
影は地面において、両手を合わせた
ソレは、願いのような祈りのような
…誓い

(なぁ。僕たちは変われたと思うかい?)


(さぁ、…どうだろうな?)

優しく語り合う二つは、
武器を持ち出し戦った。

彼らは人間だな、とわかった。
遠くから見る私には気づかず、
彼らは大きな影に乗り込んだ。

そのとき私は知ったのだ
大きな影は人型のモノと
二つの、白と黒の巨人が
命を吹き込まれうごいた

稼動する、二つの影を見て
更に私は気付くことになる
その足元にあるのは大地ではなく
巨人と同じ形をした、機械だった

…プロローグ

*あとがき
ははは。元の詩のはあとかたもない。



2005年03月23日(水) 病床ラヴァーズ

頑張った、叫んだ。
握りつぶれた声は、
思いかき消して
消えた。

僕が臆病者でした。
君を臆病と責める僕こそが臆病だった。

何も望まないフリをしていた。
何かを望み続ける君を否定してきた。
それは、何かを得ることにより起きる変化が、
とても怖くて、触らないだけだった。

自分も知らない何かが変わって、
またひとつ大人になる。
大人になることで誰かを傷つけたくないと、言い訳した。

子どもであり続けたいだけなのだ、と。
傷つけるのが怖いだけでしょう?本当は。
と、尋ねる君が僕を傷つけられた。

君は僕を平気で傷つけます。
そして、それが愛なのだとうさんくさい笑顔で言います。
嫌いです。

今思えば、君の何を持って僕は君を臆病と称したのだろうか。
気付いた春は、もう遅く。君は夏を見る前に溶けていった。


*あとがき
謎多き文章



2005年03月22日(火) シクラメンの花を君へ

目の前のトンネルは暗く長く、
遠い君は、見えないが明るく。
行けば、君に会えるような気がする。

トンネルの中に何があっても僕は逃げたりしない。
トンネルの中で誰にあっても僕は逃げたりしない。

強い意志、
君に逢いたい
それだけを


どんなに時間がかかるのか、わからないけれど
君がどれだけ待っているのか、知らないけれど
君が待っているならば僕は行かなきゃならない

すべてみんな逃げて、失ったあの日の記憶の中
君だけが僕の手を握って、一緒に歩いてくれた
そんな君の言葉を信じて今、一人で歩き始めた

僕を待つ
その言葉だけを
頼りにし


そして、時は過ぎ去り。明るい日差しが見え、
僕がトンネルを抜ける場所。
開けた草原、咲き乱れる花たちと、静かにたつ十字。

そこで僕は、君の姿を初めて見た。そんな気がするほどに
君は綺麗に、綺麗に、静かに僕を待っていてくれた

僕のことを知っていた君
君のことを知らなかった僕

十字の下に眠る君へ、僕は摘んだばかりの花束を。
ありがとうと、さようなら。

一面に咲くシクラメンと十字架。
この景色胸に秘め、君との絆忘れない。

*あとがき
シクラメンの花言葉は絆。
絆の花を添える主人公と、
絆の花に囲まれて静かに眠る女性。
安らかな死を。



2005年03月21日(月) 星さん星さん叶えておくれ

この星に願ったこと。
あの星に願ったこと。
消えゆく点は変わらぬ星々。
消える前に僕の願いを叶えておくれ。

彼女の隣に居続けたいのです。
星々と同じく消えゆく僕の願い。
星々と同じく消えゆく彼女との。

ずっとずっと彼女といたいと僕はただ願った。



2005年03月20日(日) four

苦しくて
辛いのは
君のこと
思うから

この思い
苦しみは
けっして
苦痛では
ないのさ

嗚呼胸が
悩みだす
嗚呼胸が
騒ぎ出す

君のこと
考えてる
僕の胸は
二四時間
跳ねる事
やめない



2005年03月19日(土) 廻り around

例えば、声がボロボロで聞き取れないようなものでも。
君には、その腕があるでしょう?

