| 2008年11月24日(月) |
いちばん簡単につくれるただ一冊しかない大切な本 |
「いちばん簡単につくれる、ただ一冊しかない大切な本」 といっても何のことはないクリアファイルに挟み込んで作る本です。
ぼくは大きなサイズのグラフ誌、例えば家庭画報でのような雑誌から気に入った記事だけをクリアファイルにいれて整理します。 もちろん雑誌を何冊も片づけて処理してしまうときに、そのように整理をすることが多いのですが、夢中になっている連載記事は買ったその日にはずしてしまいます。即ファイル、なのです。 グラフ誌は紙がとても上質なのでそのまま使えますし。
そうやって画像の美しい「イングリッシュ・ガーデンへの誘い」や「アリス・ファームの12ヶ月」などが出来ました。
クリアファイルのいいところは、見開きのページのまま置いておけること。 普通の無線綴じの本だとどうしたって閉じてしまうけれど、クリアファイルは開いたところで置いておけます。 普通の本で(例えば絵本におおいけれど)それをやろうと思うと糸でかがり綴じをするしかありません。 それ以外だとリング綴じですね。クリアファイルだとその手間が省けます。
で、小説では「新潮」に連載されていた池澤夏樹さんの「カデナ」を本にすべくバラしているところです。こちらは紙がとても悪いのでスキャナーでとりこみプリントアウトして作ろうと思っています。ページが多いので無線綴じです。
クリアファイルで作っている小説の本はただ一冊です。 吉田篤弘さんの「それからはスープのことばかり考えて暮らした」 上の画像がそうです。 オリジナルは「暮らしの手帖」に連載されていました。 同誌の本紙もいい紙なのでそのまま使えます。
もう普通の単行本としても出版されているはずですが、このクリアファイルがいいんですよ。 佃 二葉さんのカットがそのまま活かせることも大きな理由です。また字の大きさと余白がとても読みやすい。途中で止めてもそのま広げておけるし、丁寧に読めるのです。
「丁寧」といえば、吉田さんの本を読むと、暮らし向きが丁寧になります。 まるで「暮らしの手帖」の冒頭に掲げられた花森さんの宣言文のように。 だから常に横に置いておきたい一冊なのです。 クリアファイルは頑丈ですしね。
そういうのは苦手、という方にはもちろんオススメしませんが。
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