京都、滋賀の日本画家のグループ「尖」の展覧会に行ってきました。 今年で14回目になります。 運良く竹林柚宇子さんも会場におられ、ほんとに久しぶりにお話しすることができました。
作品のことや本のことなどいろいろと…。
今回も場所は京都市美術館。メンバーはいつもの尖のメンバー13名と招待作家がお二人。
京都市美術館は天井が高く広いので、それを活かした巨大な作品が多かったです。 大きさを存分に意識した作品(意識させられた作品)もあり、意匠として楽しんだものもあり、たくらみを推理し、色を味わい、心に湧き上がる思いを眺め、様々な楽しみ方をさせてもらいました。
この展覧会は毎年観ているので、作家の方それぞれの消息を確かめ、肉体と精神の汗と苦闘と、画に立ち向かうコンセントレーションを想像し感じることが、ぼくにとっての鑑賞の基本となっています。
表現活動の「持続」を感じることは、力強い励ましとなるのです。 画と文章と、形は違いますが。
18日まで続きます。入場無料。 午前九時から午後五時まで。京都市美術館本館1階です。 特に明日とあさっては午後二時からギャラリートークがあります。
|