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■ 『純愛と不純愛のカタルシス』 一宮思帆
いつものようにパッと見で購入(苦笑)。 でも絵柄が…微妙。
好きか嫌いかで言ったら、嫌いじゃないです。 でもどっちかというと、少年漫画みたいなんだもん。 いやもちろん、そんなにゴツイわけじゃないしね。 BLっぽい綺麗さはあるのですが、 時々すごく荒く見えちゃうんだよね。 絵の比重がすごく高いBLの場合は痛いかも(私にとって)。 たんなる少女漫画だったらOKレベルです。
内容の方は、これまた微妙でして。 短編集ですが、どれも設定がワンパターンで、 まず身体だけの繋がりがあって、 受けの方が本当に自分は好かれているのだろうか、と悩み、 なんかメソメソしていると、攻めが好きだったんだよー、と。 それでやっぱりヤることはヤるって感じですかね。
前半のHシーンはなくてもいいから、 その分、二人の結びつきや、感情表現などを深くやって欲しい、 と思ってしまうのは間違っているのかも(苦笑)。 やっぱりBLだとどうしても、 そっちに重点が置かれてしまうのでしょうからね。 出版社の傾向もあるでしょうが。 BBCだからな、仕方がないですか。
ところで、この方の名前「しはん」なんですね。 「しほ」だと思っていたからちょっとびっくり。 変な読ませ方ー。
2003年06月10日(火)
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