散歩主義

2002年12月24日(火) EVE

いい天気になりました。穏やかなイヴです。

昨日、吉行淳之介全集の第15巻が届きました。いわば番外編の最終巻です。
早速、読んだ事のない詩を読みました。鋭い。詩的衝動が出口を求めてラッシュしているかのような詩。独特の風景がアタマに喚起されます。

この本には氏がかかわった文学賞の選評が全て収録されています。
吉行さんは村上春樹氏を強く推していたのですね。はじめて知りました。だけど、こないだの藤井貞和さんのお話ともリンクしますが、李良枝さんをとても高く評価されていました。今更ながら若すぎる急逝が残念です。
彼女の作品を読みたくなりました。

吉行さんの作品で覚えのないタイトルが第4巻にあって、しかも解説が荒川洋治さんなんでこれが欲しいんですが、高いんですよね。だけど本はこれから高くなると思います。高くしないとたぶんペイできないんですよね。在庫を減らすために限りなくオンデマンドに近づいていく気がします。

ところで全集。宮城まり子さん宛の書簡のうち、吉行氏が焼却しなかったものがまとめられています。人の手紙を読むのはいやなので、ここだけはすっとばしています。22歳ぐらいまでの初期作品もまとめてあります。やはり吉行さんの散文はいいです。ていねいに読みたいです。

さてさて、わたくし、でありますが「ゴザンス」のテーマにあわせたものを書きました。テーマは「成人式」。式そのものは出たことがないので、成人についてのイメージを書きました。自分が「なにもの」かとして社会に出た時が成人と思っているので、そのように書いたつもりです。
年末のもう一つのテーマ。「2002年」。これももう一息。自分個人はとてもシンプルに過ごしたので、書くことがあまりありません。そんなことなどを書くと思います。


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