2004年09月30日(木) |
Vanishing point-消尽点 |
戻ってこなくてとてつもなく吐き気がする 彼といた日々が当たり前だったんだ、と
唐突に思い出して、吐いた そして忘れた
彼が居なければいけないと、気づくのが遅すぎた もう空には手は届かずに僕の腕は折れた
星を掴もうとしたこの手は小さすぎた、 流星を消える前に見つけられなかったこの目が憎い
彼は僕の中で最も特異だったのかも知れない。 僕の消尽点は何処だろうか、 彼の消尽点は何処だったんだろうか、 それとも彼はもう本当に消尽してしまったんだろうか。
そして、また僕は吐いた
手がかりがすべて消え、僕はやっと彼にすがりつくことを覚えたよ。 もう、何にもないその場所を、見て
空っぽになった、僕は、もう満たない。
僕は口を開いてこう言え おういえ
世界の心臓を掴め! 青い鳥は枯れて行った 死ぬ前に残すのは赤い羽根
盟友よ、僕はもう生き残れない 駄目だ、あきらめるな しかし、隕石に勝てるわけがなかった
世界の心臓を貫け! 黒い鳥の正体は僕だった 一つになる前に残す最後の唄 ぉぅぃぇぁーーーーーー!!
花瓶に花を挿すと、僕はマッハで逃げた 不思議がる住民の姿を見て、喜んだ 喜ぶ姿を見るのが好きなんだけれど、 礼を言われるのが嫌いだったり、そうでもなかったり
狭い町で歩く歩く、走った。 ただ僕は花瓶を見れば花を挿す、それだけで、 走れ走れ、自分のため。
警察から変な目で見られても 僕は走った、と言うか、逃げた。
世界からの逃走だ、そういえばカッコがついて 終われる、きっとそう思い込んでる
「これは世界からの逃走だ!」
生まれ変わったらまた会いましょ。
・ ・ ・
言葉のない国へ辿り着いた僕は愛し方をしらない。
2004年09月26日(日) |
鉛筆の芯の上で戦う自分と妄想 |
関係のナウい人 僕はただ殴った 嫌いだった 自分と違った 羨ましかった、らしい
山場のない恋 飽きた 平坦、安全、だから? スリル、サスペンス、愛情でしょう 書いて4秒、 それも違う気がしてきた
五月雨の愛 よくわからない 説明書がついてないんだ 世界に説明書ってないの? 設定はあるけどね。
高カロリーを摂取! それだけで幸せ 幸せはぜーにくへと…
バケツいっぱいの自由を 当然のように消費した。 バケツの底に沈んでいる 甘い罠を見事に食らった。 でも、幸せ
高カロリーを摂取! それだけで幸せ 幸せはたいしぼーへと…
僕は現在より… 旅立った。生と死の輪廻のなかへ 一度失った色彩が僕に戻ってくる
輪廻の、イメージの中での遠泳 水分補給の為のコップは紙コップで、 コップは溶け、中身はベルマークで。
遠泳の休憩所は警察署、 また泳いで、警察署、 いつまでも、警察署、 頭の中では、警察署。
輪廻から逃げ出した僕のストレイン、 其処からヒビが入って、割れて、 気づいたら、春でした。
新しい僕は、マフラーを捨て、笑って、旅立った
僕の声が聞こえる場所で 誰が笑えるんだろ。
2004年09月22日(水) |
新聞にこんなの書いて…ねーよ |
僕はもう今日生命活動を停止する 僕は死ぬ前に何かしなくちゃ、いけないわけないだろう。 僕はもう今日生命活動を停止する 僕は死ぬ前に何かやりたかった、あたりまえだろうに。
君を励ますことももうできないけど、 僕はもう今日生命活動を停止する。
2004年09月21日(火) |
空と僕の残骸、流されて吹かれて |
僕は空を見れた
空は崩れ落ちた 僕の残骸の上だった。 崩れ落ちた空を 残骸は掴もうとした。
風に飛ばされて行った。 海にただ流れて行った。 蘇える声は震えていた。
僕はもう一度蘇える。 空はもう一度蘇える。
空はもうその面影を持たない。 空の残骸と僕の残骸は 溶けて。 僕と空の戦いがまた始まる
誰が誰で僕が僕か 悪が正義で愛は何だ はっきりしないよ
僕らの平行線は 僕を越え星を越え 夏を越え空を越え 虹を越え時を越え 少し曲がって 交わって いくつもの境界線を越え 零、つまりは存在自体を越えて
すべてがひとつに… なれた気がした。
僕は氷の剣を振り下ろし 現実と理想の糸を切り離す 現実と理想に疲れたんだ、 確か、そんな気がする。
僕が求めたのは正義 誰にも負けない正義 手に入れた正義
