来日していたアメリカのライス国務長官は飛び級に飛び級を重ねたほどの「天才少女」であったといいます。 そして実はピアニストを目指していたというのも有名な話。 それがブラームスで挫折し、そこでピアノから国際政治学へと方向転換を果たし、現在に至っているわけです。
ピアノの演奏は趣味として今でも熱心に続けていて、現在はドボルサークの四重奏をよく演奏されるとか。 ライス女史といえばアフガンからイラクへと戦争を断固遂行してきた強硬なタカ派のイメージが強かったので、温かなドボルザークとはなんだかイメージが合わないようにも思えます。
裏を返せば「だからこそ」なのかもしれません。
さて我が家のドボルザーク。 ジャズベースのロン・カーターのコンボのものがすぐに頭に浮かびました。それと、たしかバイオリンの五島みどりさんのがあったはず、と探しました。 ここのところ聞かなかったなと、ちょっとCDにお詫び。
「ENCORE!」というタイトルで、スラヴ舞曲が収められています。 全28曲のうちドボルザークはこれだけ。 微かな哀愁を帯びたメロディーを久しぶりに聴きました。
この作品は五島さんとロバート・マクドナルドのピアノと、二人だけの演奏で、シンプルでとてもいいです。 いわゆるアンコール・ピース、つまりアンコールで演奏される短めの曲が集められています。1992年の作品。 そういえば彼女も「天才少女」として賞賛を浴びていましたね。
そんな但し書きなしでも素晴らしいヴァイオリンです。 ドボルザーク繋がりで、五島さんのヴァイオリンを久しぶりに堪能。 この人の演奏を聴くと、ちょっと離れられなくなるんです。くり返し聴くはめに。
そうそう、いけない、いけない。 今日は「ラヴァーズ・ロック」を書きました。
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