散歩主義

2003年12月22日(月) 詩人 ディヴィッド

昨日から、気持ちが上滑ってるなと感じて、さらにそれを深刻に感じると、
この人の歌にたどり着く事が多いんです。

ましてや、原稿をまとめている時に、耳を傾けるにはいちばんかもしれません。

英語の歌で、詩人の息吹きを感じたのは、イギリスではヴァンダーグラーフジェネレイターのピート・ハミル。そしてブリリアント・トゥリーズ以降のディヴィッド。
アメリカでは同じディヴィッドで、トーキン・ヘッズのデヴィッド・バーンにも感じた。もちろんパティ・スミスも。

昨日からCDボックスをひっくり返して出してきたディヴィッド・シルビアンの何枚かのアルバムを聴いてます。
「ひたむきさ」。「この角度」での。

この人の声は、少し癖があって習慣性があるんです。耳に残る。
詩のアイデアの多くは当初、イーノやボウイの習作という感じはあったけれど、素早くそこから抜け出して、彼らしい世界を創り出しています。

ストイック。まるで修行僧のよう。
で、「あの」美貌のまま、いい感じで年をとりました。

まるで催眠術のようなフィリップのギター、神経質なビル・ネルソンのギター。それらをバックに呟くように歌う。
かれはやはり詩人です。
ぼくが聞くかぎりでは、ジョン・ハッセルのトランペットといちばんマッチしているように思えますけれど。
歌に「空」ができるから。

久しぶりに聞いた、フィリップ+シルヴイアンの「ダルシャン」。
「気」の転換にはやはりうってつけでした。一つ間違えたら熱が出るかもしれない曲だけど。

デヴィッド・シルビアンの生活と意見には、自分でなにかを制作する上でおおきな励ましがあります。

明日はもっともっとできるはず。

ではでは。


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