誰のための正義? 誰のための力? 迷うはずのなかった正義
氷の剣を振り下ろし、 斬れた先を冷たい眼差しで見つめ 個人的な事情な敵を
“切り裂いた”
消えゆくのは真実 埋もれさせるのは偽装
海に沈んだ記憶 陸に上がったのは偽装 間違えの歩みの記憶 陸に上がったのは偽装
世界の間違えた歩み 消されて行く歩み 書き換えられた歩み
僕は世界に真実を 僕に世界は制裁を
書き込まれた記憶
僕の国では人の乗っていない車が走る 国民の安全意識を高めるためだ 昼も夜も走っている 高速道路は無い 車と衝突すれば怪我をする、当然 被害者は国が加害者なのでどうしようもない むしろ、安全意識不足で罰を受ける 他に・・・
データ破損読み込めません
吐き気がするこの世界 僕はいやでいやでしょうがない 世界にすがり付いてなければ 僕は生きていけないのが とてもいやでいやでしょうがない
空には なにもない だからこそ飛べるんだ 空のこどくを すこし 癒すために
2004年09月14日(火) |
深い青に抱いた恐怖心 |
空は果てしなく青い
僕はもう恐れない
空がすべてを僕から奪っても
僕自身は奪えない
それだけで
僕は空に立ち向かえる気がした
何今頃になって思い出してんのさ。
僕はずっと彼女を探してたんだ。 出会えた奇跡は消耗品じゃない、 それはよくわかってなかった。 だから、当然のように使っていたんだ。
僕はどうすればいいんだろうか。 彼女と出会えた奇跡は必然じゃない、 それはよくわかっていた。 だから、気づかずに過ぎて言ってしまった。
他のものを見つけて、さようならをした。 さようならをしたあと、見捨てられた僕を、 抱いてくれるほど彼女はやさしくない。
僕は、僕は…
2004年09月12日(日) |
対話ドッペルゲンガー |
僕は世界を見つめなおす。 電気もつけず、どうでもいいんだけど。 何も考えずにしゃべろうと思う。 しかし、何も思い浮かばない。 そりゃそうだ、何も考えてないもの。 だけど、言葉はしっかりでてる。 なんでだか、どうでもいいわ。 …夜は世界と繋がってる。 いきなりロマンだね。 どうでもいいよ。 夜空に星が輝いている。 当たり前だ。 何で輝いているんだ? 星も大変なんだよ 俺だって輝いてんじゃん。 それは勘違い。 ひどいね。 そうだね。 まぁ、いいじゃん。 そうだね。
お前ら偏見しすぎ、とっとと死ぬといいよ。 …あ、そ。
僕は世界を諦める、なんちゃって。 …だから?
2004年09月10日(金) |
空から流れ落ちる色を妨げられない左腕 |
Over color ...空は溢れ出し、止まらなった
. . .
空は垂れ流れた 世界を青く染め上げる 見えるはずのない色 幻想は青く染め上げる 何処か誰かの見た夢 左腕が青く染め上げた
掴めるはずのない夢 それを掴んだ男の左腕 掴もうとしていた夢 掴んだら飛んだ行った
色は世界を染め上げて 青い世界に、男がひとり。
. . .
男が二度目の夢を掴むことは生涯なかった 戻りたい、ただ願った
2004年09月09日(木) |
都会で叫ぶと刺されそうで怖いんです。 |
*ページの一部が飛んでいます。 無料でご利用できるのはこれだけです。 訳せる部分はこれだけです。 全部含めて、大分話が飛んでいます。
…個人の範囲を超えているぞ、貴様! それがどうした、何がどうなろうと僕は個人だ…
忘れてしまってください。 ここで見たことをすべて。 ま、どうでもいいんですけど。
…叫びてぇ。 と、都会で叫ぶ。 …迷惑な目。 と、心の中に響く。
それから数十年。 僕は、舞台に立った。
そして僕は君に言うんだ。 「個人がなんだぁァァ...」
2004年09月08日(水) |
長い年月をかけて思い出そうとした |
空回りするソラ。 もう、何も見えなくなってしまった。 けれど、歯車は生きてる。
1,2,3,4...14... 右へステップ。 歳は増えるけど、中身には何もない。 希望はあるけど、空回りしてどうにもない。 何かをしたいけど努力がたりない、 しかし、左手には花束。
忘れてしまっている ぼくのゆめ。 ・ ・ ・ あ、世界は広いんだね。 黒い空の中意味もなく呟く、気づく。
夢って、なんだっけ? 黒い空の中響くこともなく、消えた。
14,15,16... ・ ・ ・ 76.77.78...
