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2002年09月06日(金)  『ウインドトーカーズ』を観た


監督:ジョン・ウー 出演:ニコラス・ケイジ、クリスチャン・スレーター
ワーナーマイカルみなとみらいにて鑑賞


『フェイス/オフ』でニコラス・ケイジと組んで、
彼がどういう役だと生きてくるかを掴んだのか、
心を閉ざし自暴自棄になった“ジョー”という今回の役柄は、
あまりにもニコラス・ケイジのハマり役。
やっぱり、かっこいい刑事などの役より
こういうニコラス・ケイジの演技の方が、私は好きだなぁ。

『ブロークン・アロー』で脇役だったスレーターは、
ニコラス・ケイジと同じ任務を任されるという役所ながら、
やっぱり今回も脇役。
ニコラス・ケイジの顔のアクの強さ(笑)に負けたのか、
ちょっと目立たなかったかも。

二人の任務は暗号コード通信兵のナバホ族を守ること。
その通信兵役の二人は戦地で異彩な存在感を放ち、
戦場に相応しくないその表情が、印象的だった。
スレーターもしかして負けてるかも・・・。

今回は、ジョン・ウー監督お得意の
活劇の銃撃戦ではなく、戦争での銃撃戦。
いつものような過度な演出はリアリティを削ぐため、
どんな作り込みをしてくるかとやや不安だったが、
いきなり冒頭のシーンから驚かされた。
思ったよりは迫力あったかも。
でも『ブラックホーク・ダウン』ほどの緊張感はなかったかな。
敵兵は1発で死んで、味方は2、3発までは大丈夫、
敵兵の銃弾は足元をかすめ、味方の弾はほぼ全弾命中
という演出は相変わらずだけど・・・。(笑)

戦争に勝つ為に、苦楽を共にした友兵までも殺さねばならない。
信じた相手を裏切り、裏切られる、戦場での悲憤。
その生死さえ不明なまま、異国の土となる多くの兵士。
称えられ、語り継いでくれる人がいるだけ、
ジョーは幸せだとも言えるだろう。(主人公だからね)

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映画の話以外の今日の出来事。

午前9時少し過ぎた頃。
仕事を始めて、いわゆるようやくタイヤが暖まってきた頃、
仕事中はワン切り以外では鳴ることのないケータイが鳴った。
誰から?と表示を見てみると実家のケータイからだ。
こんな時間に何の用だろう?
と、悩んでいる間に切れてしまった。
せっかくかけてきたのに、留守録に何も言わないでなぜ切る?

こんな事は珍しいので、実家のケータイにかけ直してみたが、
留守番電話サービスに繋がってしまった。
今かけてきたばかりなのに、どゆこと?
留守録に「電話した? 何か用?」とふきこんでおく。

そのまま10分くらい待ってみたが、音沙汰がない。
まさかとは思うが何かあったのか?
不安になった私は、雨が降りしきる中、
歩いて5分かかる公衆電話まで行って、
自宅の電話の方にかけてみる。
こちらは留守録にすらならない。

おいおいマジかよ。
公衆電話から戻る途中、
妹が何か知ってるかを尋ねようとした矢先、
実家のケータイから電話がかかってきた。
母からだった。
ちょっとドキドキしながらその声に耳を傾ける。

母「ねえ、さっき電話した?」
私「はっ? してないよ。 何?、何かあったの?」
母「さっきケータイが鳴ったんだけどね、
  このケータイの番号知ってるの、
  あなた達(兄妹)だけじゃない?
  だからどちらかが電話したのかなぁと思って・・・。」

母よ、そんなの着信履歴見れば分かることじゃん。
ちゃんと登録してあるんだから・・・。
いい加減操作方法憶えようよ。
しかも、多分それは今思いっきり話題になってる
ワン切りってヤツだよ。
新聞の記事など読んでないのか?

あ、もしかして母がケータイの
操作方法知らなくて助かったのかな?
下手に返信リダイアルの操作知ってたら、
今頃大事になってたかも・・・。(苦笑)


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