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2004年01月23日(金) |
『ロード・オブ・ザ・リング SEE版』を観た。 |
| 監督:ピーター・ジャクソン 出演:イライジャ・ウッド ショーン・アスティン イアン・マッケラン ヴィゴ・モーテンセン オーランド・ブルーム イアン・ホルム ケイト・ブランシェット 原作:J.R.R.トールキン
原題:THE LORD OF THE RINGS “THE FERROWSHIP OF THE RING”
2001年/アメリカ映画
東劇にて鑑賞 |
SEE版とはスペシャル・エクステンデッド・エディションのこと。 DVDに収録されていた劇場未公開シーンを加えた、 言わばディレクターズ・カットや完全版のようなものです。 全国5ケ所の劇場のみで各2週間の期間限定公開、 その第1作目を観に行ってきました。
東京での上映は東銀座にある東劇。 最終回の開映時間が6時20分と、他の4劇場より早いのはなぜ? あと10分遅いだけで移動が楽になるのに・・・。 定時後、駅までダッシュしないと間に合わないんですもの。(困)
それはともかく、肝心の未公開シーンの長さは、 過去上映された他の作品のディレクターズ・カットや 完全版の比ではなく、たっぷり30分もありますので、 このSEE版の上映時間は実に3時間25分になります。(長っ!)
1本の作品としては長くはなりますが、映画としては、 やはりこれが本来の形かなとは思います。 公開版を観た時は、元々のストーリーが大きいので、 エピソードの連続となり、展開を急いでるなぁという印象で、 ストーリーが頭に入りにくい感じがしていました。
確かに未公開部分はカットしても支障がないシーンが大半ですが、 エピソードの合間に小休止を入れて、 観る側に情報整理のための時間を与えているので ストーリーをより理解しやすくなっていると思えます。 そういう意味あいでは、必要なシーンと言えるでしょう。 またカットされた部分の多くは人物描写に関係するシーンなので、 その部分によってキャラクターの膨らみが増すのは、 他作品のディレクターズ・カットや完全版と同様です。
正直、未公開部分を加えることによって、 ここまで良くなるとは思っていなかったので、 思わぬ拾い物をした気分です。 これは『二つの塔』のSEE版も観に行かなくっちゃです。
あ、また駅まで全力疾走しなくちゃいけないのか・・・。
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