| 2002年12月10日(火) |
「北部では雪、中部・南部の山沿いでも雪がちらつくでしょう」 |
これは、近畿地方の天気予報で使われる表現です。 北部というのは兵庫県北部、京都府北部、福井県嶺南、滋賀県北部をさします。 中部は京都府南部、兵庫県南部、滋賀県南部、大阪府、奈良県北部。 南部は和歌山県、奈良県南部。
これに三重県と徳島県、香川県までをカヴァーしてます。 さて、この京都府北部と南部の境というのが微妙なんですね。たぶん気象台では線引きされているんだろうけれど、山から下に下りたところが京都市なんで京都市の北部に線があるという人と、もっと南だという人がいます。
実際、京都市というのはかなり北部まで行政区分を持っていて、八瀬・大原・鞍馬・から中川・小野郷といった北山の奥まで京都市なのです。 だから市内でも全然天気が違います。 大きい街、例えば東京とか、大阪も違うだろうけれど、京都の場合は冬がとても特徴的。日本海側と太平洋側の境になっているんです。
分水嶺はかなり北です。堀越峠のあたりかな。下れば福井県というところ。そのあたりは昔の国名で言うと「丹波」です。京都市にいる人は「丹波」は北部、といいます。大原や鞍馬の人もあっちを「北部」と言います。まぁ、大して変わらへんと思うんですが…。
昨日、今日と碁盤の目の市内上空でくっきりと北部・南部が切れているのがわかります。寒波が強いとこうなるのです。 大阪の方はずっと晴れています。市内の真中ぐらいから北はチャコールグレーです。関西の私鉄のうち京阪と阪急に乗るとよくわかります。京都の方は灰と黒の混ざった不吉な空をしていますから。
さっき、雪がちらつきました。今は真っ青です。風が冷たくて、自転車に乗っていると少し痛くて、気持ちいいです。 ジャンの膝の薬を貰いに走ってきたのです。ジャンのかかりつけのお医者さんは十条という京都の南部におられます。伏見まですぐのところ。 そのあたりも今日は北部に仲間入りのようでした。
冬ですね。何もかもが透きとおっています。
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