何か何か、と絶望の中から希望を見出していくのが人間のお仕事。
それを果たすことが声でできなくなったなら君のその
白くやわらかい腕で探してくれればいい。

君には生きていて欲しい
君の廻りには大事な大事な仲間がいるのですから
君の命は、最早君だけのものではないのです。



2005年03月18日(金) 進むと言う生きる道

過去に何か忘れ物がないわけでもない
けれど、過去は過ぎ去った場所であり
都合の良いモノばかりしか、見えない

特急列車「人生」の来た道を戻ること
可能かもしれないけれど、過ぎた場所
良いモノばかりに見えた場所、違った

そうさ、前へ進もう。過ぎ去った物は
みんな、心の隅へと。これから見る物
すべて、握って行く。その意思は強い

後ろ見ないで進んだら、いつの間にか
体はズタボロなんだけれども、だから
だからこそ僕は進むべきだ、そうだね

傷口からあふれる血は僕が生きてると
教えてくれる証でもあり前に進んだ証
血を流しながら前に進みながらそして

いつか気付く新しい自分、過去なしに



2005年03月17日(木) 欠けたパーツは飛んだまま

人は、みな欠陥ばかり。
それは何も何も悪くなく
みんな何も何も悪くない
誰かが誰かをそれで傷つけることなんてできない

完璧など何処にもない
欠陥なんてない人なんて居ない
それを責めるのは可笑しいよ

現在じゃ、欠陥が少ないことを完璧と言うことにした。



2005年03月16日(水) 踏みしめる大地

傷ついても、平気。
傷つくことは痛いけど、怖くない。
君が僕を傷つけたことは、気にしない。

過去を省みることは大事なことだけど、
後ろを見ても開発された道ばかり。
誰も、歩いて、居ない、未開の、大地を、僕は、踏みしめたい。

君と一緒に。



2005年03月15日(火) 飛行と夢と自殺オフライン

「死にたいんだ。」
今、新しい世界へ飛び立つ
時間は無いんだ、誰も見てないそのスキ。

急げ急げ、体に言い聞かせる。
あと一歩進めば落ちる方向にだけ進める。

来たぞ来たぞ、と足音が言う。
あと一歩進めない僕は臆病なんだろうか。


僕の心を飲み込む闇が阻まれ、
新しい世界へのトビラ閉ざされ。

「どうせ世界は大人が作るんだろ?」

そうだ。僕はその言葉、否定するため此処に居る。
心に区切りをつけて、1と2と3を数えて
飛び立つのさ、新しい世界へ。



2005年03月14日(月) 海と空とバカ

僕の「とぶ」はちょっと特殊で「泳ぐ」って書くの。





翼がないから飛べません、翼がないから飛べません、
飛べない鳥は落ちてゆく、落ちる方向にだけ進めー、

落ちた、落ちたぞ、落とされた、その場所は冷たく、
冷たく、冷たく、暗い、暗い、I'm cry ! 水でした。

少しの間だけ「ぼー」2分たったら「べー」「ばー」
少し舐めたらしょっぱい、あ、これ塩水って奴、海。
あれ、呼吸できてる。肺呼吸忘れてる。エラ呼吸だ。
あれ、俺鳥じゃなかったの、魚だったの。嘘でしょ。

そうだ、そうだ。俺、飛べないから泳げばいいのだ。
海を空をするならば、泳ぐことは飛ぶことになるね。
ああ、願いは叶いました。すーいすい。すいすーい。

泳げ、泳げー。いや、でも飛んだー。飛んでるーぜ。



2005年03月13日(日) 僕が手に入れるもの

人を傷つけたり
人を励ましたり
人を殺してたり
人を生かしたり
そんな言葉が、僕は欲しい

神さまでも表現不可能な一言
その一言を発した時、僕は神になる。

僕は今その一言を求めて人生をランニングしてる。



2005年03月12日(土) 無視ウィング

何処へでも飛べる翼が欲しいと願った。
思想も場所も力学も物理さえ無視した翼

ああ、どうしてこんなにも空が恋しいのだろう
ああ、何処までも繋がるこの空を飛んでいけば
ああ、君のところに行けるような気がするよ。

空に潜れば、同じ空から出れる。
これを利用すればどこへでも僕は
いけるんじゃないだろうか、って


ああ、僕はただ手の温もりが欲しかった
ああ、あの時こんなにも恋しかった手が
今はもうこんなにも近くにあるのに
どうしてこんなに遠くに感じるんだろう

君が遠くなった気がした。

*あとがき
謎は作者の頭の中に・・・



2005年03月11日(金) ここが夢なら

僕は何処から来て何処へ行くのだろうか。


始まりには何があったのか、覚えてないよ。

これが夢だというならば、僕は夢の最初はあまり覚えていない感じだ。


そして終わりは何があるのか、予想はつく。

これが夢だというならば、これも夢のようにいきなりおわるんだろう。



僕は、自分に夢なのだ。と言い聞かせることでしか、

自分を正当化することが出来なかった。

夢の中の僕はいつも僕の求めている自分なのだと、

自分に言い聞かせることでしか、自分を納得できない。

可愛そうな男なのです。




*あとがき

僕は少年ではなく男と見られるのだろう。
だから、もう少年と言えることはない。
けど。何かした場合は、ニュースには十分そう書かれるのだろうなぁ。
犯罪者を少年と言うことだけで、少年犯罪が確定する
大人になっていない男はみんな少年なのでしょうか

