周回遅れに気をつけろ!
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2004年06月03日(木) |
INDY観戦記(その10) |
前回の続きです。 写真はクリックすると560×420の大きいサイズが見られます。 ****************************************
サーキットに到着して約12時間後、 観戦記を書き始めて約1ヶ月後(笑)、 いよいよレースの始まりです。 ツインリンクもてぎに詰め掛けた76000人の観客の目が ローリングスタートでの駆け引きに注がれたのですが、 我々の席からはよく分かりませんでした。(泣) だって、2コーナーの攻防が全く見えないんですもの。 これだから(以下略)
そんな状態ですから、場内アナウンスが頼り。 F1では、目の前をマシンが通過している最中は 場内アナウンスは全く聞こえなくなるのですが、 INDYマシンのエキゾーストノートが低音のせいか 思いの他場内アナウンスが聞き取れて、 順位の変動を知ることができました。 もちろんF1同様、上位の攻防はサーキットビジョンで 映し出されていますけどね。
予選4番手で注目の松浦クンは、 スタートでいきなりひとつポジションダウン、 ブービースタートの虎之介は、いくつか順位を上げたようです。
さて、ここからは200周の長丁場。 せっかく前の席ががらりと空いているので、 一番前まで行って、時速300km超で通過するマシンを しばらく眺めることにしました。
一番寄った写真でこのくらい大きく撮れるのですから、 コースとの距離は近いと言えるかもしれませんね。 (構図が変なのは気にしてはいけません。) ちなみにドライバーはルーキーのマーク・テイラー(英)。
エンジンカウルが奇妙な形をしていますが、 これは今年の第1戦から第3戦までの暫定仕様。 これまで3500ccだったエンジン排気量を 今季第4戦インディアナポリスから3000ccに変更するため、 その前段階処置としてインダクションボックスに穴を開けて パワーを抑えることにしたらしいのです。(格好悪…)
もてぎが3500ccエンジン最後のレースということで、 このエンジン音も聞き納め…って私は初めて聞いたんですが、 F1の甲高いエキゾーストノートを聞き慣れていますので、 INDYマシンのエンジン音は、何だかもの足りません。
最高回転数13000rpm、675馬力、というスペックだけ見れば、 今年のメルセデスエンジンでも勝てそうじゃん(こら) と言う感じですが、INDYはV8エンジンでしたね。 F1では97年までV8エンジンが使われましたが、 性能的にはこの数値以下でしたでしょうか? ティレル025・フォードとミナルディM197・ハート。 見た目に遅く、エンジンも回っていなかったような…。
…と、なぜかF1の話題に脱線したところで、
<つづく>
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