「光函」の「黄緑」のモデルになってもらった、北区小山の珈琲焙煎店にオリジナル・スペシャル・ブレンドを買い出しにいった。 以前にこの日記にも書いたけれど、とにかく美男美女のご夫婦が頑張っておられる店である。
いつも500グラムを碾いてもらう。 たいてい、何の気なしの話をするんだけれど、急に寒くなった話なんぞしていて、クロッカスの話が出た。 え、クロッカス? そうなんですよ、鴨川に春の花が咲いていたって、さっきのお客さんがいうてはりました。 ほぉ なんででしょうね
それから夏の暑さで葉が枯れて落ち、それを冬の落葉と勘違いして咲いてしまった桜の話がでて…。
ねぇ ねぇ としかふたりとも言葉が継げず、話が切れた。 今日はカーキのジャンバーで立ち働く彼女の おおきにぃ という声を後に、大徳寺から、金閣寺をまわって帰宅。
そうか、クロッカスが咲いたのか。実はこの花は秋にも咲く。 だけど似合いの季節は春だよね。 秋の花は儚なげにみえるもの。
彼女が碾いてくれた珈琲はとてもおいしくて、昼下がりの光はとても暖かだった。 鈴木重子さんのブレス・オブ・サイレンスを聞きながら こんど鴨川に行こうと思った。
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