今日は意識して「音楽」を消した。 CDはもちろんラジオもテレビもスイッチを入れない。 本当は新聞も見ない方がいいんだけれど、中田英寿が久しぶりに大活躍したので、その記事だけは見た。
音楽を消したのは、ちょうどマイコン内蔵の家電製品が、残留している微弱な電流でマイコン制御の動きが悪くなっていたりする時、電源プラグを抜いてしばらく放置しておくことがあるんだけれど、イメージとしてはそんな感じ。
すると街の音や家の音、風の音、人の声などに対して耳がとても鋭く反応する。 その感覚が好きだ。 それから読書や文章を書いたり、という行為への没頭の度合いが深くなる。そのぶん疲れるけれど。
疲れたら、最後の最後に音楽を聴けばいいわけで、とにかく音楽漬けの耳を解放してあげた。
ぼくはこれまで音楽を聴きながら書く、ということがほとんどだったけれど、それもやめることにした。 集中の問題。でも、集中しきっていると何が鳴っているかなんて、全然聞こえていない、というのも事実だった。
たとえば「光函」の校正や新原稿を書いていた時はどうか、というと何も聴いていなかった。だから、それを普段の書く作業にまで適用する、というだけ。
音楽に対してももっと味わい方が変わるんじゃないかな。 そんな気がしている。
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