| 2004年08月22日(日) |
パオロ・ベッティーニ |
アテネ・オリンピックの自転車競技。トラックのチームで日本初の銀メダル!! 初めて競輪選手がきっちりと強化合宿ができた成果です。 ほんとに、競輪協会も少しは考えてほしい。この合宿の間、三人のプロは無給になる訳ですからね。機材とか合宿の費用はもちろん自転車競技連盟が負担するけれど、レースに出場して生活費を稼いでいる彼ら、今まではだから合宿はおろか、そのために休むことさえできなかったんです。
やっと、若手の熱意に押されて休むことは許されたものの、「無給」。彼らは実質「自費」で頑張ったんですから。もし、競輪の協会が「競技」としての自転車レースにもっと理解を示してくれていたら、もっとこれまでメダルは獲れたでしょう。
それはさておき、ぼく自身の趣味でもある自転車のロードレース。こちらはもう全然駄目。歯が立たない。若い頃からヨーロッパで転戦する以外に強くはなれないみたいです。レースの数が圧倒的に少ないし、道路を走る環境そのものが日本は厳しいですからね。
ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリア。それにクラシックレースなんかをテレビ観戦していますが、アテネ・オリンピックのロードレースも放映されました。
アテネ市内の周回コースをぐるぐる約200km。暑さが半端じゃなくてリタイア続出のなか、優勝はイタリアのパオロ・ベッティーニ!! 日本にもなじみの深い人です。使っている機材がシマノという縁もあるけれど。日本で行なわれる国際レースでもいい走りをていた大ベテランです。
今年はベルギーのクィック・ステップというチームに所属し、ツールではエースの山岳王ヴィランクのアシストとして献身的な走りをしていました。 このチームはヴィランクはフランス人、ベッティーニはイタリア人、ほかにもベルギー人がいるというヨーロッパ混成部隊のようなチームでした。
オリンピックはもちろん国別の闘いになります。 ちなみに、イタリアのナショナルチームのユニフォームはどんな競技でも「ブルー」が基調で、サブとして「ホワイト」を使います。 自転車のは今年は「ホワイト」。パンツにブルーがデザインされていてシンプルでとてもお洒落なユニフォームでした。 それをまとったベッティーニの快走。まるでツールでの働きのご褒美のようでしたね。
ベッティーニは背が低く細い体です。ロードレーサーはなにより瘠せていることが要求されます。瘠せていてなおかつ心肺能力はたかく、筋力も要求されます。レースの流れを読むクレバーな頭脳も。 日本人と体型的にはほとんど変わらないんですよね。 自分の体にあった独特のフレームのスケルトンや鋼のような肺と心臓を作り上げるメソッドなど、見習うところはおおいと思います。
そして、なにより自転車に乗っていることが何よりも好きだということですね。
ちなみにシドニーのゴールドメダルだったウルリッヒは今回はドイツチームのエースでしたが、3位までには入れませんでした。 日本人は田代さんが57位で完走というリザルトでした。
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