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2006年01月31日(火) 会社を辞めてきました

本日、1月31日付で、6年1ヶ月に渡って勤務していたコンサルティングファームを退職した。
ファーム(事務所)なので、「退職」というよりも、「出所」といったほうが気分的には近い。
刑期を終えて、ようやくの「出所」である。

6年1ヶ月と、中途半端な勤続期間であることには理由がある。
退職金の算出方法が1ヶ月単位は1年への切り上げ計算なのである!
1ヶ月だけ余計に勤務しておけば、1年間分の退職金を割増でもらえる!
6年1ヶ月でも7年間勤務したことになるのだ。
かなりセコイ感じがしなくもないのだけれど、実際には結構な金額だ。
他にも有給休暇の未消化分の買取ワザなどの裏テクがいくつかある。
就業規則は隅々まで読んでおくもんだなあ。

退職手続きが終わったとき、僕は妙に晴れ晴れした気分になった。
僕は会社を辞めるに際して、ちょっとは感慨深くなったり、感傷にふけったりするのだろうか、と思っていたのだけれど、実際は違っていた。
身体が軽くなったような感じで、思わず笑ってしまいそうになった。
それだけ戦略コンサルタントという職業を続けることに疲れていたのだろう。

退職手続きは淡々と、あっという間に終わった。

中国のシェアードサービスセンターから届いた退職書類一式を持って、僕がいた場所とは異なるビルにある人事の窓口に行く。
人事の人は、手馴れた手つきで、お役所の窓口的に、書類をささっと確認、不備はありません、とのことでものの2−3分で退職手続き完了。
次に、会社から貸与されたパソコンを、窓口に返す。
機材一式を確認してもらうだけなので、これは1分で完了。
最後に、非接触ICカードの社員証を返却。
これは本当に渡すだけで、3秒でおしまい。
受け取りのサインすらなし。
合計5分足らずの手続きで僕の退職手続きは完了した。

さて、と。
これで僕も晴れて立派な無職だ。

・・・数時間だけだけど。

明日からは、また新しい会社で働く。
よーし、明日からは心機一転、「のんびり」働くぞ!

P.S.
会社の皆さんには退職のご挨拶メールは配信しませんでした。
だって、現役社員よりも退職していった人たちのほうが知り合いが多いんだものwwww。
と、言いつつも、お世話になった方、ありがとうございました。
「出所」の日まで、がんばってください。
「健康には気をつけてね」と言いたいけれど、どうせ倒れる人(大半の人)は倒れるので、無駄なことは言いません。




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