寒い朝です。 昨日、また髪を短くしました。ますます「高原」(コウゲンじゃないよタカハラだよ)してます。というか、ほとんどスキンヘッド。
昨日の華雪さんのコラムは「葡萄の色」のちいさなお話。ちいさいころ水彩画を習っていた華雪さんは、ある日、課題の巨峰を描くのに困っていました。 その時に先生がアドバイスした色は…。
最近、その先生の絵が展示されているというのである図書館に赴いた華雪さんは、先生描いた「たけのこ」の絵に同じ色を発見し、子供時代の記憶が色を通じて呼び起されたのでした。
その色はオペラというピンク色。例えば巨峰といえば藍色ですが、そこにこのピンクがさっと入ることでとても鮮やかになる。「たけのこ」の絵でさえとてもみずみずしく見えるのです。
これをこうやって、字で書いていると、嘘っぽいでしょう。葡萄にピンクなんか、ましてや、たけのこにピンクがあるかよ、と思うとのではないでしょうか。 でも、あるのです。 たぶん、見えない色を含めてあらゆる色彩がモノには秘められていると思います。
光と水と空気と隣にあるものなどで色は変わります。いつどこでどう見るか。 色の豊かさと移ろいやすさはともにあるものなのでしょう。
翻って、自らの言葉の場合、光源は外ではなく自分自身にあります。色でも感情でも、それらを表す言葉は自らが輝かさなければなりません。 それを突き詰めていくこと。
自分の色を表現すること。画家も詩人も似たところがあるのかもしれません。 ちなみに、ぼくの好きな赤はクリムゾンです。ウルトラマリンという言葉にはぴんとこないけれど群青という色は大好きです。
オペラというピンクも好きになりそうです。
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