散歩主義

2008年05月16日(金) 尖展 2008




京都、滋賀の日本画家のグループ「尖」の展覧会に行ってきました。
今年で14回目になります。
運良く竹林柚宇子さんも会場におられ、ほんとに久しぶりにお話しすることができました。

作品のことや本のことなどいろいろと…。

今回も場所は京都市美術館。メンバーはいつもの尖のメンバー13名と招待作家がお二人。

京都市美術館は天井が高く広いので、それを活かした巨大な作品が多かったです。
大きさを存分に意識した作品(意識させられた作品)もあり、意匠として楽しんだものもあり、たくらみを推理し、色を味わい、心に湧き上がる思いを眺め、様々な楽しみ方をさせてもらいました。

この展覧会は毎年観ているので、作家の方それぞれの消息を確かめ、肉体と精神の汗と苦闘と、画に立ち向かうコンセントレーションを想像し感じることが、ぼくにとっての鑑賞の基本となっています。

表現活動の「持続」を感じることは、力強い励ましとなるのです。
画と文章と、形は違いますが。

18日まで続きます。入場無料。
午前九時から午後五時まで。京都市美術館本館1階です。
特に明日とあさっては午後二時からギャラリートークがあります。


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