| 2007年03月15日(木) |
熱い「ウェブ人間論」 |
昨日はメルマガの原稿も書かず、日記も書かずに本を読み耽っていた。 結局読み終えたのだけれど、そこから書き始めると、またしても睡眠不足に陥るのでさっさと寝て、今日はひたすらメルマガの原稿を書いた。 今回も畸編小説付きである。
さて途中で止められなくなった本が「ウェブ人間論」(新潮新書)である。 梅田望男さんと平野啓一郎さんの対談。「新潮」に掲載されたものに、さらに対談を重ねて、濃い内容となったもの。
何に惹きつけられたかというと「未来」が語られていたからだ。 それも「今」から地続きの未来である。 空中に浮いたものではない。
インターネットが変えた世界をどうとらえるか、世界はどう変わり、どう変わっていくのか。その世界をどう生きていくのか。 世界観の論議から、創造のあり方、個人の生き方まで踏み込んだ熱い論議である。
日々、ブログの更新をしている人たちには励ましとなるだろうし、ネット上で小説を書いている人には刺激あるヒントが得られることだろうと思う。
細かいことはここで書く必要はないけれど、この本でもっとも感じたことをまとめると、梅田さんのプログに行き当たる。 これに尽きるといっても過言ではない。
My Life Between Silicon Valley and Japan
このアランによる「定義集」の「楽観主義」と「悲観主義」の項は目から鱗の思いがした。
明日、午前五時にメルマガ送ります。
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