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2003年08月10日(日) |
ワンダーランドマーケット(ルーベンカイザー) |
昨日の分の続きです。
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1977年10月から放送が始まった『激走 ルーベンカイザー』。 そのマシンのスタイリングは、 1976年デビューのティレルP34の影響はバレバレ。 「タイレルが前4輪なら、アニメは後4輪にしちゃおう!」 っていう安直なアイデアだったんだろうけど、 当時のF1情報事情からして、制作スタッフは、 まさか本当にウィリアムズがこのマシンのような リア4輪の6ホィーラーを開発していたことは さすがに知らなかっただろうね。 (レギュレーションで禁止されたので実戦投入されず。) それにしても、この形のどの辺りに 「日本の航空機設計チームのリーダー」であった ゲオルグ氏の空力処理が?(笑)
作品内のレースがどういう設定のものだったか分からないけれど、 パッケージには結構現実的なスペックが記載されている。
全長・・・・・・・・・・2450mm 全高・・・・・・・・・・950mm ホイールベース・・・・・2450mm トレッド(前)・・・・・1450mm (後)・・・・・1480mm エンジン・・・・・水平対向12気筒 総排気量・・・・・・・・2995cc 最大出力・・・550ps/13000rpm (※全長の数値は間違いだと思われる。)
1976年デビューのフェラーリ312T2も 水平対向12気筒エンジン(2991.8cc)。 そのスペックは、最大出力 500ps/12200rpm。 微妙にフェラーリより上に設定したってこと?(笑) ホイールベースは312T2より110mm短く、 トレッドは312T2より20〜30mm広い設定。
参考までに昨年のチャンピオンマシン フェラーリ F2002のスペックは
全長・・・・・・・・・・4490mm ホイールベース・・・・・3050mm トレッド(前)・・・・・1690mm (後)・・・・・1605mm エンジン・・・・・90°V型10気筒 総排気量・・・・・・・・2997cc 最大出力・・・850ps/18000rpm(くらい?)
ところで、この[ルーベンカイザー]って チーム名やマシン名なのだろうか? リアウィング等にもしっかりロゴ入ってるけど、 車体にチ−ム名やマシン名が入ってるのって、 参戦末期のティレルや、今シーズンのジョーダンみたい。 スポンサーが少ないチームのカラーリングの賑やかし。 チーム経営が厳しいのか?[ルーベンカイザー]!?(笑) 実はベネトンみたいに[ルーベンカイザー]が メインスポンサー兼チームだったら、褒めて遣わす。(こら)
エンブレムはペガサスで、 (正確には『ペガサス』じゃなくて『スカイ・ホース』) 赤基調のカラーリングといえば、 当然フェラーリを大きく意識したのだろうけど、 まさか20年以上前に、現在のフェラーリ体勢を 予告していたとか?
スペルは[LUBEN KEIZER]と違うけれど、 [ル−ベン]と言えば[ルーベンス・バリチェロ] [カイザー]と言えば[皇帝 M・シューマッハ] おおっ!正に現在の最強フェラーリを支える 二人のドライバーと符合が合う!
・・・と、ノストラダムス大予言の研究者達が 近々発表を行なうと言う噂も耳にします。(大嘘)
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[ルーベンカイザー]に絡む話は続きます。
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