周回遅れに気をつけろ!
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2003年10月22日(水) |
朝っぱらから本末転倒(その2) |
昨日の続きです。 ***************************************
急行通過待ちのため停車中の電車に乗り込み、 やれやれ汗はかいたが間に合ったよと ほっと一息ついた私。 電車の出発まで、あと2分はありそうだ。
この時間帯の京急線の上り電車は、 見事なまでにぎゅうぎゅう詰め。 しかし、発車ベルが鳴る直前までは、 無理に車内に体を押し込んではいけない。 発車直前までは、あえて体が完全に 車内に入った状態にしないのが ちょっとしたポイントだ。
ここはもうこれ以上入れない程いっぱいですよ、と 後続の乗車客に何気なくアピールして、 この扉からの乗車を遠慮してもらい、 少しでも人口密度の緩和を計るためだ。
しかし、残念ながら今日は、 この作戦を見事に撃ち破られ、 私は車両の奥へと押し込まれたのだった。
発車まであと30秒程になった頃、 ふと頭から血の気が引いていくのを感じた。 いや別に、何か身の毛もよだつ恐ろしいものを 朝っぱらから見たというのではない。 文字通り、貧血状態に陥りつつあるようなのだ。
朝風呂に入って体温が上昇しているのに、 クールダウンの間もなく、そのままさらに 駅までダッシュしたものだから、 正に「お台場デモラン&ドーナツ3回転のTF103」状態。
さらに、前車に近付き過ぎて ラジエターに空気が当たらないがごとく、 フレッシュエアを確保できない 満員電車に押し込まれた私は、 体内オーバーヒートを起こしたということか?
さしずめ『時間差湯当たり』とでも言えようか。 って、悠長に名付けている場合ではない。 場当たり的人生の私だが、人知れず湯当たりらしきで 貧血というのも我ながら情けない。
・・・という、みっともないピンチを迎えて 明日に続くのであった。
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