散歩主義

2007年02月09日(金) 烟る街で

一日中、街は烟っていた。
昨日より少し気温が低いとはいえ、犬と散歩していた彼には頬に当たる雨が、春雨のようにおもえた。

散歩の途中、、「侘び助」が咲き出したことに気づく。
緑の葉のあいだから、鮮やかな深紅が突き出していた。
冬が崩れだしている。

メールマガジンを配信した彼は、来週の題材を考えている。
しつこいようだが、小説を早く完成して欲しい。
今月は詩がまだ完成していない。

夕方、ロンドンから素晴らしい笑顔の画像が届く。
彼は何度も何度もそれをみつめていた。


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