謎である。若さゆえの過ちで片付けるつもりだろうか。



2005年03月10日(木) 想い出は宝石

想い出は多い方がいい。けど、多すぎても困る。
いい想い出を見るために、人生の道。少し止まって、振り向くから。
出るべき場所に行くまでの時間がかかってしまうんだ。
はずべきことではないんです。だって、
宝物が多いほど人生は煌くんです。想い出は宝物です。
石についての想い出でもなんでも。ひとつ拾って、僕はまた歩き出した。

*あとがき
左の文字を読むと想い出は宝石になるんです。
って12歳のlovepiesくんが言ってました。



2005年03月09日(水) ぼくはだれですか

僕は一体誰なのか。
名前はあるし、住むとこもある。
生命はあるし、夢なんかもある。

誰かが僕を知っているなら、知りたいくらいで。
「教えてください」
ただ叫んでもその声むなしく消えた。

自分が誰なのか
多分、自分じゃわからない
多分、自分じゃかわらない



2005年03月08日(火) 僕たちは誓います

僕の命がもう少しで散ると言うなら、
せめて君の腕の中逝きたい、と願った。
最後まで君のそばにいたい、と願った。
君に愛されて逝きたい。それだけを。

だけど、これは僕の独りよがりだったんだ。
あなたを一人で逝かせはしない
と、君も僕の手を握って言ってくれた。


僕たち二人は永遠の愛を誓って、
世界に永遠のさよならを誓った。
僕たちをここまで見逃してくれてありがとう世界。
僕たちをここまで愛してくれたねありがとう世界。
僕たちは此処で逝くよ、君の中。さようなら世界。

落ちてゆく中君の手だけが暖かいよ。
君の唇、その体全てがいとおしいよ。
息が出来なくなるけれど、僕たちは苦しくないよ。
本当に、さようなら。
君に、ありがとうを。

ふたりは、ふかいうみにもぐって
かえってこなかった。
またひとつ、せかいからあいがきえた。

*あとがき
本当は主人公が機械人間になる詩だったよ。



2005年03月07日(月) シンデレラが死んでれら

階段の上
スカートを持ち上げながら下る少女の姿はまるでシンデレラ
他人の都合を気にせずにさよなら告げて帰ってこない
少女がシンデレラならば、十二時には化けの皮が剥がれるのでしょう。
そして、彼女を変身させた魔女にはもう二度と出会えない。


それが魔女の手口。
魔女は新宿線瑞江駅に潜んでいる、らしい。
幾人もの少女をシンデレラにしてきた。

少女の手にした一時的な幻想。事実、手に入れたのは自滅。

本物のシンデレラのようにハッピーエンドで終われない、
醜い姿を晒させて、魔女は何を思うのだろうか。


しかし、今回は違った。
僕は少女を追いかけると、魔女が僕の目の前に来た。
「私は花を摘んでいるのさ。邪魔をするなら余所でやっておくれ。」
それはできない、と僕が言うと魔女は消えた。
魔女に何の利益があると言うのだろうか。
僕はさっぱりわからずにひたすら街を歩き続けた。



2005年03月06日(日) ボクノツバサ

僕はこの広い空の飛び方をあまりよく知らない、
だから飛んでも何一つよいことなんてないんだ。
だからね、僕の背中にある翼を君にあげるよ。

飛ぶ方法は単純、だけどすごく難しいこと。
それは信じること。
傷ついた翼だけど君を信じて飛んでくれる。
だから、君も翼を信じて飛ばなきゃいけない。
大丈夫、まだまだ飛べるよ。

見えない翼を信じて、君は大空へ行くんだ。
いってらっしゃい。自由を、掴んでね。



2005年03月05日(土) 僕は変質者

僕の目の前でただひたすら眠り続ける君はまるで白雪姫のように美しい
三年間、一度も目覚めがこない眠りつく君の顔を僕は好きになったんだ

そのうちに君は目を覚ますだろうか、
それとも僕が君にキスして白馬の王子様になればいいのかな

目が覚める前に僕は君の王子様になって目覚めさせることができるかな
けど、実際僕は生まれる前から王子って決まっている人間なんだ。

目が覚めたとき君はどんな顔をするだろうか、それが想像できないんだ
きっと、実際君は覚める前の顔と同じなんだろう。信じたい。

信じきれない。
だから 僕はまだ怖いんだ。
君の唇を僕が奪った時、君は何を思うんだろうか。
もしも、僕が君のタイプじゃなかったら。とか
その後僕は何をすればいいんだろうか。とか
君の寝顔を見ながら僕は考え続けているんだ。

