2007年02月04日(日) |
気温5℃ 北北西の風 曇りのち快晴 |
北野天満宮から南へ歩くと下の森商店街に突き当たる。 そこを右へ曲がった北の歩道にいくつかの屋台の店が出ている。 一つはキムチの店、もう一つは八百屋さん。
屋台なので商品の数も種類も限られているうえ、斜め向かいにはしっかりした八百屋さんが店を構えている。 しかし、この屋台の野菜を買うという人が多い。 じつはぼくもそうだ。断然、こちらのほうがおいしいのだ。
ここの屋台の人は滋賀県の中主(ちゅうず)というところから売りに来ている。 中主とは近江八幡の近く。琵琶湖の南東である。
最近、湖東にとてもひかれる。 もっと南の三重県よりもいい。 いちどこのあたりにいったことがあるのだけれど、見るからに土地が肥えてみえた。土地の「気」がとてもよかった。
水も土地もいい。近江米の産地でもある。 京都からどこか別のところに行けるのだとしたら、今なら迷いなく「近江」という。それも湖東の、もの凄く辺鄙なところ。
誰も来られないし、こちらからも出て行きにくいところ。 そんなところで骨になることを夢想していた。
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