斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2005年03月20日(日) |
相変わらず不眠症が改善する兆しがない |
相変わらず不眠症が改善する兆しがない。
僕の場合、何かが原因で不眠症に陥ったのではなく、生来的なものである。 職業的に3時間程度しか眠らない、という生活を何年も続けてきて、さすがにヤバいだろう、ってことで一年くらい前から睡眠薬を処方してもらい、医師の治療を受けている。
現在服用しているのは、マイスリーとサイレース。 マイスリーは超強力でドカンと眠くなる。 ハルシオンの強力版。 代謝時間は2時間と短い。 サイレースは効き方はマイルド。 一錠につき代謝時間は4時間。 二錠飲めば8時間眠れる。
僕は夜、寝る前にマイスリーを一錠とサイレースを2錠服用する。 マイスリーで寝付き、サイレースで途中覚醒を防ぐ。
これで何とか8時間程度の睡眠時間を得ることができる。
クスリだけでは、イマイチ弱いので、羽布団、トゥルースリーパーの敷き布団、枕に羽根布団と重装備。 目覚まし時計も音だけではなく、光で目覚める方式の目覚まし時計である。 この目覚まし時計は、設定時間の30分前から僕の顔に弱い光を照射しはじめ、設定時間になるとまぶしさが最強になる、という代物だ。 この目覚まし時計は当初は、効果を見せていたのだけれど、だんだん僕の身体が防御反応を示すようになった。 まぶしくなると、無意識のうちに布団をかぶって光りを防いでしまうのである。
僕の睡眠障害は重度の鉄板なので、二週間に一度は病院通い。 病院に行くのは、処方箋をもらう事だけが目的である。 治療もカウンセリングもない。
「どうですか」 「変わりません」 「じゃあ、いつもので」
問診10秒。 マイスリーは一回に2週間分しか処方されないので、2週間に1回は処方箋を貰いに病院にいかなくてはならない。 めんどくせー。
翌日に早起きする必要のない金曜日の夜などに、睡眠薬なしで眠れるかどうか、何度か実験をしてみた。 見事に眠くない。 朝まで起きている。 僕は睡眠薬なしだと、2−3日くらいは眠くならない。 徹夜なんて、日常的。 睡眠薬なしだと、普通に朝まで起きている。
一般的には、何らかの精神的な原因があって不眠症になりそうなものなのだけれど、僕の場合、ほとんど生来的。 不眠を自覚したのは、小学校4年生のときだ。 不眠の原因は生まれつき、としか言いようがない。 ずっと起きていても脳のテンションは下がらない。 疲れる感覚もない。
脳は疲れないのだけれど、自律神経は持たない。 眠らない生活を続けていると、まっすぐ歩けなくなったり、心臓がばくばくしたり、手に発汗が起きるようになる。 脳より先に自律神経が根をあげる。 なので、眠くなくても無理矢理に睡眠薬を使って眠らなくてはならない。 脳は平気でも身体が持たない。
疲れを感じず、ウルトラハイテンションでも、まっすぐ歩けなくなったりする。 一年前から不眠症対策の治療を続けているのだけれど、体質的には改善の兆しはない。 マイスリーとサイレースのカクテルで人並の睡眠時間は確保しているものの、これらの睡眠薬が切れたら最後、僕は2−3日、眠らない。
はやくソルジャー向けの体質から普通の人間になりたい・・・。
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