結局気づけなかった
2004年09月07日(火) |
華麗なる買い物と逃走、そして芽生えた闘争心 |
京都え旅行。 え、旅行?
土産や見上げや。 木刀買って僕、とう! 被れる物はすべて被ってとんずらかました。
店主は天守閣から僕を見張る。名前はミハル。 Yahooオークションで購入したタイムマシーン。僕を搭載する。 時間軸の移動でタイムパトロールに逮捕される。 しかし、さらに犯罪を犯し、お菓子を食べ、華麗にカレイのような逃走。 逃走、それは闘争だった。
フロンティア、宇宙、それは最後のフロンティア。風呂。 そうだ、あはは、風呂へ入ろう。
「そのとき、僕は長い間のトーソーで 気が狂って居たのかもしれません…」
ああ、空は広いな…
2004年09月06日(月) |
「遊んでみたい、じゃあ遊んじゃえ」 |
作者死亡のため… 「 !」 「 ?」 「… 」 「!」
そして、時は過ぎる
僕は君に思いを伝えたい 「 、 ー。」 君の返事は 「 。 。」 僕は笑った。 今日から僕の新しい生活が… 「 !」
…あ、アレ食べよ。
此処を出て、右へ その後次の角で右へ そのまた次の角で右へ 更に左 そして右 で、また右 ふぅ、右 で、また左で 右へ行こう。 で、進むとドアで …で、
此処だぁー!
しかし、世の中思い通り行きませんね。 あっはっは、そうですな課長 さて、祭りですね。今日は あっはっは、そうですな課長 今、町人が騒いでますね あっはっは、そうですな課長 今のうちに、行こうか あっはっは、そうですな課長 …あ、そうだ。今のうちにあれ食べよ。
露店を巡る露店ライダー課長 しかし、たこ焼きには弱かった 作戦のことは忘れて彼は、そこで…
君がどんな人なのかは見なくてもわかる。 しかし、課長がどんな人かは知らない。 彼が変死する前に、どうしようか?
ところでら抜き言葉で遊んでみようと思う。 …どうでもいいわな。
−ら抜き言葉 ボクは知ない。 彼がこの先どうなったのか。 ムネ、それが彼の最後の飲み物だった。
作戦が行われています。 露店が変形します。合体。
あぼーん。 ぼく、もう知らないでつ。
生まれたことさえ奇跡なのも知らず それを当然のように消費してゆく。 僕らはどこへ行けばいい? 明日はどっちの方向だ。 僕らは今どこに居るんだ? ここは明日のどっちだ。
くだらない奇跡など噛み砕けばいい。 しかし、それを奇跡だと知ると噛み砕けないんだ。 傷つくのを知っているから。 …そんな理由じゃない。
奇跡と知れば何も出来ない。 当然のように消費しているくせに。
明日は、どっちだ?
僕の愛したモノは幻想だった ありえるはずの無い妄想だった 僕に言葉はもうありません
青い空はただ僕に残酷で いつもと変わらぬ青 いつまでも変わらずにいるように見えて
失うものを失って 得られるはずのものがない 喪失。
青い空はただ僕に残酷で いつもと変わらぬ空 ただ僕を見つめることもなく流れて行く
僕の愛したモノは幻想だった 掴めるはずの無い夢だった 僕に生きる気力はもうありません
上、上ってどっちだっけ? 右…右は僕の右手のほうだ。 下、下ってどっちだっけ? 左…左は僕の左手のほうだ。
虚空に打ち出されてしばらくしてから 空間がわからなくなった頃、だった。
切り裂く為にある翼。 破壊するための翼。 それが朽ち果てる。 それが枯れていく。
止まらなければ僕は翼を失わずにすんだのだけれども、 きっと僕には進むと言うことしかなかったんだと思う。
狭い空、ただ朽ちていく、僕と翼。
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