本の話題が何かシンクロしながら近づいてくるときがある。 あの人もこの人もその本や小説家のことを語り、他人のブログでその名を見たと思ったら 知り合いから実は読んでいるんだ、とおしゃべりでふっと告げられたり、という具合。
今回は村上春樹氏と長島有氏の二人だった。 ぼくはこの手のシンクロにはすぐに反応する方なので二人の本を読みはじめた。(「なにか」がありはしないかと考えるタチなので) 村上春樹氏は「中国行きのスロウボート」を。長島有氏は「タンノイのエジンバラ」。 ともに短編集である。
二人とも手持ちの本は他にもあるんだけれど、再読には短編を選んだ。 それにしても相変わらず春樹氏の話題は「悪口」として近づいてくるな。 しかたない。
この日記を書く前に、それぞれ一編ずつ読んだ。 「タンノイのエジンバラ」 「午後の最後の芝生」 ふたつとも大好きな小説だ。 掌の中に渇いた寂しさが残る。
これからこの二冊とレイモンド・カーヴァー傑作選を併せて読もうと思う。
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