斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2005年10月10日(月) |
また一歩、ジャック・バウアーに近づいた |
何とか「24」シーズン3を見終わった。 僕は、このてのわかりやすいハリウッド系ドラマや映画が大好きだ。
大昔、関西ローカルで「部長刑事」というどんな事件でも30分以内で解決される刑事番組があった。 30分番組なので、30分以内にどんな難事件でも解決されてしまう。 関西の小学生のなぞなぞの定番だった。 Q;「世界で最も優秀な刑事は?」 A;「部長刑事」 理由;「どんな事件でも必ず30分で解決するから」
「24」も同じく、24時間以内にどんな事件でも解決する。 逆に言えば、事件が解決されたかに見えても、24時間経たなければ事件は解決しない。 ドラマがはじまって、4時間めくらいで、事件が解決しそうになっても「まだ20時間残ってるぞ」。 24時間ジャストで事件が解決されるからこそ「24」なのである。 「事件はリアルタイムで起こっている」。
三連休を利用して、「24」のDVDを借りて観るつもりだったのだけれど、テレビ番組情報誌を買ったところ、地上波で観る事ができることがわかった。 僕は、番組改編時には、HDDレコーダーの予約録画の更新を行うので、年に4回だけテレビ番組情報誌を買う。 オタ度が最も高いのはTVブロスだと思うのだけれど、コンビニにはTVブロスがなかったので、他の雑誌で我慢。 っていうか、現在存在する一般誌で最もオタ度というかサブカル度の高い雑誌はTVブロスだと思う。 普段のテレビ番組表はEPGでじゅうぶんなので、TV番組表のないTVブロスが発行されてれば毎号買うのにな。
僕は、小学生の頃、ジェームズ・ボンドになりたかった。 ショーン・コネリー時代のジェームズ・ボンド。 だから、普段着けている時計がジェームズ・ボンドと同じロレックスのサブマリーナなのである。 ピアース・ブロスナンは、オメガのシーマスターだけど、僕はショーン・コネリー世代なので、サブマリーナなのである。 ちなみに映画で影響を受けて買ったモノとしては、MI2でAudiTT(当然タイアップ)とか、Matrix ReloadedでDucati(これも当然タイアップ)とかがある(この辺りの精神構造はアニメのフィギュアを買っている人たちとあまり変わらない気がしないでもない)。 僕はプロダクトプレースメント広告に素直に従う良い消費者である。
で、「24」。 ジャック・バウアーと言えば、「電話」である。 カロリーメイトのCFで、ジャック・バウアーはBluetoothのヘッドセットらしきものをつけている。 が、今回放映されたシーズン3ではワイヤードのイヤホン型。 CFでつけているヘッドセットはCTUの内部でスタッフがつけているモノのようであった。 シーズン3で、ジャック・バウアーがカロリーメイトのCFでつけているヘッドセットをつけているシーンはなかった。
しかし、僕は「24」のマネをしなくてはならない。 CTUの内線電話の機種は、偶然にも僕のオフィスの電話と同じ機種であった。 CISCOのIP電話。 CTUはIP電話を使っているのだな、と、どうでもいい事に気づく自分が悲しい。 タブレットPCも「カートに入れる」ボタンを押す瞬間までいってしまった。
今回は、我慢して「携帯の着メロをCTUの内線と同じにすること」にした。 会社の電話機は同じ機種だが、着信音がちがーう。
「ぷっぷーっ、ぺーぽー」。
あの音が必要だ。
会社の電話は公衆電話みたいにオフィス内に置いてあり、僕専用ではない。 名刺に記載されている僕の直通番号と代表番号は携帯電話に携帯電話に転送されるようになっている。 「トウモロコシに投資しませんか?」とか、「マンション買いませんか?」とか、「ナスダック上場企業(株価1ドル割れ)がDirectorを探しているが興味はないか?(英語で電話してくんな、オフィスで英語で話したら目立つだろっ!)」。 僕は代表転送電話を着信拒否にしようとしたくらい、アホ電話がじゃんじゃん携帯電話に転送されてかかってくる(僕は代表電話からの転送には出ないことにした)。 オフィス内の電話は専用電話ではないので、着信音をCTUと同じにしても意味なし。 携帯電話の着信音をCTUと同じにすることにした。
僕は3台の携帯を使用している。 PDC1台、FOMA2台。 Premini、F900iC、M1000。
CTUの内線着信音を探す。 ググってみたらすぐに見つかった。 MIDIとMP3。 F900iCとPreminiにはMIDIファイルをぶち込む。 M1000には、MP3ファイル。
「ぷっぷーっ、ぺーぽー」。
おおお、CTUだ。 3台とも着メロがCTUになった。
また一歩、ジャック・バウアーに近づいた。
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