今週は病院がよいが忙しい。先週末ぐらいからそうなのだが、避けることも逃げることもできない。 自分が健康なことだけが頼りである。
朝、浅い眠りのまま起きだして、とにかく珈琲を淹れる。 半分寝たままノートを出して、ある小説の三行だけ書き写す。 それで目が醒めて、落ち着く。
今書き写しているのは、藤沢周平である。「気」のために書いてるから、終わりを想定していない。
水上勉さんが短編小説の勉強をしているのなら、向田邦子「思い出トランプ」から二編ほどを書き写してみてはどうか、と「解説」で提案されているので もちろんそれも並行して書く予定だ。
呼吸の仕方を学ぶような気持で写そうとおもう。
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