散歩主義

2003年09月14日(日) 少し涼しくなりました。ワイエスのことなぞ…

まだ昼間は30℃を越える気温ですが、日陰に入ったら、おや、と思うほど涼しかったです。そして夜も。
がんばっていたツクツクホーシもだんだん鳴かなくなって、秋の入り口がちらりと見えてきました。

秋の花…秋明菊なんてどうかな、と思ったけど今だ手にしていません。
とりあえず野菜のブロッコリー先行のまま、咲き出した秋の薔薇の手入れに追われています。虫が多くて。

虫といえば京都の桜に異変です。異常気象のためか毛虫が大量発生。葉がなくなり、季節を勘違いした一部の木が咲き出してしまっています。
それも御所の桜。春が心配されています。

さて秋の花、なんにしようかな。緑の葉ものにしようかとも思ってます。

ところで、ゴザンスの「800字小説」で、アンドリュー・ワイエスのことを書きました。アメリカを代表する画家です。テンペラもあるけれど水彩画が素晴らしい。
大好きな画家のひとりです。
日本でも根強い人気があるため、ワイエス展はしょっちゅう開催されています。

スーパーリアリズムといわれる手法、実は光のデフォルメが見事なのと構図が抜群なんです。身近な風景や人物ばかりだけれど、その語りかけてくる深さは大変な豊穣さを含んでいます。
哲学的な絵であり、強烈にぼくを律してくる絵です。
リトグラフが一枚あれば生活は変えられ、支えられるでしょう。それほどの力を秘めた作品だと思います。

静でいること。身の回りを見つめること。ワイエスの絵には教えられることが多いです。
なにより大切なのは、愛情ぶかくいること。

ワイエスにこんな言葉があります。

…私は、ある人の芸術というものは、その人の愛が達する深さと同じところまでしか行けない、と思っています…

大事にしている言葉です。





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