散歩主義

2004年03月02日(火) フィラデルディフィア

アカデミー賞の季節に合わせて、BSで過去の受賞作の公開が一挙に始まりました。
今日の放映は「フィラデルフィア」。
とにかく、ぼくにとってこの作品は数ある受賞作のなかでベスト1なのです。

なんといってもトム・ハンクスの鬼気迫る演技が凄い。そしてデンゼル・ワシントンも素晴らしい演技をしています。

エイズと死…。死の間際に「準備はできたよ」と語りかけるハンクス演じるアンドリューの顔を、食い入るように見ました。
最初見た時は、とても見ていられなかったのだけれど、2回目からはハンクスの渾身の演技を逃すまいとしています。今日もじっと見ていました。

エイズに対する偏見を打ち砕く人の「良心」。相手を信頼するということの素晴らしさ。美しい家庭の絆、仲間の心。
そして死を見つめる人間…。フォーカスすべきポイントはいくつもあります。

ところで、この映画は音楽が素晴らしい。後半、死期を悟ったアンドリューがパーティーの後、デンゼル・ワシントン演じる弁護士にオペラを聴かせるシーンがあるのですが、このアリアがもう、とんでもなく突き刺すように響きます。

マリア・カラス!!

この人の声は、ほんとうに凄いですね。


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