散歩主義

2008年02月27日(水) 図書館/雨はコーラが飲めない

■たぶんリクルートのウェブマガジンR25の記事がきっかけだと思うけれど、最近、「一週間、ネットもケータイもない生活」のレポがいろんなブログやサイトに載っています。

たいていの場合、ネットとケータイをやめてる本人よりも周囲が先に音を上げるようです。それと検索ができなくなるので資料を集めに図書館に行く人がほとんど。

R25の記事よりも精緻なレポもあって、それにはネットの検索がこれだけ発展しているのとは関係なく、図書館の利用者が増加しているという事実が書かれていました。

なんだか、うれしくなりました。
本をじゃかすか読むのに、やはり手もとに置いておくにはお金がかかるでしょう。場所もとるし。
経済的な理由からも図書館というのはとても大事だと思うので。

そういえば中学生の頃までは勉強するのに市立図書館に時々行ったなあ。高校、大学になると喫茶店でごろごろしてたなあ。ミスタドーナッツで深夜の二時、三時まで論文を書いたいた京大の女の子もいたなあ…。

作家の方にも喫茶店で書く人、ファミレスで書く人がいる。ファミレスで珈琲をがぶ飲みしながら勉強している人、今でももいるかなあ…。

おっとことっと。
話を戻しましょう。
このまま老人になることができたら、と考えてみると、たぶん年金は破綻しているし、爪に火をともすような生活になるはず。
そうなったら一日中図書館にいようかな、と思うのです。できれば近くに公園のあるところがいい。
坐りすぎて腰がかたまったら、ぶらぶら散歩してまた図書館へ。

家の電気代も浮くし、もう家は寝に帰るだけ。好き放題に読んだり、書き写したりできたらなあ…。

■哲学系の本を読んでいると、どうしても脳が強張ってくるので、江國香織さんのエッセイを読んで頭をほぐしています。
今読んでいるのは「雨はコーラが飲めにない」。二度も三度も読んでいます。

犬が好きな人、音楽好きにもおすすめ。
「雨」というのはわんちゃんの名前なんです。

ほかにも今読んでいる「フランス短編傑作選」にでてくるロジェ・グルニエを江國さんも読んでいて、おもわず嬉しくなったりしています。
音楽の趣味も重なるところと重ならないところがあって、それもおもしろいです。

クミコさんもでてきます。



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