アメーバブログに感想文『「庭のつるばら」を読んで』をアップしました。 in Paradismへ
ぼくの読書は乱読です。系統立てて読むことをあまりしません。だから森敦さんの「読書リスト」などを読んだりすると、ああこういう繋がりがあるのか、と感じ入る始末です。 学校で専攻していたといっても、ほとんど授業に出てないで音楽ばかり聴いていたから、乱読はそのころからの癖です。それに仕事が忙しくなったり「病気」をすると本も読まなくなりましたしね。
本が嫌いなんじゃなくて、そのころ何を開いても読む気にならなかった。ほんとうに一部の詩人の詩集ぐらいしか読めませんでした。ぼくが「小説」を再び読み出したのは村上春樹さんの作品を後輩から借りて読みだしてからです。そしてローレンス・ブロック、吉行淳之介さんの「驟雨」…。 それからあとはとにかく乱読が復活しています。
だから、ずいぶん遅れた読者です。吉行さんと並ぶ「第三の新人」と呼ばれた人たちの作品群を読みだしたのもずっと後になってからです。今、いちばん読みふけっているであろう庄野潤三さんも、そのかたたちとおなじに称されていました。
「庭のつるばら」は庄野さんの今のところ、いちばん新しい文庫ではないかな。平成15年2月1日発行です。 とにかく気が休まります。ほっとします。
最初は文体というか、構成のスタイルにとまどいましたけれど、それになれるととにかく、すっぽりとはまりました。 江國香織さん曰く「庄野文学には強烈な中毒性がある」。 まさにそのとおり。
しかし、「庄野体験」。得難いです。 いいです。
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