昨年の秋に作品集「音函」を出してから、次の本の制作をはじめ、今月には出そうと思っていました。すでに「音函」以上のページ数がパソコン上にはできています。だけどちょっと待てよ、と思うのです。本当にこれでいいのかということ。簡単すぎないか、と。 もっと、本来「踏みとどまらねばならない難しいところ」を合理化してしまっていないか、つまりすり抜けていないかという引っかかりがあるんです。書く時は結構苦しんだのに、まだ本当の苦しさをくぐっていないという気がしています。作品の体裁はそれなりに整えられても、不満が残りました。それは作品がもうひとつ生きていない、と思えたこと。動いていないというか。 全く違う観点から小説を見直したいと思ったのです。いくつかの「きまり」をつくって全編書き直したいと思います。
ということで本の制作はもう少し先になります。よいものを納得のいくものを創り、送らせていただきたいので今しばらくの時間をください。
制作と発表の拠点をサイトにしようと思います。 サイトに発表したものも推敲と書き直しを加えています。それはたぶん本の形で結んでいくと思います。各ブログに掲載した作品も順次、サイトに組み込んでいき、ブログそのものの数を減らしていきます。ブログにはアダルト系のトラックバックが多くて、いちいち禁止IPをだすのも手間だし、そういうものの少ないところに集約していこうと思います。
それと原稿用紙の復活。制作のスキル上、原稿用紙100枚以上どころか50枚程度でもスクロールして読んでいくのはしんどいんです。作品全体を書いたところまで読み返しながら前進していくぼくのやり方だと、どうしても追うのが辛くなるのです。 今年は長編を書くと新年に決めました。最低でも200枚は超えていきたいので これは原稿用紙に書きこみつづけていくことになります。詩はすでに原稿用紙に書いていて、それをPCに打ち込んでいたのでそのやり方を続けます。
さらに筆記用具。太字から中字へ。つかう原稿用紙がB4です。(これは投稿に指定されたサイズでもあるのですが)升目が大きいので三菱のユニボールシグノの太字を使っていました。ところが小説で細かく推敲を書き込むと字が潰れて読めなくなるんです。それで「中字」サイズを使ってみます。細字を使うとぼくの筆圧だとペン先がすぐに摩耗してしまうんですよね。モンブランの万年筆もいいんだけどそれだと買い換えなければならないし、だいたいぼくはインクのカートリッジの消耗が早いものだからあまり積極的に使い込む気にならないんです。 今いろんな会社のペンを試しています。
それでも本は出したいので、一生懸命作業は進めていきます。 よろしくお願い致します。
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