斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2004年10月25日(月) |
マトモな日本語を書けない僕を支援するATOK |
最近の悩ましいことのひとつは、マトモな日本語が書けなくなってきた事である。 書けなくなってきた、などと書くと、以前は書けていたかのようだけれど、少なくとも学生時代は、国語の授業もあったので、今よりはずっとマシな日本語を書いていたのだろうと思う。
まず、漢字がまるで書けない。 ここ10年くらい、手書きの文字をほとんど書いていない。 手書きの文字を書くのは自分の名前と住所くらいのものだろう。 手書きで文字を書く機会がまるでないので、漢字が書けなくなっている。 現状の僕の漢字力は小学生レベルだろうな、と思う。
漢字が書けないのは僕に限ったことではなく、現代の社会人全般に言えることだと思う。 僕はブレストをする際、ホワイトボードを使用する。 ホワイトボードにガシガシとアイディアを書いていくのだけれど、漢字の部分をひらかなで書く。 僕以外の出席者も僕と同様、漢字が書けない。 薔薇とか醤油とか憂鬱といった難しい漢字ではなく、ごくごく普通の漢字でも詰まってしまう。 逆にパソコンを使った文章だと、勝手に変換されてしまうので、あまり使わないような難しい漢字を使ってしまったりする。
必要以上に漢字が多い文章は、悪文に繋がるのでやっかいである。 僕が人の書いた文章を修正する場合の多くは、漢字表記をひらがな表記に修正することである。 漢字が多すぎる文章は良い文章ではない。 僕自身も気をつけてはいるものの、常駐させた秀丸でガシガシと高速で文章を書くと、ついつい本来はひらかなで表記すべきところを漢字に変換してしまったりもする。 手書きでは漢字が書けないのに、パソコンで書くと漢字だらけの読みにくい文章になってしまう。
漢字が書けなくなり、それに伴って文章力も落ちてきた僕は、文章を書く際には「共同通信社 記者ハンドブック」を使用してきた。 パソコンの横には記者ハンドブックと電子辞書を常に置いている。
でも、書籍版の記者ハンドブックと電子辞書は何かと面倒。 いくら手許にあったとしても、いちいち調べる気はしない。
と、思っていたらATOK17に「明鏡国語辞典」、「ジーニアス英和/和英辞典」、「共同通信記者ハンドブック」がバンドルされたバージョンが発売された。 限定3000本の発売のようなので、速攻で注文。 インストールした。
インストールしてから何週間かが経過した。 う〜む。 文章表記はマトモになるのかも知れないけれど、文章自体のクオリティーが向上するものではないのだな、と当たり前の事に気づく。 時間を置いて、自分の文章を読み返してみると改めて、ひどいな、と思う。 もうちょっとマトモな文章は書けないのか、とWEBLOGのバックナンバーを読み返しつつ思う。
とりあえず、ツールでカバー可能なところはツールでカバー。
■ATOK 17 for Windows Professional http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002S2GP2/wwwjunokunoco-22 ■スタパトロニクスモバイル 拙者はこんなソフトで原稿書いてます http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/19071.html ■シャープ電子辞書 SHARP PW-A8100 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001HOWUG/wwwjunokunoco-22
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