そして、僕の決断は君を起こすことだった。
あれから二十九回の夏が過ぎ、僕は最早四十九歳。
呪われている君を助けられる血を引くのは僕だけになった。
今、厚い接吻を





箱は、想定していた中身と違うときがある。
箱を開けるときはできるだけ中に何があるか想定しなくてはいけない。
不測の事態に備えるためだ。

彼は、長く考えた末長く考えたんだから
間違いないとひとつの想定しかしていなかった。
それが、彼の最高の失敗だった。





君が僕の白雪姫?ええ?う、うわぁぁぁ!
僕が想像していた君は七月恋人達のロマンスさながらの…略
「はぁ?何言ってんだ。不細工が。消えろ、今すぐ私の前から消えろ。」

*あとがき
6月5日分
眠らせて置けばよかったのに、ね。



2005年03月04日(金) 銀河鉄道の僕

ガタンゴトン
銀河鉄道に夜はありません

動こうか、と
心でそう言うと
銀河鉄道は暗い空を駆け抜けていきます

疲れ果てた、と
心がそう言っても
僕は此処で眠りにつけないのです


広い宇宙で君とであった。
君は誰?
って、僕が尋ねようとして、
そっと手を伸ばしたら消えてしまったんだ。
多分、あれはね流星だったんだ。今日のお客さんだね。


僕の銀河鉄道は
今此処で
忘れられたように駆けている
宇宙の風に吹かれ、
宇宙の雨で車体を濡らしながら
ガタンゴトン

宇宙で僕が見たいものはなんなんだろうね。
誰かの役に立ちたくて、今日もガタンゴトンしてるけどわからないんだよね。

宇宙で誰かの目に僕が写っていてほしい。
誰も知らない列車をただ一人、知ることになる人。

*あとがき
6月4日
此処の花は僕の花を、銀河鉄道の運転手さんに。



2005年03月03日(木) Today or Today

昨日ってなんだ?
明日ってなんだ?

後ろを振り向いても昨日ってのは見えないし、
前をひたすら向かなくても明日へは確実に向かっている。

ただ、僕はそんな物に興味はないよ
明日とか昨日とか
未来とか過去とか
どうでもよくて、なくちゃいけないんだけど
今を生きればいい。
僕はただ、今を生きている。

今と言う時の中



2005年03月02日(水) shell




世の中大人は批判ばかり、
少しも目をそむけずに
忘れることも出来ずに
ただひとつの話題を繰り返しているだけ
殻にこもらないでよ

いつもの笑顔で居る人は
人に好かれることを仕事とし
いつもの泣いてる人は、
人を騙すことを仕事とし
生きている

僕らに仕事はなく
ただ勉強してればよいと
言われるだけで何も出来ない


どんなことでも
大人が権利を握っていて
僕らにも権利が欲しい

僕らが信じられないなら
今からでも、ここからでもいい
少しでも見てください

ボクラにスコシのケンリを…


大した権利も持たされず、
社会を少しも教えてもらえず、
ある日突然権利を渡せれる日には、
僕らはもう
大人でした。

*あとがき
最近、大人になることが嫌です。



2005年03月01日(火) star hard 200206RecycleStart

「何事も一歩から」
確かそう僕は聞いた
あれはまだ夏の日、僕が幼い頃
所詮躍らせれているに過ぎないと気付かずに笑う日々
あの頃は、ただ何もかも楽しくて

・・・笑うだけで精一杯だった


「歩く前に無茶って言うな」
険しそうな道を目の前に僕らは後悔した。
あなたはただ遠い場所から僕らをみて笑っていたのでしょう?
僕らは笑っていたんじゃない、笑われていたんだ。
あの頃は、ただ必死で何もわからなくて

・・・生きることで精一杯だった


「歩けば分かる、一歩よりも先、二歩よりも先、そうやってけば…」
届かない空、あなたはそうやって僕らに何をさせようとしていたんだろうか
右手を差し出して、星を掴もうと必死にしていたあなたの姿は印象的だった
狎韻某┐譴覘瓠,修譴鮃圓┐詼佑蕕領呂鬚燭斥用したかっただけ?
あの頃は、僕らそれの重大さを知らなくて

・・・ただ、歯向かうことしかできなかった


そして、久遠のカナタ

「いつのまにか終っている」
ああ、終わっていたよ。いつのまにかじゃないけど。
僕らは確かに覚えている。
星に触れることがどれだけのことかを知った。
そのとき確信したんだ。あのときから僕らは確実に踊らされていたね。

白い世界で白い星を数える白い人々

彼らと共に生きてゆくことをあなたが望むなら、
僕は喜んであなたを消し殺すでしょうね。

さようなら

*あとがき
3月は2002年6月Poemリサイクル月間

星に触れる力を持つ少年達を利用する汚い大人の話を
小説にして書いてたんだけど、ムカついてデータ消してしまって
ところどころを6月1日と混ぜると
ぐにゃぐにゃのふにゃふにゃになってしまいました。
すいません


 < 過去  INDEX  未来 >


死んだ鳥籠 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加